「心を開放する魔法の物語、再び。」メリー・ポピンズ リターンズ Ashさんの映画レビュー(感想・評価)
心を開放する魔法の物語、再び。
どんなに見える世界が厳しくて、今置かれている状況が辛くても忘れてはいけないものをバンクス一家に思い出させるためにメリーは再びこの家へ戻ってくるお話。心に余裕がない人ちょっと観て~!
考えひとつで人生が楽しくなる、と前作同様のテーマで続編を作るというのは不安がありましたが凛とした美しさを持つエミリー・ブラントの作り上げたメリーも大変素晴らしいものでした。
役者さんだと、コリン・ファースが悪い役というのも注目ポイントです。なかなか見れない役どころですよね。
映像面では、現代の映像技術でメリーの魔法が色鮮やかに描かれていてさらにハッピーになって帰ってきてくれたと思えました。
3Dだけでなく2Dアニメと実写の融合パートもあり、古きと新しきが出会ったケミストリーを楽しめます。
昔のミュージカル映画と同じくOvertureが挿入されていたり全体的にクラシカルな仕様も◎。
劇中で聴く分にはエレガントで素敵な音楽!ばかりだったのですが、耳に残るものがなかったのがちょっぴり残念。
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