雪の華のレビュー・感想・評価
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少女漫画の世界
突っ込みどころを探せば、きりがない。
特に、車を降りてから走ってヒロインのところまでたどり着くシーンは、正直言って鼻白む。
だが、この類の映画を観るからには、多少のことには目を瞑っても世界に入り込みたい。
おっさんは決して味わえない世界に浸りたいのだ。
おっさん的には、中条あやみがとにかくかわいく愛しく思える。
完全に浮世離れした少女漫画のキャラクターだ。
病弱で儚げ、それに耐えて明るく生きる美少女、定番だ。
この映画には、ほぼ悪人はいない。
唯一ひったくり犯くらいか。
そんなことはあり得ないのだが、いいのだ。
少女漫画だから。
主治医も、彼の家族も、観ていて清々しい。
物足りなさは否めないが、恋愛ものはもはやファンタジーにしか思えないおっさんには十分だ。
ファンタジーと割り切れば美しくて良し
心が温まる
余命を告げられた美雪。
美雪は残りの命をやりたいことをしたいと思っていた。
そして、悠輔に一目ぼれをして、悠輔にお金と交換に恋人になって欲しいと契約した。
始めは、悠輔は嫌々で、美雪は他人行儀にやっていたが、次第にお互いが本当の恋人のようになっていったが、美雪は悠輔に別れを告げるのを決めた。
悠輔は、美雪の余命のことを知って、美雪と再びやりなおすという内容だった。
このような話を観ていると、嫌々でも、何度も会っていくうちに、その人に対して好意を抱くものだと、どっかの心理学者が書いていたのを思い出して、その通りだなと思いました。
こんな二人を見ていたら、よっぽど精神的な繋がりがなかったら、できないんだろうなと思いました。
女性よりメイクが濃い青年が気になります。
楽曲映画化プロジェクトは嫌っているんですけどね。。。
(あれ、以前にも書いた様な😅)
今回は中島美嘉の名曲「雪の華」をモチーフにした映画です。余命1年の女性主人公がひったくれから助けられた青年とあるキッカケで1ヶ月限定の恋人同士になる御話。
「プリティ・ウーマン」の男女逆バージョンと余命ネタの組み合わせ。そう来たか〜w
男性としては美雪役が中条あやみでなければぶっ飛ばしてやりたい存在だし、「面倒くさい」と思うかも知れない。恋愛に飢えている役柄。前半の空回り感が半端ない。(頑張りは分かる。)
男性側の悠輔(演:登坂広臣)ももう少し魅力的であればと残念でならない。少し彼女の元気を分けてあげたいとも思えた。
また、契約恋人というルールにて第三者交えて巻き起こるギクシャクな面白さをあえて逆に魅せていない。消す演出はいかがなものか?つまらなくしている。
あとハマケン、想像以上に空回りw在日ファンクでは面白い存在なんだけど、、、😣
前半は空回りの様な全力投球。
後半はかなりもの静か。
この温度差はさすがに気持ちが悪い。
展開的にじわじわと来る恋愛映画でも無く、お互い引かれ合う魅力がある訳でも無かった。疑似恋愛→本格恋愛の過程が薄い。共感する訳が無かろう。
面白く無かったのは監督と脚本家の力量の無さだと思います。
監督はともかく、脚本家:岡田氏の最近の失落ぶりは見るに堪えない。
(エンドロールの映像はとんねるずのみなおかのセットでプールにドボンかと思った私。)
何故酷評されるか理解できない!
いい映画でしたよ
感想は人それぞれ
想定していたほど悪くない
主題歌が切ない。距離を経て気づかされる、真実の愛。
【賛否両論チェック】
賛:2人の間での偽りの恋愛が、次第に本当の愛情へと変わっていく姿に、思わず心温められるよう。フィンランドの冬景色や中島美嘉さんの楽曲が、全てを包み込んでくれる。
否:ストーリーはかなり単調で、終わり方も無難すぎる印象。展開もご都合主義感が半端ない。
余命わずかで孤独なヒロイン・美雪が出逢った、寡黙で実直な青年・悠輔。そんな美雪が「恋をする」という夢を叶えるために、ありったけの勇気を振り絞って始まった契約恋愛が、次第に2人の間で真実の愛へと変わっていく様に、なんだか心が温まるようです。
ただ言い方を変えると、設定の割にストーリーがものすごく薄くて、終わり方も非常に無難にまとまってしまっている感が否めないのも、また然り。急に街で再会したり等、ご都合主義な展開も多いです。
それでも、物語の端々を彩るフィンランドの雰囲気や、何といっても中島美嘉さんの渾身の楽曲「雪の華」の歌声に、どこまでも魅力される作品であることは間違いありません。出演者ファンの方は勿論、純愛モノが好きな方は、観ておいて損はない作品かも知れません。
昭和か!?
たまには世俗にまみれたオヤジの、煤くさい心を洗い流そうと鑑賞。中島美嘉の歌も好きだし。
でも、普通に良かったですよ。昭和の昔は、この手の悲劇ドラマ全盛で、年代的に「赤い…」シリーズなどを思い出しました。悲劇のヒロインの話は、やはり鉄板ですね。これから、また流行るかも。
アイドル系のキャスティングで、いささか心配でしたが、すぐに慣れます。もちろん演技で引っ張って…というには無理があるものの、キャラクターはイメージ通りかも。中条あやみの、健気な薄幸の美少女役は、あってるかも。妹弟を育てながら働く長男、ピュアな相手役の登坂広臣も、イマ風で良いのでは?
「orange」「羊と鋼の森」でも、若い役者陣でしっかりした物語を丁寧に描いた、橋本光二郎監督には、好感を持ってますが、本作もその手腕で、全体が綺麗にまとまっています。脚本の岡田憲和さんは、NHKの「おひさま」を書いた方。大好きでした。抜群の安定感です。
とはいえ、有名な歌がモチーフだけに、見る人にそれぞれイメージがあるだろうから、なかなか難しいでしょうね。とても良心的な作品ですが、煤けたオヤジのハートは、ピュアな映画1本では、綺麗に流しきれなかったかな。
なんか違う。
評価の低さが理解できない
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