アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニングのレビュー・感想・評価
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新商品で人生は変わらない
レネーの美女観(美女はこういう生活、態度、言葉だろうみたいなイメージ)はちょっとどうなの?と思うけど、自尊心を持って生きていくことの難しさ、尊さ、眩しさがあってよかった。
新商品のスピーチでは心揺さぶられてしまった。
ただ、自分が美人になってなかったと気がつくシーンやはもっと丁寧にやってほしかったのと、魔法が解けて、自分のコンプレックスを乗り越えたレネーがどう生きていくのか、その後の生活ももう少し見せてほしかった。
素晴らしかった
新潟では吹き替えの上映しかなかったため、スルーしていたのだが、上京中に運良く字幕が見られた。
そうでもない太めの女性が、頭を打って自分がナイスバディの美女に生まれ変わったと錯覚して自信満々になる様子が、ちょっとはCGなどで表現するのかと思ったら完全に演技だけというローテクの表現で、しかし見ているうちに本当に魅力的に思えてくるのですごかった。態度だけで人生の大半が決定してしまうのはどうかと思うが、彼女はポジティブなだけではなく楽しくて愉快な人物なのだ。ブサイクな友達への態度が横柄になってしまいながらも大切には思っているところがよかった。最後の演説は感動して涙が出た。ずっと子どものままのピュアなのがいいかと言えばそうでもないかもしれないのだが、うちの子に聞かせてやりたい。
とても解りやすいポジティブ映画
年明けすぐに観たのですが
レビュー書くのをすっかり忘れてたので簡単に。
みなさんが書いておられる通り、
ポジティブに今を生きる女子のための励ましムービー。
昔から好きな分野です。
設定は正直無理矢理感が否めませんが
まあ、気楽にラヴコメとして楽しめます。
たまには良いよね〜〜
で、月に8回程映画館に通う中途半端な映画好きとしては
似たような設定のドラマの
「アグリー・ベティー」を思い出しましたが
あのドラマが2010年で終わってすでに7〜8年。
その間に人種差別問題やMe tooムーブメントもあり
色んなことが進んでて、画面そのものも楽しかった。
黒人のオフィスレディーが「アグリー・ベティー」には
あまり多く無かったと思うけど
「アイ・フィール・プリティ!」では結構目立つ存在。
それも所謂白人的なファッションではなく
超〜ベリーショートの、いかにもマサイの戦士のような髪型に
アクセサリーもアフリカの部族の伝統をハイセンスに
現代的にアレンジしたようなモノを付けていたり、
オフィスの作りも立ったまま会議とか
上下関係が解りにくい立ち位置とか
話の発端のジムも今風に、照明を落として
激しいBGMにインストラクターが鼓舞するサイクルフィットネス。
細かいところが面白い。
今回時間の関係で吹き替え版しか観られ無かったのが残念。
渡辺直美の吹き替え、悪くは無いけど、
どうしても某保険のCM風の一本調子感が否めない。
何よりエイミー・シューマーは超達者な人気コメディアンなので
声の調子とか、表現とかは字幕で楽しまないと勿体ないかも〜
それとミシェル・ウィリアムズのコメディーっていうのが
超貴重〜
名女優はなにやっても流石だな〜〜
@もう一度観るなら?
「ビデオか配信で、字幕で〜」
ポジティブで元気になれる!
ミシェル・ウィリアムズ
ずっと気になってたのは、ミシェル・ウィリアムズってこんな声じゃなかったよな。ということだった。彼女もその声にコンプレックスを感じていたと言っていたけど、ばあちゃんが作った会社を必死で守ろうとしているんだから、精神的にも参っちゃう。そんな彼女の助けになったのが主人公レネ(エイミー・シューマー)だった。
途中から、もしかしたらこの映画の発想の原点は渡辺直美だったのか?と感じていたら、吹替版がそのまま彼女だったということに驚いた。たしかに直美だったらポジティブ・シンキングだろう。でも、これがゆりあんレトリィバァだったらどうだ?などと余計なことも考えてみた・・・
ほんの数週間の出来事だったとしても、性格が前向きになったんだからすべてOK!
賛否ありますが、こういう系統の洋画大好きな私はどストライクでした。...
賛否ありますが、こういう系統の洋画大好きな私はどストライクでした。
変身後のイメージとか、確かに少し挟んでくれても良かったけど、全然変わってない姿を見る周りの反応が逆にめっちゃ面白かったw
でも、メイクやファッションは可愛い!
容姿で悩んでる人やポジティブになりなたいなら見るべき映画。
醜い、しかも下手
設定は面白いし脇キャラも良い。手堅い佳作と言いたかったけど、無視できない不満点が2つ。
①主人公のキャラ勃てに失敗してる。
この主人公は「前向き」「ポジティブ」の意味を勘違いしてるんじゃないだろうか?
それとも、あの押し付けがましい傲慢で醜い姿こそがアメリカ流のポジティビティなんだろうか?
いくら容姿コンプが酷かったとしても、変身後にあそこまで人間性が変わる女、異性どころか同性から見ても嫌でしょ。
ラストの反省大会→自己肯定スピーチも…何だかなぁ。人間がそんな簡単に変わるはずありません。
調子に乗ってる時の姿こそ、本当の姿だよ。
②やっぱり「変身後のビューティフルな姿」を映像として見たかった。
例えばジムで1回目の変身をするシーン。第三者(観客)が見るのはポッチャリ姿でも、鏡を通して主人公の目に映るのはビューティ姿。
そういう定番ベタ演出で良いのに、何故しないのか?映画なんだから、朗読劇じゃないんだから映像で語ってよ。
前世紀の映画じゃないんだから…CG全盛の現代映画なんだから、それくらい出来るでしょ。ヘタクソめ。
主人公と観客の双方に妄想ビューティ姿を共有させておけば、その後の展開であんなイタい娘に見える事もなかったのに…。
CG使うと予算が足りない?撮影の手間も2倍?知るか!
I feel pretty.を自分の言葉にしたい。
他人の評価は無視して、そのままの自分を愛すること。
多分それがしあわせの秘訣ではないか。
数年前より、そのように思っています。
が、これまで他人の評価が自分の価値を決めると思っていました。
実際に他人にけなされることで、わたしは自分に価値がないと思い込んできました。
特に、女性として。
頭がよいとか、空気を読んでそつなく動けるとか、リーダーシップも取れるし、サポートもできるとか、仕事ができるとか、気が利くとか、ジェンダーから遠い部分では、割と評価されてきました(多分)。
ただ、顔の美しさ、スタイルの良さ、男を立てる従順さ、他人の世話が大好きで、特に料理をふるまいたがる家庭的な性質、という点では、評価が低く、評価をあげようと努めましたが、挫折しました。
特に「男を立てる」のがやりたくなくて、承服できなくて、我慢できなくて、所謂女子力強化系の努力はやめるに至りました。
努力をやめたはいいが、欲望は残るわけです。
女のとしての充足感への渇望。消えてはいません。
だけど既存の価値観では自分は疲弊するし、どんな相手も魅力的に見えないし…
そうして、さまよっていたらば、自分を愛しなさいとの声が聞こえてきました(スピリチュアル系ではありません)。そういうアプローチが、耳に届くようになった、ということです。
自分に関係ないと思って聞き飛ばしていたことが、時期を迎えて腑に落ちるという感じが、実際と近いです。
そっか、そうなんだ、そのほうが心地よく生きられる、よしそっちで頑張ろうと、思って過ごしていますが、
30年以上、お前は女としてそそられない(と言われている)と思って生きてきたので、なかなか呪いが抜けません。
自分を愛したいけど、思うようそこにたどり着かない!というのが、2013年頃から2019年現在までの、わたしの現在地です。
アクシデントによる一時的なものだとしても、既存の価値観では、そこまで評価が高くないと自分で卑下している女性が、「わたしって超美人!!!!!」と思って、自信満々に人生、恋を楽しむ姿は、わたしの理想そのものなのです。
よって映画は冒頭から、心に刺さりまくり、涙腺は崩壊しっぱなし、鼻水と笑いで化粧ぐちゃくちゃ、でもすっきりできるという、いい映画体験だったのです。
とはいえ、方向性は間違ってないという自信は深まりましたが、
レネーの真似はできそうにありませんので、ではどうやって、の部分はまだ霧の中ですけれども。
クリーニング屋で、わたしに声かけたいんでしょ?とは言えませんし、
バーでミスコンに飛び入り参加してウケるとか、天地がひっくり返ってもできません。
チラ見せよっていって、全裸を見せて誘うのは…全裸は無理でも部屋まで連れてこれてたらやれるかもだけど、安心して部屋に連れてこれる男性を見つけるっていうのが、至難の業で…
出来る気はしませんが、勉強になりました。
中身がネイサンだとわかっていれば、自分から声かけるのにな。
大体がグラントが入ってるもんな。グラントは嫌なのよ。絶対。
そう思いながら、楽しくみました。
とはいえ、見るものを選ぶ映画です。
小2くらいの孫娘を連れたおばあちゃんが見に来てましたが、小2にはちょっとあかんと思う映画です。レイティング何もなしとはいえ。
レネーが自分への自信を深めるとともに、既存のお友達をけなし始めたあらすじは、悲しくなりました。ちゃんとお友達は制裁をしてくれたので、よかったですけども。
また、「わたしって超美人!!!」幻想が解けたあとに、ネイサンから逃げまくるのが、ネイサン気の毒にって思いました。
ロマコメなので、絶対ネイサンとまた仲良くなるからって信じてみていましたが、幻想が解けてからはつらかったです。
仕事もほとんど投げ出してしまうし、周りの人大変やで。
ネイサンが現実にいたら、多分好きになると思います。
この映画の男性観は、わたしを息苦しくさせません。
ネイサンのように、既存の男性らしさに欠けてるかもだけど、ぼくはそのまんまでいいんだって思って、生き生きしているナイスガイと出会いたいな。そのままの自分を愛する男性。どこにいるのかな?
ミシェルウィリアムズがアニメ声の美人経営者役を楽し気に演じていてよかったです。
お手頃価格のコスメでは、付属のパフやブラシがあったほうがいいっていうレネーの意見、説得力ありますね。
帰宅後にエイミーエイミーエイミーを見ましたが、アイフィールプリティよりは小粒に思いました。が、こちらもエイミーの相手役のアーロンが素敵な男性で、好ましく思いました。
ノリが合わず残念
ずっと見たかった映画
こういう笑えてナンセンスな映画が大好き❗くだらなくても、確かにあるあるという共感が至るところにあって、面白かった。
確かに外見はどうでもよくても、やっぱり頭がよくないとダメダナーと再確認。
欲を言えば最後のプレゼンシーンがちょっと唐突過ぎて、もう少し長くても良いから現実的な終わりにして欲しかった。
ニコニコしちゃう!元気がでちゃう!
丸ごと全部召し上がれ
どこまでもハッピーで笑いの多い中にも深く心に刺さるテーマがあって、スッキリした気分で劇場を出た帰り道に少ししんみり考え込んでみたり。
ラブコメとしてもお仕事ムービーとしても楽しめた。まず設定が面白い。
ポヨンポヨンボディで「絶世の美女になった!」と狂喜乱舞するレネーにアチャーと思いつつ、バチバチにキメて自信満々に過ごす彼女に惹かれてワクワクしてくる。
物語が進むと自分の愛し方は変わるけど、それがとても素敵な形になるのが本当に嬉しく、勇気が湧いてくる。
男女美醜問わずきっと誰の心にも響くあのスピーチには熱い涙が溢れた。ありがとうレネー!
ただ、気付きのシーンはもう少し時間を割いて重要に扱って欲しかった。
いざ自分に置いてみると、なかなかこうもいかないだろうとも思ってしまう。
美への執着は無いと思うけど、毎朝鏡を見て自分の外見が可愛かったら…と空想してしまうのはなかなか止められない気がする。
美人になるのが夢なんて悲しすぎる、との言葉に心臓を突かれたような気持ちになった。
上手くいかないことも多いけどバッチリ化粧して好きな服着て背筋伸ばして生きていきたい。そう思っていいのかな。
自分の好きな部分も嫌な部分も丸ごと愛してみたいし愛されてみたいな、なんてグルグル考えた。
結果ポジティブな気持ちになれたのでオールオッケー。
しかしレネーの自信満々の性格とパフォーマンス、もし本当に超絶美人だとしたら果たして周りに受け入れられていたのかな、というのも疑問ではある。
結局人を判断するのに外見が大きな要素になっているのは紛れもない事。その良し悪しは置いといて。
そこを自分なりに上手く磨いたり利用したりして良い方向に進んで行きたいけど。
とりあえず圧倒的な美を持った人の気分は一度でも味わってみたいものだな、と結局現金な考えにもなったりする。
悪い人のいない登場人物一人一人が魅力的。
絶対に乳首を隠したいイーサンが可愛い。「怖すぎる…」の言葉に笑う。たしかに。
イーサンに向かってマウント取りまくるグラントの中途半端な立ち位置がニクい。かっこよかったな…。
セレブ育ちで庶民感覚に疎いエイヴリーの純粋さと人の本質を見抜く力、ハイトーンボイスがとてもチャーミング。
ずっと気になっていたのが、ナイスバディになった(と思いこんだ)のに服のサイズはそのまま着ていて疑問に思わなかったのか、ということ。
自分の体型に合わせて手持ちの服も変化して見えたのかな。なるほど羨ましい。
アメリカっぽい
ポジティブは力なり
「良かった」
久々に
ブリジットジョーンズ以来、久しぶりに魅力的な主人公に会った気がする。
笑っているうちに、気付いたら泣いてた。
容姿がイケテナイと気付いてから、人生は辛いものになったりしてしまうけど、その価値を決めるのは他人じゃない。
イケテナイないなと思うなら、変えればいい。
というか、変わればいい。
当たり前だけど、つい自信を無くしがちな人には台詞が必ず心に沁みるはず。
とりあえず、明日からちょっと顔を上げて歩いて生きたい!そう思わせて貰った。
自信を無くしている女子、容姿に自信のない人がいたならば、
この映画を観て欲しい。
既存の価値観から抜け出せないアメリカ映画
アメリカンジョークが好きな人にはいいが、ピントが合わない人にはこの映画は面白く感じられないだろう。場合によっては不快に感じる人もいるかもしれない。少し無理があるのだ。
デブや老け顔をコンプレックスに感じる女性はいるだろう。いるどころか、世界中のダイエット市場を考えれば、先進国のほとんどの若い女性がデブでありたくないと考えているに違いない。
この映画は予告編のとおり、頭を打って自分が美しく生まれ変わったと勘違いした女性の話で、その段階ですでに、デブでブスは女性としての価値が低いという偏見を前提にしていることがわかる。その後の展開は、コカコーラのコマーシャルと大差ない。ドラッグストアに入ろうとして追い出された小汚い老人にコーラを与える親切な青年、その後この老人が実はサンタクロースだったという落ちのテレビCFである。
アメリカ人というのはどうやら、既成の権威や価値観に縋らないと生きていけない国民性のようだ。アメリカンドリームは価値観の創造ではなく、常に既存の価値観の中での高評価の獲得であり、高額の経済的な成功である。
本作品もその構図から1ミリもはみ出さない、典型的なアメリカ映画で、登場人物の全員が痛々しく感じられる。こういう価値観の束縛からアメリカ国民が解脱できる日は来るのだろうか。
幸福感有りのコメディ
酷い人間は登場しないし、
自信を持つことで人生が素敵になるよというメッセージは解りやすい。
何処かで見たような話ではあるが、
主人公が変わった姿を敢えて見せないのが良かった。
腕とか脚とか触ったら流石に気付くのでは。というツッコミは入れてはいけないのであろう。
ミシェル・ウィリアムズが面白い役しているなと思った。
何となくアン・ハサウェイっぽい感じがした。
ピークはビキニコンテスト辺りかなと。
後半、主人公が成功に溺れ、若干嫌な感じになる点は好きじゃなかった。
結局人間そうなるのねという感じ。
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