機動戦士ガンダムNTのレビュー・感想・評価
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ガンダム00の映画版で味わったような、おいてけぼり感
コレって、ガンダムの話なの?
ユニコーンの続編だということはわかるけど、超能力的な力(ニュータイプのチカラ?)が前面に出過ぎていて、オカルト映画になってしまっている。
もう、ここまで来るとガンダムじゃなくても良い気がする…
ガンダム00の映画版や、Gガンダムを観た時に味わったような「チガウ!」感が満載でした(笑)
ガンダムとは何ぞや?を定義するのは難しいけれど、少なくとも、富野由悠季が描く前期ガンダム(ファースト、Z、逆襲のシャアの頃)とは、世界観が違っている気がする。
ま、映像はキレイだし、バトルシーンは迫力あるし、コレはこれで楽しめたんだけどね。
ガンダムには悲しいドラマがよく似合う
いろいろ、ありえないとかの低評価も多いようですが、私は好きですね。いやユニコーンよりもよかったかも。
まあニュータイプがいよいよ神的とか、モビルスーツどこまで強くなるん?とかはまらなかった人が引いてしまう気持ちも分かりますが、見どころはそこじゃないんですよね。それも人によるのは分かりますが。
今回はとにかく「悲劇」に重点を置いたんじゃないかな。あとのことは後付けに過ぎず。ガンダム流の戦争の悲劇。今までは主人公以外やスピンオフ作品でよくあった基本一般人が戦争に振り回されて悲しい結末のお話、それが今回は堂々正当続編で主人公にその役割を与えました。正統派ガンダムでさすがにほんとにただの一般人じゃ映画化はさせてもらえないから、まあお友達がNTであったという設定にして。今までの正統派主人公はとにかく人を振り回す立場だったけど今回は最後まで振り回された主人公だった。そこがいいよね。悲劇にするには。
泣けましたよ、最後は、ほんとに。
戦争は人を、人生を狂わせるという普遍的な真理をうまく描けたんじゃないかなと思います。伝わりましたよ。
ニュータイプとは、
1979年から始まる宇宙世紀シリーズのニュータイプという概念の行き着いた先。
やっぱりガンダムは良い。そう思った作品だった。
冒頭20分はYouTubeで何回見たかわからない。
あのナラティブガンダムの登場シーン、フェネクスの美しさと澤野弘之さんの音楽の躍動感は胸踊った。
ヨナはバナージ同様、ガンダムシリーズの中ではまともな主人公。リタは可愛い(笑)。ミシェルはこの物語の全ての元凶だが、これまでのガンダムシリーズ同様主人公の近い女性は物語において重要な存在だ。ゾルタンは可哀想な存在だが、やはり悪役は頭がおかしい。
作画が崩壊しているという意見もあるがそこまできになるものでは無い。そもそも作画が崩壊しているのが当たり前の世界だった初期ガンダムから見ればなんちゃない。
ニュータイプは覚醒し、サイコフレームはなくてはらない存在になり、戦いもビームライフルを撃ちまくり、ビームサーベルを振り回す戦いはもう終わり。
これからのガンダムはどうなるのか、楽しみだ。
最後に、リタが動かしているフェネクスは可愛い。
小作品として
原作を読んだことがない、UCは肯定的に楽しめたガノタです。
ガンダムUCの続編、サイドストーリーとして十分に予備知識のある状態で鑑賞すると悪くない作品だと思います。ストーリーの主はヨナとミシェルが幼い頃に別れてしまったリタに対する様々な思いです。他のガンダムが戦争モノとして描かれているのに対して、今回のイザコザが個人の問題、小さな出来事に見えがちです。(もっとも、他のダンダムも大概は個人の問題なんですが...)
キャラクターは十分魅力のある人物だと思うのですが、尺が足りないのか十分に描ききれていない印象です。マーサなんか最初に拐われたっきり...。魅力的なモビルスーツが多く出演、スピード感もあって戦闘シーンは大変満足できますが、もう少し詰めてでも主要人物の葛藤や問答に時間を割いてドラマとして充実して欲しかったなと思います。ティターンズ関連のシーンは戦争の悲劇としてもっとしっかり描いて欲しい。ガノタは普通の映画ファンと求める視点が違いますね。本当に惜しい。
韓国産ガンダムかな?
絵の質も劣化してるが、お話がありきたりなスピンオフで強化人間の不幸物語で胸焼けする。傷描写とか散々ヤってるからもういいってば。
あと奇跡起こしすぎてバーゲンセールかと思ったわ。
コレじゃあフェネクスの販促プロモと変わらんレベルだと思う。そのうち四号とか引っ張りそうだし。
限界かな・・・
映画を見終わっての感想は「・・・で?」って感じです。
これが全てですね。
宇宙世紀のガンダムの中に組み込む作品なのでイロイロとZやらZZやらのことと絡めている涙ぐましい努力だけは認めますが・・・
UCのときはまだ見れました。
UCも今までの一年戦争・グリプス戦役・ネオジオン抗争等、世界大戦的な大戦争ではなく、ただの僻地での小勢力の争いであり、主人公がただただフラフラする謎解き物語ということで、よく考えたら?という思いもありましたが、映画の醸し出す雰囲気と、久々の宇宙世紀物語という事で満足感がありました。
ただ、NTは雰囲気はUCのときと似ていましたが、物語の内容的にもただただ個人的なことであり、歴史になにも影響を及ぼさず、さらにどのキャラクターにも魅力が無い。のっけから「今さらルオ商会って・・・」感じでしたし・・・
無理に過去に紐付けして広がらないストーリーを描くくらいなら新しい歴史を作ってもらいたかったです。
いただけない
過去のガンダム作品は戦争に巻き込まれていくのが前提にあった。このガンダムナラティヴは個人の感情からの戦いが描写されており、政治的背景や立ち位置がはっきりしない。作画担当もユニコーンとは異なり子供アニメじみていて見ていて辛い。脚本も作画も個人的には勘弁願いたい。ガンダムの歴史には絡めてほしくない珍しいガンダム作品。
MS戦闘の描写だけは良い
宇宙世紀が好きなガンダムファンには苦行ではなかろうか。
富野ガンダムはしばしばオカルトだと揶揄されますが、
私からすれば、UCやこのNTの方がよっぽどオカルトです。
ファーストやゼータ、逆シャアには、
超常現象じみた描写こそありますが、
あくまでその世界での技術革新といった背景があります。
それらには死者と対話するシーンもありますが、
ニュータイプという意識が拡大した人には、
「妄想・想像の世界で死者と会話する」と錯覚しているとも受け取れる演出を感じていました。
しかし、UCやNTを観てみると、「死者とは会話ができるもの」
サイコフレームは時間すら超越し得るオーパーツとも受け取れる描写が目につきます。
UCのフルフロンタルに至っては、死者が乗り移っていたような描写すらあります。
これらの方がよほどオカルトじみています。
MSの戦闘さえ観れれば十分といった、幼稚な大人向きの作品だと思います。
こりゃだめだ。。。。
正直、ガンダムUCとクオリティと登場人物を置き換えただけの
劣化版です、見る必要のないストーリーになってます。
コロニー落としは許せるとして、ほかのガンダムの過去作を
作画を作り替えずに挿入するとか作画バラバラじゃないかと。。
失望するばかりです。
ガンダムNT+フェニクスvsネオジオング。。。どこかで見たような構図。。いくら何でもオリジナリティがない。
焼き直しただけの同人系ガンダムと言われても仕方がない。
評価できるのはガンダムシリーズがまだ続けられているということ
ぐらいです。
この分だと閃光のハサウェはCG多用の低予算作品として
恐ろしい結果が見えそうです。
3部作製予定が1部で終わりそう、あーこわ。
物語としては1つの解釈、UCシリーズが続いて素直に嬉しい
ファーストガンダムからUC(ユニバーサルセンチュリー)シリーズは全作品何度も見ていますが、さほどディープなファンではないと自覚しているレベルの視聴者の意見として受け止めて頂ければ幸いです。
物語的な演出については賛否両論分かれると思います。
ガンダムNTに関しては原作も読まず、プレーンな状態で観ましたが、90分という尺は物語のボリュームに対して圧倒的に足りていません。
様々な伏線の中で、別の時間軸がジェットコースターの様にグルグルとハイスピードで進むので、見る方によっては「何やねんこれ」「言いたい事が分からない」となってしまうと思います。
しかし、この作品の出来が良いところは、既存のファンに関してはUC(ユニバーサルセンチュリー)の延長線上にある1つの解釈論として、(賛否両論分かれるのは置いておいて)上手に解釈して物語を進めている点。
初めて観た方には、前の作品への興味を持たせる様な作りになっている点は上手だなと感じました。
個人的には、ファーストから続くテーマ「ニュータイプ」に対して、シャアもアムロもブライトも出演させずに徹底的に掘り下げた今作は非常に秀作だと思います。
ただ、ユニコーンの最終話と同様に、物語の最後を締めくくる演出が、あまりにもメカニカルな部分を超越しすぎて、我々の様な旧ファンにはオカルトっぽく見えてしまう部分もあり、一種の落胆を感じている方々もいるのではないかと思います。
ただ、ふと考えればガンダムは各作品に賛否両論がつきまとうコンテンツであり、逆襲のシャアの最後の演出ですら当時は否定的な意見があった事を考えれば、これはこれでアリだなと思います。
逆にそう言った意見が飛び交い合うことすら、40年前にガンダムを世に生み出した富野氏の目論見なのかもしれませんね。
今回の作品は富野作品ではありませんが、きちんとしたテーマを持って丁寧に作られてきた作品が、ビジネスとして成功していることに、「まだガンダムを楽しめる」という嬉しさを感じる作品でした。
ネタバレせずに感想を書くのは非常に難しいですが、賛否両論あるの理解した上でも、ガンダムらしいよく出来た非常に面白い作品であると思います。
御馬鹿な悪役が出てくる外伝
ガンダムUCから数年後の物語。3人の子供から始まる新しいストーリー。
他の方のレビューを拝見させて頂きましたが、作画がどうとか、やってる事が超能力バトルとか、言いたい事は分かりますw。
「これで伝えたい内容って何?」って払拭感が拭えない。
やはり、言える事は「UCコンテンツでまた一儲けしようぜ!」しか考えられない作品になっている事が皆さん許せないのでは?
今後への新しい軸が全然見えても無いんですよね。
お馬鹿な悪役が出てきて、目新しい物が無く(逆に古さを変に感じさせて)、終わる作品。
OVAでええんでない?
ガンダムシリーズ収集家の様な方ならいい話なのかも知れません。
とにかく演出が神がかっている
今までのガンダム作品の中でトップ5には入るんじゃ無いかと言うほど面白かった。
ストーリーはオカルト要素の過剰さや中だるみが鼻に付き回想の繰り返しも目立ったが、
それらを補って余りあるほどのキャラクターの魅力と演出の上手さ!
音楽や演出面での見せ方は本当に神がかっていて序盤のコロニー落としやナラティブC装備からコアファイターが飛び出すシーン、フェネクスとセカンド·ネオジオングとの決戦など音楽と映像美のマッチが素晴らしい!
MSも過去最高クラスのデザインで中でもセカンド·ネオジオングの灰色の巨体を越えるデザインはあと10年は現れないんじゃないかと言うレベルの出来。
敵役のゾルタンもよくあるサイコキャラかと思いきや失敗作と呼ばれ信じた存在にも裏切られた悲しみや恨みを抱えた執念の存在だったことに気がつき脱帽。
とにかく全てが高次元で纏まった傑作なので尻込みしている人はまずはYouTubeで公式配信されている冒頭23分を見てみて欲しい。
デザインになぜ韓国センス?
「絵柄」はデザイナーのものだから「安彦さんと似てなくて気持ち悪い」なんて大御所みたいな無理は言わないさ。
でも何で今、韓国でのみ流行ってる髪型が宇宙世紀の物語に出て来るの?
(ヘルメットをかぶる軍隊仕事で眉毛を隠し目玉に届くほどの前髪?と常識的に突っ込みたい気持ちもある)
人格の曖昧な主人公である理由として、デコに前頭葉でも盗られた傷でも隠しているのかと思っていたけど、それすら無かった。
そうあるべき確たる理由がないのなら、それはもう単なるデザイナーの趣味、手癖、手慰みじゃん。
おかしいよ。何やってんの!
次なる世代へ
ガンダムUC以降を舞台にしたUC NexT0100第一弾!
今作はUCから1年後の宇宙世紀0097年!
ラプラス事変にてユニコーン1.2号機は封印または解体されたものの、消息不明となったユニコーン3号機フェネクスを巡り、連邦、ジオン、そしてルオ商会が交錯する。
またNTとはニュータイプや物語を意味するナラティブのダブルミーニングであり、新たにニュータイプ、物語を再定義する構成となっている。
ナラティブガンダムを操縦するパイロットもまた悲しい運命を辿る。
様々な時代の裏での話もあり、UCだけでなく、Zや逆シャアをも繋ぐ。
UCで一区切り付いた宇宙世紀でしたが、ニュータイプをより深掘りするような話。
次は閃光のハサウェイ。
今後も楽しみな宇宙世紀。
【独断】ガンダム史上、五指に入る一作
一つ席を空けた、隣の席の人が度々泣くから貰い泣きを2回もしちゃいました。
つまり、こうです。
・死ぬの怖いよねー、何でなんだっけ?
・過ちは赦される?
・中傷されれば誰だって傷つくでしょ?
・戦争は何のためにするの?
・永遠の命ってあるのかな?
とかとか…個人的な主観も入ってますが
UCのフェネクスから、よくここまでストーリーを拡げられたな〜と感心と感動しました。
評価は色々あって良いと思います。
自分は少なくとも評論家ではないので、あるがままに感じた気持ちを言葉にするしかありません。
フェネクスを中心にしながら、その周りを蠢く人達の感情や世界を描写をする表現が良かった。
畏怖や無力、犠牲と贖罪。自分って何を大切に思い、何に向かって生きているんだっけ?
何となく質してくれる。そんなガンダムNTでした。千穐楽まで、あと僅かですがもう一回鑑賞したい。それだけです。
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