カーゴ

解説

「ホビット」3部作のマーティン・フリーマンが家族を守る父親役を熱演したNetflix製サバイバルスリラー。謎のウィルスの蔓延により荒廃したオーストラリア。アンディは愛する妻ケイや幼い娘ロージーを連れ、安全な場所を求めて船で旅をしていた。やがてアンディは乗り捨てられていたヨットの内部で食料を発見するが、そこに潜んでいた感染者にケイが噛まれてしまう。助けを求めるため、アンディたちは船を下りて近くの村を目指す……。共演に「ウォー・マシーン 戦争は話術だ!」のアンソニー・ヘイズ、「ポエトリー、セックス」のスージー・ポーター。

2018年製作/104分/オーストラリア
原題または英題:Cargo

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映画レビュー

3.5詩的な美しさのあるゾンビ映画

2020年6月29日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

ゾンビ映画だが、ゾンビとの闘いが中心の作品ではない。人間同士の争いも描かれるが、それも話の中心というわけではない。ゾンビにかまれた男性が幼い赤ん坊のために、何ができるかを限られた時間で探し求め旅をする。荒涼としたオーストラリアの大地で、男は幾人かの人間と出会い、赤ん坊を安全を願う。アボリジニの少女との出会いが福音的に描かれるのが印象的だ。そしてそこには先住民族に対する白人の贖罪意識ものぞかせる。やや抽象的だが「魂の旅」のようなものを描いた作品だ。
ゾンビにかまれるとゾンビ化するのはお馴染みの設定だが、本作では約48時間の猶予があるのがユニークだ。その残されたわずかな時間で、残された家族に何ができるのかを本作は問う。派手なアクションはなく、淡々と物語は進むのだが、タイムリミットの導入が作品にスリルを与えている。泣けるゾンビ映画も珍しくなくなってきたが、本作も秀逸。ゾンビのいる日常とはどういうものかというシミュレーションとしても面白い。

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杉本穂高

3.5マーティン・フリーマンがいい仕事してる!

2024年4月25日
PCから投稿

怖い

知的

ゾンビ&コロナ禍のような映画。感染から娘を守るべく彷徨う父、マーティン・フリーマンの演技が秀逸。結局アボリジニーやインディアンのように自然と共生してきたものだけがサバイブできるのだ。

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wendytiger

子供は重荷だ。なら大人は重荷になるな。

2024年1月23日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

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mattoz

5.0もし自分だったら、、

2023年9月21日
iPhoneアプリから投稿

泣ける

悲しい

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百太郎