ハンターキラー 潜航せよのレビュー・感想・評価
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あれだけ機雷がある場所を抜けるのは不可能と思いますが。
現実だったら絶対に不可能なことと知りながら、映画だから楽しめるという設定は、たしかに存在するのだと思います。
この映画の最大の魅力も、その点でしょう。
もちろん、米軍の強力な協力のもとで作られているはずの映画なので、潜水艦のハッチの厚さに代表されるような機密の部分は、どれもすべて、さりげなくごまかされていましたが、潜水艦の闘いのリアル感はまったく損なうことはありませんでした。
しかしそれにもまして見どころだったのが、人間たちのドラマです。
たとえば、非エリートで叩き上げの新任艦長が、演説ひとつで全乗組員の心をガッチリと掴んでしまうところなど、私が乗組員だったとしても感動した部分。
上司たるもの、かくありたいと思わずにはいられませんでした。
あくまでドラマなので、好都合の偶然が山盛りですが、そういう点を差し引いても、充分に楽しめる作品だったと思います。
潜水艦の有する圧倒的な質量感。高揚させられました。
世界の危機に潜航せよ!
WOWOWシネマで鑑賞(字幕)。
原作は未読。
第三次世界大戦を引き起こそうとする陰謀を阻止せよ。世界の命運は、新任艦長率いる一隻の攻撃型潜水艦「ハンターキラー」に託された、的な筋のアクション大作。
キャッチコピーやあらすじからして、潜水艦の戦いがストーリーの中心なのかと思っていましたが、地上部隊の激戦もあったりと、かなり立体的で見せ場が多いなと思いました。
新任艦長ジェラルド・バトラーの胸のすくような指揮と、捕虜として捕らえられたロシア人艦長の矜持など、軍人たちの織り成す熱いドラマもめちゃくちゃ見応えがありました。
潜水艦のシーンはやっぱり息を止めちゃう(笑)。
※修正(2024/04/04)
見逃さないで
ストーリーがバカ過ぎて、救いようがない
ストーリーが荒唐無稽、というか意味不明過ぎ。
・軍がクーデターを起こし、大統領を確保するのはわかる。
・でも、自軍の潜水艦を爆破する意味が分からん。(大統領派の幹部を逮捕したり、基地や軍幹部を抑えるのは分かる。でも、高価で数が限られている潜水艦を吹き飛ばすのは意味が分からん)
・自軍の潜水艦だけでなく、米軍の潜水艦まで攻撃する意味がもっと分からん。単にクーデターを起こすだけなら、米国は手出しができない。単なる「政権交代」だから。にも関わらず、あえて介入されるようなコトをする?
・そもそも、米軍の潜水艦を発見すること自体がかなり困難。
・米軍人がロシア領内に偵察に入るのは百歩譲ってアリとする。でも、偵察任務の人員・装備しかないのに、大統領救出任務をやらせる、ってあり得ないでしょ。
・Gオールドマン演じる軍人が意味不明。常にキレてるだけで、彼のような大物を起用した意味なし。
・ラストで、露大統領が露軍艦を説得するのは分かる。でも、露軍艦がクーデター派をミサイル攻撃するのはよく分からん。艦長がそう命じたのか、部下が勝手に判断したのか。そういう葛藤や議論が描かれず、唐突に攻撃するので。
ツッコミどころ満載、というか、ツッコミどころしかない展開のため、それ以外の見どころが一切アタマに入ってこない。
(もしかしたら、原作はもうちょいマトモで、映画化にあたり、上記不都合が生じたのかも。)
こう考えると、「レッドオクトーバーを追え」は傑作だ。
原作を大幅に省略しながら、無理のない展開と、スリルを両立させている。
人生初の潜水艦バトル!!
4DXとマッチした作品
公開から一年以上経った今、4DXにて初鑑賞。この作品の魅力である迫力感、臨場感が非常に4DXとマッチしていて終始飽きる事なく惹きつけられる。
鑑賞前は海上がメインとなる作品から戦闘シーンなどはあまり期待していなかったが、陸上での戦闘シーンがしっかり盛り込まれ、海上は海上ならでの緊迫感ある戦いが描かれている。その対比がまた面白い。
対してストーリー性はまぁ普通かな。ロシア側が味方するシーンが若干強引でありご都合主義感を感じてしまったが、まぁ細かいストーリー性をメインとして楽しむ作品ではないと僕は思い鑑賞していた為総合的には楽しむことはできた。
上でも挙げた通り4DXと凄くマッチした作品だと思うので、通常盤で観ていた人にも再度4DXで鑑賞する事を勧めたいと思わせてくれる作品だった。
エンド・オブ…
リーダーのあるべき姿
期待せず見たが、久々にハラハラドキドキさせられ、良作でした。艦長のジェラルド・バトラーが格好良い。エリートではないものの、新艦長としての初めの挨拶から、船員の心を掴み、ピンチを乗り切り、行動でも示す。特殊部隊のリーダーも演習では厳しいが、実戦となると、宣言通り、負傷した新入りの部下を一人助けに行く。ロシアの艦長も昔育てた部下に助けられ、信頼感を感じたし、毅然とした態度で敵であるアメリカ艦に乗るリーダーとしての姿は格好良い。ラスト、ロシア基地からのミサイルをロシア駆逐艦に迎撃させた大統領はいつ指示したのだろうと思ったけど、まあ良いかと。ゲーリー・オールドマンは勿体ない役でした。
散漫でキャラに愛着も沸かない!!
タイトルが格好良いので期待しましたが、潜水艦以外のシーンが多く、キャラも多くそれぞれの描写が薄い為に思い入れもできないので、散漫かつ集中できず退屈でした。爆撃を食らうシーンは迫力がありました。ミッション自体も無茶苦茶なので、どうせうまくいくのだろうと緊張感もありませんでした。せめて潜水艦の乗り降りや食事シーンなど潜水艦に関する部分は、他の映画には無い物を拘って欲しかったです。
潜水艦映画の良さは、それ程感じられず。
ロシア軍部のクーデターによる戦争危機を防ぐ為、米軍潜水艦と特殊部隊が活躍する物語。
迫力満点の映画で、気軽に楽しめる映画です。
潜水艦の攻防、特殊部隊のガンファイト。楽しめるシチュエーションがふんだんに盛り込まれています。
ただ特殊部隊を描くことは、潜水艦映画の醍醐味である『密閉された世界の「重苦しさ」「緊迫感」「恐怖」』を、少し損なったようにも感じられ、その分評価を下げさせて頂きました。
米国軍人とロシア軍人との絡みは、「レッドオクトーバーを追え」を思い出されるシチュエーション。しかし、ショーンコネリーの迫力には遠く及ばず、寧ろ評価を下げた印象になりました。
イケてるオッサンのカタログ映画である
「着弾まであと5秒!衝撃に備えよ!」のあの恐怖!視界0の潜水艦戦ならではの緊張感がギシギシ伝わってきた。ただこの映画の本当の魅力は、様々なタイプのイケてるオッサンを揃えて同じオッさん達の心を掴むように出来ている点では。
豪胆かつ冷静な正統派のアーカンソー艦長、寡黙ながら部下の敬愛を一身に受けるロシア艦長、イヤミな上司のようで実は部下思いのネイビーシールズ隊長、大統領のために我が身を省みないSP、上司にも躊躇なく意見具申する少将、ついでに言うと直情径行ながら部下の正しさは素直に認める本部長などなど。さて貴方はどのオッサンの生き様を選びますかと問われているような。自分は‥…イヤミなとこだけシールズ隊長と近いかな……ってあかんやん。
それにしてもアメリカ人はどんな緊張の場でもあんな気の利いた返しができるモンなのかね。日頃ネタ貯めてるのだろうか。
スーパーヒーローはバトラー
ロシアの国防大臣がクーデターを起こし、アメリカに戦争を仕掛ける。
アメリカはジェラルド・バトラー艦長の潜水艦を派遣、特殊部隊に現地調査を命じる。
少々の違和感は感じるが、グイグイ引っ張っていってくれるので、気持ちよく観られる。
久々の良作
緊迫感溢れるレーダー音
映画館で見なかったことを悔やむ
Oh My God!amazing!
ずっと気になっていた映画をようやくDVD鑑賞、その後は何故劇場に観に行かなかったのかと悔やむくらいの傑作でした。
ジェラルドバトラーを筆頭に過去作品とは違うリアリティーのある演技力をしたキャスト達に驚き、登場人物が全て魅力的でした。
潜水艦の話だからと海中ばかりの設定かと思いきや、空や地上からの戦闘・ストーリー展開もテンポが良くハラハラドキドキで全く飽きませんでした。
音響効果も相まって緊張感もたっぷりと味わえたのも良かった。
アメリカvsロシアとも違う、ヒューマンドラマにしっかり軸を置いており、とても感動しました。
ただ、話が出来すぎてる部分はあり、実際は世の中こんなに綺麗な世界じゃないと理想を見せられた所もありました。
しかし総合的には◎でエンターテイメント性に優れた心に残る名作です。
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