ボヘミアン・ラプソディのレビュー・感想・評価
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フレディは偉大なり!
中学生のころ、ボヘミアンラプソディーを聴いて衝撃を受けて以来ウン十年経ちますが、未だに色褪せない、それどころか新たな感動を呼び起こしてくれます。と、かなりバイアスがかかっていますが。。。
数々の名曲が生まれた裏に様々なエピソードがあり、またフレディの苦悩と波乱に満ちた人生も物語に彩りを添えて怒濤のライブエイドへ。
ラスト20分は宣伝に偽りなし。
ただ、自分はその前から涙腺弛みっぱなしでしたが。。。
ウィウィル号泣!
いいとことう〜んなとこがあって結果微妙
ひとことで言うと微妙。
乗りたいのだけど乗り切れない。
まずフレディ。似てるといえば似てる部類に入るのだと思うけど、僕がフレディの何が好きかっていうと、デカさだった、ということなのがわかった。デカくてかわいいから好きだったのだがデカくない。もうひとついうとお尻がダメだった。マリリンモンローの自伝映画に胸と尻のない女優を配置するようなものだ。口と顔の骨格ではない。
次に台本。せっかくフィクションにするならもっとうまくやって欲しい。家族、愛する人、メンバー、出揃ったパーツが点でしか出てこない。捻れてよじれない。
フレディを中心にやるなら家族と愛する人とバイセクシャルであるところをもっとうまくやるべきだし、舞い降りた天使のようなフレディをやるならメンバーの誰か、もしくは固定の外部の人間を中心に据えたほうがよかったはず。なので、描く方向のおいしいとこどりを企んで、中心人物の周りしか描けないので、特に前半、クイーンが音楽業界にどんなインパクトで現れていったのかがまったく伝わらない。レコード、カセットテープ、ラジオ、テレビから流れ出たあのサウンドとルックの特異性が、作り手のせせこましい描写しかない。ライブエイドのころにやっと酒場が出てくるが、ここも彼らの声がない。受け手だった一般人が出てこないのは致命的。肝心なライブのオーディエンスもCGの人波でなく、人のリアクションがもっと欲しかった。
とはいえ、ライブエイドのシーンは確かに泣く。でもそれはそのシーンの演出が見事とかでいうことでなく、スクリーンに見えるものでなく、スクリーンの彼方のほんもののフレディを想って泣いてるので、映画としては極めて凡庸だったな、と思う。
ブライアン・シンガー降板というのは見終わって知った程度だけど、ああ、と思えるほど継ぎ接ぎ感はあった。
これはQUEENのミュージカルだ!
オープニングの配給会社の20世紀フォックスの、あの聞き慣れたテーマがいきなりブライアン・メイのギター・オーケストレーションで始まり映画開始前からテンションあがり「愛にすべてを」で引き込まれる。
この後もQUEENの全身のバンドの初ステージで観客から「パキスタン野郎」と野次られるも「炎のロックンロール」(Keep Yourself Alive)で歌詞の「自分を活かすんだ!」と自分を信じて言い聞かせる様な堂々としたステージで魅了し、その後はQUEENのデビューからその当時の代表曲の歌詞で「伝説のチャンピオン」まで展開していきます。
まるでQUEENの曲がこの映画が完結するまでの為に作詞されたのでは?
と感じる程でした。
この映画はQUEENの、あるいはフレディの生涯を描いたミュージカルだと感じました。
https://fukuyama-seikei.com/bohemianrhapsody/
名曲
クイーンを知らないから
フレディの歌声生で聴きたかったぁぁ
クイーンはアルバム「Made in heaven」が出た頃から聴くようになりました。丁度CMで「l was born to love you」が流れていてフレディの透明感ある歌声にはまったのがきっかけです。私はその年に結婚したのですが式場でもスタッフさんにお願いしてこのアルバム曲を中心に進行してもらったのを思い出します。この時既にフレディは亡くなっていました。で、この映画を知って堪らず映画館へ...
フレディの生き方、歌声に改めて感動しました。フレディは大観衆を惹き付ける魅力を持ちながらも自身のことになると余りにも純粋で不器用が故に、恋人や他のバンドメンバーとの意志疎通がうまくいかないもどかしさがひしひしと伝わってきて切なかったです。ただそんなフレディの日常がエネルギーとなりあの圧巻のライヴパフォーマンスを生み出していたのかなとも感じました。
オールバックでチョビヒゲ、白のタンクトップに履き馴らしたジーンズ姿でいきなりピアノに向かって助走なしでいきなりあの歌声...
あそこに自分もいたかったと心底思いました。フレディの「love」songは本当に定義が広い。映画後彼の唄う「love」の付く曲を聴くとほんと泣けてきます。ですよね皆さん?
いい映画に出会えました。感謝です。
自然と拍手が出る
invite you to Queen
史実を変えてまで作りたかったのが、コレ?
答え合わせ的な楽しみ方や記憶力を試すにはいいのかも?
ある程度の脚色は致し方ないにしても、絶対変えちゃいけない(その人の性格まで影響してしまう)部分まであるのは甚だ疑問。
やたら点が高いけど、観た人が感動してるのは彼らの音楽に、であって映画にではないと思う。
フレディの出自や容姿のコンプレックス、セクシャリティ、家族や周囲との関係諸々を深く掘り下げる事もせず、あっさり流す。
クイーンではなくフレディの物語を描くなら、もっと彼の本質に迫るようなエグさも必要だったのではないか?
だとしたらライブエイドで終わるなんて中途半端な事はしないはず。
そんな気概もなく、安っぽい感動に収束させる感じが気に食わない。
その感動だってライブエイド頼み。
そしていくら小道具やセットが本物と同じ様に作ってあっても、フレディのちょっとした笑顔やブライアンとの絡みやロジャーやジョンの表情で伺える彼らの気持ちや、観衆の熱気までは再現出来ないのだから本物に敵うはずが無い。
史実をもし変えるなら、ファルークがフレディマーキュリーを完璧に演じた様に、グレートプリテンダーと嘯く様に、観客をドップリ心酔させるくらいの芸術にして欲しいものだ。
まあ監督がかわり、ブライアンとロジャーの意見も却下され、主演も変わり…と色々あったから、仕方ない部分があるにせよ、クイーンと言うビッグネームを使った安易な感動作りに思えてしまう。(金儲けとは言いたくない。企画を出した時はもっと志が高かったかもしれないし、何年かけても頓挫せず公開までこぎつけたから)
ただ、ロジャーとブライアンの新録の20世紀foxのファンファーレが流れた時にはテンションmaxになった。
あと役者は本当に素晴らしかった。
曲は聴いた事あるけど、クイーンというバンド名は知ってるけど、あまり知らない人に本物のクイーンを知ってもらう為の招待状、そんな映画だと思う。
自分も真っさらな状態で見たら感想が随分違ってたんだろうな…。
映画を見終わった後、帰宅してすぐ本物のライブエイド見て、やっぱり興奮して楽しいのに寂しさも感じて号泣してしまった。
全ての人に本物見てほしい!
なんか偉そうですみません。
見る前にハードル上げすぎたせいかも。
もう一回冷静に見て見よう。
映画のレビューとして公平に書けるかわからないが。
子供の頃からクィーンを聴いている者としては楽しめた。
特にライブエイドはリアルタイムで中継を観たから感慨深いものがある。
そういったバイアスがかかってるので個人的には良かったのだがツッコミ所が結構ある。
時間軸が歴史を知っている者からすれば行って戻ったのが判るが知らない人には中盤に80年代に行ってから70年代に戻ったのは気が付かないと思う。
時代考証も甘くて当時のシュアーのマイクのロゴは現在のものとは違うのに今のメキシコ製のロゴ。一般映画ならまだしも音楽映画としては詰めが甘いと思う。
ライブエイドのシーンもPAブースと観客の縮尺が合ってなくて、PA席の前の観客よりPAオペレーターの方が大きかったりする。
ストーリー的には冒頭が駆け足で説明的すぎた。もうちょっと丁寧に描いても良かったのではないかと思う。
後半はフレディの事を丁寧に描いてはいたがライブエイドのシーンが強過ぎて軸がずれた印象。
ボブ・ゲトルフは似てた。
バックステージですれ違うU2は全然似てない…
セリフが無いのだからもうちょっと似た人にすればいいのに。
素晴らしい映画に仕上げてくれました!
魂が震えました。 泣きっぱなしだったけど、何で泣いてるんだか分から...
クイーンを知らない世代でも、
やっぱりクイーンは最高のミュージシャン
初来日時からのクイーンの大ファンとしては、何より選曲とその曲の配置とシチュエーションがとても素晴らしかった。Somebody to Loveから入ったが、期待通りであったことと、予想以上の音源の素晴らしさに涙。絶対外してほしくなかった、 Now I’m hereも、調度良いところで本物同様のダイナミックなパーフォーマンスと共に聞かせてくれて、ファン心を良く分かってるなと感激。そして、悲しく美しいメロディのLove of my lifeは、勿論メアリーとの絡みで。
ウエンブリー・スタジアムの映像は観客の合唱に感激させられ、ユーチューブで何度となく見てきてる。今回の映像、フレディ役のラミ・マレックは勿論、他の俳優の動きも、まさにクイーンがそのまま乗り移ったごときで、演じてる感も口パク感も全くなく、その映像と音の素晴らしさに大感激。さらに大観衆で一杯のスタジアム全体での一体感の再現が、予想をはるかに超えたかたちでなされており、コンサート観客を疑似体験でき、そこにそれまでのエピソードがよーく効いて、涙涙涙。
クイーンファンとしては、グループ誕生での出来事、曲の誕生エピソード、フレディ周辺の愛憎劇など知らなかったはなしも多く、大変に興味深かった。また、訳した歌詞の表示があり、慣れ親しんできた曲の新たな発見ができた側面もあった。そういう意味で、クイーンファンは勿論、そうでなかった方々をもクイーンの大ファンにさせる大きなパワーを持った映画だと思われた。
何より、劣等感、苦悩と孤独、そして愛するこころとプライド高いパーフォーマー精神が、多くの人間の共感を生んだフレディ・マーキュリーのミュージシャンとしての本質的魅力が、強烈に印象づけられた傑作であった。
涙
ラストのライブエイドで涙してしまった。YOUTUBEで実物を見ると、たしかに主演俳優はフレディに似てないんですが、魂が乗り移ったかのような熱演ぶりは本当に素晴らしかった。ラストのライブシーンのためにスクリーン行く価値あるかと思います。
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