ボヘミアン・ラプソディのレビュー・感想・評価
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才能ある人が早死にするのはもったいない
歌いたくなった
感涙。よかった。
今年最強の。
猫映画でした!
自宅で一人ぼっちのフレディにとって、猫は一緒に暮らす家族であり、音楽の出来を判断する評論家でもあり。
小首をかしげて、椅子の上から2匹そろってフレディを見てる猫たちが可愛かったです。
フレディの外観はあんまり似てないけれども、歌自体に本物の音源を使っていて、かつ内面からくる魅力を表現しようという演技が続き、段々本人が憑依したように思えてきました。
のこり三人があまりにもまんまで、どこからこの人たちクローンで仕入れてきたのよ、と思うことしきり。
ところで、バンドの結成から1985年のライヴエイド・パフォーマンスまでを描いているのが本作。
ライブステージの再現度がすばらしく、特に最後の21分は鳥肌ものでした。
歌に血が騒ぎ、鑑賞中に何度もともに歌いたくなる衝動にかられ、抑えるのが大変でした。
観終わったら、家でCDにビデオ、動画でクイーンを聴きまくって、歌いましたわ。
Now Queen Are Here
クイーンについては、にわかファンである自分にとってもクイーンと言えばLIVE AIDでのライブパフォーマンスがお気に入りであった。
そんなLIVE AIDでのパフォーマンスを物語のクライマックスに持ってきたあたりが個人的には最高に嬉しかった。
LIVE AID当日に向けての流れや本番直前の緊張感、さらには忠実に再現されたライブシーン等は観ていて涙が止まらない。
本作はクイーンを知らない方にもとても分かりやすくその魅力を伝えている作品であり、同時にフレディマーキュリーの物語もブライアンシンガー監督ならではの演出で見事に描かれている。
本作を観るにあたって強烈な個性を持っているフレディを他の役者が演じる事は単なる「ものまね」にしかならないのではと興ざめしてしまう不安もあったが、全くその心配はいらない程、違和感なく物語を集中して観ることができた。
音楽映画には数々の名作が存在するが、本作もまたその一本に入ったことは言うまでもない。
エンドロールが終わると拍手が沸き起こった。
フレディマーキュリーが稀代の歌い手だと認識はしていたけど、それを実感しました。クイーンなど、全く知らないであろう、後ろの席の男子高校生の軍団が、劇場が明るくなると、口々に「スゲ〜!」「カッケ〜!」と呟いて売店でクリアファイルを買ってる姿にニヤけました。
最後のライブエイドの歌声は圧巻で、本当にライブ会場に行ったような臨場感で鳥肌が立つような感動を覚えました。
第一声から圧倒的な歌声で人の心を掴むフレディは、誰にも真似できない。唯一無二。大音量でそれを聴ける機会はもう無いだろうと思う。是非、劇場で。しかもデカイ箱で鑑賞することをお勧めします。最後、本物のフレディが歌う姿に、涙が出そう。ファンでなくてもその歌声には魅了されるはず。
また好きになってもいいですか?
観終わってからずっとロジャーが歌う“ガリレオ”が頭の中でループしている。その“ガリレオ”から“ママミーア”までメロディが繰り返され、どうやってこの曲は終わるんだっけ?と悩みつつ、ドーンという心地よい響きの銅鑼で目が覚める。
クイーンの音楽に初めて触れたのは中学生の頃。ロックが大好きになり始め、ビートルズをとりあえず経験した直後に衝撃的な邂逅を果たしたのです。ビートルズ好きの友人から「おいおい、こんなバンドがあるぜ!凄いよ!」と紹介されたのだとうろ覚えではあるが記憶している。
3枚のアルバム「戦慄の王女」、「クイーンII」、「シアー・ハート・アタック」をカセットテープに録音してもらい、聞きまくった中3の頃。折しもクイーンが初来日した年に、僕たちは京都方面への修学旅行に行った。後で知ったのですが、ミュージックライフ誌にクイーンのメンバーが平安神宮で撮った写真が載っていた。なんと、僕たちが修学旅行で訪れた平安神宮の記念写真と同じ場所で撮ったものだ!日付を確認すると1日違い・・・こうしてクイーンとのすれ違いが発覚して、悔しい思いをしたのです。
その年、アルバム「オペラ座の夜」が発売され、「ボヘミアン・ラプソディ」が大ヒット。だけどロック少年だった僕、そして仲間たちは声を揃えて「こんなのクイーンじゃない!」と批判めいた論調で、みんなクイーンが嫌いになった。それでもシングルカットされた曲だけはちゃんと聴いていたように思う。ただ興味が失せ、ファンじゃなくなっただけ・・・そして、フレディがエイズであることを公表し、翌日には彼の死亡記事を目にした。そして僕のなかの好きなアーティストベスト10くらいに入る伝説のバンドとなった。
昨年、40年ぶりくらいでクイーンが聴きたくなった。『ベイビードライバー』のおかげだ。しかも『アトミック・ブロンド』のトレイラーでも「キラー・クイーン」が使われていて、僕はちょっとしたクイーン熱にかかったようだ。そして、ま、ま、まさかの『ボヘミアン・ラプソディ』。ライブエイドをそのまま再現しているという。ラスト21分は涙なしには観れないという噂だった。公開の日が待ち遠しい。鑑賞前日には、別れたはずの恋人に久しぶりに対面するかのような浮足立った心地になり、不思議と涙が溢れてきた。まだ観てないのに・・・
ついに鑑賞。最初から驚きの連続!スマイルってバンドもボーカルが上手いじゃんとか、ジョン・ディーコンも歌うんだとか、効果音にもこだわってたんだとか、ドラムセットに水をかけてたんだとか、こんな録り方をしてたんだ等々、ファンじゃなくても速攻で役立つトリビアが満載の前半。そしてフレディとメアリーの恋愛と、ゲイであることを告白する流れが中心となる。ソロデビューという話も持ち上がり、他のメンバーと疎遠になり孤独を感じるフレディ。ドラッグにも手を出し、体力が衰えていく・・・。それでもアフリカの飢餓への支援のためのビッグイベント“ライブエイド”に出演するまでの過程が克明に描かれているのです。
これが21分のステージ!ラミ・マレックがもうフレディと同化していた。こんなにランニングシャツの似合う男はフレディと山下清しかいないぞ!つい興奮して、「ロック・ユー」では他の客に気づかれないようにストンピングする自分がいた。音楽映画ってやっぱり素敵だ。ブライアン・メイが言う「伝記映画ではなく、純粋なアート」なんだ。さらに、このコンサートの日本語訳詞がとてもいい。「ロック・ユー」や「伝説のチャンピオン」なんて、今まで想像していた歌詞とは全く違うものだった。さすがに「RADIO GA GA」で“ラジオ”を強調された字幕には苦笑してしまいましたが・・・
鑑賞中はそれほど涙腺は刺激されなかったのに、観終わってからしばらく経つと、また涙が溢れてきた。もう一度会いたい!やはり別れた恋人みたいな映画だ。また好きになっていいですか?と言いたくなるほどでした。
my favorite
・Brighten Rock
・Keep Yourself Alive
・Killer Queen
We Are the Champions!
なかなかうまい表現が見つからない。
それほど、Queenは、本当に凄かった。
駆け抜けて行った。
迫力のあるQueen の曲を聴くには、ウォークマンが必須だった。
ステレオで聴いてたら、家族や近所に迷惑がかかりそうだからだ。そして、あの右左にスイングする音には、ウォークマンがベストマッチだった。
80年代は、東西冷戦がまだ続いていて、ドイツは東と西に分かれてた。
でも、アフリカの子供や、エイズで苦しむ人を救おうという機運が、国や階層を超えて、ロックシンガーを中心に世界中で高まっていた。
ライブ エイドや、ウィーアーザワールドがそれだ。
弱者やマイノリティに少しでも手を差し伸べようと本気で考えていた。鼓動を感じていた。
いつから、こんな世界になってしまったのか。
We Are the Champions は、世界中の一人一人がチャンピオンという意味だったはずだ。
もう一度……。
刹那い 伝説
代表曲一杯っっ♪♪
初期衝動、そこから生まれる憧れ、
目の前に映る先輩達と馴初めるバンドの経緯、
そして起こる
特異なる音楽性に依る観衆からの反発
と
特異なる音楽性にしか成し得ない孤高性──。
やがてそれはなんと普遍性を放ち出し、
誰もが口ずさむ事となる。
飽く迄もそれは、
たった4人の若者が創り上げた、
奇跡と表現しても決して大袈裟ではない、
真の感涙の音である。
(筆者註: Oh, 先に云うときます!
英国のロック・バンド QUEEN の映画の感想です)
色濃いんやが実は思い返せば短かった QUEEN の歴史、
と云うよりも
更に深く (細かく?) Freddie Mercury<vo, pf: QUEEN>の “QUEEN 人生” をみんなして愛しまくって描き倒した映画っっwww
いやはや私よりも御先にあんな人やらこんな人迄が感動してはるらしいですけどあーた (←=アナタ)
アタクシも冒頭から落涙の嵐…っっ!!
ヒトリデ カンショウ タエタ
油断する隙もなく “発展” していく QUEEN と
やがて QUEEN を奢りつつ自我に気付き
自 我 に 溺 れ る Freddie 。
Freddie 芸術性に惹かれ、そして Freddie の眠っていた個性にいち早く気付き、その上で寄り添い続けた Mary Austin。
QUEEN を認めない者は QUEEN を認めざるを得なくなり、
Freddie を愛した者が QUEEN を利用してしまう。
全てが剰りにも似ている4人のメンバー (事前に聞かされていた故にジュラシック・パーク問題も見事クリア/っちゅーかそもそも気付きませんでwww) と次々と出てくる QUEEN の名曲の数々に集結していく様はとてもとても感動的で、爽快感すら憶える。
(ちょいと前にカラオケで見事に歌えなかった “Somebody to Love” から始まった瞬間に思わず腰砕けてしまいましたがっっ爆)
そこ迄詳しい訳ではないながらも、思わずニヤリとさせられるシーンも満載♪
もう一度、いや何度も観たいと云う皆々様の感想にも納得の、全編魅力に溢れた映画也っっ♪♪
嗚呼、ロック・バンドってなんてドラマティックなんでしょうっっ♪♪
No band but Queen. 控えめに言っても最高のラスト
昔バンド・エイドのライブDVDで観た事があって、その時はテレビ画面だった事もあってかQueen の演奏の場面でも普通に流していたのですが、本作のライブ・エイドのシーンは・・・ホントにヤバかった!それまでのフレディ・マーキュリーのストーリーがあっただけに、もう涙腺崩壊ですよ、これは。
Queen 後追い世代としてはバンドの浮き沈みとかは知らなくって、それこそ有名所のアルバムをつまんで聴いて曲が好きだったのですが、本作ではフレディ・マーキュリーの抱えていた孤独や苦悩も再現されていたと思います。それまでの苦しみがあったからこそのライブ・エイドのシーン。胸が打たれない訳がない!
やー、フレディ・マーキュリーってあんなに破天荒で繊細で本当に天才肌だったんですね。演じたラミ・マレックはフレディが乗り移ってるようでした。ライブ・エイドのシーンは絶対降りてきてるって、アレ。演技を超えている。もはや交霊術のレベルと言って良い程物凄かったです。
「ボヘミアン・ラプソディー」、「We will Rock You」、「Another one bites a dust」等々今も残る名曲が産まれるシーンもメッチャ好きでした。映画として脚色してあったとしても全然オッケーです。だって観てて楽しかったし、ライブのシーンはやっぱ感動しましたもん。
で、エンドロールの最後の曲に「Show must go on」を持ってくるのはズルい!フレディが生前参加した最後のアルバム「イニュエンドウ」の最後の曲って狙い過ぎでしょ。そして、こっちはまんまと狙いにハマってしまってまた号泣ですよ!
これまでずっと点と点でしか知らなかったQueen が本作を観て初めて一本の線で繋がった感じです。やっぱ偉大なバンドだわ。もう今も脳内ずっとクィーンです。これはしばらく抜け出せないなぁ。
劇場で見るべき映画のひとつ
人生で数多く映画を見る機会があって
古い映画は特に劇場で見れなかった作品もあるけど
この映画はそんな「劇場で見たい作品」のひとつ。
そして今は環境も恵まれIMAXシアターという
音響も最高峰の設備があるので、
その劇場に足を運び見るべき映画。
Queen 世代でなくても、何曲かは耳にした事が
ある曲が必ずあるはず。
せめてグレイテストヒットは予習しておくのが
良いでしょう。
20世紀フォックスタイトルが流れる
いつものテーマ曲もギターで奏でられ
ライブエイドの舞台へ登るフレディから幕は上がる。
数々の名曲が作られる中での
背景をバンドメンバーが試行錯誤、あるいは
衝突しながら作られる様子や
フレディ自身のLGBT環境の苦悩を描いていく。
フレディは生まれもインド系で白人社会の
イギリスの中では異質な存在。
性の対象は男性に向けられ、一般社会からも
偏見な目を向けられてしまう。
ラスト21分、20世紀最大のチャリティコンサートと
呼ばれたライブエイドに至るまで進んでいく。
「ボヘミアンラプソディ」の意味合いも
このライブを通じて観客に通じる良いタイトルです。
「ボヘミアン〜」の歌詞自体がフレディ自身と言われ
マイノリティの象徴であることを隠さず生きようという
意味の決意を歌った内容と言われています。
彼らが曲作りをするのもその歌を必要とする
マイノリティの方だけに向けた曲。
それらを皆で肩を取りあって歌うことこそラプソディであり
タイトルの意味へと通じるのだと思います。
あのコンサートを直に体験した人も、この映画の
コンサートを見た人も彼等の「家族」になったのだと思う。
フレディは孤独感に押しつぶされそうに日々
生活していたのかもしれないが、この映画を機に
フレディを思う人々は沢山生まれると思う。
聞き覚えのある歌の正体
フレディー ファxxxキン マーキュリー
レビューなので当たり前ですが、あくまで個人的な意見として、こんな映画最低だぜ!
クイーンやフレディーを安くするような内容に納得いかないですねー(笑)
これを本人が見たら、、なんて考えると可哀想に思えます。まーあの伝説のバンド、男を120分に収めろっていうのも無理な話なんですが、にしても自己満というか(笑)
おれこんなにクイーンのこと好きなんだぜ?こんなにクイーンのこと知ってるんだぜ?すごい?みんなも好きになったでしょ?
みたいな雰囲気もする作品!なんで?(笑)
言うなら、フレディーマーキュリーはフレディーマーキュリーにしか演じられない!ということだね。
やっぱ原作の方がいいよねー!みたいなことかな?
色々納得いかない描写が多かった。
っていうことから、作中のセリフを借りて
フレディーファxxxキン マーキュリー!!
こりゃあかん
Queenにハマりそう!!
全ての出っ歯へ
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