翔んで埼玉のレビュー・感想・評価
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面白かった 笑う所が多数あった
あらすじと感想
1=①現実世界の、菅原夫妻+娘の3人の会話
→ 娘は、埼玉が嫌で東京に住みたがるが、
婚約者の意向で、春日部居住になりそう
②ラジオで、埼玉をディスる都市伝説の放送、が並行する映画
2=ここまで埼玉をディスると面白い、 埼玉ポーズも面白い
3=なお、埼玉だけでなく、千葉、茨城、群馬もディスられている
4=途中から、少しクドイ気もしたが、1つ1つのエピソードが面白い
→ 何度も笑った
5=残念な点は、
壇ノ浦百美(二階堂ふみ)は、女の生徒会長役として欲しかった
→ 麻美麗に惚れると、ホモの扱いになってしまう
6=全体としては、面白くて楽しい映画だった
→ たくさん笑えたので、2019年映画興行収入9位や
日本アカデミー賞で12部門受賞も納得
ぶっ飛んで埼玉
入りからぶっ飛んでいてよかった。原作への忠実度はわからないけど、日本のコメディの中ではベスト3に入ると個人的には思う。
二階堂ふみはさすがの演技力なのに対し、GACKTはただの素のGACKTなのがおもしろい。そしてやはり格付けチェック全問正解中の彼に格付けを挑むのは間違い。しかし実は2人とも沖縄出身と都会指数が低いのもまたおもしろい。
エンペラー千葉がジャガーさんだったりと細かいネタまでおもしろい。はなわの歌も頭に残る。
埼玉をディスっているのかと思いきや、もはや途中から誰をディスっているのかもわからない。結論みんなちがってみんないい。東京・横浜に住んでることをステータスだと思っている全国の方々に、百美のことを見習ってほしいと思う。北の大地北海道より。
キャスト全員が埼玉に親を殺されている
予想のできる既視感満載のストーリー。
絶妙にクサイ台詞と演技。
安っぽいコスプレ衣装。
これらの雑さ全てが埼玉を馬鹿にするための素材に見える。
「埼玉が題材の映画なんて中途半端な出来で良いだろう」という思惑が透けて見える。
そのくせ無駄に壮大なBGMを挿入してくるので、余計に腹が立つ。
埼玉ごときにそんな壮大なBGMはいらないだろうに。
とにかくこの映画はキャスト全員が徹底して埼玉を馬鹿にしている。
監督だけでなく、役者も音響も何もかもだ。
埼玉を馬鹿にするために生まれたのだと言われても違和感が無いぐらい、埼玉を馬鹿にすることに全力を注いでいる。
本当に情熱がほとばしる映画である。
基本的なネタ構造はずっと同じなので、中盤以降はややマンネリ感も否めない。
それでも決戦前の出身芸能人自慢や、時たま挟まる現実パートなど、要所で面白い部分があり最後まで楽しめる。
はなわのエンディング曲も含めて、最初から終わりまで徹底して面白い快作でした。
くだらなく何処か切実。だから微かに泣いた。
外界無視、狭域関東圏内輪ネタに絞る英断で成功。
オトナ帝国ケンとチャコ誕生譚にも見える。
春日部、か。
荒唐無稽な2時間をもたせる主要3役者の艶。
20年振りに出る量が正しく力み無き竹中直人も良し。
くだらなく何処か切実ゆえ笑いつつ微かに泣いた。
私的年テン入り。
笑った
※原作未読
(飲みながらっていうのもあって)めっちゃ笑った(特に前半)。
後半も面白いんだけど、邦画、それもギャグやラブコメ系の実写化映画にありがちな、「佳境やラストで急に失速する」パターンに、やっぱりなってたので、、 「めちゃくちゃ」にならないためには、確かに「ギャグてんこ盛り」よりも、途中からシリアス展開に移行する方がいいのはわかるんだけども。
あと、Gacktとかぱるるとか、役者さん以外の起用も多いので、滑舌がちょいちょいアマかったりします。かっこいいけどね、Gackt。
埼玉の地名を聞いたり口にするだけで気絶しそうになる生徒会長を、二階堂ふみちゃんが好演してます。
一番笑ったのは、「踏み絵」ならぬ「踏み草加せんべい(シラコバトの絵柄入り)」をGacktがさせられそうになるシーンかな(笑)
真剣にアホなことしてる。
みんな真剣にアホなことしてます。
YOSHIKIの写真出てきたところは本当に笑いました。
性別が一瞬わからなくなりますがそんなことはきっとどうでも良いのだと思います。
私は北海道に住んでいて千葉とか埼玉、茨城の関係性は実はよく分かっていないのですがそれでも面白かったです。
エンディングの塙さんの曲でも笑いました。
翔んで埼玉
なんも考えないで気軽に見れる作品。
特産品とか出身有名人で対決するのは、あるある。それをうまく作品に落とし込めた。
終盤はめちゃくちゃな世界観に慣れてしまう不思議さ。
シリアスなシーンでも突如として笑いを誘ってくる。
コメディ映画
埼玉県民では無い&関東地方にゆかりがない。という私が鑑賞したところ、他の方のレビューをみるからに、半分も楽しめてないんじゃないかと、若干悔しくなるくらい、面白い!と評価されてるようですね。
故郷を大切に思う気持ち。
勝手にライバルだと思って、ケンカ売ってるところ。
各々の特産物、出身有名人の出し合いなど、故郷ネタが面白い。
西日本ver.でもぜひ見てみたいと思う。
エキストラの数がヤバかったのと、原作がパタリロ書いている方ということを知り、宝塚調メイクに納得。
GACKTがでていたけど、彼は稀有な人だ。
彼がいるだけで画面が華やかになり、独特の雰囲気をかもしだしていた。GACKTもっといろんな映画で見てみたいと思ってしまった。
京本政樹は大阪出身やでー
埼玉をディスっているが、細かく聞いてると結構良い街という印象(貧乳率以外)。今や関西人も住む住み良い街になってるのでこういう映画も楽しく受け入れられるのだろう。原作当時の80年代だとちょい厳しかったかも。本気でサイタマ.チバラギ出身を隠してる奴がいたからなあ。
ライバル意識はコンパネタでしょ
千葉から通っていた学生時代、西武や東武で来ていた埼玉のサークル仲間とコンパで「東京・神奈川の次はどこさ」とそれなりに盛り上がったかも。「海がないくせにサーファーが多い」というのはその時代でも飲み話であり漫画テーマではありだと思う。
一方、映画化には疑問、さらに日本アカデミー賞は僕的には??? 最近は、興行結果が優先で、人気投票のような印象が強い。二階堂ふみ、GACKT、その他の役者もみんなまじめに演じているのが妙に笑える、ただそれだけの映画。「分かる」はあっても、絶賛するほどでもないんじゃないの。
これは!真新しいジャンルの映画かも
はちゃめちゃな荒唐無稽の様なストーリー。
とは言え、埼玉県住民であった自分の中にも確かにあった、東京に対する潜在的な劣等感や自虐感、県全体への愛着や誇りの無さが、あぶりだされる。
もう少し言うと、港区が最高?らしく、住所や家柄等で分け隔てる日本人の中にある差別や特権意識の根強さを、笑いに包みながら糾弾している様にも思えてくる。歴代の都知事の不正、それを暴くのが可愛い息子、そこにボーイズラブを噛ませるという設定も、GACKTと二階堂ふみ主演だけに悪くない。
外国映画ではもしかして有った様な気もするが、邦画としては見たことが無いチャレンジングな面白く、弾けた映画と、思えた。
やっぱ、本場で観る映画は違いますねぇ……。
サイタマ県民には、そこらへんの草でも喰わせとけィ!!
という、キャッチーなコピーに誘われて、わざわざご当地サイタマ県の映画館まで行って鑑賞してきました。
(都内の映画館が、都合の良い時間にすべて満席だったというのも大きな理由ですが……)
ご当地まで行っただけの価値は充分にありましたよ。
地元のオバちゃんたちがワサワサと押しかけ、満員になった映画館。
映画が始まっても延々とオセンベをバリバリ食べながら鑑賞しているなんて、やっぱ草加煎餅のふるさと埼玉県のマナーは違うなって感じでした。
周囲のいたるところから、バリボリ、ムシャムシャ喰う飲む音がサラウンドで続くなか、埼玉県をこれでもかとdisるギャグに対して遠慮会釈ない大爆笑の渦。
思う存分、笑い転げて、ストレス発散。最高でした。
冒頭の「ピタゴラスイッチ」みたいなツカミといい、いやよくぞ、これだけのアイディアを絞り出したなと感心しました。
ダレることなく最後までギャグの連発で突っ走り抜いたこの映画。スタッフ全員がワイワイ楽しみながら仕事をしたことの証でしょう。
というわけで、シロガネーゼの奥様も、田園調布のお嬢様も、ヨコハマのお洒落なアニキも、電車でちょっと寝過ごせば、すでにそこは埼玉県なんですから、映画ファンたるもの、現地で「ご当地映画」を楽しむことこそ大正解だと思うのでした。
いやいや、映画館でこれだけ大爆笑したのって、ほんと久しぶり。
埼玉愛にあふれた映画。自虐で「好き」を表現するあたりが日本らしい。
埼玉をダサい所と位置付けておきながら、埼玉の魅力をたっぷり紹介してくれます。
埼玉の名産の1つである草加せんべいは、踏み絵の代替として登場します。
隠れキリシタンを見つけ出すために行われた踏み絵が
草加せんべいとなり埼玉県人を炙り出すために使われました。
しかも聖母マリアではなく、県のシンボル しらこばと付きで!
とあるロックバンドの振り付けとして考えられた埼玉ポーズもしっかり出てきます。
埼玉県人の団結の象徴として扱われていました。
他にも、ガリガリ君、しまむら、栄光ゼミナール、ファミリーマートなど
埼玉をゆかりとする企業名もたくさん出てきて
製作者の埼玉愛を感じました。
個人的には、山田うどんが所々で見切れる演出が好きです。
東京人の埼玉アレルギーの様子も面白かったです。
埼玉県に関するワードが言えない笑。
所沢と一生懸命言おうとするが、どうしても言えない様子がおかしかった。
「埼玉と言っているだけで口が埼玉になるわ!」
というセリフが言いえて妙に思えました。
東京だからと言って、全ての地区が同列ではない扱い方もよかったです。
やはり23区外は下に見られるし、
同じ23区内でも練馬区や足立区などは扱いが下になっていることや
西葛西が千葉だと思われておる話など
共感できるネタがたくさんありました。
地域同士のプライドや争いをうまくコメディ化して
笑いにしているあたりが、なんとも日本映画らしいと思います。
エンディング曲の歌詞にもサイコーに面白かったです。
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