A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー

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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー

解説

「マンチェスター・バイ・ザ・シー」のケイシー・アフレックと「キャロル」のルーニー・マーラの共演で、幽霊となった男が残された妻を見守る切ない姿を描いたファンタジードラマ。田舎町の一軒家で若い夫婦が幸せに暮らしてたが、ある日夫が交通事故に遭い、突然の死を迎える。病院で夫の死体を確認した妻は、遺体にシーツを被せて病院をあとにする。しかし、死んだはずの夫はシーツを被った状態の幽霊となり、妻が待つ自宅へと戻ってきてしまう。アフレックがシーツ姿の幽霊となってさまよい続ける夫役を、マーラがその妻役を演じる。デビッド・ロウリー監督がメガホンを取り、「セインツ 約束の果て」の監督&主演コンビが再結集した。

2017年製作/92分/G/アメリカ
原題または英題:A Ghost Story
配給:パルコ
劇場公開日:2018年11月17日

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映画レビュー

4.0一組の夫婦と一軒の家をめぐるストーリー

2024年4月3日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

難しい

人は死んだらどうなるのか、誰もが一度は考えたことがあるはず。その問に対するひとつの考え方を描いた作品。 死を語ることは生を語ることだと思う。 地上の蔵のものは天上の蔵には持って行けない。せめて生きている間に感じた愛情や思い出を持って行けたら。そして、せめて誰か時々思いだしてくれたら。 大きな時間の流れの中で、ひとりの人生なんて束の間。死後の世界を考えることはどう生きるかを考えることだと感じた。 石の下のメモと、柱の隙間のメモにはなんて書いてあったのだろうか。 ゴーストのシーツの皺の表情に心が揺れた。

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イズボペ

3.5Artsy, Easy to Digest

2020年12月28日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

A cute concept of a central ghost character covered in a bedsheet. The film is a hodgepodge of pieces of great cinema, edited together like the final aging sequence in 2001 Space Odyssey while the sequences are slowly performed a-la Tsai Ming-liang. Scenes of the apparition are acutely spooky while the film is a tender love story. Optimistic themes of reincarnation. Off-balance music sequence.

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Dan Knighton

4.0地縛霊。

2018年12月31日
PCから投稿

悲しい

幸せ

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村山章

4.0人間の視点で観ない映画

2018年12月24日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

死んだ男がゴーストになり、愛する女性を見つめている。これはそれだけの映画である。しかし、ゴーストは愛する者がいなくなった後も、その場にとどまり続け、変化を見届ける。全く起承転結のない作品で、ともすれば眠くなる作品だろう。しかし、異様な魅力を持った作品であると思う。 人間は自分の一生しか生きられず、自分の目線でしか物事を観察できない。しかし、ゴーストは悠久の時を生きる。歴史の大きな流れ、世界全体の時の流れの雄大さを、ただ白いシーツをかぶせただけのゴーストをそこに佇ませているだけで表現しているような、そんな不思議な作品なのだ。 人間の視点ではないなにかを映像化したと言えばいいだろうか。この映画を見る観客は主人公のゴーストと同じ視座にたって人間の営みを見つめることになる。この映画を観ている最中、普通の社会生活を送る人間の視点ではない視点に自分が立っていると感じさせてくれる。

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杉本穂高