劇場版総集編 後編 メイドインアビス 放浪する黄昏

劇場公開日:

解説

つくしあきひとの同名コミックを原作とするテレビアニメ「メイドインアビス」の劇場版総集編2部作の後編。隅々まで探索されつくした世界に、唯一残された秘境の大穴「アビス」。深く巨大なその縦穴には奇怪な生物たちが無数に生息し、現在の人類には作ることのできない貴重な遺物が眠っている。偉大な探窟家だった母の後を追いアビスの奥へ旅立った少女リコとロボットの少年レグは、互いに支え合いながら様々な困難を乗り越え、深層へと進んでいく。やがて絶体絶命の危機に陥った2人の前に、長い耳を持つぬいぐるみのような不思議な生き物ナナチが現れ……。本編には、完全新作となる「劇場版メイドインアビス 深き魂の黎明」に続く新規カットが追加されている。

2019年製作/108分/PG12/日本
配給:角川ANIMATION
劇場公開日:2019年1月18日

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(C)2017 つくしあきひと・竹書房/メイドインアビス製作委員会

映画レビュー

4.5過酷なエピソード

2019年4月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

楽しい

前編は冒険活劇の楽しい部分が中心だったが、後編は過酷な部分が前面に出てくる。世界の謎に関わる人間の醜さ、犠牲となった少女たちの悲しさ、それでも前に進まねばならない厳しさなど、ワクワクの冒険活劇が艱難辛苦の旅へと変貌する。ナナチとミーティのエピソードはあまりにもつらすぎるが、世界とはそのように残酷なのだと教えてくれるのもこういう作品の良いところだ。世の中は幾多の理不尽な犠牲によって成り立っているのだ、そのくせワクワクするものもたくさんあるからタチが悪い。そんな世界を美しく感じてしまうのが人間だ。
後編のこのエピソードは未熟で若い冒険者だったリコとレグが成長するために欠かせないものなのだろう、初めて2人が直面する死の危機を、新たな仲間とともに乗り越えて、冒険は一層激しさと深みを増していく。
それにしても上昇負荷の呪いというのは秀逸なアイデアだと思う。何を参考に思いついたのだろうか。

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杉本穂高

4.0しんどい内容だけど面白かった

2025年1月3日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

気持ち悪い描写もあったが人間の命の大切さをやり方はどうかと思うが伝えたい気持ちはわかる。

安楽死とか人間の尊厳とか虐待とか人権無視とか盛り込んでいるとこが面白かった。究極のマッド野郎が出てくるがああいうのは冷静に対応しないといけないと思う。でも存在感があるし現実にいるだろああいうのが。

たとえば仲の良い親子でも家では酷い虐待をしてしてるかもしれない。たとえば兄弟で悪くないのに死なせた負い目みたいな気持ちも分かる。

アウシュビッツの医者なんかもそうだけど悪意を持ってないから困るんだ。あの娘はそんなこの世の不幸な被害者の集約されたキャラともとれる。 ただ続き観るのがしんどくなった。

奴を倒すとかいってもあれで悪いことしてないと思ってるからね。不快だけどねアニメだから逮捕できないし。結局アビスは日常生活の中に潜んでいる。無垢で純真で優しい子供のような人間ほどあの少女のように餌食になるんだ。

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四葩

5.0多くは語るまい

2025年1月1日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

興奮

萌える

リコ危篤、痛々しい。
ナナチ登場、萌え萌え。
ミーティのこと、悲しい。
レグ勃起、お茶目。
うん、面白い!

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Don-chan

0.5捕食を暴力と結びつけるのはアナクロな考え方

2023年1月29日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
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アンドロイド爺さん♥️

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