ハンターキラー 潜航せよのレビュー・感想・評価
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【潜水艦映画に外れなし、ジェラルド・バトラー主演の映画に(ほぼ)外れなしの法則】
-潜水艦をメインテーマにした洋画は久しぶりで、楽しみに劇場へ足を運んだが、(地方都市劇場では)記憶にないほどの席の埋まり様で驚いた。ー
・今作を鑑賞し、潜水艦映画がヒットする要因
1.限られた空間の中での絡み合う人間模様
2.目に見えない相手との深海での闘い
3.魚雷が音もなく迫りくる緊迫感・・・
が今更ながら良く分かったし、ジェラルド・バトラーの重みある佇まいと、故ミカエル・ニクヴェストの敵側の館長でありながら、敵味方を超えた海に生きる男同士の繋がりがとても良かった。
<ミカエル・ニクヴェストさんにはもっと多くの映画でその唯一無二の存在感を観たかったなあ。この映画もかなり無理しながら演じられたと聞く。貴重な俳優さんであった。慎んでご冥福をお祈りいたします。>
<2019年4月13日 劇場にて鑑賞>
タイトルなし
漢
中々お目にかかれない潜水艦の雄姿にゾクゾクする。
派手にドンパチするのかなと思ったけれど、終盤の戦闘にはほぼ参加せず、高倉健さんの映画を観てるような気分になった。
耐えて耐えて…そして!
最後まで耐えてた…w
…大暴れする反撃を期待してたのに無かった。
物語としては面白かった。
ロシアのクーデター、それを阻止する話。
少数精鋭というか、特殊部隊4人と潜水艦1隻。この戦力で世界大戦を食い止める。
終盤、両軍の艦隊が出揃う様は圧巻で迫力があり、それと戦略的に対峙する潜水艦内の緊張感は見応えあった。
なのだが…潜水艦うんぬんよりも、ロシアの大統領をロシアの軍事基地にたった4人で潜入し奪還していく特殊部隊の方が映画的に面白いんじゃないかと思われる。
まぁ、主役は潜水艦なので驚く程あっさりと描かれるのだけれども。
潜水艦自体は中盤までが見せ場で終盤には、乗組員達のドラマがメインになる。
この辺りの展開がなかなか面白くて…男達のドラマに胸が熱くなる。
国境や敵対国って関係性はあるものの、同じ海に住まう者じゃないかと。
話の絡め方が上手かった。
結局は、米艦長と露艦長の信頼で戦争は止まる。
終結した後のやりとりが粋で、好き!
日本では若い俳優のドラマが目立つのだけど、中年以降の俳優が演じる人物達には、やはり生半可ではない説得力がある。
年齢を重ねる。
それ自体がドラマのエッセンスとなり得る良いお手本のような作品だった。
久々のヒット作😃 見逃さずによかった!!
見て良かった❗
最近のジェラルド・バトラーの映画は、ジオ・ストーム、エンド・オブ・ホワイトハウス、エンド・オブ・キングダムを鑑賞、どれも良作と思うのですが、なぜかあまり宣伝されなかった(CM等で)ように感じるのは気のせい??本作もたまたま映画館でTOHOシネマズマガジンを読んで初めて知ったほど。アメリカがロシアの大統領を救出するという斬新な話。一体どうやって?と思ったら特殊部隊ネイビーシールズ登場。海からと陸からで連携し見事に作戦成功!近づいてくる駆逐艦や軍艦を"音"の違いで聞き分けたり、一か八か捕虜のロシア人を信じてロシア側にコンタクトさせたり等緊迫感ある見所いっぱい。この映画のように現実もアメリカとロシアが協力できたら世界平和につながるのにな~などと思ってしまいました。バトラー映画にハズレ無しは本当だと思うし、もっと宣伝してたら大ヒットしてたんじゃないかなぁ。
キャプテンとキャピタン
実は潜水艦映画は苦手だったので、公開最終日にようやく鑑賞した。何が苦手かって、息が詰まるような閉そく感、音を立ててはいけないという緊迫感、鼻をすすろうものなら他の観客の顰蹙を買うことになるからだ。したがって、潜水艦映画にハズレなしとはよく言われますが、敢えて映画館で見ようとはしないのです・・・。でも『Uボート』や『K-19』など好きな作品も多い。
ロシア国内でクーデターが起こるなんてのは『クリムゾン・タイド』、ほとんど英語で所々にロシア語が使われるのは『レッド・オクトーバーを追え!』、上下にそれぞれの潜水艦がいて音を立てちゃダメってところは『眼下の敵』なのか。これまでの潜水艦映画へのオマージュとも思える雰囲気は盛沢山。特にスパナを落とすシーンでは凍り付きそうになるほど緊張してしまいました。
映画の構図としては、クーデターを起こしたロシア国防相と仲間たちvsロシア大統領、彼を救うアメリカ軍+アンドロポフ艦長。駆逐艦の登場で最大のピンチを迎える原潜アーカンソーだったが、その駆逐艦の乗組員がアンドロポフの元部下だったことが流れを変える。何より驚いたのは駆逐艦がデストロイヤーと呼ばれていたことか・・・勉強不足。もちろん、マスクを着けて消火活動をするシーンでは故ザ・デストロイヤーを思い出したのは言うまでもない。そして、クライマックスではやっぱり泣けた。エンディングを迎えて、ミカエル・ニクヴィストへ捧ぐという文でまた泣けた。
冷戦が終わってから、第二次大戦の映画はそのままですが、現代の戦争映画の描き方も随分変わってきました。国同士の総力戦なんて馬鹿げてることは皆知っているし、局地戦であっても戦うことの大義を考える兵士の姿とか、あくまでも前線に出る兵士たちの虚しさや狂気なんてのを主に描いてる映画が多い。この作品のように「死んでも戦争を起こさせない」的な内容は今後も作られそうですね。
最高
予想以上のストーリー展開!
最初は海の中にずっといて、延々とその緊迫感が精神を疲弊させるような、ドキドキ系だと思っていたが、ただの単調なものではなかった。
全体的に陸と海のシーンの行き来があり、視野の広いバランスの取れた内容になっていた。際立ったのが各ポジションのリーダーたちの「判断の力」だ。
戦闘シーンも見応えは十分あるが、やはりひとつでも判断を誤っていたら、全員死んでいたであろうという、そういう意味での緊迫感はあった。
ラストシーンに向かうほど、その紙一重の判断によって戦局が動いていく。
特に最後の最後は「まじか!」と思ったし、これは「普通信じるってことできないだろ」というような艦長の肝が座りすぎたシーンは見どころである。
予想を裏切られただけでなく、全体的によくまとまっており、テンポよく濃密な内容が描かれていたと思いました。
昔から「潜水艦映画にハズレなし」と昔から聞きますが。
ツッコみどころはあるけれど・・・。ド迫力の新時代潜水艦バトル!!
【賛否両論チェック】
賛:ロシアへ向かった潜水艦が直面する衝撃の危機の連続や、陸上で孤軍奮闘する特殊部隊の死闘等、手に汗握る戦いが繰り広げられるので、アクション好きには見どころが多い。
否:やはり似たようなシーンが続くのは致し方ないところ。ストーリーもかなり荒唐無稽で、ツッコみどころが多い。
あまり言うとネタバレになってしまいますが、手に汗握る潜水艦バトルは「バトルシップ」を、クライマックスの緊迫した様子は「宣戦布告」を思い出しました。
潜水艦による戦いを描いた作品のため、どうしても似たような場面が続くので、人によっては退屈かも知れませんが、陸上で特殊部隊の活躍があったり、潜水艦乗り同士の魂のぶつかり合いがあったりと、案外飽きることなく楽しめると思います。
ラストはやや呆気ない印象も受けてしまいますが、有りそうで無かったド迫力の潜水艦バトルを、是非ご覧になってみて下さい。
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