翔んで埼玉のレビュー・感想・評価
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くだらなく何処か切実。だから微かに泣いた。
外界無視、狭域関東圏内輪ネタに絞る英断で成功。
オトナ帝国ケンとチャコ誕生譚にも見える。
春日部、か。
荒唐無稽な2時間をもたせる主要3役者の艶。
20年振りに出る量が正しく力み無き竹中直人も良し。
くだらなく何処か切実ゆえ笑いつつ微かに泣いた。
私的年テン入り。
真剣にアホなことしてる。
翔んで埼玉
コメディ映画
埼玉県民では無い&関東地方にゆかりがない。という私が鑑賞したところ、他の方のレビューをみるからに、半分も楽しめてないんじゃないかと、若干悔しくなるくらい、面白い!と評価されてるようですね。
故郷を大切に思う気持ち。
勝手にライバルだと思って、ケンカ売ってるところ。
各々の特産物、出身有名人の出し合いなど、故郷ネタが面白い。
西日本ver.でもぜひ見てみたいと思う。
エキストラの数がヤバかったのと、原作がパタリロ書いている方ということを知り、宝塚調メイクに納得。
GACKTがでていたけど、彼は稀有な人だ。
彼がいるだけで画面が華やかになり、独特の雰囲気をかもしだしていた。GACKTもっといろんな映画で見てみたいと思ってしまった。
京本政樹は大阪出身やでー
ライバル意識はコンパネタでしょ
これは!真新しいジャンルの映画かも
やっぱ、本場で観る映画は違いますねぇ……。
サイタマ県民には、そこらへんの草でも喰わせとけィ!!
という、キャッチーなコピーに誘われて、わざわざご当地サイタマ県の映画館まで行って鑑賞してきました。
(都内の映画館が、都合の良い時間にすべて満席だったというのも大きな理由ですが……)
ご当地まで行っただけの価値は充分にありましたよ。
地元のオバちゃんたちがワサワサと押しかけ、満員になった映画館。
映画が始まっても延々とオセンベをバリバリ食べながら鑑賞しているなんて、やっぱ草加煎餅のふるさと埼玉県のマナーは違うなって感じでした。
周囲のいたるところから、バリボリ、ムシャムシャ喰う飲む音がサラウンドで続くなか、埼玉県をこれでもかとdisるギャグに対して遠慮会釈ない大爆笑の渦。
思う存分、笑い転げて、ストレス発散。最高でした。
冒頭の「ピタゴラスイッチ」みたいなツカミといい、いやよくぞ、これだけのアイディアを絞り出したなと感心しました。
ダレることなく最後までギャグの連発で突っ走り抜いたこの映画。スタッフ全員がワイワイ楽しみながら仕事をしたことの証でしょう。
というわけで、シロガネーゼの奥様も、田園調布のお嬢様も、ヨコハマのお洒落なアニキも、電車でちょっと寝過ごせば、すでにそこは埼玉県なんですから、映画ファンたるもの、現地で「ご当地映画」を楽しむことこそ大正解だと思うのでした。
いやいや、映画館でこれだけ大爆笑したのって、ほんと久しぶり。
ものすごく面白いことしてますの空気感
田舎者をばかにするのは有史以来あったことだけど、80年代に新しい待遇になった。よくわかってないかもしれないが、魔夜峰央や江口寿史は田舎者に自虐というしのぎ方をもたらしたんじゃなかろうか。
それまでは、1930年の榎本健一の歌にあるように、おれは村中でいちばん、モボだと言われた男、うぬぼれのぼせて得意顔、東京は銀座へときた──ただ、ひたすら都会人の嘲弄の対象だったのが「おれって埼玉だからダサいんだよね」と、予め宣言してしまうことで、ばかにされるのを回避できるようになった──わけである。
すなわち、これらの作者の初動には、千葉や茨城や埼玉や群馬をダサいところであるとおちょくると同時に、自嘲をまじえて、都会人の嘲弄をかわす目的があった──と思う。
東京でなければ、どこだってぜんぶ田舎なのに、やり玉になる県が東京近隣に限局されていることで、その裏付けができる。
通勤圏なら、日々そのカーストを被る。
かれらは、東京人たちの目を、もっと生産的なことに向けさせたかった──と見ることができるはずである。
ただし、80年代のシフトから、これらは耳にタコができるような常套ネタになった。嶽本野ばらみたいに、楽しいのもあったけれど、もういいんじゃなかろうか。個人的には下妻物語で卒業した昔のネタである。そして、これも事実上2020年の現在から見ると魔夜峰央の38年前のネタである。
そこに若い人々が突き抜けたフレッシュさを感じているのなら、もくろみが当たっているし、大多数の高評価に対して、イキって低評価を下している少数派意見には、はぎしり感が醸されてしまうわけで、もし自分が、そんな映画に遭っても、くれぐれも冷静さを失ってはいけない──と、つねづね思ってきた。
しかし、もうこの手の話は、ボディイメージを提供しているに過ぎない──とは思う。ようするに虐めを助長するような、卑下をもたらしているに過ぎない。
きょうび虐めがおこるのはメディアやSNS等が、イメージを形づくってしまうことが少なからず影響している──と思う。インスタとかで、おまえはこんな奴だぜとか、じぶんはこんなボディイメージなんだとか、繰り返しインプットされた人が、それを現実に反映させている。
だいたい、日々、ダサいところに住んでいるダサいじぶん、を念頭している人間が、いったいどんな人間になれるっていうんだろうか。
おちゃらけている映画に、律儀な持論を展開してしまうレビューは、柔軟性の欠如を露呈してしまうのであって、つねづね映画の温度に適応しなきゃいけないと思ってきたが、これはできなかった。
きょうび、あるあるを採ってくる──身につまされることを狙っている創作物がやたら多い。地方の風物や、会社の人間関係や、合コンの言動や、公共のパターンについて、定型に陥ってしまいがちな様式を笑うやつだ。笑えても、笑いがひきつる。魔夜峰央の漫画には、そんな意図はぜんぜんなかった。
人をばかにできる定型を山ほど提供していながら、それが観衆の無意識に取り込まれることを予測していながら、ばかにしているわけではない──とは、日常わたしたちが忌避している官吏の態度そのものではなかろうか。
映画は人の寛容をはかっていて、観衆は、受け容れることのできる自分の度量に満足しているわけだが、こういうのって、ぜんぶ面と向かって言われてみろよ。
いや、それ以前に、ほかの地域がぜんぶ関係ない。九州や北海道や四国やその他数多の人々がこの映画に頭がはてなマークだらけになっているとき、それを驕りというんじゃなかろうか。
埼玉県民には、そこら辺の草でも食わせておけ!
「埼玉県民には、そこら辺の草でも食わせておけ!」
はあまりに痛烈で、もう忘れられそうにない。笑
“埼玉”に完全フューチャリングした今作。
GACKT様のオーラが作品を包み、二階堂ふみのパンチの効いて尚且つギャップのある役がハマっていて、終始楽しい映画だった。喜劇なのかなんなのかよく分からない世界観なのだが、それが斬新でなぜか心を掴まれた。
でもやっぱりなんだかよく分からない作品。
個人的には、エンディング曲もかなりツボだった。
精神状態によって評価が変わる作品❕
今回はAmazonプライムで視聴しました❕
今まで気になってはいたけど、中々観る勇気が出なかった作品に思い切って足を踏み入れてみましたよー!
感想は【面白かった】です❕
現実世界とフィクションの世界を行ったり来たりするストーリー展開を見せます。
・世界観
東京と神奈川が牛耳る世界で、その他県はほぼ迫害されており、東京を訪れる為には通行手形が必要というぶっ飛んだ設定です❕
特に埼玉県民は東京都民から評判が最悪で、作中では埼玉県民であることが発覚すると逮捕されるシーンもあります…(埼玉への扱いが酷すぎるw)
・内容をザックリ
東京都民である壇ノ浦百美(二階堂ふみ)が通う学校に帰国子女のイケメン麻実麗(GACKT)が転校してきます。
なんやかんやあり、百美は麗に恋をしますが、実は麗が隠れ埼玉県民であることが発覚します。
それがきっかけとなり、2人は東京から逃げることになり、常磐線を経由してとある場所へ向かうが…
2人の運命と埼玉の行く末はどうなってしまうのか❕❔
ってな感じですw
ネタバレを避ける為、詳しくはDVDかサブスク登録して視聴してみてくださいねー❕
・感想
1番笑ったのは群馬県です❕
原作者の群馬県のイメージがジュラ紀でマジ笑いました😂😂😂
千葉県との小競り合いで、聞き馴染みのある地名が多数出てきた為、千葉県民の私は楽しめました!w
他県の方はポカーンでしょうけど…
・こんな人にオススメ
少女漫画風なテイストと壇ノ浦百美(二階堂ふみ)は男役の為、ソフトなボーイズラブもあるので腐女子の方々必見ですよー❕❕
・最後に
タイトルの「精神状態によっては」の意図は、
最近、結構気持ちが沈んでいたので、とにかく何も考えず笑える作品を探していました❕
結果楽しめたので、そういった精神状態の時に観るのもオススメしたい作品です❕
最後まで、読んで頂きありがとうございました😊
彩の国がぶっ翔んでいく
開始早々、色々展開の早さに驚いた。なるほどそういう話だったのか。
世界中を探しても、ディスられている当人たちにこれほど愛されている作品も珍しいと思う。自分も出身は違うものの埼玉に長く住んでいた事もあり半分埼玉人ぐらいの自覚はあるが、まったく嫌味はなく楽しめた。特に最後の塙の歌が最高。
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