劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズのレビュー・感想・評価
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音楽の使い方が良かった
昔懐かしい音楽を頻繁に使っています。
懐かしさは、込み上げてきますけど、内容は、いつもと変わらず、いつもと同じ感じで終わります。一度みたら、懐かしかったねって気持ちで終わってしまう映画でした
これ以上の破壊力があるエンディングがあるだろうか
見に来ている人の半数はきっと
「Get Wildのエンディングを!!」
という人だと思います。
オリジナル声優も良かったですが、本編よりも何よりも。
シティハンターを彩った過去の名曲も流れますが。
Get Wildのイントロが聴こえてきた時の何とも言えない感情、震え。
この最強の破壊力があるエンディング見たさに、リピートしてしまいました。
内容はシティハンター王道ではあります。
可もなく不可もなく。
もう少し、香、海坊主、冴子をうまく使って欲しかったです。特に海坊主って原作やTVアニメはもっとカッコいいのに。
おまけとはわかってますが、あの三姉妹もやっぱりおまけでしたね(笑)。
プレモルというよりノンアルみたいな作品
原作コミック大昔に読破済み。
アニメは夕方の再放送をよく見てました。
結論から言うとカッコ良くもない面白くもない何をやろうともしていない、「今あえてシティハンターを作った理由」が全く見えない作品。
まず時代背景は現代にしなくても良かったんじゃないかなあ。やっぱなんかヘンだし。懐かし需要狙うなら当時の時代感コミで懐かしがらせるべきでしょ。冴羽獠ってやっぱりスマホとか似合わない男だし。
ギャグは「モッコリ」と「ハンマー」に頼りすぎ。何の捻りもない、何度となく見たような定型のやり取りをそのままやるので笑いようがない。それを何度も繰り返すので非常に辛い。様式美として1〜2回やればそれで良かった筈。
結構客入ってましたけど、ギャグは本当に薄っすらした笑いが2回ぐらいかな、後はまったくウケてませんでした。
これ作ってる方はどう思ってたのかな。「自分は笑えないけどファンのオッさん達なら笑うっしょ」とでも思ってたのだろうか。
往年の名曲アルバム的な作りはいいけどちょっとやりすぎで、場面に合ってない曲を流したり、曲を流す為の無理な場面挿入をするなど、あまり上手くいっていない。屋上からの眺めを見せるくだりとか唐突すぎてポカンとした。
「Footsteps」だけはバッチリだったけどね。まさにCHの印籠BGM!
今作オリジナルのBGMは総じてダサい。唯一カッコ良かったのは海坊主のタイマンシーンの時かかった曲ぐらい。
で、敵だけどこれまたあんまり脚本アイディアを煮詰めてない感じ。
戦闘に対する不安を煽る事で平和な地域でも武器が売れる→まあ分かる
だから脳波で操るドローンで新宿を襲う!→普通にテロでもすれば良くね?ていうか脳波で操る利点って何?スティック使えば?
新宿を襲う理由は子供時代にちょっとイジめられたからだ!→理由ちっちゃ!ていうか完全なるイカレポンチやん。だったら知能犯的な空気出さないでよ。
CHって基本的に北斗の拳とかと同じで「主人公の圧倒的強さ=カッコ良さ」が最重要要素で、それをいかに見せるかが大事だと思うんだけど、一番盛り上がりたい終盤でドローン相手にショットガン撃つのを繰り返すような単調なものになっちゃうのもどうかなぁ。
そうでなくてもアクションは全体的に単調で、「冴羽獠の常人離れした凄さ」の表現がないので退屈。「マズルフラッシュの一瞬の光で敵を正確に撃つ」とか、「跳弾を当てる」とか、そういう凄さ表現の新味あるアイディアを最初から入れる気がない。
他にもキャッツアイの取ってつけた感とかツッコミどころ満載。これならhuluでTV版観た方がいいと思う。褒めたかったんだけど無理でした・・。
新宿の街を隅々と
以前年間パスポート持って新宿御苑に通ってた身としては戦闘シーンで「あっここ新宿御苑のあの辺だ」って解って楽しかったです。しかし新宿御苑を戦闘の場にするとは良く考えましたね。
あとタイトル通り新宿の街が隅々迄丁寧に描かれていたと思います。
懐かしい音楽が沢山なのも楽しかった。
シティハンターハンターしていた作品でしたね
期待してたばかりに
ちょっと裏切られた部分がある。
テレビ特番ならまだいい。残念ながらお金をとって見せる内容には届いてない。
ファルコンはコミカルにひたすら機械倒してただけだし、
綺麗にまとめすぎたというか。
薫がヘリからビルに乗り込むだけキャッツアイは必要でしたか?
キャッツアイを知らない人に知ってもらうだけの目的は解らなくはないが、逆に無理に付け足した感が残ってしまった。
もっとやりようはあったけど、必要以上にお客が離れることを恐れていた感がある。
いつも通りにやりきってしまってればこんな評価にはならなかったから勿体ない。
最後には拍手してた人もいるけど映画に対してではなく、作品や音楽などに対しての評価だと感じた。
残念すぎる
懐かしい、ただそれだけ。
前半はハンマーとモッコリの嵐に感じました。
ストーリーを考えられない、いや深味を産み出せない製作サイドの時間稼ぎか?
そして、スマホで興醒め・・・
シティーハンターの世界でスマホ。
新しい人達が馴染めるようになのかもしれないが、それにしては昔を知らない人からしたら、見ていて意味の分からないキャスト構成。
源作を知っている人意外には意味の分からない登場人物の設定かと?
キャッツアイ三姉妹の登場は一瞬テンションが上がったが、終わってみれば必要ない程度のサービスショットって感じでした。
全体的に話の繋がりが変なストーリー展開に映画化するまでの必要性があったのか疑問に感じます。
正直、映画館へわざわざ観に行ってガッカリしました。
最後のエコーを効かした「モッコリー」最悪です。
シティハンター最高でした。
遼さんのギャブと何だかんだで香が一番大切であることや最後は決めるとことかほんとにカッコいいし、TMネットワークの他シティハンターの歴代の曲聞けたり最高でした。声優の神谷さんがコメントしてましたが、シリーズ化してやって欲しいなぁと思いました。今回の映画はやっぱり現代向けの内容でしたが前にもあったとおもいますが、遼の過去とかをからめたそんな映画もまた見たいと思いました。とても面白かったと思います。
映画館じゃなくても・・・
自分の中で、香(伊倉一恵さんや!)が生きてる!という所からスタート。
どうしても自分の中では、エンジェルハートが入ってしまっていて、
パラレルとはいえ香の存在が割り切れず、見てしまった。
内容は、昔のままですかね。ちょっと神谷明さん他、セリフのなめらかさに
違和感を感じつつ、拝見。もっとシリアスな海坊主が見たかったな。
エンドロールの最後の掲示板にルパンで出てくるごくろうさんのマーク
出てたけど、、、コラボとかするのでしょうか。
それとも単なるお疲れ様というメッセージなのでしょうか。
終わって、何でキャッツアイが出てるの?という声が聞こえてきた。
それは作者が同じだからじゃない?
こんな人が、この後ハマったりするんですかね…。
とにかく冴羽獠がかっこいい💖
最初の方は冴羽獠の女好きのだらし無さが、誇張されてて香のハンターやトンボ乱発…あそこら辺はちょっと寒さを覚えてしまったけど😅笑
後半はかっこよすぎて、最初の方のはこのギャップを引き立たせるためのものだったんなぁ、と思った。
最後の香への一言?にめちゃめちゃ痺れた💖
女の人は言葉にしないと不安に思ってしまうものだけど、あんな風に思ってもらえてたら…💖素敵ですよねー💖しかも冴羽獠から💖笑
ちょっと残念だったのが、キャッツアイの御三方の登場シーンが結構ガツンと出てきたのに、みんなと協力して活躍出来そうなシーンあったのに、お触り程度だったのが残念だった。
あと敵とのドンパチはスケールの大きい事案に対してあっけなく終わった感じがちょっと物足りなさを感じたかなー。
それでも、主題歌、劇中歌、登場人物がかっこよく素敵だったので、楽しくふわふわした気持ちで見終われました😊💖
2019tハンマー!
20年ぶり?
おとといの事のようだが20年経ってた?
新宿で育ってゴールデン街などなど見た事ある景色が流れるからリアルとかそんなんじゃなくてね
ほんと久し振り過ぎて忘れてた
香の幼馴染が今回の真の敵で、シティーハンターへの固執が仇になって失敗したというオチなんだけど、新宿を戦場にすると大風呂敷広げて大丈夫かな?と思っていたらなるほどの展開でした^^;
冒頭からお約束のノリですが現代だとギャグにしてもドローンの盗撮とかはなかなかのヤバさですね…
結果いつものシティーハンターのノリと展開でした
初見の人や現代の子がどういう印象を受けるかは分からないけど、当時を知ってる世代からしたら不純物なしのシティーハンターだと思いました
所々雑なのはご愛嬌です
この作品に関してはあまり重箱の隅をつつきたくないですねえ
楽しかったです( ^ω^ )
ファンサービスのお祭り企画
アクション部分は流石。とてもよかった。
ただ香はまた自分の能力過信してわざわざ人質になりに行くしなぁ。それを全く止めない冴羽獠…まぁわかります。この作品はそう。既視感ありますし。お約束みたいなものだけども目の当たりにするとイラッとしました。
漫画の方みたいに上手くいかないというか、ストーリーと敵の底が浅いのです。
細かいことを言えば、香が敵地へ行く服装にヒールを採用したことには(北条作品では仕方ないとはいえ)せめて美樹を見習えよと思いましたし、海坊主をあそこまでギャグに振らないでほしかった。
実際にシティハンターを熱心に観て読んで応援していた世代はとても楽しかったと思います。お約束満載で登場キャラは主要なところは無理なく網羅してゲストキャラも出ましたし。
懐かしさや思い出がある人はとても楽しめると思いますが、シティハンター初見の人にはすすめません。原作読んだ方がいい。
シティーハンター
こうなれたらと憧れを抱く主人公が何人かいる。
そのうちの一人が冴羽リョウだ。
ドラゴンボールの孫悟空に憧れる人も多いだろう。
私はまだ、かめはめ波を諦めた訳ではないないが心のどこかで無理はあるという大人な考えも持っている(笑)
だが、冴羽リョウはスイーパーという点を除けば現実世界にいてもおかしくない人物だ。
なかなかなれるものではないが身近に感じられる憧れだ。
そんなリョウちゃんに久しぶりに会えると劇場へ足を運んだ。
客席は満席、やはり大人が多い。
男性ばかりかと思いきや女性も多かった。
お子さんもチラホラと、きっと親御さんに連れられてきたのだろう。
混んでる劇場はあまり好きではないが、皆、マナー良く静かに鑑賞する事が出来きた。
さて、物語の話をしよう。
シティーハンターは黒電話が出てきてもおかしくない時代の作品だ。
昔のまま描く事も現代に合わせて描く事も出来るだろう。
時代背景がどう描かれるのかと気になっていた。
答えは後者だった。
歳をとる事なく、スマフォやドローンというテクノロジーに囲まれた世界にシティハンターの姿があった。
ARの掲示板。
こう来たかと思ったが、なるほどなと感心したと同時にハイテクについてくシティーハンターは流石だなと思った。
物語の随所に新しさと懐かしさが入り混じるそんな感覚があった。
そんな懐かしさを更に感じさせてくれたのが挿入歌やBGM。
ここでこの曲かと、その選曲に何度も鳥肌が立った。
キャスティングも山寺さんに大塚さんと、昔からモブキャラを演じていた方々まで揃い踏みし文句のつけようがない。
この作品からは、とてもファンへの想いが伝わってくる。
笑いに、もっこり、クール。
いつものシティーハンターが、そこにはあった。
そしてもう一つ触れたいのが来生三姉妹。
この設定は昔からそうであって欲しいと思っていたものだ。
夢が実現した感じで嬉しかったが、一つ残念だったのは予告で普通に告知されていた事。
これは正直、サプライズでとっておいて欲しかった。
そうすれば感動が更に増したに違いない。
しかし、懐かしい曲と共に現れた三姉妹に、わかっていたけど痺れた。
海坊主との掛け合いも面白かったし、リョウがただもっこりセンサーを働かせてすり寄ってるだけなんだけど、このリョウと瞳のツーショットは妙に好きだった。
三姉妹のレオタード姿も露出が上がっていてもっこりしてしま、、、げふんげふん、、、セクシーだった。
リョウちゃんの前であの格好してたらどうなってたんだろう(笑)
シティーハンターとキャッツアイががっつり絡む物語も観てみたい。
最近はコナン、ルパンみたいなコラボもあるから、そういうコラボも観てみたい。
笑いや、もこっりだけでなく、最後はビシッと締めてくれるのがシティーハンター。
リョウと香の関係はいつも見ても素敵だ、深い絆で結ばれている。
二人の活躍をまた観てみたい。
エンドロールの後にワンシーンあるのでお見逃しなく。
ロスジェネ大同窓会
30年前、バカでヒマなクソガキだった私にとって、夕方に毎日放映されていたシティーハンターの再放送は絶好の暇つぶしでした。
シティーハンターにはハマったことはないですが、アホみたいに毎日観ていたため愛着が湧き、その結果30年の時を超えて本作を鑑賞するに至りました。
シティーハンターの魅力は、個性豊かなキャラクターと、絶妙なキャラ同士の関係性だと思っています。『この心地よい雰囲気が変わらずに永遠に続いてほしい』と思わせるような関係性は、うれしいことに実際にほとんど変わりません。ちなみに、残念ながら話の内容もほぼ同じで変わらない。変わらないのがシティーハンター。水戸黄門とかと同じですね。
なので、時を経て蘇った本作も、いつもの、30年前に夕方5時半から再放送されていたシティーハンターでした。なので内容の薄さと雑さも変わりません。映画なのに。
ただ、キャッツアイの来生三姉妹がゲスト出演したり、新宿をしっかり描こうとする姿勢(特にゴールデン街)は映画っぽい豪華さを感じました。
また、シティーハンターと言えばGet Wildをはじめとする数々の魅力的な主題歌。本作ではシティーハンター1&2の主題歌を余すことなく挿入歌として使用していました。
初っ端から中川翔子もカバーした屈指の名曲『Angel Night』をブチかますというイカした演出!オープニングからガン上がりです。
おぉセイラ〜も岡村ちゃんもそれぞれの個性にフィットしたシーンで使われてました。
しかし、何より1の初期OP『愛よ消えないで』は、ここでくるか!という最高のタイミングで流れました。ここはめちゃめちゃキましたね!
本作の欠点は、セクシー女刑事・冴子の絵柄がなんかエグかったことです。声優陣の変わらなさも本作の魅力なのですが、冴子は声もババァ感強くてダメでした。なーんか品がないんですよ。
あと、ゲストキャラだけと、キャッツアイの泪姉さんの絵柄もエグくてダメだね!あの、上品な超絶フェロモン&包容力という完璧美女・泪姉さんの凄みがぜんぜん伝わらない。
香とかヒロインのアイとか、若く活発なキャラは魅力あるんですよ。でもさー、北条司の女性キャラって、大人っぽいセクシーさが売りじゃないですか。しかも単にエロいとかではなく、どの女性キャラにもしっとりとした気品が感じられるのです。
本作はそこが表現できてなかった。これは大問題ですよ、大問題!冴子が出てきて「キター!」ってならないシティーハンターはシティーハンターではないのです。
その代わりと言っちゃなんですが、贔屓キャラのファルコンが活躍していたのは嬉しかった。バズーカだけではなく肉弾戦もあり、さらにパートナー・美樹さんとのキュンとするシーンまで用意されており、思わず萌えましたね。なので、冴子問題は相殺ってことにします。
3連休の中日のレイトだからか、8割くらい埋まってました。驚くべきことに、ほぼ全員同世代でしたね。若者も老人も絶無でした。さながら、ロスジェネ大同窓会!
夫婦もいれば、旧友同士の男グループもいる。老けた人もいれば若作りの人もいる。なんとなくみんな疲れている雰囲気でしたが、鑑賞後はみんな笑顔でしたよ。
なかなか良い同窓会でした。
顔は命
予告を観たときから「あ、違う」って思いました。で、昨日観てきました。やっぱり期待外れです。キャッツアイの三姉妹登場で、ダメ押し…北条ワールドが壊れました。本当なら「感動」が、悔しさと悲しさと怒りで一杯です。みんな良いことしか書いてないけどやっぱり「顔」(特に目)は大切です。北条先生の絵柄、大切にしてください。
The シティーハンター
大画面で見るリョウを拝めるだけで見る価値あり。
現代の新宿と生きてるんだなあと再確認できただけで感動。
香さんのハンマー音が映画だと響く(笑
他の人が書いている様に、敵がちょっと薄っぺらいけれど海坊主と共闘してリョウちゃんの超人的活躍が観れるのはイイ。王道のシティーハンター
キャッツアイはオマケ程度なので、そこまで期待してはダメでしたね。CMでキャッツアイ推しちゃうのはダメよね。シークレット扱いでよかったかも。
エンディングが本当に素晴らしい。
エンドロールは価値あり。
もう一回シティーハンター見直したくなる。
初見さんも楽しめるか不安ですが、
このノリについていければ、コミックとかアニメとか見返したら楽しさ倍増間違いなし!
特にコミックは神です。ミック〜リョウの父親と戦うあの回は神がかってます。
香とリョウのいつものヤキモキする関係と
GET WILD 導入時のリョウのあの一言に悶えました…
待たせすぎだよ。
懐かしのシティーハンター。テレビアニメへのリスペクトが感じられました。
アニメの曲が随所に挿入されていて、多少くどく感じないでもないですが、当時のファンからすると、懐かしく感激でした。
香の後半の行動があまり意味あるものに思えなかったり、敵がちょっと薄っぺらいような気がしたのが残念。でも、冴羽さんと香の「信頼しあった相棒」の関係がちゃんとあって良かったです。
新宿での戦闘は無理がないわけじゃないですが、まぁ映画だし、ということで(笑)
このセクハラに厳しいご時世、冴羽さんの「もっこり」が健在でしたね(笑)
確信犯的、偉大なるマンネリ定番!
完ぺきなオリジナル・リバイバルである。アニメ界のベテラン、こだま兼嗣監督(69歳)と声優・神谷明(72歳)の再復権といってもいい。
「シティーハンター」の原作は、少年ジャンプで1985年から1991年にかけて連載。アニメは、1987年から4度のTVシリーズ化されたほか、劇場版も2本(ひとつは2本立て)と、一世を風靡した。
昔懐かしのファン感覚からすると、"20年も休んでいたシリーズが、なんでこんなに混んでいるの??" これも様々なプロモーションや大規模タイアップを展開した配給のアニプレックスの動員力だとすると、ほんと感心する。
"偉大なるマンネリズムの定番"とは、その昔、こだま監督自身が語っていたこと。こだま監督といえば、かつて「名探偵コナン(初期)」や「ルパン三世(第二期)」の製作にも携わっていただけに、最新アクションアニメの、イイトコどりもしている。
新宿でボディーガードや探偵を請け負うスイーパー、"シティーハンター・冴羽獠"と、その相棒・槇村香が、美人の依頼人からの仕事を受けて事件を解決する。30年経っても、"エピソード完結型"のスタイルは健在である。笑っちゃうくらい、安心のマンネリである。
一方で20年ぶりの新作でも、冴羽獠が歳を取るわけではなく、最新アップデートが嬉しい。
"シティーハンター"への連絡は、駅の伝言板の"XYZ"はアプリでスマホキャプチャーして行うなど、今風になっている。
近年のアニメに多いロケ地のリアル描写を取り入れ、"新宿ゴールデン街"や"花園神社"、"新宿パークタワー"、"バスタ新宿"、"地下街サブナード"、"ルミネ・エスト"・・・などが細かく描かれている。一方で"伊勢丹"、"ヨドバシカメラ"や"ビックカメラ"などの法人は改称している。
クライマックスのアクションが展開される舞台は、新宿中央公園をモデルにしているようだが、架空の場所っぽい。
エンディングテーマの「Get Wild」(TM NETWORK)だけでなく、岡村靖幸の「SUPER GIRL」や大沢誉志幸の「ゴーゴーヘブン」など過去の主題歌と挿入歌のオンパレード。過去のTVシリーズの名場面がエンドロールでも流れる。
「ドラゴンボール超 ブロリー」(2018)もそうだが、偉大なるマンネリ定番に、これ以上の何を求めようか。ずっとこのままで…いい。
(2019/2/8/ユナイテッドシネマ豊洲/ビスタ)
覚悟してたより悪くはなかったけど…。
香のウェディングドレス姿が、全然キレイでなかった。
ほほ紅が悪い意味でアクセントとなり、ドコのブス芸人?
総監督なりプロデューサーなりが、指摘せんかったの?
勿体ないが先に来る…
軒並み高評価なところ申し訳ないが、期待しただけ残念感も同じくらいありというのが実感。
当時キャストのままの声優さんのらしさや、キャッツアイとのコラボは有りなのです。素晴らし過ぎるくらいに。
主題歌も盛り込んでくれたりとファンを喜ばせようとしてくれたのはわかる(個人的にはOPは最初の流れのままAngel Nightにして欲しかったですが…)
ただ、ストーリー・脚本が勿体無い。
本当にそこに尽きる。
個人的には、シティハンターの日常を壊しすぎない程度の非日常感が好きだったんですが、この映画版ドンパチしすぎ…映画だし派手にとなったのだろうが、今回自衛隊とかSAT普通に出てくる規模のレベルで公開ドンパチしてるのに、周りが平和すぎて、違和感の方が先に来る。
そして、主要キャラの良さが殆ど活かせていない。
遼は、確かに強いのだが、向かってくる敵の数が多すぎやしないか。そこまで超人だっけ…。
海坊主は、いちばんカッコ良さを出せる戦闘シーンでギャグ路線強くなってるし、バズーカしか撃たない。せっかく敷地に最初からいるのに、あれだけの敵に得意のトラップも手榴弾も1つもない。何故か強敵とは唐突すぎるくらいに銃全く無しで殴り合いだし。
冴子と香もカッコいいところはなく、完全にお飾り。その割に何故か美樹だけ活躍…。
最初見せ場を作ってくれたお馴染みの赤miniは何故か肝心の決戦では使われず、もっと操作しづらく標的になりそうな高速バスに取って代わられてる…
キャッツアイの3人も香の忍び込むところにもっと加わってカッコいいところ見せれる余地あった気がするんだけどな…。
敵の設定も薄っぺらいし、唐突な設定が多すぎて理解も感情移入も無理くりなまま進んでいく。
折角の2話分の時間なのに、テレビの時の前後編の方がストーリーは深みがあったなーと感じました。
アベマで、シティハンター再放送を年末年始に久々見て、新宿の掲示板演出など期待感もあっただけに残念感も強い。
オールスターにしてこれだけ詰め込んだのには感謝だけど、もっとうまく入れられる余地はあった気がする。
観なきゃ損しますよ
シリーズの楽曲が要所要所に使用されており、キャストそのまんまであの頃の雰囲気を保ちつつ、今時分の内容も押さえつつ、もちろん遼と香のコンビも描きつつと盛りだくさん楽しめました!
でも、やっぱりあの頃にTV放送見てないと楽しめないかも・・・です
全70件中、41~60件目を表示