バンクシーを盗んだ男

劇場公開日:

バンクシーを盗んだ男

解説

ロンドンを中心に世界中で神出鬼没な活動を展開する正体不明なグラフィティアーティストのバンクシーと、数千万円~1億円という超高額で取引される彼の作品が人びとに及ぼす影響力に肉迫したドキュメンタリー。パレスチナ・ヨルダン西岸地区にあるベツレヘム。紛争地区に指定されているその場所にはパレスチナとイスラエルを分断する高さ8メートル、全長450キロを超える巨大な壁が存在する。その壁にバンクシーが描いた「ロバと兵士」の絵は、パレスチナの住民たちの反感を買い、絵が描かれた壁はタクシー運転手のワリドによってウォータージェットカッターで切り取られてしまう。ワリドはその壁画をオークションに出品し、最高額の入札者への売却を試みるが……。ナレーションをミュージシャンのイギー・ポップが務める。

2017年製作/93分/G/イギリス・イタリア合作
原題:The Man Who Stole Banksy
配給:シンカ

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(C)MARCO PROSERPIO 2017

映画レビュー

3.0芸術の力

2021年10月16日
iPhoneアプリから投稿

 イスラエル🇮🇱にとっては治安を守る壁、パレスチナ🇵🇸にとっては分断の壁、そんな目的の為に造られたベツレヘムの分離壁。2007年にロンドンの団体が世界の注目を集める為に14人のアーティストに絵を描かせた。アーティストにとっては最高のキャンバス。アーティストの1人が語る。「私たちの作品を見にきてもらうことでパレスチナ支援になればというのが趣旨,我々があそこに絵を描いたのはあの壁の意味を問いかけたかったから」
 別のある女性アーティストは「あの壁に描くことに意味がある。壁は人々を侵害し虐待し冒涜する存在。全くもって残虐で人々を心理的に攻撃してる。彼らはそんな中で生活している」
 このプロジェクト、考えついたことがすごい。確かに注目を集める。あのバンクシーのアートが描かれたとなればマスコミは追いかけるし、知らなかった人でさえ、この壁の存在を知るキッカケになる。
 映画はバンクシーのアートを壁ごと切り取った持ち主を手伝い、切り取る作業を手伝ったタクシー運転手を追う形のドキュメンタリー。なかなかわからない中東のことも少し知れて、ストリートアートのことも少しわかるし、先に見た「イグジットスルーザギフトショップ」より面白い。
 バンクシーの言葉「何世紀も聖地だったベツレヘムにコンクリートの壁が作られた。この巨大なキャンバスに絵を描けば世界最大のアートに変えられる。ただし短命なことが大切」
 あるアーティスト、彼はレジェンドだね。まさにそうかも。
なかなか勉強になりました。

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アンディぴっと

3.0ストリートアートが高額で売買される時代になったことを実感

2021年9月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

世界中で金が有り余ってる証拠。ガラクタでも希少価値感を付加出来れば買う人がいるのだ。

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あっちゃんのパパと

2.5落書きの所有権

2021年8月22日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

パレスチナに作られた壁に絵を書くプロジェクトがあった。
バンクシーも参加したのだが、有名になり、その壁を引き剥がし、売りに出す人が現れる。
買う人がいるとは思えないけど。

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いやよセブン

3.5強制収容所

2021年7月22日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

イスラエルとパレスチナの間に建設された壁が、まるで過去のユダヤ人強制収容所の様でした。私は勝手にイスラエル建国後直ぐに壁ができたと思っていたのですが、壁ができたのはここ20年弱の事ということを知り驚きました。壁ができるまでは、ユダヤ人とパレスチナ人は共生していたと。

植民地支配は形を変え、あらゆる文化をお金に変えてますよね。一見バンクシーの絵がパレスチナ問題を提議しているかの様に見えますが、この絵がこの地で様々な諍いの元になっていました。

私が今まで見てきたバンクシーに関わる人や好きな人は、欧州や欧米でお金を持っていてそれなりの教養がある人+流行好きな人。彼らはこの地を訪れ、お土産を買っていく。でも、未だにパレスチナは何も変わらないし、貧困や差別はそのまま。

バンクシー本人の意図は分かりませんが、バンクシーを利用して政治的なことをポップカルチャーに変えてお金に変えるのは流石植民地資本主義って感じでした。日本も欧米の植民地ですけど。障害者の感動を「与えます」と言っちゃう24時間TV、開催国に住んでいる住人置き去りでスポーツの感動を「あなたにも」と言っちゃうオリンピックと同じ、金儲けの構造が見えた気がします。

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ミカ
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