九月の恋と出会うまでのレビュー・感想・評価
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SF部分は分かりますが、恋愛内容は、、、、
9月だから観ました。私の身には何も起きませんw
冗談はさておき、あらすじを。
ある9月、主人公の女性がアパートに引っ越してきたら、壁の穴より男の声が聞こえて来て、その通り行動すると、後から不思議な事が起こり、、、。
原作小説は未読です。
恋愛文庫小説が未読ですので、そのボリュームが不明確ですが、私には映画としてはタイムパラドックス部分のボリュームはそこそこ、恋愛模様が全然足りてない状態でした。
「恋愛模様や過程は(原作は)もう少し長く描かれているのではなかろうか?」
それが観た後頭から離れません。
タイムパラドックスの理由となる部分だけを優先し、映像化して並べ、最後のピースとして用意する。
「へぇ〜、そうだったんだ〜」と観る側を納得させる。
それだけにしか私には見えませんでした。
恋愛の押しが足りません。
こういう内容ってタイムパラドックスと恋愛が両立してこそ、映画として成り立つのでは?
私が思い出すのは、(題材は違うけれど)「GHOST〜ニューヨークの幻〜」みたいなどちらも両立している作品。どちらも良く出来ているからヒットした。私はそういうものを期待する訳で。
作品の起伏も後半まで余り無く、不思議を淡々と観せられた映画。
「タイトル通りまだ2人の恋の始まる前だから、恋愛模様が少ないに決まっているだろうが!!」とかツッコミコメントも来そうですw
安心して観れるが何かもうひとこえ欲しかった。
ある日、未来からの声を聞いた志織。
始めは信じていなかったが、未来から教えてくれることが現実に起こり信じるようになった。
そして、平野という人物を尾行してほしいことをお願いされた。
志織が、尾行していたある日志織の部屋に強盗殺人犯が侵入していた。
志織は、未来からの声をおかげで亡くなるという運命から逃れることができた。
そのことを平野に言うと、歴史が変わってしまったので正しく戻そうとする力がはたらくことがあると言われた。
なんとか、過去を正しくしようと二人は、一緒に未来からの人物を探すことにした。
そして、未来からの人物が分かり、過去を正しくできたという内容だった。
話の展開としては普通でしたが、安心して観られる作品でした。
話の内容もよく、出ている人達もよいのですが、なんかもうひとこえがあったら、もっとよかったのになと思いました。
☆☆☆★ 原作読了済み。簡単に。 原作は読んでいてもさっぱり理解出...
☆☆☆★
原作読了済み。簡単に。
原作は読んでいてもさっぱり理解出来ない話で。読みながら「何だこれ?」…感が半端なく感じたのが正直なところ。
タイムパラドックスが起こるのはまだ良いとしても、《いつ・どこで・何故》それが起こるのか?に対する説明が、余りにも適当過ぎるのがその主な理由です。
その中でも、特に1番重要と思われる《何故?》とゆう疑問点に関して言うと。原作・映画共に、単に都合良く起こっているだけなのはいただけず、やはりどうしても高得点を付ける訳には行かない…と言った感じ。
映画は原作の部分をかなり修正しており、細かな変更点が数多い。
原作の彼女は写真の現像に拘る女性で有り。アパートの住人の祖父江は女医。オーナーの息子は、原作では登場せず。平野を尾行する際の描写や、最後の再会の場面等は原作とはちょっと違う。彼女はシラノと名乗る男に興味を持ち。それを機に「シラノ・ド・ベルジュラック」を愛読し、やがてそんな彼に恋をする。そしてその相手は…だと考える。
でもそれらの変更点は、映画化に於いて全く違和感がないと言える変更で。寧ろ観終わって、最初に感じた事は。あの原作から、よくぞここまで引き上げたモノだと思えたものです。
そう思った理由として、個人的に主に3つの点として。
★ 1 原作だと【その現象】は、何故か毎週水曜日の夜9時に起こる。
この変更に関して言うと、原作よりも映画の方がしっくりと来る。原作ではその理由は、最後まではっきりしない。
★ 2 当初シラノは1年後の世界に居ると語るが、原作では本当は半年後だったのが或る理由から最後に分かる。
当然シラノは、自分が何年何月に居るのかを知りながら、「自分は1年後に居る」と言う。原作のこのミスリードは余りにも陳腐過ぎる。
それだけに、映画ではこの陳腐で違和感しか感じない話を、何とか鑑賞に耐えられるだけのモノに仕立て上げていたと思う。
但し映画では。歴史を変えてしまった事から生じると考えるタイムパラドックスの歪みに対してビクビクし、誕生日が来ると消えてしまうと考えてしまう。
それに関しては、「一体どうゆう事?」…と、さっぱり意味が分からない部分では有りましたが(´・ω・`)
★ 3 原作には登場しない彼女の後輩が狂言回しとして出て来る。
主に登場するのは映画の前半部分が多いこの後輩キャラクター。
原作・映画共に、タイムパラドックスに関する説明が平野から語られるが。それを観客に向けて分かりやすく説明する為に、この後輩を映像で上手く利用しており。どちらかと言うと、コメディーリリーフにあたる彼女の存在が、映画にアクセントをもたらしていた。
逆に後半になると、登場場面が少なくなってしまったのが寧ろ勿体無いと思えた程です。
逆に原作の方が映画本編よりも良いと言える部分は…。
…………う〜ん? ちょっと直ぐには思い付かないと言ったところ(´-`).。oO
ところで、主演の川口春奈ですが。(年齢的にちゃんは付けづらい)
以前から可愛いのは可愛いのですが、そろそろ年齢的にも過度期に近づいている気がしている。
今後も今の様に、可愛い子ちゃんキャラを続けて行くのは難しいそうだなあ〜…と感じながら、映画本編を観ていた。
バラエティー番組に出演した際に、彼女の発言を色々と見ていると。本当は隠れた毒舌キャラでも有る様なので。今後は少しづつ悪女役等に挑戦するのもアリなのでは?…と。いつまでもアイドルでは居られないだろうし、キツイ言い方をすれば。吉永小百合になれる女優さん等は、ほんの一握りにしかすぎないのだから。
彼女を見ていると、年々歳を取るにつけて肉感的になって行ってる様な…(-_-)
いつその事、松坂慶子→藤田弓子→京塚昌子のラインを目指すのもアリなんじゃないかと( T_T)\(−_−)コラ
後輩役には川栄李奈。
先に記した様に、彼女は前半部分でコメディーリリーフの様な位置で映画にアクセントをもたらしていた。
多くの女の子がAKBグループから卒業し女優として活躍している。ただその中でも成功していると言えるのはごく僅か。
その中ではここまで見た感じでは、頭一つ抜け出ているのが川栄李奈だと言えるだろうか。
コメディーからシリアスな役までソツなくこなしている印象が強い。AKBの頃はお馬鹿キャラが目立つていたが。彼女の演技を見るにつけて、とにかく《勘》が鋭いと言った印象で、全然お馬鹿ではなく寧ろ頭が良い印象しか無いとまで思う。
決して主演を張るタイプでは無いから。このまま脇で自身の年齢に応じた、等身大の女の子キャラで光るタイプかと思う。
2019年3月3日 TOHOシネマズ流山おおたかの森/スクリーン5
無難でいいんじゃない
恋愛映画はあまり見ないのですが女の子とのお出かけだったのでこの映画をチョイス、無難でSFとラブコメ要素とのバランスよかったし、まあ眠くならない程度に進んでくれる展開もいいと思います。
細かいところに突っ込みを入れるならド逆光の中写真を撮ってたり、フィルターを覗いてるのに両目パッチリだったりとヒロインの芸術要素には随分雑味がありました(本筋とは関係しないのでどうでもいいのですが)
まとめると、全く面白くないわけじゃないけど浅さを感じる作品でした。
完全な高橋一生目当て
ラブコメ以外の恋愛物はあまり好きじゃないので見に行かないですが、一応好きなSFテイストと何よりも高橋一生が好きなので悩んだ末に劇場に足を運びました。
作品としては普通でが、高橋一生が素敵の一言につきます。
高橋一生がどちらかというと普通の好青年なので、彼の独特の素晴らしい演技力を堪能できるようなシーンが少なく残念。SF的なオチも普通ですが高橋一生ファンには必見の作品。
二人の住んでいる集合住宅はエントランスや住居人が集まる素敵な庭とか、もう全体的にたまらないほどお洒落すぎます。
あんなとこあったら絶対引っ越すレベルでお洒落だったな。
素晴らしい美しい映像と高橋一生に☆4つです。
途中まで夢中 ラストがチープ
(とても素敵なところ)
・恋の物語を盛り上げるドラマセットの美しさ、志織の服装のお洒落さ素敵でした
・高橋一生の演技力
嘘を愛する女の堂々としたいい男キャラが記憶に新しいのですが、今回はコミュニケーションが苦手で恋に奥手そうな役でした
台詞のどきまぎさや所作のひとつひとつ
役によってこうも違うかと
演技力に驚きました
・オカルト好きの平野が親殺しの理論を用いて志織の状況を解説し
タイムスリップ系の映画のなかでは
1番論理的に納得させられた
違和感なく見れました
・志織と平野の恋が始まった頃のどぎまぎした感じや、微笑みあうようなやり取りがリアルでこっちまでどきどきしました
・1番泣いたのは志織を茅ヶ崎におくったシーン
プレゼント選びに何時間もかけるほど志織を想っているのに志織の死を避けるために突き放したところ
平野の不器用な優しさにぐっときました
・ラストが予想できず途中まで夢中でみていました
(ちょっと?なところ)
1年後のシーン
志織が電話にでたら実は後ろに平野がいて決め台詞を吐くところ
節々に不器用さをみせた平野がかっこつけてキメてるーって思うと一気に冷めました
しかもあんだけ恋に奥手だった平野がもうキスしちゃってる
それまで不器用な平野にきゅんきゅんしていた私にとっては少し違和感がありました
思いが通じるシーンはもう少し違ったものがよかったです
途中までの物語に引き込まれたのにラストは尻すぼみ感がありました
なんとも浅い内容で残念
高橋一生初の恋愛映画ですが、これまでの「出演してるけどほとんど出てこない」作品群とは異なり、しっかり頑張っていて安心しました。
何事も諦めずに挑戦し、自分の殻を破ることで掴めないと思っていたところにも手が届く、という実に前向きなストーリーなのですが、この手のタイムスリップモノに有りがちな、どうにも浅くてモヤモヤした思いが残ってしまうのが残念です。
川口春奈が魅力的なラブストーリー
松尾由美の小説の映画化です。芸術家たちの住むアパートに引っ越した志織が、未来の隣人の平田から尾行を依頼される中、強盗が部屋に侵入し、志織が殺される運命を救われてというストーリーです。ストーリー的には予想通りで意外性はありませんが、高橋一生と川口春奈のファンには満足できるラブストーリーです。
久しぶりにハッピーエンドを観た気がする
最近、邦画とりわけラブストーリーを観ることが多いのだか、ハッピーエンドで終わるのは、久しぶりだと思う。
この物語の主人公の平野が、高橋一生でよかったと思う。タイムリープの説明などは、ピタリはまる役割だ。
ストーリーの流れも見事だと思った。事件が起こるまで。声の主を探すまで。その後の別れ。1年後の運命の日。
どうなる?まぁ、はっぴーなんですけどね。劇場でお確かめください‼️
川口春奈の役を救う場面がRising Sunの如く感動!😭
終盤に高橋一生の役が川口春奈の役を救った場面はRising Sun🌄🌅の如く感動した!😭タイムパラドクスを救う映画は今まで何作か観ましたが、この映画が一番R.Y.U.S.E.I.🌠の如く綺麗な映画でした!😆
「2人演技、抜群」
今年26本目。
「一週間フレンズ」の川口春奈が本当に好きで、
「blank13」「億男」「嘘を愛する女」の高橋一生と、
好きな2人が出てるので、楽しみに行きました。
号泣コースでした。
2人演技、抜群でした。
恋愛映画が好きで、確実に毎回泣いています。
これからも積極的に行こうと思います。
出来れば公開日に。
終盤はいいよ〜
主人公は、自分の部屋に届いた1年後からの声で命を救われる。しかし、隣人から、「自分に届いた声を、1年後に、誰かが自分に届けようとしなければ、パラドックスとなり、自分の存在は消失してしまう」と伝えられて、隣人と一緒にその可能性がある人を探していく、という話。
SFファンとしては、「(その小さな矛盾が解消されたとしても)死ぬはずだった人が生きていることで起きるパラドックスは、あまたあるだろう」とツッコミたくなるかもしれない。しかし、この映画(原作)は、「その小さなパラドックスが解消できれば、存在は認められて、その後は問題がない」と大胆に仮定したことで成功している。
というのも、この話はSF的なトリガーを使っているだけで、中身は、"うまく言い出せない男が、成長する物語" なのだ。だから、出会いがあり、わかりあえないままで物理的な別れがあり、最後は… という流れを文学的に楽しみましょう。最後は…の部分は、是非ご自分でご確認ください。
内気そうな性格なのに志織への助言には積極的な平野、平野の "ちょっと突き抜けた話" をすんなり受け入れる志織。たしかに、出来すぎ感の目立つストーリーだが、そこはひとつ「二人は、似た者同士だったんだ」ということで納得しておきましょう。
結末は、できるかできないかハラハラドキドキということではなく、わりと静かなエンディング。謎解きも一気に行われる。ただ、この終盤を俺は、映画的にけっこう好き。
川口さんは、なんだか、こういう素直な恋愛ものにぴったりはまるよなあ。高橋さんとのコンビもうまくいっていた。高橋さんは、ドラマ「ぼくらは奇跡でできている」の延長戦みたいな役柄だったが、さすがの演技。
川口さんには、ニコラ's の先輩格として今後も主役を張っていってほしい。「一週間フレンズ」といい、本作といい、あと一息 何かあれば傑作になれるかもという、微妙な映画が続いているが、引き続き期待してます。
おまけ
過去のいくつかのレビューに、「川栄さんは主役の回りに置いとくと光る」と書いてきた。この映画は、まさにそれ。見事に光っていた。今後も、絶妙なバイプレイヤーとして活躍してほしい。
2021/2/18追記:川栄さんは、森川(葵) さんと並んで、ヒロインの友人として欠かせない女優だ。
予定調和でも感涙。切なすぎる不思議な人間ドラマ。
【賛否両論チェック】
賛:ヒロインを救うために奔走する主人公の姿に、切ない主題歌やコピーが絶妙に重なり、なんとも感動的な人間ドラマを描き出しているのがステキすぎる。
否:どうしても予定調和感は否めない展開。感情移入出来るかどうかで、評価は大きく分かれそう。
ヒロイン・志織に突然届いた、1年後からの不思議な声。その声がきっかけで救われたはずの志織が、時間の流れの寄り戻しによって消えてしまうかも知れないという、なんとも不思議な物語が印象的です。
このお話に感情移入出来るかどうかで大きなカギを握るのが、高橋一生さん演じる平野ではないでしょうか。一見すると、ぶっきらぼうでとっつきにくいけれど、それでも人一倍優しい心を持っている。そんな彼の人柄と、志織のために奔走する姿が、何とも言えない切なさを誘います。
「運命の人が僕じゃなくても、僕はあなたを守りたい。」
っていうコピーが、もう反則ですね(笑)。
そしてそんな切なすぎる世界観を彩るのは、andropが歌う主題歌「Koi」。
「物語が僕を拒んだって 誰かが運命を定めたって」
なんていう歌詞に、平野のイメージが重なって、もうそれだけで泣けてしまいます。
ストーリーとしてはそこまで奇をてらってはいなくて、予定調和感は否めませんが、切なくてちょっぴり甘酸っぱい物語を、是非ご覧になってみて下さい。
一生ファンには堪らない
ファンタジーな設定で、初めは微妙かな、、と思っていましたが、
一生さんの良さが出てる映画でした。
演技が上手い!特におどおどした演技は絶妙。
一生さんが沢山観れてファンには堪らん映画でした。
素敵な映画だと思います。
後半は駆け足で展開も読める感じではありましたが、まぁ全体的には満足でした!
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