傀儡

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傀儡
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解説

第38回ぴあフィルムフェスティバル・PFFアワード2016に入選するなど高い評価を受けたミステリー。かつて事故死した恋人の死因を調べる主人公が、恋人の遺族と事件の容疑者が生活をともにしていることを知ったことから、事態が予想外の方向へ進んでいくさまを描いた。記者の藤真は12年前に転落死した恋人の事故について、「事故死で処理された未解決事件」として記事にするよう上司に命じられる。反論するも聞き入れてもらえず現場に行かされた藤真は、当時、容疑者として疑われていた男が被害者遺族とともに暮らしている光景を目の当たりにする。遺族たちは男に従順で、そんな彼らの様子を不審に思いながら藤真は取材を始めるが……。

2017年製作/77分/日本
配給:T-artist

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(C)2018 KAIRAI ALL RIGHTS RESERVE

映画レビュー

3.5思い込みの記憶に観客も翻弄される

ローチさん
2018年7月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

学生映画の卒業制作ということだが、最近の学生映画は技術的にこんなに高いのかと驚いた。脚本もすごくよく書けている。

本作を観る上で大事なのは、主観と客観の視点。映画は主人公の主観の世界を見せているのか、それとも客観を見せているのか、留意しながら観ると良い。

同じ現実でも観る視点、あるいは信じるものによって見え方が変わるということを見事に描いており、その視点の移動のあり方に現代的な感性を感じさせる。

人の記憶の信用のおけなさを描いた作品は数多いが、これはそのことを、観客にかなり実感を持って与えることができているように思う。繰り返される食卓の奇妙な違和感が見事。

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ローチ

2.0源流

Bacchusさん
2018年6月17日
Androidアプリから投稿

難しい

悲しい

雇われ記者が12年前に故郷で起きた自身の当時の恋人の事故死について取材をすることになり巻き起こる話。

久々に帰った故郷では死んだ彼女の妹と母親が先生と呼ばれる元容疑者と共に暮らしているという状況で、そこに主人公が入り込んで行く。

登場人物達の背景や関係性をみせながら、事件に関わること調査や展開はは各登場人物の視点ということなのか、まるで異なる出来事を繰り返してみせていく。

それも狙いらしいが、複線を回収しなかったり、最後まで曖昧で何が言いたかったのかという部分も多くスッキリしないし、一応当日の出来事としてみせているものも事後に現れた筈の元容疑者の発する父親に対するセリフに違和感が…これも誰かの脳内の話なら全てが霧の中。

「傀儡」というタイトルからしたら何が起きたのかより、どう形成された人物達なのかが大事なのかも知れないが、ちょっと自分には難しい。

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Bacchus
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