こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話のレビュー・感想・評価
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実話⁈
筋ジストロフィーの鹿野さんと鹿野さんの自立生活を支えるボランティアさん達の日常生活を描く。
24時間人の助けが必要な鹿野さん。
学生ボランティアを集め、実習を兼ねた〝鹿野ボラ〟を作り楽しくガヤガヤと日常を送る。
ボランティアの1人、医学生の田中と田中を訪ねて来た美咲。
鹿野のわがままに振り回される2人だが、鹿野が美咲に好意を抱きラブレターの代筆を田中に頼む。
美咲は田中の彼女だが、鹿野には話して無かった。
なんだか複雑な関係。
美咲は他のボランティアと違い、鹿野に遠慮が無い分ハッキリと否定する。
美咲がついた嘘が元で田中と美咲の関係が壊れ、田中はボランティアを辞めてしまった。
鹿野は一芝居打ち2人の気持ちを確かめた。
死を目前にしても夢を諦めず、明るく愉快に日々を過ごす鹿野の姿に勇気をもらえる。
母親には自分の時間を過ごしてもらいたいと思う鹿野の優しさがホロリとくる。
気がついたら鹿野さんが好きになっていた!
渡辺真起子「介護役者」決定
「パーフェクト・レボリューション」を観る切っ掛けになった「37secands」。渡辺真起子は障がい者向けの娼婦として出てたので、今回もか⁉️と思ってたけど普通のヘルパーでしたね😅
でも今回で、渡辺真起子「介護役者」決定しました👍
毎度自分の友人の話ですが、彼も車いすで一人暮らししてますが寝る時以外は常にヘルパーが来てます。彼は優しいので鹿野ほどわがまま言いませんが、偶に「それ言うか⁉️」と思う頼みをヘルパーじゃない自分にしてきます。それはそれで、普段中々言えない頼みだったりするし、自分も毎日会うわけじゃないので許せたりします。
他の車いすの方と会ったこと有りますが、大体は鹿野みたいにヘルパーに「ごはん」「トイレ」「タバコ」とか一方的にヘルパーに命令してます。勿論今はそこに対価があり時間制限もあるので、双方納得の上で成り立つ関係ですが、
自分が思ったのは、5体満足な自分は普段から5体に命令を散々してるんだなと、5体を労ってあげたくなりました。
それをボランティアで賄うなんて驚きでしたが、一重に鹿野の魅力もあったからでしょう。
田中に「自分に正直に生きてるか?」と問える鹿野には羨ましさしかありませんでした。美咲がちょっと気持ちが揺さぶられるのも、そもそもあれだけ喧嘩したのにまたボランティアに参加したのも、鹿野の正直な生き方に魅力があったのでしょう。
鹿野靖明、一度会ってみたかった人でした。
身体が動かせないからこそ、大泉洋の演技の魅力が詰まってる気がします。泣き所もちゃんと用意してあるのも恐れ入りました🙇🏻♂️
それと高畑充希はロングが良いと思いました😅
人間力に惹かれた
ボランティア
笑い泣きしました
Amazon Primeでみました。
暇だったので、あまり期待せず観たのですが、観てよかったーと思いました。
最初は、ボランティアの人たちを横柄に扱う主人公に腹立たしくも思ったのですが、それは強く生きるため、自分が自分であるためにそうしているんだということが段々と分かってきて、どうして主人公の周りにはいつも人(ボランティア)がたくさんいるのかわかる気がしました。
私も前向きに生きたいと思いました。
ちなみに、タイトルの意味は冒頭ですぐに謎が解けます。観進めていくとそのイメージが覆り、感動に変わりました。後半は泣いたり笑ったり、大変でした💦
あと、高畑充希さんの演技が最高でした!めちゃくちゃ演技うまかったです。それも観て欲しいです。大泉さんは言わずもがな、です。ピッタリのハマり役だと思いました。綾戸智恵さん、女優もいけるんだ!と新しい発見でした(私が知らないだけで他にも女優業もたくさんされてるならすみません…)。
よくまとまっているなぁ
筋ジストロフィーという筋肉がどんどん固まって動かなくなっていく病気を患う患者の役を、大泉洋さんが見事に演じておられます。
めちゃくちゃキャラの濃い、実際に存在した人間を演じるのって難しいだろうに、本当にユーモア溢れた脚本で最初から最後まで楽しませてもらいました。
ボランティアの方々の苦悩は実際たくさんあっただろうに、この作品の中ではほとんど描かれることがありませんでした。たぶん、そんな事を書く必要はないと製作者達がかんがえたのかなあ、、、
ボラを経験した者とそうでない者では、きっといろいろ価値観も感じ方も違うんだろうなと思いました。
横柄だなと感じる場面は正直ありましたが、そんな障害者がいてもいいじゃないかと笑い飛ばせる環境を作ってしまうボランティアの方々は本当に素晴らしいと思いました。
助けてあげているというよりも、やりたくてやってるという心が伝わってきました。
高畑みずきちゃんと三浦春馬くんのカップルの話も、作品を確実に面白くしてくれました。
まだまだ障害のある人に優しくない世の中ではありますが、障がい者、健常者と言う前に同じ人間ということをもっと私達が理解して、お互いにできることを丁寧に出来れば世の中は暮らしやすくなりそうな気がしました。
(そもそも健常者って言い方ね。なんかこれもちょっと考えものな気すらしてきた)
この作品を見て、勇気をもらったり、前向きになれる言葉をたくさん見つけました。鹿野さんの思いがもっともっと世の中に浸透してくれますように、、、
号泣覚悟だったのに
あえて別れのシーンが無かったのは意外だった。
号泣覚悟だったので、悲しい気持ちよりも幸せな気持ちで終われたことに驚いた。
余命宣告されてから20年も、しかもほとんど自宅療養で生きれたなんて信じられない。
それもこれもボランティアの方々が居たから、そして遠慮せずにワガママを言える鹿野さんだったからだろう。
最初はなんてワガママな人なんだ!と思ったけれど、ボランティアの方々が楽しそうに本当の家族の様にしている理由が私も分かった気がする。
パーティの場で空気に呑まれず、同情もせず、プロポーズを断ったみさきちゃんは偉いなと思った。
身体障害者とか健常者とか関係なく、「友達」と言える関係を築ける鹿野さんは素敵だった。
大泉洋さんのキャラクターがはまった感じで楽しかった。
実話なんて!
生き方を突きつけられる
鹿野さんになぜあんなに多くのボランティアが集まるのか…。正直、序盤では鹿野さんに魅力は感じなかった。筋ジストロフィーだからといって、健常者のように、何一つ我慢せず生きたいという理屈は分かるが、感謝の気持ちを感じなかった。
でも恋をして、鹿野さんもより人間性が高まったように思えた。残された人生を誠実に生きようとする姿勢には共感した。高畑充希にプロポーズしたことについては、鹿野さん自身に色々な葛藤もあったのではないかと思ったけど、そこに焦点を当てずにいたところで、自分的に深みを感じた。鹿野さんは、もしかしたらふられると分かっててプロポーズしたのではないか、と。
エンディングもよかった。
感動しますが。。。
内容は意外に良かった。 どこまでが実話で、どこまでがフィクションなのか?
観ている間はそれが知りたいと思ったが、観終わった後は、それはどうでもいいか、と思い直した。
タイトルの内容は序盤のシーンにすぐ現れ、それを見ると、「うわ、なんかこれ、ずっと観るの辛いかも」と思っていたが、その後は、普通に見れる。これは、大泉の演技力のなせる業なのか?
美咲がだんだんと鹿野に心を許していくターニングポイントが、あの「間に合わなかった」場面というのが、ちょっと腑に落ちないし、美咲と田中のその後の関係性も、なんだかすっきりしないが、まー、それは飲み込みましょう。
この映画で2つ、ほんとよかったと思えたのは2点。
一つ目は、家族の絆。母と鹿野が手を握りながら、無言で、そして目と目で会話するシーンは、胸にグッと来た。
「おかあちゃん、おかあちゃんには、自分の人生を生きてほしいんです」
それを書いた鹿野。そして受け取った母。二人の胸中を思うと、胸が締め付けられる。
そして2つめは、定番で泣かせる「亡くなる間際のシーン」を入れていない(取り除いている)点。
(途中、2回ぐらい、それに近いものがあったが、そこは笑いで吹き飛ばした大泉、いや鹿野。)
もし「亡くなる間際のシーン」が入っていたら、普通の"お涙頂戴映画”に陥っていたであろう。
この映画は、そこがポイントではなく、困難を乗り越えて行くこと。そしてそれに挑戦している人へのエールを送るための映画なのである。
それが証拠に、最後は、鹿野がボランティアのみんなに囲まれながら、ロックを歌っているシーンになっている。エールを自分に、ボランティアのみんなに、そしてこの映画を観ているものに送っているのだ。
久しぶりに、いい映画を観た。
これは観なきゃダメだよ
やはり大泉洋の芝居が光る
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