劇場版 SHIROBAKOのレビュー・感想・評価
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ファンなら楽しめるのは間違いないが物足りなさも感じる。
この劇場版は確かにSHIROBAKOで
駄作では決してないですがテレビシリーズを見ていると
やはりどこか薄味に感じてしまいます。
劇場版なのでファン以外向けもある程度は目指さないといけないし
尺もあるので薄くなってしまうのも仕方ない部分はあるとは思うのですが
やはり物足りなさは感じてしまいますね。
それでも面白いかつまらないかの二択なら確実に面白いんですがね。
やはりストーリーなどの面白さに重点を置いた期待値が
高すぎたのだと思います。
またあのキャラクターを観れるあの雰囲気に触れられるというのは
間違いないのでそこを楽しむ感じでいけばいいかと思います。
色々酷評してるように感じると思いますが
あくまでテレビシリーズを基準にしたらということなので
映画の出来自体はいいです。
普通に楽しめます。
ただテレビシリーズを基準にしたら物足りなくなるだけです。
普通に楽しめましたしファンなら一見の価値は十二分にあると思います。
好きなことを仕事にできる幸せ
テレビシリーズ終了から5年。久しぶりにSHIROBAKOに出会え、しっかり堪能させてもらいました。
劇中でも4年の歳月が流れたようで、かつての武蔵野アニメーションから大きく様変わりし、スタッフが減り、しかもなんとなく元気や活気がない様子が描かれます。そして、その理由がしだいにわかってくるのですが、これがなんともやるせなかったです。さらに、そこへ追い討ちをかけるような出来事が起こります。アニメ業界に籍を置いたことはありませんが、実社会でもありそうな理不尽な圧力に強い憤りを感じました。
しかし、このピンチをチャンスに変える宮守の奮闘ぶりと、彼女の呼びかけに応えるように再び集う、かつての仲間たちの姿がとにかく熱いです。正直、登場人物が多すぎて思い出せない人もかなりいました。それに、アニメ制作にまつわる仕事の数々にそれほど詳しいわけでもないので、それぞれの作業の重要性もよくわかりません。それでも、プロの意地と誇りと情熱で、よりよいものを求める姿勢には心打たれます。限られた時間と予算と人手の中で、クオリティを求めるギリギリのせめぎ合いは、アニメ業界に限ったことではありません。
また、一方で、仕事に追われ、アイデアが生まれず、逃げ出したくなる気持ちもよくわかります。必死で働いたことのある大人なら誰でも共感でき、見ているこちらまで制作スタッフの一員となったような気持ちにさせられます。だからこそ、ムサニが作品を上げたときの達成感を一緒に味わうことができるのだと思います。惜しむらくは、SIVAのラストシーンを作り直す制作陣の姿が見られなかったことです。ここは本作の真髄に関わる部分なので、全体の尺を調整してでも描いてほしかったところです。それがあれば、さらに感動的なラストになったと思います。
ともあれ、宮守はじめ、すべてのキャラが、この4年で得た経験を糧にそれぞれに成長した姿が見られて本当によかったです。あわせて、好きで選んだ仕事なのに、最近は惰性と妥協で働いている自分に喝を入れられた気分になりました。好きなことを仕事にできた幸せを噛みしめ、明日からまた気合を入れて仕事がんばるぞー!
アニメが好きな、アニメを作ることが好きな人たちの気持ちが詰まった作品
「最高」
いい作品
映画なのでテンポがはやいのは仕方ない。
でもオモシロイです。
やっぱりオモシロイなーって一言目に言える作品は中々ないですよね。
働く人間ならそのつらさやっぱり楽しさは共感できるかと。
働くことは正直しんどいし報われないことが多いし、やってられないことばかりでも生きてく為には 働かないといけないから、その部分を感じられる人間にならないと、いつまでたっても人のせいや社会が悪いというどうもならん人間になってしまいます。
正直学生の頃と思ってた社会人生活なんてほぼないのが現実なのは社会に出た人間ならわかると思います、この中でいかに折り合いをつけて、希望を持って働いていくのかは、やはり自分自身の力量だと思います。
しんどい中にも楽しみをみつけモガク事の大切を改めて思い出させてくれた作品です。
とりあえずみよう、否定から入る人間はどの世代の人間でもつまならない人間なってしまいます。
まあ明日も頑張って生きてくってなりますwwwww
最初から意外な展開
想像以上の次元へ
アニメ制作は本当に大変です(^_^;)
これで十分だけど
元々テレビ版のSHIROBAKOって小さな事件とその解決の繰り返しで、薄氷を踏むような緊張感の中2クール魅せる作品だったと思うんです。
ただ、映画版で同じ事を2時間にまとめるのは、単純に事件が12分の1になり、感動も12分の1になる可能性があったんです。連続ドラマの映画化なんて結構そうなっちゃってるのはあります。
でも、この作品は少なくともそれは超えてきた。TV版の半分ぐらいの感動であっても、少なくともそこにレギュラーメンバーの確かな成長と、夢に近づいているという実感があった。空想上の歌と踊りが多くなって、若干ヤバい方の「パプリカ」チックになっていても、それでもSHIROBAKOの映画化として成立していた。これが最適解だと思います。
TV版を見ているか否かで評価が変わるかとは思いますが、少なくとも自分は見た上で楽しく見れたのでこの点数です。この映画を見る人は、だいたい見ていると思うので。
ただ、最後に突入したであろう地獄のシーンが割愛されていたので、ほんの少しだけマイナスしました。
良い映画だったが、時期が…
美しい!
蛇足
挑戦した作品
可能ならば2クール、最低でも1クール
仕事の楽しさと厳しさ、目的を持つことの大切さ
あれから4年後、まさか武蔵野アニメーションが…。
宮森あおいの奮闘と挫折と、そして諦めずに最後までみんなで「劇場版」を作ろうと足掻く姿はテレビ版より引き継がれているP.A.Worksの働く人シリーズのアニメーション「SHIROBAKO」らしさ全開です!
仕事の楽しさと厳しさ、そして働く上で大切なことを改めて作品を通じて教えてくれる良作です。
この作品は兎に角、登場人物が多いので初見の人は多分観にこないと思うけれど出来れば試聴済みでも復習してきてからだと尚良いと思います。
それぞれの4年後の姿、上司と部下、先輩と後輩、師匠と弟子、同僚と元同僚…月日が経ち、それぞれの成長の軌跡が垣間見れます。関係性は少し変わっても、一人では出来ない、みんなで作り上げていくというアニメーション作品は何処か古き良き時代の日本の家族的な社会や会社のようでもあります。(今はアニメーション製作もブラックだなんだと言われ、綺麗ごとではない時代ですが)
この作品だけでなく、テレビ版でもアニメーション制作の現場がどんななのか、劇場版制作現場がどんななのか。伝えてくれるのも本シリーズの魅力だと思います。
みんながそれぞれの役割を果たして、そして作品が完成する。それはどんな仕事でも共通する話かと思います。
みんなが集まって、アイツがいなきゃ、アイツだったら…ああでもないこうでもないと意見を出し合って。ちょっとした事でやる気になったり、つまづいたり、妙にブラックな所もリアリティがありますね。
登場人物たちは総じて女性たちが一枚上手で大人です。男たちは途中で出てくる子どもたちみたいな所が妙にリアルですね。
宮森にバブみを感じる男性もいるのでは。少なくとも自分は感じたけど(笑)監督にとって宮森は奥さんか彼女か、はたまたオカンかも。
個人的には遠藤君の奥さんが黙って旦那の再起を見守り、さりげないのにヤル気にさせる姿にグッときました。そして遠藤君のさりげない優しさや不貞腐れ方も、リアルですね。
あとキャラクターの生活感溢れる姿…あの方の素の姿や宮森のちょっと親父くさい所とか台所汚い所とか、変わらずにみんなで集まって飲んでいる姿とか、相変わらずの扱い方の巧さとか、作り手のキャラクターへの愛情を感じる作品です。制作に携わった沢山の関係者の皆さん、素敵な作品をありがとうございます!また続編出たら絶対観にきます!
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