うちの執事が言うことにはのレビュー・感想・評価
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基本的にはファン向けか。どこまでも小説チックな世界観。
【賛否両論チェック】
賛:最初は頼りなかった主人公が、こちらも不器用だった執事とぶつかり合いながら、次第にたくましく成長していく姿が印象に残る。
否:真相は早い段階から読めてしまうので、ミステリーとしての面白みはあまりない。セリフもどこか小説チック。
「自分を大きく見せようとせず、小さく委縮せず、媚びて自らを変えず、強いて相手を変えることを願わず。」
先代執事の鳳が花穎にアドバイスするこの言葉が、とってもステキです。突然新しい当主となった主人公・花穎が、戸惑い迷いながらも、事件を通して次第に1人の当主としてたくましく成長していく姿が、微笑ましくもカッコイイです。そしてそんな彼を支えようと、不器用ながらも執事として正しくあろうとする衣更月。彼自身の成長もまた、物語に彩を添える要素になっている気がします。
ただミステリーとしては、かなり早い段階から何となく察しがついてしまうので、謎解きを期待して観ると、結構物足りないかも知れません。セリフの言い回しなんかも小説チックなので、その辺りの好き嫌いは分かれそうなところです。
ストーリーのツッコみどころも案外多く、
「えっ、そうなっちゃいます?」
と感じてしまいそうな展開もありますが、その辺りはご愛嬌でしょうか(笑)。基本的にはファン向けの作品といえそうです。
ミステリーより人間ドラマ
役者は良いです
10分〜15分長くなってもいいから、パーティでの出来事の前に原作ではある色鬼の出来事を入れるなど、背景に奥行きもたせるエピソードを後2、3個入れて丁寧に描いてほしかった。その点でマイナスです
役者が。。と書かれてる人は原作や漫画を読まれてないのかな??と思いました。それぞれに合っていましたよ。
主役の花潁がとにかく可愛いです。ピュアで無邪気で。
70歳以上のおばあさまやおじいさまも観に来られて花潁と共に笑い、花潁と共に泣かれていたり、孫のように可愛いと言われていました。
逆恨みのような事件が起きても人の気持ちに寄り添う花潁の心にはこちらが心を洗われます。
人を信頼すること。も大きなテーマになります。
執事の鳳が花潁に言う言葉が素晴らしいです。実生活で使えます。
これらのことがメインなハートウォーミングな人間ドラマです。
主演の子はテレビドラマの「俺のスカート、どこ行った?」にも出ていてバラエティでも見ますが全くそれぞれに別人です。
役になりきられていたと思います。これからが楽しみです。
とにかく美形なので好みの人にはそれだげも価値があるように思います。
ミステリーと言うならもう少しミステリーもひねりと奥行きほしかったです。
映画よりも連続ドラマの方がより一層作品の良さが表現出来るようにも思いました。
主演俳優の演技力
原作の世界観そのまま
執事の方が出来が悪いのでは?
心があたたまり、ホロりと感動する
原作既読です。
花穎役の永瀬さんは原作のイメージそのままでした。序盤の演技は拙い部分もありましたが、逆にそれが突然当主を任されて戸惑う姿にマッチしていました。物語を追うごとに永瀬さんの演技も上達し、クライマックスでの優しい笑顔と言葉が何とも印象的でした。
衣更月役の清原さんは流石といった印象。少ない表情の変化で気持ちの変化がしっかり見て取れました。原作よりはかなり表情豊かな衣更月でしたが、尺の都合上仕方のないことかと思います。
物語はミステリー要素よりは「信頼」をテーマに当主と執事の成長物語として構成されており、クライマックスシーンではつい涙してしまいました。
周りでも泣いている方が多く見受けられました。
マイナスは出演者の演技経験の少なさ故多少の違和感がある点のみ。
小説3冊分の内容を世界観を変えずよくこの尺に収めてくれたと天晴れな気持ちです。
アイドル映画と敬遠せず、特に原作ファンの方には観て頂きたい映画です。
タイトル通り執事が活躍する映画❗
画面が終始美しい!
作品自体は面白かったが...
新米執事と新米当主のバティ物語
清原翔くんの目がなくなるくらいくしゃっとした笑顔が大好きなのですが、執事役の翔くんは殆ど仏頂面。でも、柔らかい表情をするときもあってそこがツボでした。
私服姿とのギャップが最高。
凄く格好良かったです。
主演の永瀬くんの顔面、スクリーンで観るべきだと思いました。
当主として徐々に成長が見られて、セリフ回しの新米感がかえってしっくりきてたと思います。
素直に花穎が可愛いかったです。
次回作があるなら俳優としても更に成長した姿がみたいですね。
新米執事と新米当主のバティ感、映画が進むにつれ二人の距離が縮まっていくのが良いです。
花穎と衣更月の仲違いシーンはグッとくるものがありました。
見終わった後に感じる暖かい気持ちに主題歌がグッときました。
ミステリーとして観るよりバディの成長記録。
執事役は清原翔くん、当主は永瀬廉くん。この二人の成長をまた観てみたいと思いました。
次は更にミステリー、謎解きに重きをおいた作品というのも観てみたいな。
主題歌はこの映画にふさわしいとても素敵で心温まる曲だと思いました。
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