REVENGE リベンジ

劇場公開日:2018年7月7日

REVENGE リベンジ

解説・あらすじ

これが長編映画デビュー作となるフランスの女性監督コレリー・ファルジャが、血みどろのバイオレンス描写とスタイリッシュな映像で描いたリベンジスリラー。若きセレブのリチャードと不倫関係にあるジェニファーは、砂漠地帯に建つリチャードの豪華な別荘を訪れる。しかし、そこでリチャードの狩猟仲間の男たちに欲情され、襲われた挙句に、口封じのため崖の下へと突き落とされてしまう。なんとか一命は取り留めたものの、とどめを刺すため人間狩りを始めた男たちに対し、ジェニファーは復讐を開始する。主演は「ザ・リング リバース」のマチルダ・ルッツ。

2017年製作/108分/R15+/フランス
原題または英題:Revenge
配給:アルバトロス・フィルム
劇場公開日:2018年7月7日

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(C)2017 M.E.S. PRODUCTIONS - MONKEY PACK FILMS - CHARADES - LOGICAL PICTURES - NEXUS FACTORY - UMEDIA

映画レビュー

4.0 血の量がゾウなみ

2025年10月13日
iPhoneアプリから投稿

レイプリベンジ系の物語は最近落ち着いたが、78年の「発情アニマル」のリメイク作が世に放たれてから確実に増えた様に思える。本作もそれに当てはまる物語だが、"本家"よりもヒロインが孕まされるシーンは少なく、上手くどぎつくならない様にされている為、そのシーンの不快感はそれ程無い様に思える。コラリー・ファルジャ監督が女性という事も影響していると思うが、長編ニ作目となる、「サブスタンス」で脚光を浴びる前からあの作風は生きていたのだと思わされるシーンが非常に多い。
本作において最も胸糞悪いのは、何と言っても男3人。女性に対する謎の優越感、欲のままに考える自己中心的な言動や行動、また、「サブスタンス」でも描かれた"口元のアップで食べ物を汚く食べる"というだらしなく不潔な男の描写が何ともキツい!

それからの後半パートの復讐描写に非常にスカッとする思いである。俳優陣の痛そうな演技に拍手喝采である。
「ホステル」のイーライ・ロス、「死霊のはらわた」のフェデ・アルバレスらが唸る、痛覚刺激シーンのオンパレードで、鑑賞後に眉間のシワが残りそうな位である。
特に痛そうなのは犯した張本人がガラスの破片を踏んだ後、大きな破片を足裏から引っこ抜くシーンは激痛そのものである。“謝ったからって許さない!"と言わんばかりの仕打ちに遭うのである。

ここから後半は怒涛の如く血が噴き出る展開となり、豪華でどこか奇抜な部屋にどくどくと人間の血液量を超える量の血が噴き出る。そんなに出ないだろと何度思ったことか。このシーンは「サブスタンス」にもしっかりと受け継がれている為、これが監督らしさなのだろう。その辺のリベンジスリラーと侮るなかれ。かなりの傑作である。

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Mina

5.0 サブスタンスからの

2025年7月23日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

これは映画館で観たかった。復讐シーンも最高に良かったが出色だったのが、おまえが誘ってきたんだろあんな格好をするバカ女だから俺を好きなんだよなと間合いを詰めてくる序盤のやり取りと男達のホモソーシャル。リアリティに即した会話と表情の緊迫シーンにこの監督の素質を感じた。「告発の行方」に捧げたい。

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脱獄

3.0 何だかんだとスカッとしました

2025年7月16日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

採点3.3
マカロニウェスタンのようなレイプリベンジ物。
あれで生きてるの?はまだしも、あそこから回復できるの?と音楽がすごくやすっぽいのが気になりましたが。
これが長編デビューだから荒さはあるものの中々、そして二作目で「サブスタンス」を作り上げたのは驚きです。
最後は何だかんだとスカッとしましたよ。

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白波

3.5 血糊回廊 つーるつる

2025年7月10日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

驚く

串刺しからの復活🤩
人間の血液量はだいたい5リットルだけど血糊の量は500リットル超えてたな😎

サブスタンスはシネコンで観てから
ヒューマントラストシネマ渋谷で
リバイバル上映鑑賞

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カールⅢ世