劇場公開日 2018年12月22日

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家(うち)へ帰ろうのレビュー・感想・評価

全96件中、21~40件目を表示

3.5うちへ帰ろう

2020年3月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

感動のラストにより映画全体が感動的な印象に。
回想を多く使わずに、主人公がホロコーストの酷さをを直接語っていて、逆にリアルに感じた。
主人公を助ける様々な人々にも感動。

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ABCD

4.0掘り出し物

2020年2月29日
iPhoneアプリから投稿

一言「予想の斜め上をいく、奥深さ」。

◎よかった点◎
・見る前は「老人が友の元へスーツを届ける」珍道中かな、と見始めました。
孫娘と小遣い交渉をしたり、道中で居合わせた人たちに助けられるなど。
頑固さからくるコミカルな面もあったけど。
1945年、ホロコースト。
若き日の戦時中の苦労話が随所に挿入されていて、胸が痛む。

・アルゼンチンからヨーロッパにやってきて。
「ドイツの地を踏むことなく、ポーランドに行きたいんだ」。
何を言い出すんだ?と思ったけど、それはいかに辛かった昔の傷がそうさせるんだな
(道中窃盗に遭い、飛行機代はない)。

・道中助けてくれた若い世代(老人から見たら)。
戦争も遥か昔の出来事になり、平和な今を生きている象徴として。
老人を手助けする様がいい。ウイットにも飛んでいたりね。

・老人のラスト、友はそこにいるのか。「母を訪ねて三千里」的に、胸熱&ウルウル。

△いまいちなちな点△
・なし。

⭐️今日のマーカーワード⭐️
「会えないことも会うことも、こわい」by主人公。

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ゆき@おうちの中の人

3.0事実を無視した作品

2020年2月4日
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鑑賞方法:DVD/BD

当時のヨーロッパはドイツだけでなく各地でユダヤ人差別はあった。スイスのような国ですらユダヤ人の資産をいい人ぶって略奪してる。こういう事実はまるでなくドイツだけが迫害をやっていたという事を喧伝する映画だった気がします。
長い間喧嘩別れした娘に会いに行ったところが全然感動的にならなかったのは現実的で良かった。

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souldog76

3.0自分を救ってくれた友人に70年ぶりに会いに行く。 その再会シーンが...

2020年1月13日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

自分を救ってくれた友人に70年ぶりに会いに行く。
その再会シーンが全てで、後は時間つなぎのようにしか見えなかった。
娘たちから厄介者扱いされているくだりなどは別に要らなかったのでは。

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ぴややっこ

5.0泣ける

2020年1月11日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

アルゼンチンに住むちょっと偏屈な88歳のお爺ちゃん、娘たちが自分を老人ホームに入れ、アパートを売って金を山分けするのに呆れる。
お爺ちゃんは仕立て屋をしていて、スーツをポーランドに住む人に持っていかなくては、と出かける。
このお爺ちゃんはユダヤ人で、何故ポーランドに行きたいのか次第に明らかになる。
他人はみんないい人。

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いやよセブン

3.0破綻なし。驚きもなし

2019年9月22日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

アルゼンチンで暮らす年老いたユダヤ人が、かつて暮らしたポーランドに友人を探して旅に出る。ザ・ロードムービー。
映画として通常期待される笑いと涙のタネは提供される。
それ以上は望んではいけない。
イヤな言い方だけど、それだけ。
ザ・平凡作。

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chaz

5.0ラストの台詞は、心ぜんぶに染み入る。

2019年9月10日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

動かなければ出会いはなく、一緒に過ごした時間がなければ別れを経験できない。人と過ごした時間が、自分を変えて行く。出会いと別れを繰返して、人生は動き始める。そんなことを教えてくれるような素敵な映画。

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maru

2.5再開の感動が味わえると思ったけど

2019年9月1日
Androidアプリから投稿

しんどかった。主役がおじいちゃんだからか観てるとずっとしんどかった。動きが遅い、足が悪くひきづって歩く、あげくに最後は車椅子。もっとパッパッと動けと内心思ってしまう。イケメン、美女がおらず外見で楽しめるシーンがなかった。内容はごくごく普通。戦時中迫害されたユダヤ人が命を助けてくれた恩人と70年振りに再会を果たすというもの。再開時も特に感動なし。二人の過去のいきさつの描写にそれほど強いインパクトがなかったからか。なんか物足りなさを感じた。

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お前の頭はただの飾りか

4.5エンディング

2019年8月18日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

これは生き方、生き様の映画。主人公は子供の頃に持ち合っていた大切なものを別れてからも離さず内に持ってその後の人生を生きてきた。そして、自身の道程の終盤に入り 最期に約束を果たすべく旧友に会いに行く、自分の作ったラストスーツを彼に渡すため。そして迎えうつ友の言葉は、うん、アブラハム 「家へ帰ろう」 かつて育った そして共に遊んだ
その場所に 。

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whiteichigo

4.0忘れられない苦しみと向き合う

2019年7月28日
iPhoneアプリから投稿

ホロコーストを題材にした部分がありながら、その部分の描写は簡潔に済まされる。でも所々に主人公の頑固さとともにずっと背負ってきたトラウマと戦っていることが感じられた。
第二次世界大戦を実際に体験した人がどんどん減っている中で、その辛さとどんな風に向き合ってきたかがリアルに感じ取れる映画。

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七星 亜李

4.0二本立て一本目、今日の伏兵。 冒頭のしたたかな少女が面白い。怒りつ...

2019年7月27日
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鑑賞方法:映画館

二本立て一本目、今日の伏兵。
冒頭のしたたかな少女が面白い。怒りつつもこれを愛す主人公。この主人公爺さんもセコイのか太っ腹なのか、よく分からず(笑)
いい人ばかりが爺さんの旅をサポートしてくれます。
戦争のむごさ、とりわけユダヤ人にとって。それを感じさせます。ドイツ人って周辺国から嫌われてるの?日本程のイメージはないけど。
変に感動的に描こうというところがないのがいい。ラストはけっこうグッときます。見て損のないいい作品です。

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はむひろみ

5.0思ったより奥が深く泣きました

2019年7月14日
iPhoneアプリから投稿

頑固じじいのコメディと思い見ましたが、良い意味で期待を裏切る内容でした。
じじいの皮肉に笑い、優しさに笑い、人々の優しさに癒され、歴史に涙しました。加えてヨーロッパの風景、しかも行ってみたい国が多く出てきて、映画館で観る醍醐味がありました。

忘れかけていた歴史を、この映画は思い出させてくれます。
また、国や人種や世代の違いを良く表現しています。
是非観るべき映画です。

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morihide

2.0うちヘ帰ろう

2019年7月8日
PCから投稿

泣ける

笑える

いつもおもうのですが現実にああいう良い人ばかりがいる訳では無いのでしょうが感動する映画です。孫のせびり形にも現実感が溢れています。親子の間にもほのぼのした感じもあり、現実感もあり上手く描けていると思います。映画は
単純に面白くて泣ければ良いのかもしれません。

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たっちゃん

4.0大人の映画

2019年7月7日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

知的

難しい

おじいちゃんのロードムービー

重たい話やけど
時間も短く観やすかった。
(寝れずに観れました)

いろいろと考えさせられる。

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コンブ

2.0偏屈爺

2019年4月4日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

寝られる

観終わって残ったのは、イライラ感だけだった。
こんな爺とはかかわりたくない。
凄惨な過去は確かにあるのだろう。
だが、それが数々の無礼千万なふるまいの免罪符にはならない。
都合よくあまりにもお人好しな女性が次々現れて、大いに白けた。
ラストもそうなるだろうと思いつつも、何の捻りもなく拍子抜け。
つまらなかった。

私は当然ながら戦争を知らない、かすりもしない世代だ。
ナチスの悪行は知識としては知っているが、もちろんそれだけだ。
虐げられた人々の感覚など分かろうはずもない。
そういうのんぼりには理解しえない映画なのかもしれない。

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みみず

3.0偏屈ジジイの友を訪ねて三千里

2019年3月31日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

アルゼンチンに住む88歳の足の悪いお爺さんが、いきなりポーランドを目指すお話。
母を訪ねて三千里のマルコよりかは旅の苦労はありません。(93分映画だし当たり前か。)現代的に軽すぎたのも私の評価に繋がらない一因。
まあ、いきなりポーランドへ行く理由も足が悪い理由も序盤語らず、徐々に判明されて行く。

序盤当初から家庭事情があるにせよ、余りにも偏屈なジジイ姿が自分の親父にかなり似ており、あの認めない姿や変な所で頼ってくる姿には正直共感出来なかった。(重ねちゃいけないとは思うが、、、。)
ポーランド行きに対する行動は戦争の歴史があるにせよ、彼の想いがあるにせよ、そこにこの映画の面白さがあるにせよ、高評価の皆様程は楽しめなかった。

さらっと過去ホロコースト事情、70年来の友人との再会を描いた良作と言う事は認める。
しかし、父と娘のあの腕の刺青理由も語って頂きたかったものだ。(大体検討はつくが)
最後は良かった。

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巫女雷男

5.0【70年前の恩義に報いる、88歳の男の極上のロードムービー。傑作である。ラストの多幸感は忘れ難い作品でもある。】

2019年3月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

幸せ

 ー2018年末に観た極上のロードムービーが地元の映画館の大スクリーンで週末から掛かるので、投稿。(関係者では勿論ありません)ー

 幼少期のナチスから受けた忌まわしい記憶が根深く残るアルゼンチン在住の老人がある想いを遂げるために多くの人に支えられながら(含むドイツ人)故郷へ向かうロードムービー。

 人の善意に支えられ(ある地域を通らずに)国境を越えていく”相棒ツーレス”と88歳のアブラハムの姿。

 原題:THE LAST SUIT。

 彼の信念を貫く強さとラストには涙が溢れる。
 随所に笑いも散りばめられ、飽くことがない極上のロードムービーである。

 ええ、勿論再度大スクリーンで観ますよ、私は・・。

<2018年12月29日 伏見ミリオン座にて鑑賞>

<2019年1月 地元の劇場で再鑑賞>

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NOBU

4.0分かり易くて面白い❗

2019年3月14日
スマートフォンから投稿

星🌟🌟🌟🌟ちょっと難しい作品かなと思ったのですが、全然そんなことなくお年寄りから若者まで楽しめるロードムービーでした❗軽めのタッチでドタバタしながらストーリー展開していきますがナチスの虐殺や死の行進など第二次世界対戦のことも盛り込んでいて楽しいなかにも戦争についていろいろ考えさせられる作品でした❗特にドイツの駅でドイツ人の女性と話すシーンの妹が1ヶ月遅かった❗のひと言は涙をそそられました❗ストーリーもいいけど主役の俳優さんが凄く良くてラストも涙ものでした❗オススメの作品です❗

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ミリン一番搾り

2.0軽妙過ぎる

2019年3月12日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

施設に入れようとしている家族から逃れて70年前の命の恩人に会いに行くロードムービー。ホロコーストを題材にしながらユーモアを交えて軽妙に語っているようだが軽妙過ぎる印象。頑固爺さんの気儘な一人旅でしょうか。
2019-48

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隣組

5.0俺の右足はトーレス、左足はメッシだ。

2019年3月12日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 ツーレスの意味が解らなかったので、アルゼンチンの選手の名を付けてみましたが、映像から伝わってくるボロボロとなったアブラハムの右脚は痛々しかった。反ナチスの映画はハリウッドを中心に定番となっているのですが、このロードムービーの中にドイツ人女性を魅力的に描いていたことが特徴として挙げられます。頑なに「ドイツの国を通りたくない」「ドイツの地に足を下ろしたくない」と、拒み続けていた88歳の老人アブラハムが文化人類学者のイングリット(ユリア・ベアホルト)に心を許す瞬間が美しい。ドイツ人は反省している。ユダヤ人虐待した史実を70年間ずっと恥ずかしい記憶として捉えているのだ。とにかく、おでこにキッスなんてのも恥ずかしいようで、美しいのです。

 アブラハムの娘たちは老人ホームに入れたがるだけだし、脚を切っちゃえと言ってくるし、もう子育ても終わったのだからと、突如家出をする始末。頑固で狡猾な彼のDNAを受け継いだかのような孫娘も面白いし、10歳以下の女の子に対しては特別な思い入れがあることもうかがえる。ただ、旅先で出会う女性たちは魅力的な女性ばかり。宿屋の女主人ゴンザレスもいい関係になりそうだったし、イングリットとも心打ち解けたようだし、最後の看護師ゴーシャ(オルガ・ポラズ)なんて、色っぽいだけでなく、彼の人生を支えてくれそうなくらい優しい女性だ。

 「ポーランド」という言葉をも頑なに口にしないアブラハム。腕には迫害されていた時に彫られた数字も出てくるのですが、末娘(40歳前後か?当然戦争を経験していないユダヤ人)の腕にも数字が彫られていたことが印象に残る。鑑賞中ずっと気になっていたので、ネット検索してみたくなるほど。なるほど、イングリットのパターンとは真逆であるけど、過去に起こった負の遺産を伝承していく重要性をも訴えていたのだと納得。

 93分と短めではあるけど、色んな要素がぎっしり詰まったロードムービー。スペイン語が基本だけど、イディッシュ語や様々なヨーロッパの言語が飛び交う作品でもありました。また、おじいちゃんが案外お洒落なのも仕立屋をやってたから。最後までスーツが登場しないのも良かった。70年前の約束という一途な信念が人とのコミュニケーションで巻き起こす笑い。さらに亡き妹や家族の楽しかった記憶などが、過去の迫害後の瀕死状態の映像や列車の中で見た恐怖の幻影とも対比され、感情を揺り動かされる映画。もちろんラストは号泣必至です。

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kossy