フォルトゥナの瞳のレビュー・感想・評価
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約束まで時間があり、
寝不足なのもあって、ちょっと睡眠のつもりで映画館に入りましたが、面白くてちゃんとみちゃった。
原作読んでないけど有村架純かわいくて、auにしたくなった。
もうひと押し
2人の恋愛観、大切な人を守りたい、自分を優先するか、他人を優先するか。様々な選択肢を選ぶのが今作のテーマだったと思います。
ただ少し、もう少しだけ内容を濃くして欲しかった。
最後の方は駆け抜けていくように過ぎていって、死までたどり着いてしまう。もう少し大きい確執があればなと思いました。
衝撃のラストとかいうハードルあげ
名探偵コナンくんばりにやたらと人が死ぬ世界ですが
ストーリー展開はやい割りに
おいてけぼりにはならず
ちゃんと内容濃くて
不自然さなく
感情移入でき話にもついていける
結構フォルトゥナの瞳の動機付けとか
ルールとか色々説明必要なわけで
さすがな脚本。
ちょいちょい有村架純さんの言動とか
不思議に感じてはいたけれど
ちゃんと伏線で回収したのは気持ちよかった
もうちょい動機付け欲しかったけど
最後警察必要あった?
あれ、なんのために登場させたのかな?
主演2人の演技は素晴らしく
志尊淳の更生スピードもはやく笑
なかなかたのしめました
けどやっぱ衝撃のラストとか
宣伝文句で言うの良くない
やっぱ期待しちゃうしハードルあげてるだけな気がします。
素敵映画でしたけどね。
個人的に気になってしまったこと
「僕あす」とくらべたわけではないですが「僕あす」は越えられなかった感。でも面白かった。もう一度見たら印象が変わるかなとも思っています。
原作未読。個人的に本当に小さな事なのですが、葵役のキャラ設定に対して違和感がずっと取れませんでした。口調というのでしょうか。お姉さん的、お母さんのような口調、反応、慈愛とか母性を感じさせる微笑みが不自然に感じてしまい入り込めませんでした。終盤、そういうわけで老成したかのようなキャラなの?ともわかる内容でしたが、神木くんがすごく良かったのでもっと等身大のキャラの架純ちゃんとでキュンキュンしたかったです。
命の深みとは
原作のエピソードから大分端折っていますが、基本愛する人への愛の深さをどう表現していくかと言うことですね。
命は永遠ではないが、自分の命を賭して守るものとはなにか、その愛をどう表現したらよいのか等々、考えさせる物語です。
☆☆☆★★ ああだ!こうだ!と色々。 勿論映画化は知っていた。それ...
☆☆☆★★
ああだ!こうだ!と色々。
勿論映画化は知っていた。それでも原作を読む気には今ひとつなれなかった。
それはひとえに、原作者である百田尚樹の発言する言葉で有ったり。考え方等に、どうしても共感が出来ない面が多かった。これまでに映画化された何本かの作品も、やはりどうしても読む気にはなれなかった。
だから今回も原作を読まずに映画化された作品を観ようと思っていたのだが…。
なにぶんにも、通勤時の手持ちぶたさ感が勝ってしまい、思い切って読んでみた。
…って事で原作読了済み。
率直に原作を読んだ素直な感想としては…。
滅茶苦茶面白かった。何だよこれ本当に百田尚樹本人が書いたのか?一気に読んじゃったじゃないの!最近読んだ中では抜群に面白かった…ってのが正直な意見。
先ずは原作を読んだ上での感想。
原作では、主人公の童貞感が半端ない(実は童貞ではない)んだけど。まあ!それはどうでもいいところ。
この主人公である慎一郎が、《自分の幸せ》を選択するか。(自分の周辺世界の)《社会の平和》を選択するかで揺れ動く心もようが、読んでいて共感出来るところが面白い。
但し、多少の問題点も有って。例えば、最後に起こる(だろう)大災害の引き金になる元同僚の金田。
ここは、原作通りだと《バタフライエフェクト》による影響…で有るのを、原作の中盤に登場する医師の黒川によって説明がなされてはいるのだが。それを理解しつつも、ちょっとだけ都合が良すぎる感じがしないでもない。
ましてや、原作を読まずに映画を観た人に。この《バタフライエフェクト》を、はっきりと伝えるのは少し難しいのでは…と。
更に言えば。その黒川の話が、原作では途中で無くなってしまうところ。
読者には、黒川がどの様な立場に立っていたのか?は、なんとなく理解出来る様に描写されてはいたが。映画化された際には、これにも多少の説明が必要になって来る筈だし。何よりも恋人の葵が、(結果的に)慎一郎との関係どころか、周りの状況にさえ目を背けてしまった…と分かる真相は、かなり複雑な心境に陥る。
原作では、葵は慎一郎との愛の型を選ぶ…かに見せ。最終的には新たに近い将来に訪れるであろう愛の型を選んだのだろう。文章で語る原作だと「あゝそうだったのか〜!」となるのだが。これが映像化されスクリーンで展開される映画となった場合には。おそらく多くの観客が、葵の取る行動に嫌悪感を感じてしまわないか?ちょっと心配になってしまう。
何故その【力】が備わってしまったのか?を含めて、一見して純粋な愛の型を見せながら。底辺に潜む、恐ろしい女の抜け目の無さの話は。デートムービーとして観に来たカップルの心をゾワゾワとさせるのが眼に浮かぶ。
真理子の転落人生なんかを知ってしまっては尚更に…。
以下、映画を観ての感想。
これはもう、原作を読んでいる人と。映画化だけを観た人での温度差に大きな違いが出るのは間違いないですね。とにかくここまで変更しますか〜。
細かな変更は数多いのですが。最終的に180度真逆な話になっているのには。別の意味で驚きました( ゚д゚)
原作を読んでいる人の方が、最後の展開に驚いてしまうかもしれない。逆の意味で!
映画が始まるのは、原作の中盤にあたる葵との出会い頃から。
慎一郎が何故【その能力】を身に付けたのか?は、原作とは違い。飛行機事故で生死の境を経験し、異常な能力を備わった事になっていた。
これは過去にも、『フィアレス』や『アンブレイカブル』等でも描かれていた事から。何となく理解は出来るかな?…と言ったところですが。原作同様に、何故この時期に?の説明は無い。
とりあえず納得して欲しい…と言ったところでしょうか?
原作前半から慎一郎の周辺で起こる幾つかの出来事。
バイク事故の男。(葵との出会い後に自動車事故へ変更)
タクシー運転手。
公園の子供。
ビアガーデンの女。
ベンツ車のオーナー夫婦。(宇津井へ変更)
駅のホーム(黒川との出会い)
天才パティシエ。
遠藤と金田の揉め事(葵との出会い後に変更)等。
幾つかのエピソードは、尺の関係からかカットされていたり。葵との出会い後に、型を変えて変更されている。
例えば、ベンツのオーナー夫婦の事故死は。宇津井と金田の舎弟の松山を併せた話へ…と。
その中でも、事務員の美津子との話で出て来る《死神》の話。それに、黒川が慎一郎に語る《バタフライエフェクト》の話は、原作を読んでいて1番面白く感じる部分なのですが。これをカットしてしまっている為、揉め事から《死ぬ運命》に有った遠藤を助けた事で。いずれ引き起こされてしまう列車事故へと至る《バタフライエフェクト》が、普通に起こる事故へと変化してしまってしまい。人の運命に関わる事は【神の領域】へ踏み込む事になる…と言う。原作に於ける黒川の忠告が、ないがしろにされてしまい。ちょっと残念なところ。
ただ、少し考えたのならば。それもこれも、三木孝浩監督がこの題材のメガホンを取った…って事で、全てを納得するしか無いんでしょうね。
今では、恋愛映画の旗手…と言えば、真っ先に名前の挙がる監督さんですから。
若者の純粋な恋愛話でも有り。ハナっからデートムービーとして企画されており、この原作から恋愛映画を製作するのならば。こう撮るのは至極当然と言えるのでしょう。
多分、私も。原作を読んでいなかったのならば。この純粋な恋愛映画を「流石三木監督!」と思ったと思います。
だが…。
この原作の凄いのは!悔しいけれど。(百田尚樹本人に「悔しいって何だよ!」…と言われそうだが)純粋な男の恋愛話と思わせながら、最後の数ページで一気にホラー話へと変化するところ。
つまり…。
【純粋な男の恋愛を。自分の身の安全の為ならば、平気で踏み台にする恐ろしい女の話】
なのだから。
ラストを普通の恋愛話にした事で、デートムービーとして成立したものの。原作通りに撮った場合に起こるであろう、素直に泣こうと思って観に行ったら。最後に気まずい想いを味わう数多くのカップルの姿…それはちょっとだけ見たかったかもなあ〜…と(-_-)
2019年2月17日 イオンシネマ板橋/スクリーン2
フォルトゥナの瞳
久しぶりに大号泣した。
最初は好きな俳優さんが出てる映画だからと思い興味本位で見て見たが最高に感動した。未来はわからない方が幸せだ。でも未来が分かるからこそ残りの期間でちゃんとその人と向き合い愛することが出来たのかな。自分の命を犠牲にしてまでも愛する人を守ろうとする姿がかっこよくて衝撃的だった。
妹よ、お願いだからキスシーンで肘突っついてニヤニヤしてくるのは辞めてくれ。
選択
もうすぐ死ぬ人の体が透けてみえるというフォルトゥナの瞳を持つ青年が苦悩する話。
6歳の頃に飛行機事故で家族を失い生き残ったことが切っ掛けでみえるようになったが、26歳にして気にとめる様になり、人の死の運命を変えると自身の生命に部下がかかるという設定。
ツッコミどころと疑問符は多々あるし、結構なご都合主義だけど、能力があるが故の悲しい運命に翻弄されるストーリーが面白い。
恋愛要素は強いけど、それなしでみても充分楽しめる感じかな。
切ない選択
原作とは違う部分も多いし、登場人物のイメージも違ったりするが、主役の神木隆之介、有村架純はもちろん、時任三郎、斉藤由貴など、キャスティングは皆ハマリ役で違和感はない。
それにしても、DAIGOはこの手の『いけ好かないヤツ』の役がよく似合う(笑)。
木山慎一郎(神木)と桐生葵(有村)が出会い、互いに惹かれ合い、2人は恋人同士に。
とてもピュアな2人の恋の行方を、きっとニヤニヤしながら観ていたと思う(爆)。
と言っても、もちろんただの恋愛映画ではない。
特殊な能力を持つ者の苦悩と、人は常に大なり小なり選択を迫られ、無意識であれ必ずどちらかを選択しているわけだが、このピュアな2人の最後の選択が切ない。
百田氏のデビュー作『永遠の0』や、2年前に日本で公開されたブラピ主演の『マリアンヌ』が思い出された。
それにしても警察アホちゃうか。
殴ってやろうかと思った(笑)。
私自身は泣けなかったが、ラストの手紙と回想シーンは涙を誘う。
館内が明るくなると、涙を拭う人が何人もいた。
早い段階で嗚咽も聞こえてきて、えっ!ここで?と思ったが、何か琴線に類触れたか、感受性が豊かな方なのだろう。
ONE OK ROCKの『In the Stars(feat. Kiiara)』の曲もとても素敵だ。
カップルでどうぞ。
教訓がない。
実際に日本であった大事故を思い出させる場面があります。
それがキーポイントなくらいに。
しかし、ただ大ごとな出来事を見せたいためだけのネタにしか利用されていなかった。
何か嫌な感じがした。
ラストで大どんでん返しを期待したのだろうが、あれだと有村架純さんが悪い人っていう印象を受けて終わる人もいるのでは。
人生一度だけなのだから、二人はもっともっと心を開いて話をして欲しかった。
未来が変わっていたと思う。
『ぼく明日』の三木監督
私、三木孝浩監督の『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』が大好きなんですよ。
それでですね、私の考える『ぼく明日』の特徴の一つに、ネタバレしていても楽しめる、寧ろ愛美の秘密を知っている方が楽しめるっていうのがあると思うんです。
それで、ハマると何度もリピートしたくなる。
そしてですね、この『フォルトゥナの瞳』も基本の流れは似ているんですよね。
秘密を持った彼女、そしてラストの彼女目線の振り返り。
だけど、この作品はもう一回観たくはなりませんでした。
秘密を抱えた葵を演じた有村さん、良かったです。程よく秘密を匂わす感じで。
神木さんの慎一郎も苦悩を抱えて生きている感じが出ていて良かったです。
そしてこの二人、相性良く見えるんですよね。
多分、私はこの二人をもっとじっくり見たかったのだと思います。
慎一郎の生い立ち上しょうがないのですが、人の命や運命を扱うシーンが多く、二人の恋愛の部分が薄く感じてしまいました。
もうこれは、個人の感じ方次第なんでしょうけど。
デートシーンは相変わらず素敵ですよね、三木監督。
ガラス細工を覗き込むとこなんか、『ぼく明日』思い出しちゃいました。
だからこそ、もっと二人の心の動きを見たかったかな。
私が拾い切れてないのも、あるんでしょうけど。
神木さん、有村さんで、もう少し登場人物の少ないラブストーリーを見てみたいな。
ネタバレ注意、予告も見ない方が良いかと
2/3は予想通りすぎるけど、最後はネタバレがあります。(この書き込みにはネタバレはありません)
予告を何度も見てから鑑賞。
思っていた通りの展開でゲンナリ。
予告見なかったらよかったという気持ちと予告でストーリーバラシすぎだろうと怒りが少し。
ただ、最後の15分くらいはとても見応えがあった。
なんを言えば、不自然な会話などで、終わりが予想しやすかったこと。導線がわかり易過ぎるかな?個人差あるでしょうけど。
あとはやっぱり予告がバラシすぎ。
予告も一切知らなければもっと楽しめる。
百田さん原作ということで、主人公の気持ちや感情が、単純ではないところが良かった。時代も背景も違うけど、永遠の0に通じる感じ。完全無欠のヒーローや善人ではない所、人間性みたいな所に魅力を感じます。
エピローグはいらない☆
原作は読まずに鑑賞。
神木隆之介と有村架純を見に行きました。
百田尚樹の原作にしては、後半近くまで(BGMは鬱陶しい感じ
でしたが)サラッと流していて なかなか面白いと思って
見ていたのですが・・
伏線もそれなりにはられていたのに、エピローグであそこまで
しつこく説明する必要があるのでしょうか??
泣いてください!!と言っているようで、興ざめしました。
主役以外の役者さんもとても良かったので、残念です。
もう一度、、観たくなる
原作をあえて読まずに観ました。うん、正解!エンディングを知っていたら観方が変わると思います。知らなかったので1回目は純粋に楽しめました。そして知ってしまったのでもう一度観たくなりました。登場人物も少なくストーリーも淡々と流れていきますが、さすがの俳優陣で爽やかさと切なさが伝わってきました。神戸人としてはロケ地が意外すぎて「あの場所、映画に映るとあんな風に〜」と違う意味でも楽しめましたよ。
神木隆之介という純真。
葵の言葉や戸惑いなど、ところどころにあるフラグ。それに気づけば、あのラストは予想範囲内。ドクターの言葉にもあの足にも、なにかしらの理由があるのだろうと思えた。つまり、人の運命に立ち入りすぎたのだろう。
アイドルタレントが演じれば、ともすればただのお仕着せ純愛ラブストーリーに終わりがちだけど、そこは神木隆之介。かれの篤実そうな風貌が物語を引き締めた。例えば彼が駅に向かって走る姿は、とても運動神経がよさそうには見えないが、あのちょっと内股ぽい走りにはきゅんとくる。命を救いたい一心が伝わってくるのだ。
ただ、そのくらい、かな。
何ででしょう?引き込まれない;
うん?原作おもしろかったのですが。。。ずいぶん印象が違いました。
映像化は別作品としてみるので、違うなら違うでよいのですが、、、何ででしょう?引き込まれない;
ヒロインはとてもかわいいのですが、なんだかそれだけ?で感情移入させるような求心力がないので、主人公の視点によって見ました。
でも主人公ももともとの欠落が多いうえ、映画の尺都合で描き切れないところも大きいのでなかなか感情移入ができないので。。。結果、泣けない;
主人公と脇を固めていた役者さんたちの演技が安定していただけに、物語にのめりこめないのがもったいなかったです。
残念ながら個人的にはエピローグも蛇足で構成も好みではなかったです。
2019年を代表する一本になって欲しい
素直に「いい作品だった」と思えるような一本。
三木孝浩監督ファンは必見。特に話の展開のさせ方は「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」と似せているように感じられる部分があり、そう言った点でも楽しめる。
俳優陣では、特に神木隆之介の表情で魅せる演技が素晴らしい。有村架純に関しては流石の三木監督。ヒロインの撮り方が最高。儚げな映像とストーリーがマッチしていてあっと言う前の2時間だった。
見終わった後、誰かに会いたくなるような、もう一本映画を見たくなるような気持ちに駆られる映画だった。
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