雪の華のレビュー・感想・評価
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タイトルなし
なんの意味もない映画。
日本人って、こういう映画を作り続けるんだなぁ。
韓流ブームの頃の韓国の恋愛映画を彷彿させるけど、少しひかえめ。
そこが日本人なんだろうな。
しかし、こんな世界もいい。
良い映画かと訊かれれば、自己責任で観てくださいと答えますが。
余計なことは考えてはいけない。
お伽噺なんだから。
すべてのシーンに理由はない。
先輩の借金も、唐突なフィンランドも、父親がいないことも…。
場面場面をぶつ切りで楽しめば、少しだけキュンとする。
若いって、いいなぁ!
恋せよ、乙女!
「涙そうそう」「ハナミズキ」と比べると、ヘンなドラマを無理に押し込まず、ただ主人公の二人だけを追っていて、スッキリしている。
まぁ、ドラマ自体がないようなもので、悪い人間も出ないし、葉加瀬太郎のバイオリンも控えめで、無菌室みたいな映画。
映画館は20〜30代の女性ばかりで、オッサン一人は気まずかったが、中学生位の女の子かオバ様が観るのかと思ってたので意外だった。
あの女性たちがどう感じたのかは分からないが、
胸キュンには刺激が少なかったでしょうね。
オッサンの心臓にはちょうどいい優しさだったけど。
感動作品
恋の始まりを描いた爽やかな映画
雪の華
シンプルなストーリーだけど深いと思っていて…ノベライズ版やシナリオを買い求め読んだ後に何度か映画館に足を運びました。恋愛映画の王道そして大人の純愛物語なのだと感じた。最近ではあまり見かけなくなった本質に純粋に焦点を合わせた映画です。逆に新しいと感じた。ある有名な作家さん曰く……「ちゃんとしたお料理を食べた後のような満足感を味わえた!」との感想読みました嬉しい。
「雪の華」はこれからの人生の糧になり得る映画だと感じた。派手さは無くても観た後じんわりくる。心に訴えられるから細部を気にする暇は無い。観ながら考え、想像力も必要だ…心理描写に重きを置いているので当然。そこを感じ取れない人は勿体無いと思う。
皆さんのコメントが極端ですね私にも受け付けない映画あるので仕方ないです。特にファンではない娘は感動して泣いてました。心模様が凄く丁寧に描かれていて置き去りにされてきた大切なことを教えてくれ観た後豊かな気持ちになれました。この映画に繋がりだのリアルだの求めないで欲しい!シナリオや既に5回重版出版されてるノベライズ版があり守秘義務など枝葉の部分が書かれています。
登場人物も少なく葉加瀬さんのサウンドトラックと共に静かに過ぎていく時間の流れとにかく上質な映画です。
消えそうな雪の華
ごめんくそ
損したよ
2019-14
「雪の華」より、「桜色舞うころ」のほうが泣ける映画になりそう。
春先になれば「桜色舞うころ」、冬になれば「雪の華」をカラオケで歌っちゃう私。
「雪の華」は何万回と歌ってきた自負があるので言いますが、この曲って付き合って1年経ったくらいのカップルの気持ちに近いと思うのです。
それぐらいになればお互いのことたくさん知って、そんなにときめくこともなくなるかもしれないけど、ふとしたときにあぁこの「ありきたり」が幸せだなー、たぶん、一生一緒になるのかな、と思い始めるとき。
だから、どちらかというと「桜色舞うころ」のほうが、恋愛映画として泣ける要素を取り入れるなら合ってるのかもなぁと思ってしまいました。
そんなこといいつつ、二人を見ててにたにたしてる自分がいたんですけどね。女子か。
ツッコミどころ、不自然、色々あるのに、大体の時間、にたにたしてました。女子か。あ、女子だ。
私を除くと、観客はマダムが数人でしたが、みんなすすり泣いてました。
その年代には受けるのかもしれません。
私は中条あやみちゃんが可愛すぎて、改めてびっくらこいてました。
一番好きなのは、お母さんとのやり取り。
あそこだけ涙がじわっとなった。
開始5分で察した
中条あやみさんがただのイッちゃってる女になっていたのが残念。
そもそもストーリーの軸である「100万円あげるから恋人になってください」に無理がありすぎた。
仮に100万円無いと明日から路頭に迷うとして、見ず知らずの異性から「困ってるんですよね?このお金あげるから恋人になってください」なんて言われたらもう事件。
懇願ぶりが必死で軽く恐怖を覚える。そこはせめて虚勢でいいから高飛車女演じていれば幾らかマシだったのでは。
美雪が友達1人もいないんだろうという描写はリアルだと思った。
いつもオドオドしててひったくられた荷物取り返してもらってもお礼も言えない、彼をたまたま見かけストーキングの末職場特定、彼の妹は格下認定したのか上から接する、本気でイライラしてくるほどの陰っぷりは見事だった。
出会い方、契約中の接し方どこを見てもなぜ悠輔が美雪を本当に好きになったのかが理解できない。どこに惚れるポイントあった?
あと、先輩は悠輔へ、悠輔は美雪へお金を返そうとするそぶりが全く見られないのもいかがなものかと思った。
事業をやっていて100万円程度すぐに用意できないのはいかがなものか。
銀行や消費者金融で借りる方法は無かったのか。先輩の方に頼れる身内は?
そういうのが全て駄目で八方ふさがりの状態だったのだとしたら、もう潔く店を畳んだ方がいい経営状態なのではないのか。
今100万円で乗り切ったとしてこの調子じゃまた苦しくなるのが目に見えている。
そんな状態だったなら返済は厳しいかもしれないが、理由も言わずにいきなり札束を持ってきた後輩に対して、1万円ずつでも返さねばとは思わないものか。
悠輔の方も硝子で生計が建てられているとは到底思えないし硝子吹いてる暇あったらコンビニでも警備員でもして返済する姿勢見せたら?と思った。
美雪はいらないと言い張ると思うから最終的に受け取ってもらえなくても、いくらそういう契約でも、返そうとする意志を微塵も見せなかったのがすごい。
美雪の父親がいつの間にかいなくなっていたが、死別なのだとしたら母親は夫にも娘にも先立たれるのかと自分で想像した時が一番泣けた。
中条あやみさんの笑顔が可愛かったし登坂広臣さんはかっこよかった。
タイトル設定の割には緊張感や現実感は薄い
世界観が好き。もう1度観たい映画。
本日友人と観てきました。
評価が低かったので不安だったのですが、結論から言うとすごくよかったです!!
観終わって5時間経ちますがまだ余韻に浸っています。
登坂さんの演技がどうのこうのと言われていますが、登坂さんの弟役の方の演技がちょっと酷かったですね…笑メインキャストではないのでいいのですが。全く登坂さんのファンではないのですが、登坂さんの演技はよかったと思います。
両親がいなくて、ぶっきらぼうだけど根は優しい、という役はやはり今流行の竹内涼真さんや神木隆之介さん、新田真剣佑さん、山崎賢人さん、北村匠海さんよりも全然ハマリ役だと思います。
私は登坂さんでよかったと思います。
中条さんメインの映画でした。
中条あやみさんはとにかく可愛い。そして3d彼女のときに比べて格段に演技がよくなっています!というか演技うまい!!
か弱い役ですが、こちらも流行の広瀬すずさんや杉咲花さん、今田美桜さん、浜辺美波さんよりも全然ハマリ役です!というか中条さんにしかできないです!キミスイの浜辺美波ちゃんとはまた違う可愛さなんですよ…
ストーリーはベタですが、それを超える映像の素晴らしさです。
映画がフィンランドの景色から始まり、時々映るフィンランドの景色や町並みが美しく、そしてその美しさに負けなく、映える中条あやみさん。
とにかく1度見て欲しいです。
少し笑えるところもいくつかあって面白かったです!
一番面白かったのは、登坂さんと中条さんが並んだ時の二人の顔の大きさの違いです笑本当に中条さんはスタイル抜群ですね。
ラストは感動です。
映画館は満員でした。
とてもよかったです。
また観たいです。
最後に、2/13時点で興行収入7億円、おめでとうございます!
公開2週間ですごいです。
フィンランドの赤いオーロラ
「作り物」が「本物」になる
予告編で「雪の華」のエモーショナルな歌声を繰り返し聞かされて、悲しい物語だと勝手に思って見たのですが、いい意味で裏切られました。余命少ない女性の恋物語と言えば、号泣ものの悲劇になりそうですが、見終わってとても温かな気持ちになりました。やがて彼女がいなくなるという現実があるにしても、今の幸せに感謝しようという明るいメッセージになっている。結末へ導いていく岡田惠和の脚本がとてもいい。少女マンガのような展開だと批判されるかもしれないが、あまりひねらずに二人の心情をストレートに丁寧に描いていることに共感できる。一つ一つのシーンをステップを踏むように積み重ねていって、フィンランドとオーロラという劇的なシーンにたどり着くところも見事である。
中条あやみはとても「今にも死にそうな女の子」には見えないが、彼女の力量は十分発揮された。いい映画がなかなかヒットにはつながらないですが、多くの人に見てほしいと思います。
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