こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話のレビュー・感想・評価
全326件中、81~100件目を表示
笑い泣きしました
Amazon Primeでみました。
暇だったので、あまり期待せず観たのですが、観てよかったーと思いました。
最初は、ボランティアの人たちを横柄に扱う主人公に腹立たしくも思ったのですが、それは強く生きるため、自分が自分であるためにそうしているんだということが段々と分かってきて、どうして主人公の周りにはいつも人(ボランティア)がたくさんいるのかわかる気がしました。
私も前向きに生きたいと思いました。
ちなみに、タイトルの意味は冒頭ですぐに謎が解けます。観進めていくとそのイメージが覆り、感動に変わりました。後半は泣いたり笑ったり、大変でした💦
あと、高畑充希さんの演技が最高でした!めちゃくちゃ演技うまかったです。それも観て欲しいです。大泉さんは言わずもがな、です。ピッタリのハマり役だと思いました。綾戸智恵さん、女優もいけるんだ!と新しい発見でした(私が知らないだけで他にも女優業もたくさんされてるならすみません…)。
よくまとまっているなぁ
筋ジストロフィーという筋肉がどんどん固まって動かなくなっていく病気を患う患者の役を、大泉洋さんが見事に演じておられます。
めちゃくちゃキャラの濃い、実際に存在した人間を演じるのって難しいだろうに、本当にユーモア溢れた脚本で最初から最後まで楽しませてもらいました。
ボランティアの方々の苦悩は実際たくさんあっただろうに、この作品の中ではほとんど描かれることがありませんでした。たぶん、そんな事を書く必要はないと製作者達がかんがえたのかなあ、、、
ボラを経験した者とそうでない者では、きっといろいろ価値観も感じ方も違うんだろうなと思いました。
横柄だなと感じる場面は正直ありましたが、そんな障害者がいてもいいじゃないかと笑い飛ばせる環境を作ってしまうボランティアの方々は本当に素晴らしいと思いました。
助けてあげているというよりも、やりたくてやってるという心が伝わってきました。
高畑みずきちゃんと三浦春馬くんのカップルの話も、作品を確実に面白くしてくれました。
まだまだ障害のある人に優しくない世の中ではありますが、障がい者、健常者と言う前に同じ人間ということをもっと私達が理解して、お互いにできることを丁寧に出来れば世の中は暮らしやすくなりそうな気がしました。
(そもそも健常者って言い方ね。なんかこれもちょっと考えものな気すらしてきた)
この作品を見て、勇気をもらったり、前向きになれる言葉をたくさん見つけました。鹿野さんの思いがもっともっと世の中に浸透してくれますように、、、
号泣覚悟だったのに
あえて別れのシーンが無かったのは意外だった。
号泣覚悟だったので、悲しい気持ちよりも幸せな気持ちで終われたことに驚いた。
余命宣告されてから20年も、しかもほとんど自宅療養で生きれたなんて信じられない。
それもこれもボランティアの方々が居たから、そして遠慮せずにワガママを言える鹿野さんだったからだろう。
最初はなんてワガママな人なんだ!と思ったけれど、ボランティアの方々が楽しそうに本当の家族の様にしている理由が私も分かった気がする。
パーティの場で空気に呑まれず、同情もせず、プロポーズを断ったみさきちゃんは偉いなと思った。
身体障害者とか健常者とか関係なく、「友達」と言える関係を築ける鹿野さんは素敵だった。
大泉洋さんのキャラクターがはまった感じで楽しかった。
我が儘だけど愛おしいっていう鹿野さんの役が、普段テレビで見る大泉洋さんを見てるかのようなすごくぴったりな役だなと思いました。
死に関して描かれているのではなく
鹿野さんの生き方やボランティアの方々との関係を時折コメディチックに描かれていて見やすかったです。
見終わって鹿野さんの生き方や考え方がかっこいいなって思ったし、ボランティアの方々と鹿野さんとの間には愛情があって良い関係だなと思いました。
目標に向かって努力する人は改めて素敵だなと思うし応援したいなって思える作品でした。
実話なんて!
最初に、題名だけを見たときに、ゴロはいいけどふざけてる?と思いました!でも、最初の入りから、王様状態の筋ジストロフィーの主人公と支えるボランティアとの関係関わりが、コミカルな様子で、みんなが皆こんな感じの日常では無いんだろうと思うけれど、主人公のはずの鹿さんを通してボランティアっとは何かとか、人としての生き方の葛藤、夢をかなえようという勇気や力を貰って、素敵な人生を得る若者達、こちらも主人公?
実話と言うことで、この鹿さんは夢半ばで無くなってしまうけれど、その精神や生き方は関わったボランティアの人、この映画を見た人皆に染み渡っているのではないかと思いました。
本当に素敵な映画でした。
生き方を突きつけられる
鹿野さんになぜあんなに多くのボランティアが集まるのか…。正直、序盤では鹿野さんに魅力は感じなかった。筋ジストロフィーだからといって、健常者のように、何一つ我慢せず生きたいという理屈は分かるが、感謝の気持ちを感じなかった。
でも恋をして、鹿野さんもより人間性が高まったように思えた。残された人生を誠実に生きようとする姿勢には共感した。高畑充希にプロポーズしたことについては、鹿野さん自身に色々な葛藤もあったのではないかと思ったけど、そこに焦点を当てずにいたところで、自分的に深みを感じた。鹿野さんは、もしかしたらふられると分かっててプロポーズしたのではないか、と。
エンディングもよかった。
感動しますが。。。
とてもいい話。
前向きで、飾らない。
助けがいる事実は、あからさまにしか
出来なくて、体当たりのお話で、
とてもいい話でいい映画です。
気になる点は、
コレだけが事実と取られられない事。
この方は、裕福でかなり恵まれた環境の中で
堂々と生きられたというバックボーンが
あるという事実。
その境遇も得られない人は沢山いることへの違和感。
じゃあお前出来るのと聞かれた時に答えきれない
自分にも違和感もあって、
事実を見せつけられた気がしました。
内容は意外に良かった。 どこまでが実話で、どこまでがフィクションなのか?
観ている間はそれが知りたいと思ったが、観終わった後は、それはどうでもいいか、と思い直した。
タイトルの内容は序盤のシーンにすぐ現れ、それを見ると、「うわ、なんかこれ、ずっと観るの辛いかも」と思っていたが、その後は、普通に見れる。これは、大泉の演技力のなせる業なのか?
美咲がだんだんと鹿野に心を許していくターニングポイントが、あの「間に合わなかった」場面というのが、ちょっと腑に落ちないし、美咲と田中のその後の関係性も、なんだかすっきりしないが、まー、それは飲み込みましょう。
この映画で2つ、ほんとよかったと思えたのは2点。
一つ目は、家族の絆。母と鹿野が手を握りながら、無言で、そして目と目で会話するシーンは、胸にグッと来た。
「おかあちゃん、おかあちゃんには、自分の人生を生きてほしいんです」
それを書いた鹿野。そして受け取った母。二人の胸中を思うと、胸が締め付けられる。
そして2つめは、定番で泣かせる「亡くなる間際のシーン」を入れていない(取り除いている)点。
(途中、2回ぐらい、それに近いものがあったが、そこは笑いで吹き飛ばした大泉、いや鹿野。)
もし「亡くなる間際のシーン」が入っていたら、普通の"お涙頂戴映画”に陥っていたであろう。
この映画は、そこがポイントではなく、困難を乗り越えて行くこと。そしてそれに挑戦している人へのエールを送るための映画なのである。
それが証拠に、最後は、鹿野がボランティアのみんなに囲まれながら、ロックを歌っているシーンになっている。エールを自分に、ボランティアのみんなに、そしてこの映画を観ているものに送っているのだ。
久しぶりに、いい映画を観た。
これは観なきゃダメだよ
タイトル通り観なきゃダメな映画です。
その理由はドキュメンタリー映画であることと、身体障害者が現在この社会での在り方について、解りやすくコミカルに描かれている。
観終える頃には...。
観る前は正直、余り興味はなかった。
やはり大泉洋の芝居が光る
なんだかんだ言って大泉洋が凄い。安倍総理もこの作品を観て感動し大泉洋らを食事会に招待したようだ。しかしこの件を一切口外しない大泉洋がまた素晴らしい。(高畑充希はインスタに載せていたよね。)
筋ジスだからって調子に乗りやがってと思わす完璧な芝居。こんな奴が最後は愛おしく感じてしまうのだから凄すぎるね。なんかファッションも若干古くさいと思ったら80年代の北海道が舞台なんですね。前田哲監督はgood job!
素敵な映画でした、ありがとう!
原作を本屋で見たとき目を引くタイトルから「どんな話なんだろう?」って手に取ったこと覚えてますが、そのままになっていました。映画化されたとき予告編の大泉さんの憎たらしさがこれまた抜群で絶対観ようと思いながらタイミングを逃してしまいWOWOWで録画したもので初めて鑑賞!いやぁ、よかったです。もっと早く観ればよかった!と後悔しかり。
最近の大泉洋さんの作品、ハズレなしで安定の領域に入りつつありますね。
お涙頂戴物ではなく実在した鹿野さんという方を見事に演じられていたんでしょうね?!
原作未読なので不確かではありますが、エンドロールにあった「没後10年以上経っても今も鹿野家の家族とボランティアの方々が交流されていることからも大泉さんの演じられた鹿野さんの不思議な魅力を推し量ることができます。
正直最初からタイトル通りのワガママ炸裂で映画ということを忘れて本気でムカついてしまい若干心配になりましたが、観終わってみるととても気持ちよくなれる映画でした。
大泉洋さんの役づくり、今の日本の映画界を牽引していると言っても過言ではないような!(ちょっと褒めすぎかも)
高畑充希さん、『植物図鑑』『DESTINY 鎌倉ものがたり』で素敵な女優さんだなぁ、って思いテレビドラマでも『同期のサクラ』など難しそうな役をうまく演じて頑張ってるな〜っていうイメージでしたが今作でもヒロインとして鹿野さんへの感情がだんだん変わっていく様を見事に演じられてました。
三浦春馬さんもカッコよさとは裏腹にちょっと情けない役どころをよく演じられたと思います。前にテレビのドキュメンタリーで役者を続けられるか悩んでた時期があったって言ってましたがそんな頃の感情が出てる役柄でしたね。
萩原聖人さん、最近の役どころの中ではいい人側で少し安心です。
それから渡辺真起子さん、色々な話題作でやはりいい味出してます。助演女優賞をあげたいです。
タイトルの『愛しき実話』はかえって逆効果のような気がします。観てみれば、実話じゃないと変な話でしょう。鹿野さんという方が実在したからこそ小説化、映画化できたストーリーに違いありませんから。
酷評されている方もごく僅かにいらっしゃいますが私には素敵な映画でした。
見るに耐えない
何様ですか?
この一言に尽きます。
ワガママ言い放題のキャラクター、それを止めない周りのボランティア。
何も共感できないし、見ててイライラしかせず、自分が見たいと思うものではなかった。
普段から障害者やボランティアに関心がない人は同じ気持ちを抱くかもしれません。
途中から鑑賞を辞めたのは初めてだったのでこんな評価です。
愛されキャラ
映画を見る前は、テレビのCMくらいしか前情報はなく、横柄な態度な主人公くらいにしか思ってませんでした。
映画を見ると主人公がめちゃめちゃ愛されキャラであることがわかります。
わがままし放題なので、周りのボランティアの人に支え続けられているのがその理由なのかと。
またそれは、主人公を演じる大泉洋がハマり役に思えました。
難病と戦いながらも夢をたくさん持ち、実現させようとがんがる姿には勇気をもらえました。
全326件中、81~100件目を表示