九月の恋と出会うまでのレビュー・感想・評価
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キャスティングが微妙
川口春奈はかなりの美人なのに、表情が乏しいせいか、失礼な言い方だがあまり華がないように感じてしまう。可愛くないし色気もない。この人よりも容貌では見劣るかもしれない女優さんでも、表情豊かであればそれなりのコケットリーはある。
本作品と同じように高橋一生がややエキセントリックな役を演じた映画「嘘を愛する女」では相手役を長澤まさみが務めたが、演技力が優れているとは思えない長澤でも、今回の川口よりはかなりマシだった。
川口春奈がまったく駄目ということでもないが、アップの多い本作品では女優力がものをいう。もう少し演技力があって表情にバリエーションのある女優さんが演じたら、ちょっとは作品に奥行きが出たのではないかと思う。
タイムパラドックスはタイムマシンと並んで様々なジャンルのSFで扱われた古典的なテーマである。もっとも有名なのは相対性理論の説明で紹介された双子のパラドックスである。ご存知ない方のために簡単に解説すると、相対性理論では定数はCで表される光の速度だけで、時間も空間も変数である。物体の速度が光速の9割になると、時間の経過が半分になる。双子のひとりがその速度で20年間宇宙旅行をして帰ってくると、残っていたほうは40年歳を取っているという話である。この他には本作で紹介された親子のパラドックスなどがあるが、いずれも解決はない。熱力学第二法則が示すようにマクロの現象はすべて不可逆である。過去には戻れないのだ。
しかしタイムマシンの本当のテーマは過去に戻れるかどうかではなく、過去から見た現在、現在から見た過去がそれぞれ肯定できるかどうかである。人は未来に不安を感じ、現在に苦痛と恐怖を覚えたとき、誰でも過去を振り返る。あのときああすればよかった、こう言えばよかった、そうすれば・・・。
本作品はタイムパラドックスを舞台にした、小ぢんまりとした恋愛劇である。だがヒロインの性格まで小ぢんまりとすることはなかった。相手役の平野に拮抗できるくらい癖の強いヒロインであれば、作品の印象も違っていたと思う。
良い感じの恋愛映画!
2人が出会って付き合いが始まり色々な出来事あり、後々伏線として結末を迎える王道な流れ。タイムパラドックスの謎を解きながら2人のなんと言えない会話と、高橋一生の不気味で無表情だけど熱い感情を持つ演技と川口春奈の衣装と魅力が不思議とハマっておもしかった。いい感じの恋愛映画でした。
意外と映像がオシャレな恋愛映画❗
星🌟🌟🌟🌟 ストーリーは意外と地味で綺麗な映像と高橋一生と川口春奈の演技を楽しむ映画です❗タイムバラドックスと言う難しい話を高橋一生と川口春奈が上手に演じていますが…たぶん下手な役者が演じたらとんでもなくつまらない作品になっていたと思います❗とくに高橋一生の口下手なオタクぽいサラリーマンはハマり役でした❗あんまり話題になってないみたいですがオススメです❗
ゆっくりドキドキする
スタートからゆったり時間が流れるような映画でした。
思っていたようなラブストーリーではなかったけど、いい距離感でステキなお話でした。
ただ前半がゆったりだった分後半が駆け足だと感じました。
恋をしたくなるような、ほっこりした気持ちになりました。
ちょっと物足りない
うーん、予告編はなかなか良かったと思うのですが、実際見るとちょっと中身が薄いかなぁ、って感じです。物語に泣ける要素がありませんでした。高橋一生は挙動不審な変人系の俳優さんというイメージが強いです。
物語が僕を拒んだって
前半だけなら今年見た映画の中でもトップでした。
後半が少し駆け足だったのが惜しかったです。
andropの主題歌が物語を全て包み込んでくれて美しかったです。
川口春奈さんの美しさと高橋一生さんの人柄の良さが全面的に押し出てる作品だったと思います。
「ケチ!」「ケチじゃないです」のやり取りのシーンとかはクスクス笑えてきました。
ゆったり見れる作品です。
前半は良かった
予告観る限り泣けそうな感じでしたが、全く泣けませんでした。
前半は彩り鮮やかな恋する世界は良かったけど。終着点が良く分からないダラダラした感じでイマイチでした。
キャストさんは良かったですし、エンディングのandropも最高でしたので残念でした。
後半の駆け足感だけ残念…
人気恋愛小説原作ですが
読んでいなかったので最初から
最後まで展開が読めなくて楽しめました!
ほのぼのとした胸キュンストーリーですが川口春奈さん演じる詩織の引っ越してきた部屋で起きる不思議な現象がミステリアスでただの恋愛ストーリー じゃないところが良かった。
その不思議な現象は夜9時になると
部屋のあるところから聞こえてくる
未来からの声。
その不思議な声は高橋一生さん演じる平野であり1年後の平野だという。
その未来の平野は詩織に「今の自分(平野)を尾行してほしい」と頼んできた。
この作品は平野と詩織の服装や部屋がすごくオシャレでそこも見どころ。
詩織が平野を尾行する服が
普通に可愛くて「尾行する格好じゃないだろ!」と思ったり。
詩織の部屋はすごい照明が可愛いかったり、平野の部屋は本でいっぱい(小説家を目指している)だったり
観ていて飽きなかった。
前半は謎がちりばめられてて
良かったんだけど
後半の展開が少し駆け足で
そこだけ残念…。
最後の感動的なシーンをもっと
観たかった。
ただ少し残念だっただけで
他はめちゃくちゃ良かった!
一番良かったのは
主題歌のandropのkoi。
感動的で映画にピッタリ。
本編よりエンドロールで少しうるっと
きました。
ピュアな恋愛映画!キュンキュンできる映画で観てよかった!
時空恋愛物語
SF風小話としては、良くありすぎるストーリー。時空を超えて愛する人を助けたい的なアレだ。しかし、王道過ぎるストーリーを、ここまでストレートに描かれると、これはこれで爽快感がある。キアヌ・リーブスとサンドラ・ブロックの「イルマーレ」にダブるが、確かあれは過去から手紙が来るのだったかな。
ちょっと説明くさい話が多い気はしたが、水戸黄門の印籠みたいなもので、そのあたりも含めて素直な話運び。
ここまで王道だと、あとはキャストに焦点が当たるが、高橋一生と川口春奈、どちらもピッタリ。イメージにハマると、展開が面白くなってくる。
なかなか雰囲気が良い作品でした。
面白かった。。。
すてきなお話です。
タイムトラベルものは私も大好物で、そういう話だろうと思ってから観たくてたまらない感じで観に行きました。
川口春奈は可愛いし、高橋一生は男前やし、ほんとに言うことなし。
元彼の伏線の張り方もよかった。ミッキーカーチスも相変わらずの口調でよかった。
何よりハッピーエンドなのがよかった。
オッさん一人で泣きながらかえらずにすみました。
すてきやなって思う場面が多かった。
よかったよかった。
ありえないことに説得力を持たせる演技
原作未読。
デートムービーにぴったりのむずキュン(死語かな…)映画。
全編に渡って美しく、劇伴も美しくドラマチック。
何より、主演の二人がチャーミングで良い。
タイムパラドックスやえっ!?それはアリなの?な展開も、主演のふたりのキャラクターや演技で納得させられてしまう。
川口春奈さん、正直今まで注目していない女優さんだったのですが(すみません…)、とても良かったです。
高橋一生さんのキャラクターは一歩間違えれば嫌な奴になってしまうのに、高橋さんの演技力で魅力として昇華されているのがさすが、と思いました。
サブキャラクターの人々が濃かったので、もっと絡んできても楽しかったかな。
※九月の公開ではなく三月公開だったのには何か事情があるのかな?と思いました。
気になったシーン
北村志織(川口春奈)の部屋、本箱の中でともされるキャンドル
本箱の中がすすけそうだし、生活の中で目が届かないところに
火があること。いつか火事になるのではないかハラハラしました。
こう感じた人っていないですか?
私が職場安全衛生委員長で、常日頃「危険予知」ばかりしているからなのか? その習性なのでしょうか?
消防当局としてはやめて欲しいでしょうね。
アパートオーナーとしてもこれは怖い。大切な資産が火事になったら・・・
平野進(高橋一生)
几帳面に料理中に北村志織がやって来て玄関口へ・・・
きちんと火を消しています。(当然ですが、これ出来ていない人多いですよね)
こんなにきちんとしているのに、冷蔵庫からペットボトルを出して、口のみ・・・
私、これが怖くてできません。口内雑菌がボトルに入ります。
変質します。世の中にこれを平気でやっている人が多くて気になっています。
純粋なラブストーリーでした。
タイムパラドックスが生じるという危惧を持ちながら
自分が生きているこの場にただただ志織と一緒に居たい!その一心で平野は行動します。人の想いはその人の環境も未来も作りあげていきます。結局二人の純粋な強い想いが一年後の潮風が吹き荒ぶ九月の海岸へと誘ってくれたのでしょうね。平野の志織への強い思慕の念が志織を救い再び会えるという奇跡を起こしたのです。ものすごーっく純粋で稀に見るストレートなラブストーリーで久しぶりに胸がキューンとなりました。涙が滲みました。
動機とトリックがイマイチ
いろいろと謎があったり、不自然なセリフや態度などの導線があったりするので最後まで楽しめました。ミステリー好きです。もしかしたらこういう事なのかな?とか想像しながら見てましたが、最後はどーなのかな、、、個人的には思い通りの最後ではなかったかな。
ミステリーとしてはイマイチ。恋愛映画としては良いかと。
殺人事件ミステリーに例えると、犯人とトリックをいろいろそうぞうさせる導線が沢山あって期待してたら、犯人も動機もトリックもイマイチ。そんなことで殺すかな〜って感じでした。
川口春奈は可愛いなぁ。可愛いだけではなく、感情が伝わって応援したくなりました。
高橋一生は、オタクっぽさと少年っぽさがハマり役。あの生物の先生みたい(笑)
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