ここは退屈迎えに来て

劇場公開日:2018年10月19日

ここは退屈迎えに来て

解説・あらすじ

地方に暮らす女性たちの心情を描いた山内マリコの同名連作小説集を橋本愛、門脇麦、成田凌の出演、廣木隆一監督のメガホンで映画化。東京で就職したが、10年経って何となく地元に帰ってきてた27歳の「私」は、実家で暮らしながらタウン誌で記事を書く仕事をしているが、冴えない日々を送っていた。そんなある日、高校時代の仲間と久しぶりに会った勢いで、高校時代にみんなの憧れの存在だった椎名くんと会いに行くこととなった「私」の中に、椎名くんとの忘れられない過去が去来する。そして、東京への憧れと怖さを抱きながら地元を出ないまま、元彼である「椎名」を忘れられずに暮らしている「あたし」。日常に充足感を覚えることができない2人の女性と彼女たちが足りない「何か」を埋めてくれると期待されている1人の男性のそれぞれの思い、そして現実が描かれていく。「私」役を橋本、「あたし」役を門脇、椎名役を成田がそれぞれ演じる。

2018年製作/98分/G/日本
配給:KADOKAWA
劇場公開日:2018年10月19日

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(C)2018「ここは退屈迎えに来て」製作委員会

映画レビュー

3.5 地方出身者には覚えがあり過ぎる"あの焦燥感"を見事に表現したタイトル

2020年8月3日
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共感した! 6件)
ドーナッツかじり

3.0 青春の夢の跡

2025年9月14日
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鑑賞方法:映画館

難しい

青春時代の日々が過ぎ去り、地元の地方都市でどこか満たされない日常を送る女性たちを主人公としたオムニバス的群像劇映画。山内マリコの原作はそれぞれが独立した短編小説集とのことだが、映画では2004年の彼女たちの高校時代に常にみんなの中心にいた「椎名くん」という人物を軸として接点を持たせ、高校時代から2013年までを舞台としている。地方都市はどことも明確にされてないが、山内は富山出身で執筆にあたっては念頭にあったため、全編富山ロケがされたという。

東京に出て挫折し地元に戻ってきてタウン誌のフリーライターをしている、高校時代は「椎名くん」に憧れの眼差しを向けていた「私」を橋本愛が、高校時代から卒業後も恋人だった「椎名くん」が忘れられないフリーターの「あたし」を門脇麦が、そして自動車教習所の教官をしている「椎名くん」を成田凌がそれぞれ演じている。橋本の周りを渡辺大知、柳ゆり菜、村上淳が固め、門脇の相手役に亀田侑樹が配され、それに岸井ゆきのと内田理央のパート、片山友希とマキタスポーツのパート、木崎絹子と瀧内公美のパートが平行して描かれていく。

監督の廣木隆一はキラキラ青春映画とシリアス青春映画を交互に撮ってるようなイメージだが、本作は当然後者。しかし同じシリアス群像劇の『さよなら歌舞伎町』『伊藤くん A to E』なんかに比べるとちょっと落ちる感じ。それぞれのエピソードの絡みが弱く、一本の映画としてのまとまりに欠ける。またそれぞれのエピソードが(高校時代の2004年を除けば)2008年、2010年、2012年、2013年とずれがあり、時間が前に行ったり後ろに行ったりするのもわかりにくい。地方都市に住んでる人間がみんな燻ってるみたいに見えちゃうのもちょっとなあ。それぞれの役者は好演だったんだけど。

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バラージ

未評価 タイトルなし(ネタバレ)

2025年3月8日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
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マサシ

3.0 売り出し予定の俳優

2022年6月19日
iPhoneアプリから投稿

見本市。以上の価値は見出せないが
禅問答のようなタイトルが壷な作品
ぶっちゃけ何処にでもありそうな
3-4年前までなら。共感得られやすい情景作◎

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tomokuni0714