アイネクライネナハトムジークのレビュー・感想・評価
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多部未華子ちゃん、出番少ない。
多部未華子ちゃんがもっと出て、もっと感動的なものを観たかったです。
人と人との間で織り成す不思議で大切な縁の綾、さりげない日常の大切さというのは分かるのですが、それはある程度の年齢になれば現実にいくつも経験するので。
多部未華子ちゃんと三浦春馬にズームして、その他の人の話しは主人公達が薄くならないような使い方にしてほしかったかなと思いました。
最高にいい!
完結に。
この作品めちゃくちゃ好きだ!!
大きなことは何も起こらないし日々の日常を
描いていて単調と思う人もいるだろう。
でも逆にそれが観ている人の日常に重なるような
映し方だから身近に感じられる。
「映画だからこんなことあるんだよ」みたいな
演出はない。
カッコいい三浦春馬さん演じる会社員・佐藤が
なよなよしたキャラクターで猫背。
そんな佐藤がめちゃくちゃハマっている。
本間紗季演じる多部未華子さんとの
エピソードが中心。と思っていたら
ふたりの周りの人たちの物語が濃いから
誰が主役というよりみんなが主役みたいだ。
あの人とこの人が実は繋がっていて
この子の親はあの人で……
みたいな人との繋がりがうまく映っていて
面白い。
「あの時あの場所で出会えたのが
君で良かった」
素敵で深い名言がたくさん。
タイミングが合わなければ他人のままだったふたり。
出会いってないようで常にあるもの。
そう思うと人生は楽しくて眩しい。
佐藤がなよなよしてはっきりプロポーズできなかったりして女性からしたらすこしイラっ?とするような場面もあったりするけどそこもうまく言えない男の気持ちが現れていて自分は好きだ。
好きなシーンは三浦春馬さん演じる佐藤と
恒松祐里さん演じる織田美緒がバッタリ薬局で会ってその流れでサーティワンアイスクリームを向かい合って食べるところ。格好もラフで本当にプライベートな感じられていい。
たからもの
出会い観
ひとと知り合うきっかけと
その繋がりが生むしあわせに
浸れます。
あの時、あそこで出会ったのが
彼女で本当に良かったと
あとから思えるかどうか。
巡りあうことは
難しいけど、
巡り会えたひとが
自分にとって
気のあう人なら
最高ですね。
群像劇を紡ぐストーリーで
作家伊坂幸太郎、歌斉藤和義、
監督今泉力哉、主演多部未華子という
私にとって、好きなものを詰めた
宝箱のような作品なので
楽しみにしてました。
基軸となる主人公二人による
10年ごしの恋ばなは、
出会いからプロポーズまで
じれったいけどたのしい。
すれ違いを打破する
バスシーンでの彼氏の無茶ぶりも
誰もが経験する恋愛時の
変行動を連想させて共感。
もう、
あんなことできないけど
何故かあの時はできた…や
そんなデジャブに襲われたり、
こんな体験羨ましいと思ったり。
シャンプーさんって…
そんなん手にかいてるの
みたら、つい呟いてしまう。
なんかよいです。
日常にちらばる
ちいさなしあわせの破片を
ステンドグラスのように
集めた感じがとても
心地よいです。
作中のエピソードもいいのですが
作品自体も、伊坂さんと斉藤さんの
歌と短編小説の交流から
生まれたようです。
出会いから生まれる
ストーリーの始まり。
おすすめ。
やっと観賞しました。
久しぶりのラブストーリー
最近ストレートな恋愛ものが流行らない中、自分もあまり見ない中、これは経費で落ちませんの多部未華子に惚れ込んで鑑賞。まあまあ。劇的な出会いって意外にあるもの。後からこの人で良かったと思う、てのはちょっと同感した。時代設定がしれっと10年前になっていて、中盤で急に飛ぶ訳だが、なんの説明もなしに携帯電話がガラケーであることで匂わせるのがなんか良かった。ただファッションが10年前っぽくなかったけど。あのストリートミュージシャン10年経っても売れないままじゃん!笑 と思ったら斉藤和義?!気付かなかった。何気にサンドイッチマン。
良い^_^
今日が有給だったので、任侠学園ともう一本この映画を観ました。伊坂幸太郎さんの原作で観たのは‥ゴールデンスランバー、オー ファーザーくらいで、小説も読んだ記憶も無いなあ(笑)
肝心の映画というと面白かったです。
もともと群像劇が好きなのもあるのですが。
ほとんど予備知識なしで観ていたので、まったくわからなかったのが、なんでみんなガラケー使ってんだろうて首をひねっていたらそういうことか…と。
途中わからなかったのが、主人公がヒロインにプロポーズして断られたところ。しかも断った挙句、ヒロインは置き手紙一つで実家に帰っていきます。
そういうことがあるのに主人公は電話ひとつしないんですね。10年も付き合って…?
もう一ついうとプロポーズ失敗する意味もわかりません。(これはどの話でもそうですが)
結婚の事とかって普段の会話のなかとかで出ませんかね。自分もそんな感じだったので、その辺の感覚がよくわかりませんでした。
任侠学園と比べようもないのですが、高校生役の3人は当たりだと思います。あまり良く知らない、なんかで見た子達かな〜て感じがいいです。これから出てくるんかなーて思えるのがいいです。
任侠学園の生徒役が葵わかなと桜井日奈子だったので、もういいだろうと。
ぐらいです、僕が思ったのは。
あと、カップルで観に行くのがいいと思います。
逆に夫婦で行くと少し考えさせられるかもしれません。
なかなかよくまとまってる
大好きな伊坂幸太郎の
アイネクライネナハムジトーク
小説だと伏線ありすぎてゴチャゴチャしてたけど、映画はスッキリ無駄を省いてなかなか良かった
小説より映画が良くなる珍しいパターン
物語 4点
配役 3.7点
演出 4点
映像 3.6点
音楽 3.7点
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じわーっとあたたかい涙が出る映画
多くの人の「人生を決める分岐点」である結婚にからめて、その「出会い」の形をいくつか紡いで作られた、暖かい編み物のような映画だと思いました。
原作の伊坂さん、脚本の鈴木さん、そして今泉監督って、きっと優しい人なんだろうと、勝手に思い込んでしまいました。
結婚している人も、しそうになった人も、失敗した人も、これからの人も、みんな映画の中と似たような経験を大なり小なりしているので、心が動かされるのだと思います。
そんなみんなの「小さな夜」の物語。人は大切な人やその人と関わる中での思い出(歴史とも言い換えられる)で生きていけるものだと常々思っています。
幸せな思いを確認する作業とともに。
自分は、映画の中でそんな「幸せの確認作業」を何度も行なっていますが、この映画での確認作業がは本当に心地よく、心動かされるものでした。
登場人物のキャラクターも、それを演じる役者さんの演技も、物語の綴り方も、すべてが「暖かく、優しく、思いやりに溢れて」いました。
さらに、斉藤和義さんの音楽、それを狂言回しとして具現化したストリートミュージシャンも映画に味わいを与え、見ている間に、自然に、何度も涙が静かに頬を伝いました。
殺伐とした今の世の中でも、こういうこともきっとある…そんな風に小さな希望を与えてくれる素晴らしい映画だと思います。
きっかけは小さなこと。
いや、そんなにうまくいかないでしょー!とか、職場に家庭や恋愛持ち込みすぎでしょ!とかツッコミたくなる場面もたくさんあるけど。。なんでもいいから勇気をもらうきっかけにしよう、としみじみ思わせてくれました。小さな偶然やハプニング、人の出会いがあって、人生は変わっていく。
三浦春馬&多部未華子もいいけど、矢本悠馬&森絵梨佳、貫地谷しほり&ボクサーの彼のカップルもすごくいい。彼らがどんな風に愛を育んだのか、どんな問題があったのか、多くは語られないけどそれを感じさせてくれるような上手さがあったなあ。
遅い青春映画
今泉力哉監督は恋愛映画の旗手とみなされているけど、もっと正しく言えば「遅い青春」の映画監督だと思う。「愛がなんだ」もそうだった。普通にリア充で青春を過ごしていたら、大人になってあんな恋愛はできないと思う。爆発的な恋愛。別の映画だけど「葬式の名人」の静かな爆発の夢と対をなす。どちらも遅い青春映画。胸があつくなる。痛くなる。
絵里佳様…絵里佳様…
人類史上最高の美貌、森絵里佳様を大画面で拝むために見にいった。
役柄とはいえ、絵里佳様が結婚してくれたのに態度のでかい矢本悠馬が許せず、彼が殴られればいいのにと頭の中で拳を握った。
絵里佳様はやはり美しい。一児の母とは思えない。この世の造形美の頂点だ。
今まで「ラブラブエイリアン」や「全員、片想い」でサバサバ系美人の役ばかりだったが、今回は「お母さん」。自然にできていたと思います。
細淵夏菜ちゃんはほんとうに森絵里佳みたいなかわいらしい子。成長した恒松祐里はちょっと違う系統の美人になっちゃったけど。
多部未華子さん、ご結婚、おめでとうございます。
10年もつきあってあのぐだぐだなプロポーズじゃ即答できないのも当たり前ですよね〜。三浦春馬君、姿勢悪いし。
話ができすぎのようではあるが、地方都市に行けば、「実は知り合い」ということはさほど珍しくない。そういう意味で仙台のロケーションなのか。
男性作家ってマラソンとか自分の趣味を時々作品に持ってくることがある。伊坂幸太郎は読んだことないけれど、ボクシング好きそうですね。ただ、そういう趣味に走った話って入り込めない人にとってはちょっと引いてしまうことが…。そこに登場人物がみんな絡むのだから違和感が。
もう一つ取り上げられているのは父娘関係。ただ、原田泰造の娘が幼いときにボクサーのファンになって別居中の娘と試合を見にいくのはちょっと不自然。男の子ならまだわかるけど。同様に恒松祐里。最も父親を嫌悪するお年頃に友達と一緒とはいえ父親と東京に一緒に行くというのはありえない。原作にあるとすれば伊坂幸太郎の願望でしかないし、それが成立すると思っているのなら父性嫌悪に対する造詣が浅い。息子がいるならどんな理由があるにせよ息子と行く。そうでないなら息子は登場させずに姉妹にすればよかったのに。
ここまでいろいろ絡ませたわりには萩原利久の登場は唐突。10年経過する前になんにも伏線がない。年齢差あるけれど、藤原季節を恒松祐里の相手にすればコンパクトになったのでは。ちょっとできすぎだけれど、八木優希と絡ませるくらいならそのほうが。
あと謎だったのはなぜ八木優希が仙台にいるのかということ。八木優希の母親は実家が東京。おそらく原田泰造と離婚後東京にいるはず。そして原田泰造も東京にいるよう。なぜ高校生ひとり仙台に。なにか見落としただろうか。
落とし物を拾うエピソードは感慨深い。実は学生時代に私の親友が私の妻の友達に熱を上げ、出会いを画策するために彼女の前で親友がハンカチを落とすというわざとらしい小芝居を本気で計画したことがあった。
原田泰造のもと奥さんの話はしみじみするところだが、その親友の馬鹿馬鹿しい計画を思い出して吹き出しそうになった。
と、まあ、小説原作らしくしかけの込み入った話ですが、私にとっては絵里佳様の美貌がすべての映画でした。
出会いが人を変える力になります。人が変わろうと思えばきっと。
原作は読んでいません。
というか原作があったことも知りませんでした。
タイトルが有名な曲名というくらいの知識(あまり役にたたない)で鑑賞。
人と人との緻密な人間模様を描いた素敵なドラマでした。
グイグイと引っ張る展開ではないのですが、見ていく内に引き込まれました。
ポスターのデザインからして、三浦春馬と多部未華子が主役なのかと思っていた
のですが、どうもそんな単純ではないらしいと。
・やたらハイテンションの友人
・その奥さんと娘
・チャンピオンを目指すボクサー
・哀愁漂う会社のセンパイ
・と、その娘
・イジメにあう耳の不自由な少年
・etc
沢山の登場人物がストーリーに絡む気配に、そうか群像劇なのかと。
どんな展開をみせてくれるのかと思っているうちに、
初防衛戦に負けてしまうポクサー君の話があって、
そして話は10年後。あらら。
小さかった娘たちも高校生。この子たちもまた話の重要な登場人物に。
なんか登場人物が多すぎて、話をどう収束させるんだろう。
などと思って観ていたのですが、
ボクサー君のチャンピオンへの再挑戦。
それに絡んで再び動き出す人と人。
新しい繋がりができたのかなという思える場面もあり、
ほとんどの登場人物に、前向きの変化があったような気がします。
新しい出会いもあったのかな。
(耳の不自由な青年と哀愁中年の娘、とか)
作品として穏やかな着地点にたどり着いたのかなと感じました。
最後に
原田泰造さん。
なんて「哀愁漂う中年男」が似合うのでしょう。
「ミッドナイト・バス」以来気になってます。今回も素敵な哀愁っぷりでした。
映画の感想は人さまざまかとは思いますが、このように感じた映画ファンもいるということで。
小さな夜の曲
全然小さくなんかない、当たり前のようで全然当たり前なんかじゃない夜の作品。
伊坂幸太郎さんのお話は世間って狭いなあという考えがいつも根底にある感じがしてとても好きです。
それが伏線として回収されたり、大どんでん返しだったりな作風が好きです。
この作品は伊坂幸太郎さんの世界観がすごく綺麗に美しく表現されていて、見ていて素直に楽しかった。
要所要所で出てくる弾き語りのアーティストさんや、最後のボクシングシーンの消音のタイミングとか、本当に上手かった。
押し売りのような笑いはないのに、何故かふふっと笑ってみてしまう登場人物たち。
愛がなんだに引き続き今泉監督は日常の幸せを映像化するのが得意なのかな?と思いました。
出演者の方々は揃いも揃ってぴったりで大好きでした。
一人たりともこの人なんか嫌だな人がおらず、終始負の感情を持つことがない映画が久しぶりでした。
(悪役がいなかっただけか?)
三浦春馬さんかっこよすぎ。
大下ヒロトさん見れてよかった。
後後またこの作品を見てやっぱり大好きと思った瞬間に星5にしときます。
多部未華子の出番が少ない
多部未華子ファンとしてはがっかり。
年齢を重ねれば、そんなことはわかっているよ、という感じのメッセージなのだか、若い人にはなるほどと思えるのかも?
凄く感動する話でもないが、作品がとても繊細でくどいくらいに同じメッセージを繰り返してくる丁寧
に作られたわかりやすい映画だった。
伊坂作品のファンとして鑑賞。
伊坂作品の中では、害のない、むしろほっこりの話題が散りばめられた内容の映像化作品。
いくつかの場面が平行して進んでいくが、伊坂作品お得意のちょっとずつ接点がある(ボクシング選手と大学中退家族と大学の友人と会社の先輩そしてその娘など)のが全体としてまとまっているように感じる。
路上ライブで聞く人として出演者がちょっとずつ入れ替わり立ち代わり聞くというのもその1つ。
シビアなこと言うと、そこまで劇的なことが起きずに、ちょっとしたほっこりの積み重ねで成り立っているので、それがつまらなく感じる人もいるかもしれない。
伊坂作品はもっと毒ぽいのが好きなだけに次回の映像化に期待。
いとおしくて優しい世界
日常のごく普通の人たちのすれ違いと思いやりを丁寧に描いて。
派手さも事件性もないけれど、いとおしくて切なくてひたむきで。
美しい映像とやさしい音楽と相まって、じっくりと優しい世界に浸ることができました。
残念
原作とか予習せずに鑑賞。こういう映画とは思わなかった。春馬くんと多部ちゃんの3度目の共演ってことで、それだけが楽しみで鑑賞。洋画でもこういう感じの映画はあるし、良くなかったとか観なければよかったとか全然思わないけど、春馬くんと多部ちゃんの2人のシーンがもっとあって欲しかった。4度目の共演を待ちたいと思います。
一見地味そうだったけど…よかった!良作
魅力的な出演陣で全編ニヤニヤしてしまう。
2時間楽しめて、観た後の余韻もほっこり
いろいろなストーリーが交錯するすてきな作品でした。
全220件中、121~140件目を表示