母さんがどんなに僕を嫌いでものレビュー・感想・評価
全71件中、21~40件目を表示
意味不明のシーンが多い
感動系かと思いきやそこまででもない謎映画。
友人たちがただただいい人たちで、良くも悪くも拍子抜けしたり。
主人公が大人になり母の家へ行ったとき、掃除しながら「ふきふき〜♪」とご機嫌に歌う姿がなんか異様で気持ち悪かったり。
そのシーンの前後であまりに「母さん!」と叫ぶのがまた謎。もういいわ!ってイラッとする。
婆ちゃんの弟が突然「ぞうさん」歌いだす流れも本当に意味が分からない。
タイジが婆ちゃん大好きな割に平気で冷淡なのも観ててモヤモヤする。愛情を受けなかった者としての表現だとしたら伝え方がイマイチすぎる。
吉田羊さんの虐待シーンと木野花さんの婆ちゃんは良かった。
役者は素晴らしいのに
主演の太賀はじめ、親になりきれない母を演じた吉田羊も良かった!森崎ウィン、木野花といったタイジを温かく包み込んだ人達もすごく良かったのに、物語に深みが感じられなかったのがちょっと残念。あえて軽めにしたのだろうか‥。
本当に嫌いだったのか・・・
これが実話とは、主人公はなんと救われない人生を送ってしまったことか
母親も幸せを求めて結婚したはずが、夫うまくいかず
そのイライラを子どもにぶつけてしまったと思う
あんなにひどい目にあった主人公の救いはばあちゃんと、大人になって
知り合った仲間の存在だ
親がいなくても仲間の存在は大切だなあと思った
男女の関係もその二人にしかわからない理解しがたい関係があるが
親子もまさにそうだと思う。その親子でしかわからない思いがある
母親は本当に子どもが憎かったのか?
あれだけひどい仕打ちをしたのだから その後再会したとしても
何て言葉を発していいのか、冷たい態度しかとれないのではないか
など映画を観て思った
息子役の太賀くん、母親の吉田羊の演技に感動した。
友人役にレディプレイヤー1に出演していた森崎ウィンや
仮面ライダーウィザードの白石隼也が友人役で出演していたのが
ワクワクした
吉田羊さん 良くこの役を引き受けたなあ(立派だなあ) と思った作品
外面は良いが、息子に対しての接し方がネグレクトと言われてもおかしくない母親と息子との20年以上の関係を描く作品。
実話ということにまずは驚く。(フライヤーに実話と記載されていたが、
ここまでとは思わず)
タイジ(太賀)がここまで、器の大きい優しい男に育った理由や成長後、母親と向き合う背景は劇中で、しっかり描かれる。(木野花さん演じるおばあさんの存在や、タイジを取り巻く友人たちの存在)
それにしても、吉田さん、インタビューでも仰っていたがこの自らのイメージを考えると相当リスキーな役を良く引き受けたなあ と率直に思った作品。だが鑑賞すると、吉田さんだから演じる事が出来たのではないかとも思った。
引く手あまたの吉田さんだが、近年の映画出演作としては、「ハナレイ・ベイ」と並んで印象的な作品。
勿論、太賀の熱演が彼女の演技を支えているのは言うまでもない。
<2018年11月20日 劇場にて鑑賞>
題名通りもやもやする
仲野太賀の演技が素晴らしい。 キミツや大将たちとの海辺での演技には...
仲野太賀の演技が素晴らしい。
キミツや大将たちとの海辺での演技には鳥肌がもんでした。
良い友に恵まれたなぁとは思うのだが、、、なにがそこまで固い友情に結ばれたのか、、そこに至るまでが薄っぺらくてなかなか感情移入できなかった。
そして、なぜそこまでして母親と関わっていくことにしたのか。友のおかけでとは思うが、
少し弱いきがしました。
期待ハズレの陳腐な作品
太賀と吉田羊のDVDジャケットの表情があまりに素晴らしく、これが良作と期待して観てみたらガッカリもいいところ、とても陳腐な作品でした。
実話の映画化にもかかわらず、全体的にリアリティが無く登場人物たち誰にも感情移入できませんでした。
他の方も指摘されてますが、まずは友人3人それぞれとても不自然で嘘くさいキャラクターです。
ミュージカル劇団とはいえ、毒舌キャラの劇団員も芝居が全て大げさだし、自分をブタだと蔑んでいたくらいの性格の主人公が、会った初日に失礼なことを言われたからと言って、劇団の先輩に平気で言い返すのもおかしい。
会社の同僚の女の子やその彼氏の登場も唐突で、演出やキャスティングミスなんだろうけど、あまりに不自然な演技や表情で、裏があるのか主人公を陥れようとしてるのかと警戒したのに、実はただの良い人でした、というびっくりなオチ。
余命いくばくのないおばあちゃんとの再会や、その弟が遺品も持って現れてゾウさんの唄を歌い出すのもおかしい。
不正をして営業成績がトップになったくだりも何もきっかけが描かれないから意味不明。
父親からの慰謝料だけでシングルマザーがあんな戸建ての豪邸に住めるの?
そもそも母だけで無く父親からも虐待されていたのに、離婚したからといって父親は全く描かれず、姉もアメリカ在住という都合のいい設定にされてる。
中でも一番の違和感は、母親と向き合おうと決めてからの場面。あんなに虐待されて、家出してまで母と距離を置いていたのに、葬式でも割と普通に接してるし、友人の一言で考え直した主人公は突然母親に何事も描いてなかったかのように尽くし始めたことにはどっシラケた。
とにかく全てにおいて、登場人物たちの感情が何も描かれてないから、台詞でそれらしいことを並べても、内容が歯抜けのようで全く響かず感情移入できない。
原作のエッセイにはこの歯抜け部分が全て描かれてるのかな?
それとも原作がある分なにも脚色できなかったのか。
太賀や吉田羊の演技は素晴らしいのに、演出や脚本が全て台無しにしてる。
語りが原作っぽい
白ける
子供の虐待はどんな理由があれ、絶対に許せない。
それがフィクションであっても、観ていてむかつくことこの上ない。
序盤でこの映画を観てしまったことを後悔し始めたが、
それを救ってくれたのが「ばあちゃん」の存在だ。
心がほんのり温まる。
その後も毒親の観るに堪えないシーンが続くが、
次に救ってくれたのは「気の置けない友人たち」の出現だった。
主人公は光明を見出し、捨てられた毒親は悲惨な運命を辿って然るべきだった。
こちらの気も晴れようというものだ。
なのに、どうしてまた戻る?
母さんがどんなに僕を嫌いでも、僕はお母さんが大好きです?
ふん、毒親の思うつぼだな。
そうやって、骨までしゃぶられるのだ。
私には主人公の行動は不可思議で、嫌悪感すら持ってしまう。
なぜこんなラストなのだろう。
大いに白けた。
今さらですが
大人になれない母
もっと泣かせよう泣かせようとして来る映画だと思った。ずっと大人になれない不安定なままの母親を息子が飛び越えて保護者になっちゃったみたいな。周りに似たような人もいたので迷惑な人だなって。そこまで息子がしなくても良いのにと思うけど、許して平和な時を過ごす為にはしょうがないかな。森崎ウィンが挟まっていないと淡々とし過ぎてかも。
話も感想も至ってシンプルよ。
「母さんがどんあに僕を嫌いでも」を見てしまいました。
こういうテーマが大好きなので、
劇場を探し当てての鑑賞となりました。
結論から言いまして、マジで最高。
2018年に見た映画の中で間違いなくベスト3には入る。
重すぎるけどライト、
重すぎるけどハッピー、
ただただ重すぎるけど最後は笑顔。
ストーリーは、
母親に拒絶されているボーイの奮闘記。
この描写が辛いのなんの…
ただただボーイを応援したくなる映画。
主題歌のゴスペラーズ諸君もいい仕事をした。
早速主題歌はダウンロードしてエンドレスリピートしております。
思っていたより泣けた
大好きな吉田羊さんだから、観に行きました。予告編も観ていたし、ある程度、ストーリーの予想してました。でも、思っていたよりも泣けました。そして、思っていたストーリーとは、少し違ったかな。泣けたのは、感動したからではなく、虐待を受けてるタイジが可哀相だったり、不憫だったりで泣いたシーンがほとんど。実話を元に…とありますが、どうやったら、あんな母親になるんでしょう?母親も、幼い頃に虐待を受けたと言っていたので、愛された事がないし、愛し方が分からないんでしょう。それは、よくありがちな虐待の物語ですが…。よくありがちな虐待モノだと、最終的に和解できるのに、和解といっていいのかなぁ…というような終わり方。一見、ハッピーエンド風に描いてありましたが、私には、ハッピーエンドとは思えませんでした。お友達の存在も不思議でしたね。なぜ、タイジに執着するのか…。まあ、その友達の存在があったから、タイジは、いろいろなことに気付けたり、元気を取り戻したりしていったので、良しとしましょう。
はぁ?と思うこと、思うシーンは、たくさんありましたが、意外と泣けたので、評価は高めにしました。でも、映画館で鑑賞じゃなくて、TVドラマでも良いかも…
太賀君の演技
太賀さんの演技に評価!
実話なんだよね、ひどすぎ
子をもつ親だとしても、自分の人生を好きに生きる権利はあるとは思う。ただ親であれば子どもを育てる義務とそのための制約はあってしかるべき。それ以前に少しは愛情があるはず。
この映画は憎しみなのか何なのかまではわからないが、自己への欲求だけで子への愛情が全く感じられない。
いずれにせよ、もう少し虐待の背景を見せないと理解ができない。
ただ、自分の幼少時の虐待を投影しているのだとすれば、世の中同じケースはたくさんあるのかもしれないと思わせるには十分だが。
それと、息子もなぜそこまで母親を許せるのか。それにも共感できなかった。
森崎ウィンの弾け具合は良かった。
白石隼也はウィザードの時と雰囲気違ってわからなかった。
全71件中、21~40件目を表示