皇帝ペンギン ただいま : 特集
この夏は、水族館では見られない“本当のペンギン”を見に行きませんか?
かわいさに“和み”、懸命な子育てに“共感”し、圧倒的映像美に“驚く”!
アカデミー賞監督が贈る──今夏最涼の《癒しムービー》
全世界で2500万人を魅了し、第78回アカデミー賞で長編ドキュメンタリー賞を受賞した「皇帝ペンギン」が12年ぶりに帰ってきた! 名匠リュック・ジャケ監督が、世界が恋をした皇帝ペンギンたちの親子のドラマに再び迫った「皇帝ペンギン ただいま」が、8月25日より全国順次公開。ペンギンたちの「本当の姿」は、本作でしか見られない!
【未体験の愛くるしさ】赤ちゃんはフワフワモフモフ、成長したらポッテリ!
“過去最高の近さ”で《これまでにない最愛ペンギン》をあなたに──
朝日新聞による2017年の「水族館で好きな生き物は?」という調査でも、ラッコやイルカを抑えて堂々の第1位! 何時間でもずっと見ていられるくらい、私たちの心を引きつけてやまないペンギン──その種類の中でも、最も人気が高い「皇帝ペンギン」に迫ったのが本作。それも、かつてないほど近い距離で。ここまで接近してもなお引き立つ愛らしさに、彼らのことをもっと大好きになる!
よちよち、ペタペタ……本人たちはいたって真面目なのに、親鳥もヒナも、おぼつかない足取りでフラフラ歩く姿がどうしようもなくかわいい! 短い足でちょっとした段差を上るのも大変。つい「がんばれ!」と応援してしまうはず。
頭は白と黒のツートン、そして身体はグレーの羽毛に包まれてモッフモフ! 丸々としたフォルムといい、ぽってりしたサイズ感といい、抱きしめたくない人はいない。そんな赤ちゃんたちが群れを成して行進なんて、至福過ぎる!
ブリザードが吹き荒れる過酷な環境で生きるのは、ものすごく大変。暖を取るために彼らが選んだ方法は、全員がひとかたまりになってくっつくこと! 親鳥もヒナも協力し、身を寄せ合う姿は、見ている私たちの心も温めてくれる。
初めて海を見た子ペンギンたちの反応が、とびきりかわいい。目の前に広がる海原に興味津々で、「何ここ?」「入れるの?」というザワめきも聞こえてきそう。躊躇(ちゅうちょ)しちゃってなかなか飛び込めないところもキュンとする!
どうやって、ここまでペンギンたちの“素”のかわいさに迫った? かつてないほどの近距離で、彼らの姿を鮮明に映し出す映像に驚かされる。撮影チームは最新鋭のデジタル4Kカメラとドローンを南極に持ち込み、水深70メートルという、南極海の最深撮影記録も更新。ここでしか見られない映像を実現した!
【驚きと共感の連続】かわいいだけじゃない、こんなにも愛情深く、けなげ!
ペンギン《本来の姿》は、南極と“この映画”でしか見られない──
本作では、かわいらしさだけでない皇帝ペンギンの本来の姿、知られていなかった生態を見ることができる。ここでは、その一部を紹介しよう。零下40℃、時速250キロにも達するブリザードが吹き荒れる、南極の過酷な環境で生きていくのは、私たちが想像する以上に過酷。映画では、ひと組のカップルが卵からヒナをかえして子育てし、そしてそのヒナが巣立っていくまでの貴重な姿を、存分に映し出す。かわいらしい姿の裏側にある、尊くて感動的な「家族のきずな」を、スクリーンで感じてほしい。
ペンギンは、卵の状態から命懸けの状況に置かれている。父と母が卵を交代で足に乗せて温めるが、その受け渡しの際に地面に触れると、わずか20秒で中の命が奪われてしまう! 使えるのは足だけ……ちゃんと乗せられる!?
ペンギンたちが暮らすのは内陸のコロニー。ひと組のカップルの間に生まれるヒナは1羽だけで、両親は交代で漁に出てヒナを育てる。しかし、海は100キロの彼方! 相方が戻るまでの120日間、ヒナを守る親鳥は飲まず食わず!
コロニーには無数の、それも同じ顔をしたヒナが待ちわびている。漁から帰ってきた親鳥は、一体どうやって自分の子どもであることを見分ける? その様子もしっかりと網羅。聴覚が発達したペンギンは、なんと歌声で識別する!
最新機材のおかげで実現した水中映像が、地上でのおぼつかない姿から想像できない、ペンギンたちの華麗なる姿を捉えた! 潜水できる時間は、なんと20分。腹ばいで氷上を滑るさまともあわせて、ペンギンの意外な一面が見られる。
単に「本能」では片付けられない、固い家族愛がある。どんなに過酷な状況でも、ヒナのために漁にも出るし、絶食しても守り抜く。「子どもがいるからがんばれる」という私たち人間と同じ思いに、心が打たれる。
【この夏一番の癒し&開放感】本作で“納涼”しませんか?
圧巻の映像美&音楽が体を包み、“あの名優”のナレーションが心をほぐす
ペンギンのかわいさはもちろん、本作が世界で最も涼しい場所のひとつ、南極が舞台であることにも注目。青い空と海、そして白く澄み切った雪と氷の風景を映し出す圧倒的な映像美を前にすれば、映画館の外の猛暑も忘れて、最高の癒しを得られるはず。日本を代表する名優が手掛けたナレーションと、名作曲家が担当した音楽も心地よくて染みわたる。本作は、この夏最高の納涼&リラクゼーション映画でもある!
日本語ナレーションを務めたのは、大河ドラマ「真田丸」ほか映画・ドラマで人気を集め、老若男女問わずに幅広く支持される名優・草刈正雄。80年に出演した「復活の日」では、実際に南極ロケも経験しており、まさに適任だ。ファンをトリコにする甘く優しい低音ボイスに、同地への格別な思いをも込めた言葉の数々が、見る者の心にしっとりと染み渡る。
13年前に世界的ヒットを記録し、アカデミー賞に輝いた「皇帝ペンギン」で南極のペンギンたちに迫ったリュック・ジャケ監督が、再びペンギンを撮った! 本作では、前作で培ったノウハウに加えて、最新鋭の機材と技術を惜しげもなく投入。前作を凌駕(りょうが)する美しく涼やかな映像が、またもや私たちの心をつかむ。
ベルリン国際映画祭2部門受賞作「ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮」で知られる作曲家シリル・オフォールが手掛け、先日発表された第70回エミー賞にもノミネートされた音楽に注目。南極の美しい映像と、ペンギンたちのきずなのドラマを鮮やかに盛り立てて、見る者の脳裏に強く印象を残す。