マイ・ジェネレーション ロンドンをぶっとばせ!のレビュー・感想・評価
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マイ・ジェネレーション ロンドンをぶっとばせ!
どこかで見たことある映像の継ぎはぎに
当時の音楽と最近のインタビューを乗っけただけという
陳腐な映画だった
映画というより資料作品だな
もちろん途中睡魔が何度となく襲ってきたのは言うまでもない
ま、当時の映像を一度も見たことない人は新鮮かもね
UKのサブカルてんこ盛り
'50〜'60のUKのサブカルの歴史が楽しめます。
当時のイギリスは階級制度があり上流のエリート階級が幅を利かせていましたが、下流層の労働階級の若者達がさまざまなムーブメントを巻き起こし世間から注目され市民権を得て行く歴史が楽しめる作品。
twiggy、ビートルズ、ストーンズ、ザフーなどレジェンド達が度々登場するのもたまりません。
1番の収穫はキャロラインラジオという海賊ラジオ🏴☠️
とにかくUKのサブカルを楽しみたい人にはオススメです。
大人vs若者。
60年代のロンドンは若者が時代を作ってて、あの時代はよかったなぁ。歳をとっても心の持ちようではまだまだ若く入れるよっていうドキュメンタリー。
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60年代はビートルズやらザ・フーやらが流行り出して、日本にもいずれ入ってくるミニスカが流行りだした時。出てくる若者はとにかく皆楽しそうだった。
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その一方でじいばあの若者を批判するコメントがちょくちょく入ってきて面白い。いつの時代も若者は大人から批判されるものよね。
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この映画見ながら、日本はじいばあのが若者より多いから選挙国民全員が行ったとしてもじいばあの意見のが多くなっちゃうよなと。
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そんな日本でさとりゆとり世代の私達は何が出来るんでしょう、もはやなにかしようという気はあるんだろうか。
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全然関係ないけどシャンプーとかで聞いたことがあるビダルサスーンって元々美容室だったのね!(笑).
色鮮やか!
60年代以前には「ありそうもないこと」。それをファッション、ロック、アートという形で次々に表現していった、あの時代のロンドンという場所の大勢の若者たち。
思えば誰だって少年少女の頃は、すごく素敵な自分や、どんなことが起きてほしいとか、たぶん「ありそうもないこと」を夢想していたはずだ。
そういう夢想を集中的に表現できた色鮮やかな時代。
下から突き動かすエネルギーは、分断された個人主義から生まれたものではない。彼らは、社会を自分たちの元に取り返そうと決意した同じジェネレーションという時空に「属して」いる。
自分が属しているチームが何かを思考したり試行する。ここでは価値が決定していないことが多いので、ここにこそ、アイデアが大量に産出されるわけだ。
世界中が混沌とした現代、同じ地球のチームとして色鮮やかなアイデアの矢が、世界平和の知恵と戦略に向かって放たれることに期待して。
良き時代
最近本当に、60年代〜70年代の回顧的なの多い気がする。
若者がパワーをもった、自由になった(と錯覚した)し、無秩序感、全体的な盛り上がりも、半端ない感があったんだろうな、と。
その時代に青春時代を生きた身近な人たちの逸話からも、彼ら自身がその時代を、楽しかったと回顧するだけではなく、誇りに思ってるのが感じられていたが、この映画みると、改めて、あー世界中でそうなんだな、と。
世界的に、新しい音楽、反戦反体制運動、そしてドラッグ……などな が一気に盛り上がって、まさに若者の時代到来!、という機運を彼ら自身が感じてたんだな。
苦笑しつつも、羨ましい、と正直思う。
私たちの世代(40代半ば前後)は、語るべきことはあっても、その時代がほんとに楽しかった逸話、バブル時代のような狂った逸話はない。
ただネット時代の幕開けだったな、ということか…
上から下まで、なんだかみんな熱に浮かされたよつな狂騒に巻き込まれる、ような時代感覚てのは、なかなかないもんじゃないかなと思う。
しかし、マイケル・ケインも、この世代だったんだな。
そこが意外。
イギリスの良き時代
世界の流行はイギリスから始まったかのようなドキュメンタリー。自分の時代より前であるが勢いのある若いパワーは怖いもの知らず。今の日本の若者にこの勢いがあればとつくづく思う。
ストーリー性がない分、シーンが断片的なところがあり分かりにくい場面も。ビートルズやローリングストーンズの若かりし映像は価値あり。
画一的?
60年代後半のロンドンはワクワクする魅力を放っていたと思う。特にロックにはまっていた私には眩しく輝いていた。
期待しすぎだったのかもしれない。この映画にはワクワクも光り輝くロンドンも感じられなこった。
あるのは若者と大人の画一的な対立構図の演出。
こにスウィギング・ロンドンはなかった。
時代をブッとばせ!
若者を非難する爺さん婆さんの格好が、今の時代にも通用する寧ろお洒落な訳で!?
イギリスから発生したカルチャーが満載で初心者向けには良い教材でもあり映画、音楽、ファッションなど色々な方向から膨らませられる作りが興味深い。
小難しいのは抜きにして、当時の映像や著名な人物のインタビューなど、巧みな編集で飽きることなく気持ち良く観れる。
この後、十年も経たないうちにロンドンをぶっとばすムーヴメントが"PUNK"として再来する!?
世界を変えた60年代UKカルチャー
これは目で楽しむドキュメンタリー映画だった
1960年代にロンドンで生まれたカルチャーの数々
ビートルズ、ローリング・ストーンズ、ツイッギー、マリー・クワント、ヴィダルサスーンなどなど
彼らの存在は、やがて世界のカルチャーを変えることとなる
この映画の製作者の1人であり、当時、既に俳優として活躍していたマイケル・ケインが案内役を務め、当時のロンドンの激変ぶりを紹介する
彼らの音楽やファッションが、世に放たれた結果、当時、薄暗かったロンドンがたちまちキラキラと光り輝きはじめる
街に若者が溢れる活気に満ちたようすを見ていると
いいなぁ、この当時のロンドンを肌で感じたかったなぁと思えてくる
そして、そんな輝ける時代を作り上げたアーティストたちの多くが、
当時のイギリスでは見下されていた労働者階級の出身だったということを、この映画を観て、初めて知った
この映画の中では、そんな階級格差のことも描かれていて
そこには知らないこともあったので、とても驚かされた
しかし、その社会から抑圧された環境があったからこそ、ビートルズやストーンズが生まれたんだろうとも思う
そして驚かされたのは、映像の素晴らしさ
この時代はまだ私が生まれる前の話で、半世紀も前のことなのにもかかわらず、これだけの貴重な映像をよく見つけてきたなということ
とてもそんな昔の映像とは思えず、マイケル・ケインはカッコいいし
女の子たちのファッションとか、真似したくなるぐらい可愛いくて
「当時を懐かしむ懐古的な作品」というよりも「温故知新」的な、あの当時のカルチャーからいろいろ盗んじゃえ!と思える作品だった
そして、当時の最先端にいた彼らは、何かとバカにされながら、それを跳ね返して世界を変えるまでになった人たち
人は夢を持った時、うまくいかないことを環境のせいにしがちだけれど
虐げられた環境にいた人たちが世界を変えることができたのだから、どんな環境にいる人も夢を諦めずに突き進んだら、新しい時代を築くことができるかもしれない
そう思える映画だった
ファッションや、音楽や、UKカルチャーが好きな人にオススメの作品!
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