家(うち)へ帰ろう

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解説

ホロコーストを生き抜いたユダヤ人の老人が、70年の時を経て、友人との約束を果たすためにアルゼンチンから故郷ポーランドへ旅する姿を描いたロードムービー。ブエノスアイレスに暮らす88歳の仕立て屋アブラムは、自分を高齢者用の施設に入れようとする子どもたちから逃れ、故郷であるポーランドを目指して旅に出る。そして、その旅には、第2次世界大戦時、ユダヤ人である自分をナチスの手から救ってくれた親友に、自分が仕立てた最後のスーツを渡すという目的があった。監督はアルゼンチンの人気脚本家で、監督作はこれが長編2作目となるパブロ・ソラルス。主演はカルロス・サウラ監督の「タンゴ」で知られるミゲル・アンヘル・ソラ。

2017年製作/93分/G/スペイン・アルゼンチン合作
原題:El ultimo traje
配給:彩プロ

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(C)2016 HERNANDEZ y FERNANDEZ Producciones cinematograficas S.L., TORNASOL FILMS, S.A RESCATE PRODUCCIONES A.I.E., ZAMPA AUDIOVISUAL, S.L., HADDOCK FILMS, PATAGONIK FILM GROUP S.A.

映画レビュー

4.0邦題がラストの感動を一層深いものにした

2019年3月25日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

監督の祖父の体験を基に作られた本作は、軽妙でありつつ人生の侘び寂びを感じさせる。アルゼンチンから遠く離れた故郷のポーランドまで旅をする老人が、道中様々な人物と出会う。ポーランドへ陸路で向かうためにはドイツを通らねばならず、ユダヤ人である彼は、なんとかドイツを経由せずにポーランドに入る方法を模索するが、そんな道はない。絶対にドイツの地に足を踏まない決意の彼に、あるドイツ人女性の取った行動はに驚かされる。自国の加害の罪を背負うというのは、ここまでせねばならないことなのか、と複雑な気分になりつつも、勇気ある行動とも思う。

原題の「El ultimo traje」は最後のスーツ、という意味。個人的には邦題の方が好きだ。最後のスーツよりも、前向きさな印象を与えるこの邦題がラストの感動を一層深いものにしてくれたと思う。邦題は良く批判されるが、秀逸な邦題もたくさんある。

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杉本穂高

4.5お洒落な頑固ジジイ、モテ過ぎだ

2018年12月29日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

泣ける

楽しい

知的

羨ましいじゃないかまったく。偏屈で頑固者なのに、宿泊代を値切ろうとしたホテルの女主人とは飲み屋でいいムードになるし、ドイツ人と聞いた途端に嫌悪感を露わにした相手の知的な女性研究者には駅でとんちの効いた援助を受けるし(一休さんみたいな解決策だ)、倒れて搬入された病院の看護婦にはドライブデートみたいな雰囲気で車に乗せてもらうし。

アルゼンチン映画でホロコーストもの?と観る前は疑問もあったが、なるほど、大戦後に南米へ渡って人生をリスタートさせたユダヤ人たちも相当数いたのか。ヨーロッパからの地理的な距離感が、迫害の歴史的事実や被害者らの体験を客観視するのにプラスに働いた。また、ラテンの大らかさや明るさも、ホロコースト映画にしてはユーモアがしっかり効いた作風に貢献したようだ。

男なら老いてもアブラハムのようなモテ爺さんになりたいものだね。お洒落がやはりポイントだろうか。

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高森 郁哉

4.5家(うち)へ帰ろう、を家(うち)で観ました

2021年1月26日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

あー、映画館でどっぷり浸かって観たかった。

と、後悔しましたが、見逃さずに済んで良かったです。映画については、他の皆さまの素晴らしいレビューばかりなので、ちょっと別の〝人に会いに行く〟という話。

人それぞれ、色々な年代で色々な帰属集団がありますが、思い入れはそれなりに濃淡があるはずです。
5年ほど前のことです。ふと思いました。
それなりに濃いお付き合いといえる仲間の中には、私の場合、例えば部活の同期会、とか社会人になってからの特定の部署のOBOG会、などがあってとてもありがたいし、感謝しているのですが、この先も、交友関係が現状とそう変わらない範囲が中心のままで、残りの人生を過ごすことになってしまうのではちょっともったいないかもしれないと。

で、試してみました。

昔、卒業旅行の二週間で知り合っただけのツアーメンバー30人(一人だけ実家の連絡先が残ってた)とか、なんとなく年賀状だけやり取りしてるけど、30年くらい会ってない人とかに手紙を出して、昔の仲間と連絡を取って会ってみませんかと。
結果、淡いと思っていたお付き合いの方たちだったのに、3人から5人くらいは連絡がつき集まることができました。

この映画のような70年という月日だと、さすがに難しいけれど、20年や30年の隔たりなら誰かしらとは連絡が取れて誰かしらとは再会できるんですね。
手紙というアナログな方法だけだったのですが。
そして、若い頃の付き合いが淡泊だったからこそかもしれませんが、思うより簡単に話もできるし、人間関係の距離感を気にすることなく、割と素のままの自分でいられました(その後もほどほどの頻度でのお付き合いが継続しています)。

生活のために、まだまだ働かなくてはなりませんが、
運良くある程度健康のまま、高齢者になれたら(できるなら前期高齢者のうちに!)濃い薄いに関わらず連絡の取れた人から順番に一人旅(カミさんが許してくれたら)で会いに行く、なんてできたらいいなあ、と夢が膨らみました。

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グレシャムの法則

5.0おうちに帰れた

talismanさん
2020年12月27日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

怖い

最初のシーンは「屋根の上のバイオリン弾き」の世界だった。音楽、ダンス、バイオリン、帽子。映画もミュージカルも含めて何十回も見たから懐かしかった。

リア王みたいな話になるのかなと心配したけれど、杞憂だった。アブラハムは食えない爺です。でも大好き。孫娘と真剣に取り引きして、してやられた!それを誉めるおじいちゃん。

アブラハムは自分のしたいことが明確にわかっていてそれを貫く強固な意志があって、頭が良くてすぐ取り引きしたがる。飛行機の中の「ミュージシャン」とのやり取り、確信犯で成功!マドリッドのホテルの宿泊料交渉!お前がなんで30人連れた添乗員なんだー!スペインの女性には負けた!でも、彼女の色気と可愛い焼き餅と彼女の昔の夫達の話を引き出したことに、アブラハムの魅力も関係してるに違いない。

アブラハムが自分の足できちんと立つ自立した大人で、お洒落で素敵にスーツを着こなしている魅力的な人だから、男性も女性も手を差し伸べる。

ドイツ人女性が文化人類学者というのはすごく受けました!世界中のどんな辺鄙な所に行っても必ず居るのがドイツ人と言われているので。

絶対に足を踏み入れたくない国。駅のホームのアブラハムの様子は、何だかほんわかしてかわいらしい雰囲気だった。辛い話をしているのに。列車に乗ってからは本当に辛かった。コンパートメントに居ればドイツ語が聞こえてくる、一等車両に迷い込んだら今度は禍々しい幻影。

ポーランドは特に激しかった。子どもや若者対象の強制収容所があった。ポーランドとドイツの関係は今でも難しい。いい関係ももちろんあるけれど。

「ミュージシャン」の青年、マドリッドのホテルの女主人、アブラハムと同じ数字の入れ墨を腕にしていた娘(この娘が、リア王的に言うと末娘かな。アブラハムはこの娘にちゃんと謝った)、パリで出会った文化人類学者、ワルシャワの病院の看護婦さん。アブラハムは自分の願いを素直に口にできる。だからみんな助ける。ユダヤの人の逞しさの前には頭を垂れることしかできない。

コロナが収まったら行きたい所が少しずつ増えてきた。アブラハムが親友と一緒に居る「おうち」があるウッチにも行きたい。ワルシャワから約130km、ポーランドのほぼ真ん中。素晴らしい建築の街、繊維業で豊かだった街、文化の街、ポランスキーやワイダが通った映画学校がある街。

お星様の物語を上手に語った可愛い可愛い妹のことを、悪夢でなくて幸せな夢の中で見て欲しい⭐️

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talisman
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