アナと雪の女王2のレビュー・感想・評価
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もはやバトルアニメ
前作と比べてエルサが遥かに強くなっていて驚きました。
劇中前半でエルサが風の妖精・ゲイルと戦うシーンがあるのですが、すばしっこく動きつつ竜巻を起こして戦うゲイルに対し、エルサは氷の魔法を当てて一撃で倒します。一撃です。
また火の妖精・ブルーニ戦では、ブルーニはエルサの周囲を火の海にするのですが、エルサは氷で火を全て消し、相手に何もさせません。間もなくブルーニはエルサの手に下りました。
前作ではボウガン持った兵士2人に苦戦していたエルサがですよ? 魔法の精霊相手にアッサリ2タテです。一体エルサは前作からどれほど強くなっているんでしょうか。見ていてワクワクが止まりませんでした。
更に場面が進み、エルサが海の向こうにある島に渡るシーン。その島に行くためには、大雨の中荒れ狂う大波の海を超えないといけないんですが、果たしてエルサはどうやって海を渡ったと思います?
なんと前作の、魔法の力がバレて城から逃げる時に川を渡るために使った、「足元の水だけ凍らせて走って渡る」という技をそのまま使ったのです! 大荒れの海にですよ! エルサが助走をつけて海に向かって走っていく時、思わず「ウソでしょ…」と漏らしてしまいました。
そんなやり方で渡っていくんですが、当然頭上から大波が襲ってきます。しかしエルサは襲い来る大波を片っ端から凍らせ、その上を超えていくのです! あのエルサですよ! ついこの間まで部屋の中で雪を降らせて妹と雪だるまを作る程度の能力だったエルサが! 冬の海の大波を! 一瞬で凍らせて渡っていく!
しかも上記の作業は、水の精霊・ノックと戦いながら同時並行でこなしているんです! 足場を凍らせ、ノックの攻撃をいなし、大波を避け、ノックに海に引きずりこまれ、氷の魔法で応戦し、波に呑まれ…、あれ、アナ雪ってバトルアニメだっけ? そんな疑問を抱いてしまったのも、もはや当然と言える凄まじいアクションシーンでした。
そして最終的に波を静め、ノックを乗りこなし、目的の島に向かうエルサ。もう訳が分からないくらい強いです。かつて魔法を使うことを恐れ、部屋に閉じこもっていた少女はもういません。
物語のクライマックス。魔法の森のダムが決壊し、川下のアレンデール王国目掛け大量の水が流れ込むシーン。ダムの水は入り組んだフィヨルドを抜ける途中で勢いを増し、アレンデール王国にたどり着く頃には、エルサとアナの城を軽く飲み込む程の大きさの津波になっていました。
アレンデールに迫る大津波を見て国民たちは絶望するのですが、そこに颯爽と現れたのが、そうエルサです! (ええ!?) しかも水の精霊・ノックを乗りこなし、そのスピードは津波より早く (まさか…) 疾風の如く現れたエルサは津波の前に立ちはだかり (ウソでしょ?) その手を目の前にかざし、一瞬で津波を凍らせて止めました(号泣)!!!! ※()内は私の感想です
あのエルサですよ!? 前作では噴水の水を面白い形に凍らせるのが関の山だったエルサが!? 迫りくる大津波を! 魔法で一瞬で凍らせて止めました(しかも無詠唱です)!
まるで漫画ワンピースの頂上決戦編で、白ひげが起こした津波を凍らせて止めた青キジのように、「アラ、私これくらいはできるわヨ」と言わんばかり、余裕でやり遂げました。
前作から目を見張るほどの実力をつけたエルサ、その実力はもはや世界に比肩ないでしょう。
その後アレンデールをアナとクリストフに任せ、自身は魔法の森に住みます。そしてノックに跨がり、海を超えていく後ろ姿を見せ、エンディングとなります。
前作でありのままの自分を受け入れ、今作で未知の旅へ繰り出したエルサ。果たしてこれからエルサは何を探し、求め、出会うのか。「俺より強い奴に会いに行く」今後エルサを待ち受ける更なる強敵とは? ディズニーが送るファンタジーバトルアニメーション「アナと雪の女王3 怒りのデスロード」渇望します!
補足:
クリストフの歌が意味わかんなかったので星-0.5です。
しょうがないかな
アナ雪の長編で続編、としたら、もうエルサの魔法でんでんの話になるのは致し方ないのかな?
にしても、これは後付け感満載。故に少し置いてけぼりをくらいましたね。
全体としては好きです。映像も綺麗で、話も好きなんです。起承転結にはなってる。
ただ、前作を観た人には分かりますよね。
路線変更が、キャラの成長とかそんなの超えて、世界線も変わってきてる。
元々ファンタジー路線でしたが、なんでしょうね、今回は。突然いろいろ前情報なしにぶん殴られたような。
ラプンツェルの続編も、後付けだろうな、世界線変わったなと思いましたが、ショートアニメシリーズなら納得でした。子供向け番組用ならかわいいし楽しいですよ。
ただ今回は、一部の視聴者は置いてけぼりになってしまったんじゃ無いでしょうか。
特に、前作とOVA全部見た人達には。
なんだろうこの設定。なんだこの過去。
炎?風?精霊?水に記憶?なんの前置きも無く。
ただ今回の映画でそれらの説明が怒涛のように流れ込んできて。ナルニアの世界にアナ雪が飛んできたような感覚になりました(極端な例です)
両親の死も、雑に思えて後味が悪くなってしまいました。
後付けは上手いことストーリーに絡めないと、序盤から視聴者とキャラに距離が出来てしまうんですよね。
エルサが残った理由、もう少しなんとかしてほしかったですね。最近のディズニーは大団円にしないエンドを迎えています。仲良しハッピーエンドが全てじゃ無い別れもありき、というメッセージ性を強めたいのかな?
ならキャラの心情をもっと掘り下げて欲しいのです。
実は精霊だった、母の故郷だった、以外に何かエルサがそこに残るエルサの気持ちの描写がイマイチで。
わたしには伝わりませんでした。
あと、アレンデールが危機なのにプロポーズかまそうとするのはいかんせん笑
個人的には変なモヤモヤが残るけど、見て損は無いかなという感想です。
全体通せば楽しめました。
深く考えず見ることをオススメします!
キャラクターが可愛い以外に何かある?
ディズニー 映画の中で続編で完成度が高いものはトイ・ストーリー2と3だと思っているので期待はしていませんでした。
(モンスターズ・ユニバーシティは好きですが続編ではないので入れていません。)
なんというか、まあストーリーがまずつまらないし
ダラダラせず展開が早いのはいいですが、すぐに先が読める。序盤で父親を助けたのは母親、エルサが第五の精霊だと分かるし、アナが女王になるのも読める。あと子どもには話が難しすぎるのでは?と思いました。
ただキャラクターは表情豊かで可愛いけど、それだけ。
キャラクターの可愛さ(特にオラフ)に頼り過ぎ。
ディズニー映画の良いところはミュージカル調な所だけど、今回は歌が多い過ぎるのも難点。
しかも歌が多い割にはどれもパッとしない。どれもディズニーっぽくないし。クリストフの歌唱シーンは笑かしにきてるんだろうけど普通に滑り倒してました。
ディズニーが大好きなので鑑賞しましたが、この続編を作るくらいなら前作で終わっておくべき。それか、テレビアニメのラプンツェルシリーズのようにディズニーチャンネルで放送するか。わざわざ映画にする必要はない。
キャラクターは本当に可愛かったので星2です。
登場人物、キャラクターには常に気をつけて。
本日観てきました。
ネタバレを含みます。
映像美はさすが。
今回アナとエルサの新しい髪型が披露され新鮮味を感じます。また、海、風の描写が実写のよう。火についてはデザインされています。トカゲさん可愛い。
オラフの説明
序盤とエンドロール後にあります。序盤は前作のあらすじを。エンドロール後は今作です。残念ながら後者はオラフの説明でも理解できませんでした。
説明不足?一回観ただけではわからない。
何故森にアレンデール兵がいて遊牧民が閉ざされた森で生活しているのか説明を聞き逃したのかわかりませんでした。ここでわからないと後半にかけてつまづく箇所が沢山出てきます。
クリストフのMV
ミュージックビデオ風の演出で歌うクリストフ。賛否両論ですが私は爆笑しました。
ダムを作って壊してうんぬんかんぬん
ここが分かったら面白い。魔法を恐れたアナとエルサの祖父が原因のようです。
エルサ覚醒
個人的にFF6のティナを思い出しました。ちなみにエルサは強い精霊として生きていきます。何故魔法が宿ったか分かったエルサは更にパワーアップします。
子どもは飽きやすい
母の近くに座っていた子どもには理解できなかったようで落ち着きがなかったそうですがオラフの場面で笑っている子が多かったです。
今作はコンセプトアートのレベルが高いのか絵に重点を置いているようです。なのでストーリーは後づけされているような、大人でも一回観ただけでは理解できない内容です。
最後にエルサ恋人いなくて本当に良かった。
今できる正しいことをする
前作を越える作品に感涙。秋の色彩の美しさ、記憶が宿る水、そして水の馬にまたがるエルサの凛々しさ。
こころに残る楽曲は無かったが、神田さん、松さんの声の美しさには感動しました。
最近のディズニー映画のストーリーの中では多分最高峰と思います。
メインの4人のそれぞれの生き様、障害、苦しみが、最後には溶け合って、大円団に向かうスピード、濃密な展開はエンターの神様のよう。絶対落涙します。
ディズニー映画は何度も言います。永久不変のものはこころであり愛だと。そう、宇宙は愛で出来てるから当然なのだけど。
私的にはちょっと臆病なクリストフがアナを射止めるところも泣けました。
ディズニーさんの精進に感謝。
でも、常に上の作品を作らねばならない宿命にまたまたがんばってください。
あと、今できる正しいことをする(エルサとオラフが死んだ時にアナが言います)というテーマはとてもこころに響きました。愛するものが亡くなった時はこうやって立ち上がれば良いんだと思いました。
エルサを呼ぶ声が!!
この映画を国交省の方たちが観たらイラっとするはずです。
ストレートに、
「ダムなんか造るな」、「ダムなんかぶっ壊せ」という映画でした。
なかなか日本では見かけないファミリー映画です。
アメリカ映画は、土建業会に忖度しなくていいのでしょうか。
それとも、アメリカでは土建業会は力を失った過去の産業なのでしょうか。
土建業にしがみついている時点で日本は終わっていたのでしょうか。
ダムの外観は、
イタリアのバイオントダムによく似ています。モデルかもです。
バイオントダムは、
山崩れを起こし2000人ほどの死者を出したダムです。
ちなみに、地震で実際に山肌が崩れ落ちた熊本の立野ダムも
同じリスクを抱えていますが、国交省はやる気満々です。
日本では、最近の洪水の経験から、
ダムの持つ治水機能が再評価されましたが、
これはやや過大評価かもしれません。
たしか鬼怒川上流にはダムが4つありましたが、
鬼怒川の洪水は防げませんでした。
私には、ダムを全否定する根性はありませんが、
この映画で描かれる「自然への敬意」には共感します。
ホメオパシー等につながる危うさを含んだ「水の記憶説」が
この映画の重要なツールになっていますが、
でもファンタジーだからOKです。
(子供には解説が必要かもしれません)
で、
アナ達のお爺さんが悪役として登場します。
「お爺さんの過ち」を否定して乗り越えるストーリーになってます。
アナ達のお爺さんは、自然とともに生きる周辺の人々に、
ダムに象徴される持続性のないシステムを押し付け、
周辺の人々を武力で支配しようとしました。
これは、先住民を征服したアメリカの歴史そのものですが、
この映画は、
それをちゃんと「悪いこと」として描いていました。
日本に限らず、先進国のお爺さん達は、
たいがい過ちを犯しています。
だから、日本のネット右翼の皆さんも、
この映画に勇気をもらって、
我々のお爺さんたちの過ちを乗り越えてほしいものです。
ところで脳内で何度もジミーペイジのギターソロが発動するのは、
繰り返されるエルサを呼ぶ声が、
Stairway To Heavenのあのフレーズと一緒だからです。
追記 サーミ人については、なんも知らんかった。。。
クオリティやばかった!
とにかく作品におけるクオリティが凄かった!
唯一少し残念だったのが、メイン曲以外の曲は一作目と比べやや普通だなと思う…でも曲は全てじゃない!!!!!!笑笑
ラストは姉妹がバラバラとなったしまったが、その結末に私は納得できたが、なんと言えばいいでしょ…2作目は子供にとって少し理解し難し作品かなと思う。
本当にみんな観に行って!よかったんだから!
ストーリーの展開が陳腐
●良かった所
エルサが目的地について第5の精霊になった時の映像と歌のシーン(山場)。
オラフが可愛かった所。
●悪かった所
ストーリーの展開が面白くない。
日帰り旅行並の冒険。
場違いな取って付けた様なラブシーン。
ディズニースタッフ。。こんな映画の完成レベルで良いのか!?
もう少し工夫できたと思う。
何回もみたい
今回は前作と比べて大人向けだったと感じました。
私が今回この映画をみて感じたことは、これと同じようなことは現実世界でも起きているということです。
今回の映画では、アナとエルサの祖父の過ちのせいで今も続いている歪みを治すということが主なストーリーの1つとしてあげられますが、例えば世界史で学んだことと関連付けて考えてみましょう。
第一次世界大戦時のイギリスは、アラブ人にオスマン帝国からの独立を約束する一方、ユダヤ人のパレスチナ復帰運動を援助する姿勢を示すことで、双方からの協力を得ようとします。こうした相反する約束をしたことで、パレスチナという地では現在にまで続く深刻な対立が始まることになってしまいました。
たとえその問題を起こした張本人たちがとっくにいなくなっていても、その問題が解決されるわけではなく歪みはなくならない。
これがアナ雪2では上手く表されていたのではないでしょうか。
あとすごく話は変わるのですが、最初の方のお父さんからお話を聞くときに、アナがエルサに「あとで雪だるまつくろうね」と言っていましたが、そのときの服装が前作のエルサの魔法でアナが怪我してしまうシーンと洋服が同じだったと思うのですが、確信がまだもててないのでほんとにそうだったかすごく気になっています!!
エルサの歌に不意をつかれてまんまと泣いた人......←
映画館で泣いたことなかったです。
くわえて、私はディズニーよりも断然ジブリ派でした。
前回のアナ雪も映画館で見ましたが、その時は周りの評判が凄すぎたので、それにつられて見に行ったものの正直面白いけどこういうものなんだなっていう感じで終わってました。期待を膨らませすぎたんですね。
で、今回。気が向いたのと時間もあって早めに観に行きました。
前半は少し駆け足のような印象があって、新しい世界観についていくのに、集中してました。
後半。とくにエルサの「みせて、あなたを」にうるっと涙腺を刺激されて、そのあとのアナの「わたしにできること」で涙ぽろぽろ落ちました。
「みせて、あなたを」の時点でぽろぽろしてたかもしれません。これは前作で扉を叩く側だったアナではなく、叩かれる側であったエルサの歌であることにとても強い意味のあるものだと思います。
エルサが自分を見つけて許して認めて向き合った素敵な歌でした。
「わたしにできること」を歌ったアナ。前作のエルサとは反対に今回はアナが孤独になってしまいます。同じ孤独になった「let it go」のときのエルサとは異なって、アナは孤独を真正面から受け止めて、その名のとおり、できることをやろうとします。
孤独の内容は全然違うので比較はできるもんじゃないのですが、姉妹の持つ素晴らしい強さの違いがよく分かります。
前作の方が良かった!!!と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、これだけは言えます。
アナとエルサは前作から成長した!!!!
それからクリストフがやはりイケメンです!
恋に悩んでる姿、カッコ悪い??カッコ悪くなんかない!カッコいい!歌声が色っぽい!素敵なアナだけの王子様です。
歌のインパクトが強くて、映画を見終わった後その足でサントラ買いに行きました笑
英語版も良いです。
音楽、映像良い。
世界観に感動しました。音楽は、into the unknown も良いけど、個人的には、エルサの歌うshow yourselfがお気に入り。また、フィヨルドと聞いて、北欧に行きたくなりました ^ ^
映画なんて、ケチをつけよう思えばいくらでもできる。一緒に楽しむ姿勢が大切だと思います。
エルザの為のエルザ映画
初めに驚いたのは、アナ雪2だけの映画だったんたね。
前回同様、初めに別の何かが来るかとおもったので。
映画抜きにして、エルザオンリー映画なんで。
だから、エルザの歌声がメインです。
前作以上に声量が凄い!
メインがコンサートなのでこれでいいのです。
日本人がここまで歌えるって凄いです。
神田沙也加が今回薄かったな。重要な役回りだけど
主役はエルザ。今後もそうだな。
内容は昔祖父時代の不正を正す為に2人が冒険します。
実はエルザは🙆♀️🙆♂️でアナは🙆♀️🙆♂️だった。
だから、姉妹が必要で協力🤝し無いといけない。
と言う話。
完璧大人の為につくってるならば、内容が薄いけど
子供も見るのでこれでアリでは?
アナ雪は続くよ何処までもって感じ。
出来れば、先代くらいは甦らして欲しい。
次回で甦らしの国にエルザが…
って話も悪くない。
本当のアナ雪好きなら怒りしか湧かない
この作品ではアナとエルサの美しい姉妹愛は見れません。エルサは自分の事しか考えておらずアナを裏切り続け、困った時だけアナに助けを求めます。前作のテーマだった『真実の愛』が全く活かされていない内容です。
ギャグシーンが多く、ストーリーはテンポ良く進んでいきますが内容は非常に薄っぺらく勢いだけの映画です。
前作の人気に肖って無理矢理続編を作ったのだろうという印象が強いです。オラフが最後にみんなハッピーエンドと言い聞かしているシーンは、悔し涙が止まりませんでした。
英語版を見ました。
とっても大満足です!!
お笑いあり、涙あり、もうミュージカルを見ている気分でした。
さすがディズニー!!
クリストフのシーンのレビューが悪いというのがありましたが、あれは、わざとディズニーが作ったギャグです。一番大笑いしました。
80、90年代のミュージック・ビデオ風に作られてて、下記の音楽を元に作られてるんだと思います。Peter Ceteraです!!最高です!
https://youtu.be/yQHhqDRn4_c
https://youtu.be/CRfy1yorkec
早速サウンドトラック購入しました。
ブロードウェイでミュージカルが開催されるようなことがあれば、是非見に行きたいです!!
オラフも可愛かった!
日本語版も気になるので見に行きたいです!
普通の映画になっちゃって
鑑賞にあたり前作を直近に予習しました
いずれも字幕版
言うまでもなく大ヒットを記録した前作は
圧倒されるビジュアルとうらはらに
「レリゴーが良すぎて他が全部犠牲になってる」という印象
世界観やストーリー部分に関しては粗が多かったと思います
言い換えれば続編で取り扱う余地は残っていたわけです
結果・・
ターミネーターのように
アナ雪の世界観を広げるよい「2」になったと思います
今回は制作側もちゃんとストーリー面に重点を置こうという姿勢が
感じられました
ミュージカル調のシーンは引き続き
様々なジャンルの楽曲を用いながらテンポを整えていきます
バラード、ロック調、はたまたトライバルなものまで
前作はレリゴーを歌い出すタイミングも首をかしげる
感じでしたが今回は修正されていました
どんだけレリゴーがすごい歌だったかという事でしょうか
でも今回のInto The Unknownも同じくらい良いです
歌うことで気持ちをポジティブにして再起する
場面で効果的に使われていたと思います
ビジュアル面は相変わらず凄いです
ディズニーの今できる最高をこれでもかと見せつけられます
たCGで描写するだけでなく
なぜ映像制作の大家がフルCGでやっているのか
という根拠がひしひし伝わってきます
細かな部分ではダム決壊してもそんなんで防げるのかよ
とかツッコみ所はあるんですけどまあ些細なものです
しいて言えばストーリー面に注力したことで
エルサとアナどちらを主人公として
クローズアップすべきかを観客が
迷いやすくなったとこはあるのかなと
(これはマレフィセントでも思いましたが)
吹き替え版だとまた印象は違うと思います
そちらだけ見た方は字幕版もおすすめしたいです
自分も吹き替え版も観てみようかな
アンノウン
ありのままの姿見せてから、3年。
謎の歌に導かれ旅に出る面々。旅先で知るエルサの秘密…。
とにかく水の表現が素晴らしい。
実写で撮れば予算安く済むのではないかと思うほど、表現力に驚いた。
褒める所はこれぐらい。
あとは、おいディズニーのクリエイター。こんな物語で大丈夫なのか?の連続。
日帰り温泉旅行並の冒険。場違いな恋愛沙汰に、伏線布石なく進む展開に、もはや凍りついた。
しかし、妻は言う。
めちゃくちゃ面白かったと。
なぜ俺と妻との間でこんなに意見が別れるのか考えた。いくら妻でもこの物語らはダメだと思うのだが…。
映画を見終わった帰りの車内はいつも映画の感想を語り合う有意義な時間だ。
そこでの会話を思い出した。
妻「エルサが✨アナが✨オラフが可愛い✨映像が綺麗✨」
物語に一切触れてないのだ。ただ、そこでキャラクターが動いている事が嬉しそうなのだ。
この気持ち、俺にもあるぞ。
そうだ、ゴジラだ!
俺はゴジラが好きだ。ゴジラ作品の中には物語が破綻してるものもある。しかし、そこでゴジラが暴れているだけで、俺は嬉しいし楽しいのだ。
これと同じだ。
エルサがXメン2のジーン如く活躍していたじゃないか!アナが自分の尻軽さを恥じるぐらい成長して、ラリってないオラフはラリってる感じで可愛いし。歌もこれだけリピートされたら頭に残ってるし。
この脚本は『フィフス・エレメント』か!?リュック・ベッソンが書いたのか?アナの方が胸が大きいよな、とか全く違う所を見ていた自分が恥ずかしくなってきた。
もっとキャラクターを楽しむという根本的な事を忘れてしまっていた。ミッキーマウスは着ぐるみなんかじゃない。そういう初心を忘れて映画通ぶる自分は、映画痛だった。
妻が、面白かったという気持ちは理解した。しかし、やはり物語はアンノウン。
もっと面白くできたはずなのに。
そこそこ面白い。でも後付設定多い。
開始後不思議な歌声が聞こえて、しかもクリストフがアナにプロポーズしようとシテイル時点で、姉妹が別れることと、アナが女王になるという結末が、すでに見え見えなんですが、それはいいとして、やっぱり後付設定が気になりました。
アナとエルサの母親が実はアレンデール人だったとか、両親の船が難破したのはアートハランに行くためだったとか、実は〇〇だった!みたいな後付け内容は、なくはないとは思いますが、細心の注意を払って設定するべきではないかなと思います。
展開も、いつものメンバーで旅をして、しかも政治はトロールお任せ。物語上のことなんでしょうけど、前回の騒動から何も学んでないのかよという感じです。普通女王だったらお付きの兵隊位は付くでしょうに。エルサは力があるにしても、アナはなんでいつもあんなに薄着なのか分からない。
前回ではエルサの心の成長が精神分析的な意味で印象的に描かれていたんですが、今回は姉妹の心の成熟にスポット当てられていました。せっかくなんでもう少しドラマチックにしても良かったのかなと思います。例えばエルサがどんどん精霊の世界に惹かれていって、アナとの意思疎通がもっとギクシャクするとか。なんかRPG要素が入ったりして、ちょっと推敲不足な印象。前作みたいにスキッとしてなかった気がします。
ピクサーがトイストーリー4で離れ業をしたのに対して、ディズニーセクションは少し保守的かなと思います。
前作からみても、アナは現実の人間世界で、恋愛等で体当りして失敗を繰り返して成長しているので、あっちの世界に片足を突っ込んでいるエルサと比べると政治の素養はあると思うので、女王に就任するのは妥当かなという気もします。
海外在住で、普通話題作が出ると周りの皆が騒ぎ出すので気づくんですが、アナ雪2に関しては、気づいたら出てた感じでした。映画館もガラガラでしたが、音楽は前作ほど印象的ではないですが良く出来ていますし、アニメーションもデティールがさらに凝っていますし、見る価値はあると思います。
次に何が起こるのか予想できすぎる
今回の話、まぁキャラクターはよかったですね。ただ、ストーリーがね、もうね、安定のディズニークオリティ。
エルサに聴こえる声の主は誰か?→お母さんがなんかの民族だったから、声の主はどうせお母さんだろう→当たり
オラフが消滅してしまった→ディズニーがメインキャラを完全に消すわけない。最後に復活するだろう→当たり
というふうに先が見通せすぎるんですよ。もう少し予想を裏切るような展開見せてくれませんかね、ディズニーさん。あ、良かったことといえば、エルサが終始メチャ可愛かったことと、覚醒した瞬間アベンジャーズも一瞬で倒せるんじゃないかと思えるほどの強さを見せてくれたことです。
姉妹愛を軸にするなら男女の愛をださないで欲しい
タイトルきつめに書いてしまいましたが作品としては満足してます。
メイン曲で、CMで流れてる歌も良いですが、「みせて、あなたを」が素晴らしかった。
映像美と歌、本当によくて自然と涙が出ました。
全体的にはミュージカル感が前回よりも強く感じ、話自体も大人向けと感じましたがオラフがとにかく面白く可愛らしいのでそこで子供は楽しめると思います。あとエルサの魔法のシーンとか。
今回のお話、後付けで作られたのかもしれませんがそこまで違和感感じずに見れましたし、話の内容自体前作よりもかなり好きです。
星が4なのはクリストフの存在意義が分からないからです。ディズニーということで男性を捨て切ることが出来なかったのかなと…。
でもいなくていいと思います。
逆に出すなら、壊れたダムから落ちそうになったアナを捕まえるのクリストフにしてよって感じです。
そこクリストフじゃないの!?と声に出そうなくらい残念でした。
中途半端なんです。出すとしても街のみんなを守ってとお願いしてトロールと一緒に守る役割させるとか…そんなのでも良かったと思います。
姉妹愛を前面に出すのに中途半端にクリストフがいるのが嫌です。
この部分以外かなり好きな作品なのでまた見に行きたい作品ではあります。
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