劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズのレビュー・感想・評価
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人の本質的な絆や愛情を体感する素敵なストーリーです。
昔からの「シティーハンター」を観てた方にとっては、待望の現代版シティーハンターです。
映画構成も素晴らしいです。
冒頭から歌舞伎町のゴジラが登場して、ミサイルが飛び交う戦闘シーンから始まり、最高潮から始まります。
新宿駅の例の掲示板~歌舞伎町~ゴールデン街~新宿御苑etc.
新宿の特徴も上手く活かされていて、見応えがある映画です。
「シティーハンター」や「北条司」を知らない方が、初めて観ても意味がわかるように、「キャッツアイ」が登場してきたり、シティーハンターを代表する音楽を余すことなく使ったりしていて、抑えどころをきっちりと描いていて、とても親切だと思います。
アクション、コメディ、ラブロマンス、家族の絆、あらゆる要素をすべて盛り込んだ素敵なストーリーです。
映画のラストは、やっぱり、シティーハンターらしく、ちょっとクールで心温まる感じになっています。
展開のテンポも良く、何度見ても飽きない面白さがありますよ。
昔のワクワクがまた
最近流行りの3D映像で作製しなかったのが、かなりいい
ストーリー性も昔のまま
往年のファンのことを考えてくれたのか
テレビ版が好きだった人にはかなりウケがいいかも
ここで、香のウェディング姿を見れるとは
あとやっぱりエンディングはこれでないと盛り上がらんよね
良くも悪くもファン向け。それほど思い入れがない人間にとっては…。
一流スイーパー、冴羽獠の活躍を描いたハードボイルドアニメーション『シティーハンター』の放送開始30周年記念作品。
舞台は現代の新宿。”シティーハンター”冴羽獠と槇村香の下に、新たな依頼が舞い込むのだが…。
仕事の依頼主、進藤亜衣の声を演じるのは『暗黒女子』『祈りの幕が下りる時』の飯豊まりえ。
なお、テレビスペシャル『グッド・バイ・マイ・スイート・ハート』(1997)で武藤武明の声を演じていた山寺宏一は、本作では香の幼なじみ御国真司の声を演じている。
まず初めに。私はアニメをちょっと観たことがある程度の『シティーハンター』弱者であり、正直このシリーズに思い入れはほとんどありません。以下はそういう人間のレビューです🙇
久しぶりのアニメ化というだけあって、『シティーハンター』への愛が詰まったステキな作品。
お馴染みのキャラクターたちが動き回るだけで、何となく嬉しい気持ちになってくる。
声優陣もほとんど変更なし。流石にみんな歳を取ったなー、と思ってしまいましたが、神谷明さんを始めとした豪華な声優陣の名演を聞くことができます。
昔はモブの声優で良く出演していた山寺宏一さんや大塚芳忠さんがメインキャラクターを演じているのはステキです✨
また、過去のオープニング曲やエンディング曲が劇中歌としてふんだんに使われていたのも嬉しい。
個人的には「Get wild」より「STILL LOVE HER」派。
さて、肝心の内容ですが、開始早々のカーチェイスは素晴らしかった。
「Angel Night」を劇伴にして繰り広げられるハイクオリティなアクションシーンからの、いつ見てもカッコ良い冴羽獠の登場にはテンションが上がる上がる!
映画の掴みは抜群によかったのだが、その後の展開は…。
いつもの『シティーハンター』といえばそれまでなのだが、昔のアニメなら前編後編の50分くらいで解決していたであろう事件を95分で描いているためテンポが悪い。
いつもどおりの展開がタラタラと続き、肝心のアクションシーンが冒頭を除くと開始から1時間くらいはほとんど無いためはっきり言って退屈。
クライマックスも、ドローンやクモ型ロボットとの戦いに全く迫力がない。
悪役も掘り下げも足りないため全く魅力がない。
依頼人であるヒロインも物語後半では空気と化す。
はっきり言えば山ナシ、落ちナシ、意味ナシという映画。
ファンの方は喜ぶだろうが、自分の様に特に思い入れがない人間には正直辛いものがある…。
しかし、伝家の宝刀「止めて、引く」からの「Get Wild」、さらにそこから現代の新宿の写真をバックに流れる「STILL LOVE HER」。このエンディングは素晴らしい。
このエンディングを観れば、それまでがどれだけ退屈でも許せる気になります。
色々書いたが、一から十までファンの人へ向けられた作品であり、『シティーハンター』ファンなら間違いなく楽しめる、と思う。
製作陣の『シティーハンター』への愛が詰まったステキな映画です。シリーズ化すると良いですね❗️
本気走りでなく、助走つけてる最中って感じ(^_^;)
正直、いろいろ甘いなぁ(^_^;)
って感じです。またシティーハンター観れたのは嬉しかったし、面白かったです。
でもまだまだ本調子でない感じがしました。
リョウちゃんもっと弾けて良かったと思うし、香をどんだけ大事に思ってるかも表現して欲しかったです✨
あと海坊主はトラップの名人な訳だし、バズーカ用意する位なら罠もたくさん仕掛けて欲しいし。
ドローンなんぞにオタオタするんでないよ(^_^;)って思いました。
もう一回、今度は2時間の長編アニメで最高のシティーハンターを作って欲しいですm(_ _)m
いつも通りの感じが最高にいい!
"シティーハンター(劇場版)" シリーズ第4作。
"爆音映画祭 in MOVIXあまがさき Vol.3" で鑑賞。
原作マンガは未読、テレビシリーズは第1シリーズ第1話とスペシャル「ザ・シークレット・サービス」を視聴済みです。
予習していたおかげか、本作に詰まっている「昔ながらのいつもの感じ」は、リアルタイム世代でなくとも濃厚に感じ、胸が熱くなりました。「これだよこれ!」と心の中で拍手!
例えばそれは、「水戸黄門」を観ている感覚、あるいは「あぶない刑事」のタカとユージが時代を経ても全く変わらないことに似ている。安定感抜群の「マンネリ」が最高なんです。
今回の敵は脳波でコントロールされるドローン軍団。空中から地上から、冴羽リョウに襲い掛かる。どうなることかと思いましたがどんな相手でもシティーハンターの敵ではない。
間一髪のタイミングで強襲用ドローンの弱点を射抜いた射撃に惚れ惚れしました。爆音上映のためのスピーカーから放たれる銃撃音や爆発音の臨場感が堪らなかったです。
[余談1]
飯豊まりえって声の演技上手いんだなと思いました。違和感が全く無く、自然な演技が出来ているようで驚きました。
[余談2]
ゴジラ・ファン故、ゴジラ・ヘッドの登場が嬉しい。鳴き声まで。着弾の直前に撃ち抜いてくれてありがとう!
[余談3]
海坊主の店のオーナーってキャッツ・アイだったのか!
[以降の鑑賞記録]
2023/09/09:Hulu
※修正(2023/09/06)
同窓会のよう。
最終盤どころか、既に終わってるかと思う最中、
みなとみらいワールドポーターズで4dxにて鑑賞。
いろいろ懐かしのシーン、やりとり、
音楽がふんだんに使われて、エンディング
もやはりのあの2曲。お客も同世代で。
懐かしさ満載の作品。
神谷明さんが元気なうちにもう一回
見たいかな。
劇場体験出来るのが幸せ。
入場特典にホイホイされた。幸せ。
特典キャッツアイはずるいよー。迷わず走って観に行った。
海坊主のランチャーがイケてる。変わらず。
しかし後半、アナログvsデジタル になり、現代の変化に戸惑うオヤジ世代と若者感ただよう。
私は中間だが、アナログ好きな為、淡々と無表情で闘うシティーハンターの姿が、ジワジワとくる。
最後の信頼感すごい!
はっ となった。
帰りの電車で、何故か泣けた。
今まで不器用で戦ってきた事を肯定された気さえした。。
いつものシティーハンター
内容は特に捻りもなく、美女から依頼を受け悪党共をぶっ飛ばしてGet Wild。
しかし映画どころか映像化すら久しいのに、良い意味で変わらないシティハンターが堪能できるのは素晴らしいの一言。
さらにはキャストはそのままだったり、歴代の主題歌を挿入歌に使ったり(もちろん原曲のまま)、極めつけはエンディングで人気エピソードの再映像化などファンを熱くさせる要素をこれでもかと詰め合わせてきている。
一方である程度シティハンターに対して愛着がなければ今作を十分に楽しむのは難しいので、そういう意味では敷居が高いとも言える。
個人的にはとても満足出来るモノだったので、映画でもTVスペシャルでも良いので新作が見たい。
想定通り
知人の評価は高いものの、直感的に期待できなさそうな印象でしばらく静観していた。
エンディングがゲットワイルドなら、ちょっと観ても良いかと思い映画館へ・・・
映像表現としては映画と言うよりTV特番で良かったか?
驚異の戦闘メカ(?)が人間一人に対して弱すぎる。
あんなに多数あるのに画一的な動きで、どこが画期的な殺人兵器なのだろうか?
人間の思考がダイレクトに戦闘・・・いまさらアナログなのでは?
AIで先読みするのが、今後の戦闘兵器な気もする。
最後のドローン撃墜は、まったく予想通りで・・・
むしろ発射寸前に直撃させて「ドカン!」なのでは?
せっかくのカタルシスが楽しめなかった。
なお、エンドロールは最後まで見るのをお勧めする。
必死の良いとこ探しで結局9回観た
今回の劇場版を観た上で続編望んでる人凄すぎるよ‥‥自分はもう今回で十分お腹一杯です。お祭り的な盛り上がりは楽しんだけど。
心配だった声の方は、序盤の神谷さんで寿命ちょっと縮んだ位で以外と大丈夫だった。
逆に期待してた製作陣が残念過ぎる。観てた世代との事なので若手ってわけじゃないのに演出で魅せてくれない。
もっこりシーンは全部ハートマークだし、大人の事情を考慮しても毎回あからさま過ぎるサントリー推し(そもそも香お酒あまり飲まない設定じゃなかったか?)に腹が立つレベル。
ミニのナンバーやサエバアパートはなぜ原作準拠になっちゃったの?の思いからオープニングで原作絵まんま使うのは手抜きなの?時間無かったの?と邪推しまくり。
今回リョウちゃんに魅力を全く感じられず、ラストシーンにこだまさんが込めた思いも自分には伝わらず、ゲットワイルドが流れてきた時これで終わり!?コナンかよ!って思ってしまった。シティーハンターじゃなきゃ出来ないものが見たかった。
エンドロールは最高でした。セイラ見れると思わなかった。
良い意味での"普通"。
昔、原作の漫画とTVアニメを十二分に満喫してた世代から見れば、あの頃のテーストそのまんまだった内容に心踊らされていた。
声優陣もオリジナルのままで安心して見られたし、敵役の山寺宏一氏も大塚芳忠氏も安定の魅力。新参者の飯豊まりえ君もなかなか頑張っていた。やはり徳井義実君は若干浮いてたかな。唯一キャッツアイ三姉妹泪役が瞳役の戸田恵子女史とのダブルキャストである事は致し方無いか。(in memory of 藤田淑子)
馴染みの店で何時もの定食を久々に食した感じ。ただ、「ボヘミアン・ラプソディー」みたいに、この作品を切っ掛けに、オリジナルの「CITY HUNTER」に興味を持ってくれれば嬉しい。
特筆すべきはやはり音楽部分か。個人的には同郷のコヒー(小比類巻かおる)のナンバーを久々に聴けたのが嬉しかった。
ブレない王道がいい!!
シティハンター世代としては、やはり外せない作品。
オープニングから「この曲は!!」となるほど
いろいろな場面でTV版を彩ってきたOPEDが流れてきます。
やはり現代に進化しているものがあるけど
ストーリーはブレない王道パターンなのが、また良かったです。
ただわかってはいるけど、昔からのオリジナル声優は嬉しいけど、声優陣の劣化…特に香の声が「こんなにおばさんだっけ…」とガッカリしました。
神谷さん&大塚さんは流石!!でしたが。
「Get Wild」と「Still Love Her」のWエンディングは反則です。
特に「Get Wild」の時にTV版のエピソード5の絵が流れますが、あれは本当に反則すぎ。
そこでまさか涙腺崩壊すると思いませんでした。
新作だけど懐かしい同窓会作品
新しく作られた最新作のはずなんですが、全く新しさを感じさせる事なく作り上げるってのもある意味職人芸なのではないでしょうか?面白かったかと言われれば正直微妙ですが、これはこれで需要はあるのかなっと。
例えば全くジャンルは違いますが同時期公開の「スパイダー・バース」のような最新の映像で観てて「スゲー!」ってなるような作品を、きっとここの客層は求めていないはず。でも「スゲー!」ってなんなくてもこの作品が狙った層のお客さんはそれなりに満足したのではないでしょうか?きっと歳を取ると新しい物は受け入れるのがしんどくって、小難しいテクノロジーの話も着いていけないので、本作ぐらいのレトロ感はある意味「求めている客層に求められてる物を提供した商業的に正しい作品」だったと思います。だって公開4週目で観に行ったのに映画館の客席ほぼ埋まってましたしね。シティハンターって人気なんですね。
ま、「これやったらテレビでええやん」っとも思えましたが、それぐらいテレビアニメの枠組みから1mmも外に出ていない作品でした。いい意味でも悪い意味でも。でも中にはテレビだったら観ないかなっという私のような客もいるはずですし、懐かしい同窓会として楽しんで頂く為の作品も世の中には必要なのではなかろうか?と思いました。
そういえば主人公の冴羽りょう役の神谷明さんって御歳72歳なんですね。そんなおじいちゃんが「もっこりちゃ~ん」なんて叫んでる現場を想像するとシュールだなぁっと思います。仕事とはいえ。
ファンなら最高
リアルタイムで見ていたなら、感動すること間違いなしですね
オープニングでは、ド派手な(?)カーチェイスにシティーハンター2の初期の歌(PSY・S、ANGEL NIGHT~天使のいる場所~) が使われていたし(個人的に一番好き)。
しかし、キャッツアイの三姉妹はストーリー上多分意味なかったかな。どうせなら、俊夫や浅谷さんも出て来て欲しかった。
エンディングでは、名エピソードが紹介されていました。神回の『さらばハードボイルドシティ(後編)』(シティーハンター2 50話、通算101話)が流れたときは、込み上げるものがありました。101トンハンマーは出てきませんでしたが。
最後にエンディングの後半ではシティーハンター2の後期のエンディングテーマを、現代版にアレンジしていて、よかったなぁと。
結論から言うと、当時のファンに大サービスの映画で、当時を知らない人には評価が低いかもしれません。
さすがにクドい…
まず私はシティーハンターはリアルタイムでは見ていませんが、再放送や有料サイトなどで視聴した世代です。
アニメ版はたった数話でどんどんハマっていきましたが、今回の劇場版はどうでしょう?
結論から言うと「さすがにないわ〜」と言わざるを得ないような感想しか出ないので、不快に思う方はここでブラウザバックする事をお勧めします。
まず、冴羽獠のお決まりの「スケベ」「ガンアクション」「かっこいいセリフ」です。一見「押さえるべきポイントがわかってる」ように最初は見えますが、約90分の間にアニメ版20分のノリをこれでもかとぶち込んでいるので、非常にクドイです。
2時間半の大作をよく見る自分でも長く感じるほどでした。
他にもクドい点として、
海坊主の「カッコよく敵を撃退→余裕の一言→予想外の展開でマヌケを晒す」といったパターンが同じ相手に数度に渡ったり、
獠がヒロイン等を敵の銃撃から守るシーンでも、撃たれるシーンが長過ぎて「いや、流石にそれは死んだだろ。もう少し華麗に避けさせるとか色々できたじゃん」と考えられるほどだったり…
色々とツッコミどころも多く、引き延ばしたせいで格好良さ半減、可笑しさ半減といった印象です。
とにかく「本編でウケたシーンを映画の長尺を使っててんこ盛りにする」という安直な考えが滲み出ているようなものばかり。
去年の秋頃から予告を見て期待していただけに、非常にがっかりしてしまいました。
最後に私事ではありますが、余程のことがない限り、
「面白かった」→5.0
「そうでもない、普通」→4.0or4.5
しか付けない私ですが、次はこうならないようにしてほしいという意味を込めてこの点数にしました。
懐古心
90年生まれの自分にとってはシティハンターをアニメでも漫画でもリアルタイムで見てない世代になってしまう。ただ今はスカパーやHuluなどを通してシティハンターを始めとした過去の偉大なる作品に触れることができる。自分はそれらの媒体を通してファンになった一人だ。
ストーリーは至って普通の内容であり、スペシャル番組で放送されててもおかしくない内容かもしれない。
ただ冴羽獠のキャラクター性、サウンドなどリアルタイムで見てた世代の人たちにとっては懐古心をくすぐる作品ではないだろうか。
リアルタイムで見てない自分にとってはそういったファンの方とは同じ気持ちでは見ることはできてないかもしれないが、そういった気持ちも想像しながら楽しむことはできた。
キャラを楽しむ映画です
冴羽獠 かっこ良くてふぉぉぉーってなる。見た目も筋肉もいい
薫さんが絶対にヒロイン、映画ヒロインの方が顔は、可愛いけどね…
海坊主、自分的ヒロイン。超可愛いし優しい。かっこよいよ…うん。
美樹、海坊主といいコンビ過ぎてツラい。見てて幸せになるー
全体的に敵役の方が低音イケボ多い
キャッツアイの三人の登場シーンなんか普通なのに凄く好き!
映画としては、凄く微妙。アクションとかCGとか映像も音楽の使い方も微妙。
お前ら兵器の時も止まりすぎって映像化で久しぶりに時が動いてタイムスリップしたみたいな感じ?色々違和感?
自分は、そんなにアニメ見てないけど昔を懐かしむなら見れるけど映画楽しもうとしたらスゲー無駄。。
懐かしいですねぇ…
シティーハンターだけではどうしようか考えてましたが、CAT'S♥EYEの3姉妹が出る!(リアルタイムで観てた世代なので)と聞いた翌日に観に行きました。
ですが、ほとんど登場なく、カード飛んでこい!と期待していたのに出てこない…。かなりの消化不良ですね。
シティーハンター本来ももっと面白いはずなのにうーん。
3部作とか前後編とかで丁寧に仕上げて欲しかったです。名曲多いのに半端な感じでした。
高評価はたぶん懐かしさ効果だとおもいます。
もの凄く勿体ないです。(>_<)
良くも悪くも『シティハンター』
実は、観るのをずっとためらっていた。
観たいけど、今あの昭和バブルのノリについていけるのか? 寒くない?
しかしツイッターの評判が良いので意を決して鑑賞。
初っぱなのPSY・Sの『エンジェルナイト』で一気に覚醒。
その後もチョイチョイ差し込まれる歴代のテーマソングに興奮。
大人になっていろんな作品を観た身には獠ちゃんの誘拐犯の撃退方は「生ぬるい」と思ったけど、獠ちゃんが倒れてる相手を更にボッコボコにして追い討ちで足をナイフで床に縫い付け、どこのジョン・ウィックだよみたいな事したら、それはそれで「こんなの冴羽獠じゃない!」となるのでこれでよし。
もう一丁言うと、遠隔操作される兵器にジャミングやハッキング仕掛けて反撃とかじゃなく、力業で何とかするのも、もどかしいと思いながら『シティハンター』ならアリ。
小海坊主も『攻殻機動隊』や『サイコパス』だったら各地に配置された場所で殺戮マシンにって設定になりそうなのに本当にただのマスコット。
そしてキャッツアイ登場。
いくつか「キャッツアイを出す意味ある?」と意見があるけど、ハッキリ言っていらない。
でも見たらやっぱりグッとくる。
そういう今とのズレとかあっても楽しいのは、たぶん同窓会みたいなものだからじゃないのかね?
その時、流行った物とか担任の物真似とか少しでも間があると、いったい何が面白いのか解らない。
それを見てきた人だけが楽しめるそんな感じ。
そしてストーリーに被せて流れる『Get Wild』のイントロ。
面白い映画とかじゃなくて「あーこれこれ、これが『シティハンター』だよ」そういう空気を感じる映画だった。
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