ボヘミアン・ラプソディのレビュー・感想・評価
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お得感あり。
ブライアンメイの間違いなさ!
ライブ×ドキュメンタリー
今、クイーンが好き!、という人でも
メンバーやフレディのことを詳しく知らない人は多いのではないでしょうか。
昔のバンドですし、それは仕方ないし良し悪しも無いです。
むしろ、詳しく知らない人にこそ
フレディの人生を知ってもらうためにも見て欲しい映画です。
あのバンドは、名曲はこうして生まれた、ということを知ってさらにクイーンを好きになってくれればと。
後、メンバーが激似です(笑)
映画そのものの内容は、良くも悪くもよくある栄光と挫折の偉人譚です。
ただ、それを退屈に感じさせないのが、挿入される数々の名曲。ズルい(笑)
なので、この映画は映画というより特殊なライブを見に行くテンションでIMAXで見ることをオススメします。(知ってる曲が流れない、知らない曲が流れることは込みで見て下さい!知らない曲はないか…?)
クイーンには★★★★★を!
QUEENと共に生きたかった…!
QUEENとは全く世代がちがう私。
QUEENの歌はもちろん知っていました。
でも、QUEENとはどんな人達なのかは全く知りませんでした。
夫に誘われて観に行きましたが、、、
心が震えるとは、魂が揺さぶられるとは、
こういうことか!!!と。
めちゃくちゃかっこよくて鳥肌モノでした。
誰もが知ってるQUEENのあの歌は
こんな風に作られたのか、
こんな背景があったのか、
あの有名なフレーズはこんな意味だったのか。
映画を観てから、QUEENの大ファンに
なってしまいました。
QUEENがいる時代に生まれたかった〜〜
あの曲たちが発売された時の衝撃とか、
私も感じたかった〜〜
と、謎の悔しい気持ちです。(笑)
今はひたすらYouTubeでLIVE AIDを
観る毎日です。
フレディ・マーキュリーを撃つな!
私自身、「クイーン」はリアルタイム時代から、肌には合わず、あまり聞いてはいませんでしたが、周りに「クイーン」好きがいったので、ある意味、普通のロックファンよりは、色々と知っている方で、本作品、どのように作られどう出来ているのか大変に興味を持って見にいきました。
まず、監督のブライアン・シンガーは毎度映画を作るのが上手いよな、本作品も、大変にリズムよく出来ていて、「クイーン」を知らない人でも大変に楽しめる映画です。
また、主人公のフレディを始め、ブライアン、ロジャー、ジョンと、よく似ていたよね、クイーンのデビューからクイーンの低迷期を経て、ライブエイドで復活するまでの話なのですが、フレディ独特のマイクパフォーマンスのエピソードなどさりげなく紹介されていて大変に良かったんだけど、「クイーン」ってバンドはある意味、日本人から火がついて、世界的に広がっていったと聞いていて、フレディも大変に日本好きと言う事から自宅には和室も有ったと言う話なので、クイーンと日本の関係をもっと描いて欲しかったな、しかし、やはり大物や才能のある人って、違うんですね。
フレディがアマチュアの頃から歌唱力は別としてもパフォーマーとしても、あれだけ優れていたんですね。
彼がソロを出した時も、フレディにあれだけ葛藤が有ったのも知らなかったので、本作品の内容に大変に満足出来る内容でした。
彼のバイセクシャルは、生まれたモノなのかと思っていたんですが、ある意味そうじゃなかったみたいですね。
やはり、あれだけの才能に恵まれた上での精神的な葛藤は計り知れないんでしょうね・・・
本作品で、改めて、「クイーン」と言うバンドを見直したので、もう少し昔に戻って初期の作品を聞き直してみよう。
フレディ・マーキュリーを撃つな!
2時間ではなぁ‥
この手の伝記映画では必ずムラがあるというか‥ましてや名曲揃いのクイーンを2時間に凝縮するにはやはり無理があったような気がしました。
オープン二ングのライブエイド出演シーンから初期のバンド編成期、軌道に乗ってライブをこなしていくシーンはとても流れがよくフレディのカッコよさ(初期のパフォーマンスは圧巻)がひしひしと伝わってきましたが、曲の流れが大雑把でQueenⅡはスルーされていたりあっという間にファットボトムガールが流れていたりで、どうなってんだ?(DrowseとかIt's Lateとか好きなのに)と思っているとフレディのプライベートでの様々な情事が始まって正直ちょっとダレてしまいました(ライト付けたり消したりのシーンいるかなぁ?)
確かにクイーン(というかフレディ)を語る上では外せない事かもしれないのですが、おじさん同士のキスシーンはやっぱり見たくなかったのでそれは《フレディ 愛を生きた男》てな感じでそこに焦点をあてた映画でやってもらって、今回のはそれぞれのアルバムの制作過程などを入れた全編パフォーマンス映像にして欲しかったですね。マイナーな名曲が全く入ってないのが非常に残念。
観る人を選ばない感動作
何故かクイーンのアルバムは一枚も持ってなく、今作も見送るつもりだったが、周りの反響が凄いので、これは何かあるのではと。
結果、激しく感動した。アドレナリンが出まくった。
まず、構成が素晴らしい。アンソロジーとして本当によくできていて、バンドの全貌が俯瞰できる。特にフレディ・マーキュリーの苦悩をかなり重く描いているが、誰でも知ってる代表曲を要所において落ちきらない。てか、落ちた以上に上がります。そして、クライマックスとなった1985年のライブ・エイドの再現が想像を絶する感動を生む!
まさに観る人を選ばない、だれの心にも届く感動作だ。
ちなみにイオンシネマ名古屋茶屋のスクリーン10(ULTIRA DOLBY.ATMOS)で観た。劇場の実力を最大限に確認できた作品でもあります。ぜひお試しを。
圧巻のラストシーン
Queen自体をそこまで熟知していない中、先輩に誘われ鑑賞。
スクリーンで観たかったので、良かった。
財布を仕事に普通に忘れていった平日ど真ん中に観て、上映時間を少し遅れた中だったが、没頭出来た。
初期のフレディマーキュリーをほぼ知らなかったが、あんなにロックスターの様相だったとは知らなかった。
後半の短髪で髭がアイコンかと思っていたが、そうなるには彼女への告白、親友からの告発等様々なことを乗り越えていたのだと知った。
エイズで世を去ったのも知らなかったので、こんなにもドラマチックな人物だとは露にも思わなかった。
そして、ジョジョからの情報しか知らない自分だったが、ストーリー性とスタンド名に更に感銘を受けた。
音楽やスポーツをエンターテイメントのみに昇華する映画は、ほぼ外れがないと思う。
伝説のバンドの歴史をみれた
クイーンがクイーンになる瞬間
高校一年の時、キラークイーンを聴いて洋楽に目覚めた私。ここが入口でした。その後多くの楽曲を折に触れ楽しんではいたけれど、フレディ・マーキュリーやブライアン・メイらの人となりは詳しく知らなかった。今回この映画で絆や苦悩、生き様を知ることとなり感動もひとしお。
はじめの方でキラー・クイーンが流れ感動に浸る余裕もなく、そこから最後まで実に多くの聴き馴染んだ楽曲が流れる。ボヘミアン・ラプソディが掛かるときには涙が溢れてきた。ストーリーもしっかりしている。中だるみもなく最後まで一気に見せてくれる。惹きつける力強さがこの作品にはある。
それだけではない。フレディー・マーキュリーを演じたラミ・マリックの成りきりっぷりがすごい。数ヶ月前この作品のスチールを見たとき、ドキュメント映画だと思っていた。それくらい違和感がなかった。
そして驚愕のライヴエイドのシーン。その圧倒的スケール感。圧倒的パフォーマンス。ここから最後まで爆涙。終映後30分はその場にいて浸る時間がほしいと思うほど。帰宅後にYouTubeで該当シーンを見直したが再現度が半端ない。鳥肌が立つ。映画のクイーンが本物のクイーンになる。間違いなく映画史に残る作品。
チャンピオン
フレディが安っぽい
前評判がものすごく良かったので期待しながら見ましたが、正直、もやっとしています。
音楽はもちろん最高。
スタジオでボヘミアンラプソディーを作るシーンは本物みたいでワクワクしました。
ブライアン・メイ、ジョン・ディーコンもイメージ通り、ロジャーも顔は残念だけど雰囲気は出てる。でも、肝心のフレディが…いかにもな移民の子扱い。
実際のフレディはペルシャ系の民族出身で貧しいわけでもなく、美しい英語を話し、教養もセンスもあるナルシスト。
優しく実は繊細でかつパワフルなのがフレディの魅力だったんだけど。
そこを雑なキャラクターにしてしまうと、ただの移民orゲイコンプレックス満載の寂しがりやの有頂天キャラじゃないですか。
彼の苦悩をもう少し丁寧に掘り下げて欲しかった。
それぞれの距離感で堪能できる。
ストーリーは比較的シンプル。
メンバーやパートナーとの出会い、デビュー、活躍、裏切り、別れ、葛藤、再会、そしてあのライブエイドの舞台へ収斂されていく。
フレディの出自やセクシャリティ、コンプレックス、アイデンティティなど、簡単な善悪では整理できない要素が絡まり合い、それが最後のステージ上でパフォーマンスとして昇華する。
家族への想い
観客への想い
そして自分自身への想い
私自身、まったく予期していなかったが、ウェンブリーで「ボヘミアン・ラプソディ」を歌う彼の姿を見て、涙が止まらなくなった。
あの30年以上前のセットリストが、まるでこの映画のために選曲されたかの様に。
(…と言っても映画で出てくるのは全曲ではない)
私もQueen直撃世代からは数年遅れているが、一曲一曲が観客それぞれのQueenとの距離感で、それでいて作品のメッセージは明確に胸に刻まれる。
もちろんQueenなんて知らなかった人にも。
フレディ・マーキュリーが気持ち悪いオジさんにしか見えなかった人にも。
私の周りにも「昔からQueenファンだった(にわかではない)」と言い始める中年男性多数。
そういう社会現象、私は嫌いではない。
素晴らしい作品を届けてくれた方々に感謝。
まだの方は絶対に劇場で堪能すべし。
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