引っ越し大名!のレビュー・感想・評価
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星野さん、高橋さん、高畑さん 素敵です。
大河ドラマをほとんど観ず「前向きな姿勢、過去を振り返ることを良しとしない」をモットーに学生時代から日本史・世界史の成績がすこぶる芳しくなかったため時代劇には触れないまま過ごしできたのですが、最近の時代もの(超高速参勤交代、居眠り磐音など)を楽しめた経験から「ミュージカル克服のつぎは時代劇克服」がここんとこマイブームです。でも予習は大事と小学校の時担任の先生からよく言われていたのでちょっとだけ調べてみました。原作は小説ではありますが史実に基づいたお話なんですね。生涯7回も国替え(引越し)をした松平直矩、色々と紆余曲折あったのでしょうが、本作品のごとく星野源さん演じる春之介のような参謀がいたのかもしれませんね。頼りない役をやらせたら右に出るものはいない星野源さん。億男でもいい味出してた高橋一生さん、顔を見ると思わず鶏肉が食べたくなる高畑充希さん、それぞれいい役者さんたちですね。星野さんはガッキーやら高畑さんやらモテ期まっただ中のようで羨ましい限りです!本題としては断捨離をしてリストラをつつがなく進めながら皆の信頼を失わない春之介(星野源さん)、時代を超えてのリーダー像として学ぶことが色々ありそうです。現代のサラリーマン社会にも置き換えられる深い内容でした。
※本題には関係ありませんがピエール瀧さん、出てましたね、いい役者さんなので残念ですね。でも作品に罪はないのでそのままの上映でよかったです。
必ず迎えに来ます。
はじめ、
タイトルとあらすじをみたとき
スルーしようかなと思ってました。
泰平の世を続けるための
幕府の政策として、
藩に戦準備をさせない妙策。
ドタバタ劇なんだろうな
くらいに思ってました。
だけど
知り合いにいいよと
教えてくれた人がいたのと、
本レビューをみて劇場へ。
人嫌いの春之助が
仲間に助けらて
難局を乗り越えていく様が
面白い。
何かやろうとしたときは、
人、ノウハウ、金が
いるけど
春之助には、彼の人柄に惚れ
いつも隣にいる
鷹村や於蘭、中西を始めとした
味方がそれらを解決していく糸口を
作っていく。
その絆が面白いです。
わたしがこころに残った場面は
三つあります。
一つ目は、於蘭とのからみです。
協力してもらうまでは、
三国志での諸葛亮への
三顧の礼のような誠実な態度や
婚礼に至る場面では
どさくさに伝えるプロポーズが
微笑ましいです。
二つ目は、最後の殿様の言葉です。
石碑を前にして
帰還した部下達をねぎらう
姿が、前半のギャップもあって
藩における国替の
苦難を感じさせました。
三つ目は、リストラと再雇用です。
想像したらわかるはずなのに、
こんな場面が作中であるとは
夢にも思わなかったのです。
今は藩をやめてもらうのだが、
いずれ石高が復活する際には、
必ず迎えに行くと誓い、多くの志士に
開墾の指示をして
置いていく。
そして、本当に約束をはたし、
再雇用を実現させたときに
再び訪れた故郷の開墾された
棚田の美しいこと。
引っ越しだけと思って
劇場にきましたが、
そのプロセスと春之助の熱い思いで
素直に感動しました。
おすすめ。
味が少し薄いコミカル時代劇
時代劇って何なんだろう。。。
評判が良かったので公開されてすぐ見に行きました。 期待が大きかったのでその分ちょっと期待はずれ? 主人公のあまりにも武士らしからぬ振る舞いとBL(お国替えのきっかけ)で笑いをとろうとしているのですが、(じっさい楽しそうに笑っている方たくさんおられました)、 もう一つ乗り切れず。 ただ後半、 主人公が引っ越しの諸問題にしっかり取り組み始めると、 だんだん面白くなり、 松林の立ち回りは楽しかったし(高橋一生さんかっこいい)、 棚田には感動しました。 時代劇というと、 「たそがれ清兵衛」的シリアスな時代劇を思い浮かべてしまいますが、 昔の娯楽時代劇ってこんな感じだったのでしょうか。
めちゃくちゃ面白かった!
面白かったんですけどね。
原作・脚本/土橋章弘さん(「超高速!参勤交代シリーズ)、監督/犬童一心さん(「のぼうの城)。
笑える箇所が多かったし、人情味のある面白い作品でした。
「松平家」と言ったら、地元・越前藩主。
実際に福井県・丸岡城のロケも、エンドロールで発見(どこだったか分からなかったけど)。
書庫番で「カタツムリ」と揶揄された主人公が、周囲の助けで成長していくのもナイス。
ただ、正直に言うと。
「超高速!参勤交代シリーズ」「殿、利息でござる」「武士の家計簿」を足して、3で割った感はありました。
つまり既視感が結構あり、新鮮さにかける。
ちょっと私、最近の時代劇。見過ぎてるって言うのもあるんですが。
なので、見たことない方にはよりもっと、楽しめると思います。
主人公の脇を固める登場人物も、グッジョブが多かったです。
松平家を取り上げてくれたので、星0.5増しにしました。
最初から最後まで楽しめる良い映画
予告の時点で気になっていたのと、評判が良いらしいという噂のを聞いたため観賞。
良質な娯楽映画でした。
無理難題を押し付けられた主人公が奮闘するという王道ストーリーな時代劇ですが、
どこか現代社会にも通ずる部分があるため感情移入がしやすく、物語にしっかり引き込まれます。
また、脚本が丁寧かつテンポ良く物語が進むため退屈せず、最初から最後まで楽しむことができました。
ただ少し気になった点として、私だけかもしれませんが
登場人物の髪型や服装がガラッと変わる際に誰が誰やらわからなくなり混乱したりしなかったり。
逆に言えば気になったのはそこだけでしたので、万人にお勧めできる良い映画だと思います。
あと最初にポスター見た時から観賞直前までユースケ・サンタマリアが主役だと思ってましたごめんなさい。
役者さんは良いのに・・・
星野源さん☆1、高橋一生さんで☆1、高畑充希さんで☆1のオマケで☆3
本当は2.8(このキャストでもキツかった)
カタツムリそのもの星野源さん!
高橋一生さんの鷹村源右衛門良かった!
高畑充希さん可愛いなぁ~好きなのよねぇ♪於蘭魅力的でした。
脇を固めるキャストも良い!なのに・・・まぁ中途半端だったよねぇ・・・。
及川さん(ミッチー)然り脇役を含めキャスト皆さん良いのに何でだろう・・・。
笑いに走ろうとして、ミュージカル風にして、大切なメッセージを込めようとして、時代劇で殺陣を含め歴史を伝えようとして、全部締まらないまま流れちゃって失敗しちゃったと言う感じでしょうか・・・。
まぁ中途半端だったよねぇ。
出演キャストのファン向けの映画でした。
丸の内ピカデリーで観賞したのですがまばらな人の上に居るのはシニアだけで泣いた。その後に某邦画の完成披露試写会があって劇場前にはマスコミだらけ、そちらは人がたくさんでした。
引っ越しは戦です!
不遇を超える!
松平直矩は国替えばかりさせられ「引っ越し大名」と呼ばれていたとのこと。歴史上の人物の実在した内容を盛り込んで、リアルさあり、面白くて笑えてドキドキもしてジーンときて、素晴らしいエンタテインメント映画でした。『超高速!参勤交代』シリーズも大好きでしたが、今回は更に面白かったです。上からの命令とはいえ、何度も何度も国替えをしなくてはならない、当時は本当に大変だったと改めて知りました。こういう映画がなければ、当時の苦労や不遇の状態や実際に藩ごと引っ越すという大事業がどんな風に行われてきたかを知ることがなかったので、素晴らしい作品に出合えてとっても良かったです。キャストの演技も魅力的で、表情の細部までなりきっていて、また殺陣シーンも見事。且つ主人公がどんどん変化していく様子も良かったです。ヨワヨワだったのに自信をつけてたくましくなる人間的成長も感じられました。不遇を超えて生き抜く強さも学べました。
本格引っ越し!
アミューズすごいぜ!
7年前の8月半ばの事である。その日、私は友人と連れ立ってビーチボーイズのコンサートに行った。場所は千葉マリンスタジアム。
途中ココモを演奏していた時、何故かクリストファー・クロスが出てきて一緒に歌い始めた。
彼の持ち歌はなし。どうゆうこと?
暑い盛り、帰り道どうしてもビールが飲みたくなり、あるホテルの一階のバーに入った。
なんとも変なバーでつまみは全て缶詰!
隣の席の4人組の話し声が聞こえてくる。
その内容が関係者席に有名人の誰がいたとか
なんの雑誌に書いたとか・・・
どう考えても音楽評論家である。
私が友人になんでクリストファー・クロスが
いたんだろう?と言うと、間髪を入れずひとりのおばちゃんが「ねえーなんでいたんだろうねー」と、こちらの話しに食い込んできた!
あんた達がわからない事はシロートの私達が
わかるわけないよ!
そのおばちゃんだが去年テレビで見て名前がわかった。なんと・・・
東郷かおるこさんだった!!
あんたのライナーノーツ!山ほど読んできたよ!
ビーチボーイズの前座がアメリカ、さらにその前座が星野源だった!
テレビドラマの「11人いる!」でチラッと見たくらいで、歌は始めて。お客を気遣っていたのが印象的だった。
まさか恋ダンスで大ブレイクし、5大ドームツアー、朝ドラ主題歌と大スターになるとは・・・すみませんでした。見る目がなかったです。
さて本作は、その星野源を主役に据えた歴史エンターテイメントである。
参勤交代より遥かに辛い、国替えの話である。
しかも石高も半分にされ、今でいうリストラも
行なう。書庫係で知識があると見込まれ引越し奉行にさせらる星野源も辛い。
ここで星野源の個性が活きてくる。文化部の雰囲気。マザコン、気の弱さが物語をまわす。
無個性の個性。
改めて星野源のファンになった。コンサートにも行ってみたい。
高畑充希ちゃんも、パブリックイメージ通りしっかりしていて良かった。歌も上手い!
高橋一生も流石!旬の俳優!後半は見せ場だらけです!好きになった!
端役も思わぬ人が出ている!
星野源の事務所はアミューズ、大人計画!
事務所の力も凄い!
悪気はありません!
すみません。
参勤交代以外に引っ越しの苦労を知りました
時代劇風味の現代劇、それとも逆?
最近、時代劇を現代社会に通ずる切り口から描き、親近感を起こさせる作品が多いですね。
本作も、言うなれば時代劇の皮を被ったオフィスドラマ。内容に難解さはないし、歴史用語はナレーションで解説してくれるし、(何なら国替えも途中から引っ越しで通してるしな)、ラブコメあり、ミュージカル要素あり。歴史苦手、時代劇見ないという方でも、お気軽に、トレンディドラマのノリで楽しめるので、大丈夫。
プロジェクトXをパロった予告編が大好きだったんだけど、本編は笑いの要素が、余り面白くない芸人のネタっぽいというか…。ここ笑い所的な無理やり感があって、私の好みからは若干ズレていた。
無駄に挟まるBL要素は何を狙っているの?(笑)
ストーリーもザックリしていて、力業な部分もある。藩主が柳沢吉保に睨まれて、公儀隠密が大名行列を武力襲撃って、どんな事態やねん。
頼りなげな主人公が、書物の知識と誠実さで道を切り開いていくのは面白い。相棒の幼馴染みの、楽天的な豪放磊落さとのバランスもいい。
良い人がちゃんと幸せに、最後伏線も拾って、スッキリいい気分で終われるのが嬉しい。
配役の妙が凄い。
ドラマ殆ど見ない、役柄で見てしまって俳優覚えない私でも、星野源の愛らしさと高梁一生のおバカな笑顔が、この映画の5割位を引っ張っていった。演技もピッタリ嵌まっている。
後、一部ゲーマーにとっては、某槍を見てテンション上がるという、知らない方には解らんであろう要素があってですね…。
この所邦画が合わなくて、何の感想も残んなかったな…で終わる事が多かったので、今回は楽しく見られて、満足です。
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