ブラック・クランズマン : 特集
【“実話”は飽きた? ならば、アカデミー賞受賞の《超・仰天実話》】
黒人刑事が白人至上主義団体に潜入捜査!? その方法は……前・代・未・聞!
「マルコムX」「セッション」「ゲット・アウト」の“融合”に必見フラグ立ちまくり!
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数多の“実話映画”を超える衝撃――前代未聞の潜入捜査を描いた「ブラック・クランズマン」(3月22日公開)は、「これ、本当!?」と思わず二度見してしまいそうな“大仰天映画”だ! 「マルコムX」の名匠スパイク・リー監督と「セッション」の名プロデューサー、ジェイソン・ブラム、「ゲット・アウト」のジョーダン・ピール監督の“三強”が組み、黒人刑事が白人至上主義を掲げる秘密結社「KKK」に“あり得ない”捜査をぶっ込んだ実話を映画化。マジでウソみたいなホントの話、見たら確実に語りたくなる!
「ミッション・インポッシブル」より“インポッシブル”な超過激組織への潜入
一体どうやった? 黒人×白人刑事凸凹バディが取った手法は──“超絶ナナメ上”!!
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KKKは、名作小説「シャーロック・ホームズ」や「ジョジョの奇妙な冒険」などの漫画、「アメリカン・ヒストリーX」など数々の映画にも登場した「今なお、実在する」秘密結社。その中に“差別対象”である黒人が飛び込めば、どうなるのかは火を見るより明らか。ちょっと考えれば、どれだけ“無謀”、いや“不可能”かが分かるだろう――。だが、命を懸けてその不可能な任務に取り組んだ男たちがいた! 彼らはどのようにして、あり得ないミッションを実現させたのか? そこには、驚くべき真実が隠されていた!
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[無理ッす!:任務]
無茶すぎ……黒人なのに白人オンリーの過激団体に“潜入”!
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舞台は1970年代半ばのアメリカ。のどかな街で唯一の黒人警察官ロン(ジョン・デビッド・ワシントン)は、署内の差別や偏見に悩まされ、毎日くすぶっていた。そんなある日、KKKのメンバー募集広告を見かけたロンは、居ても立っても居られずKKKの担当者に電話! 過激トークで人種差別主義者と思わせることに成功したが、気に入られすぎて本部に招待されてしまった!? オイオイ、どうするんだ……!?
[無理ッす!:計画]
電話は黒人刑事、会うのは白人刑事! “二人一役”でダマせ!
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追い込まれたロンは、奇想天外なプランを思いつく――それは、白人警察官と“二人一役”を演じること! 電話応対はロンが行い、実際にKKKメンバーと会うのはユダヤ人刑事のフリップ(アダム・ドライバー)が行うという超・無茶振りのアイデアだったが、署長からはまさかのGOサイン! 意を決し、KKKメンバーとの会合に出向くフリップだったが……!? スリリングな展開にハラドキが止まらない!
[無理ッす!:演技]
バレたら死亡! “自分は差別主義者”を死ぬ気で演じろ!
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KKKにとっては、黒人もユダヤ人も差別対象。ふとしたことから本名がバレたロンも、KKKメンバーと顔を合わせるフリップも、とにかく命がけでダマさなければならない……ヤツらに気に入られて懐に入り込み、情報をつかんでブッ潰すためにも! 死ぬも生きるも一蓮托生、文字通り“二人で一つ”の運命共同体となったロンとフリップの異色コンビぶりが痛快! こんなバディもの、見たことない!
[無理ッす!:組織]
一般市民のフリして……KKKの“中の人”は予想以上にヤバかった!
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だが、潜入先のKKKのメンバーは、本気でヤバかった! 暴力衝動に取りつかれた者、フリップが潜入捜査官でないかと疑う者、危険思想に身も心も染まったメンバーの妻……どう見てもアブなすぎる奴らに囲まれ、ロンとフリップは無事に任務を遂行できるのか? 次々に巻き起こる試練と衝撃の連続に、興奮必至! オフビートな笑いやラブストーリーも盛り込まれ、超一級のエンタメとして楽しめる!
アカデミー賞受賞だけじゃない! 本作は、映画ファンの“気になる”だらけ!
監督・キャスト・スタッフ・衝撃ラスト――《7つの“見たい!”フラグ》
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「設定」と「物語」の斬新性に目を奪われがちだが、本作は決して飛び道具的な映画ではない。その“証拠”が、掘れば掘るだけある! 社会性とエンタメ性を追求してきたリー監督、ヒットの仕掛人ブラム、話題作「アス(原題)」の公開が控えるピール監督が奇跡のチームを結成し、緊迫感の中にも“笑い”を巧みに取り入れたハイクオリティな1本を生み出した。ブラック・カルチャーを色濃く映したスタイリッシュな衣装やクールな音楽も目と耳を楽しませ、ダレてしまう瞬間が一切ない!
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物語の核となる凸凹コンビには、デンゼル・ワシントンの息子であるジョン・デビッド・ワシントンと「スター・ウォーズ」「パターソン」のアダム・ドライバーという確かな実力を誇る2人が扮した。ワシントンとドライバーの見事な掛け合いは、観客の心を瞬く間につかんで離さないだろう。
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さらに……ラストには、全く予想しえない「とんでもないシーン」が用意されている! 最後の最後に強烈なアッパーカットを食らわせてくる本作は、傑作ひしめくオスカーシーズンの映画の中でも、強烈な個性を放っている。“革新性”も“品質”も十二分“以上”のこの映画、絶対に見逃してはならない!