女と男の観覧車のレビュー・感想・評価
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コニーアイランド いいね
火遊びの行方
人は欲望があり、満たされれば次の欲望へと進む みな誰もが何かしら欠...
ビリビリきました
とても良かった!
それぞれの演者の個性がはっきりしていて、それぞれいろいろな事情を抱えています。
それがちょっとずつややこしく、そして加速するように絡まっていきます。
グルグルと、坩堝のように。
コニー・アイランドの観覧車は知りませんが、ル・マン名物の高速観覧車のようで、観ていてドキドキしました。
一体どこに着地するのか、ハラハラしながら観ました。
映像も素晴らしかったです。
特に舞台を意識した照明が良く、映画の内容とリンクしていてドキドキを煽ります。
女優もの、舞台と、何となくベルイマンやカサヴェテスに通底する部分も感じられて嬉しかったです。
観ていてビリビリ来る作品は久しぶりでした。
面白かった。
追記:鑑賞後にぼんやりと思い返すと、とても音楽に似たフィーリングを感じました。
始まりから少しずつ加速し、ピークがあって、静かに終わる。
次作を観るときは、このことに留意しておこうと思います。
芸達者と脚本の妙味。二人の巨匠健在なり!
この作品は、アメリカの評論家のウケがあまり芳しくないらしい。
今に始まった事ではないが、アレンの映画はアメリカよりヨーロッパや日本での人気の方が高い。
質感がヨーロッパ的で、予定調和に走らないところもアメリカ人には向いていないのかもね。
ともあれ、アレン爺、感傷的な女性を描かせたら今や世界一かもしれない。あっぱれ!
珍しく長回しと長ゼリフが多いことに新鮮みがあった。
あと、セリフを喋る後ろにいる役者もフレームに入れて演技をさせているところに演劇的肌触りを感じた。
ストラーロの暖色と寒色を大胆に切り替えるカメラも素晴らしい。巨匠健在なり!
アレン82歳にして、この女性の鬱屈した難しい心理を見事に描き切った。
こちらも巨匠健在なり!
ウッディ・アレン監督の映画は人間の、カッコ悪いところ、だめなところ、いやなところを映し出す。
Movixあまがさきで映画「女と男の観覧車」(Wonder Wheel)を見た。
ウッディ・アレン監督作品はけっこう見ている。
ブルージャスミン(2014年公開)
教授のおかしな妄想殺人(2016年公開)
カフェ・ソサエティ(2017年公開)
女と男の観覧車(2018年公開)
ひと夏の恋におぼれる遊園地の食堂のウェイトレスの姿を描く。
夫は遊園地で働いている。
夫の連れ子はギャングである夫の手下に追われている。
自分の息子は放火癖がある。
ケイト・ウィンスレットが演じるウェイトレスは海水浴場の監視係に夢中になり、様々な事件が起こる。
ウッディ・アレン監督の映画は人間の、カッコ悪いところ、だめなところ、いやなところを映し出す。
見ていてじりじりする。ハラハラする。
上映時間は101分。
満足度は5点満点で4点☆☆☆☆です。
ぐるぐる回る観覧車
ここではないどこかへ
ずっと胸が痛い映画だった
ケイトの演技に圧倒され続けた映画だった。長台詞すごい。
本当の自分はこうじゃない、今は演じているだけ、と思いながら過ごす日々。とにかくずっと胸が痛みながら観た。あの後は何事もなかったように、元の日常に戻るのだろうか。
少し後味が悪いけど、景色と音楽で救われる。
コニーアイランドの狂おしい陽射し。
最低な良い映画
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