ヴェノムのレビュー・感想・評価
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作り込みが浅い
今回、『マッドマックス 怒りのデスロード』で渋くて男らしい色気たっぷりの演技を見せてくれたトム・ハーディが主演ということでかなり期待しながら見に行きましたが、ちょっと期待はずれだったかな(笑)。
まず、ヴェノム自体はすごく良かったです。すごくCGが凝っていて、本当にこんな生命体がいるんじゃないかと思わせるような完成度の高さでした。
戦闘シーンも迫力満点でしたが、1つ気になったのがヴェノムが人を頭からかぶりついて喰いちぎっているのに、血が全く出ない(笑)。食った後も、食われた死体の描写がほとんどないので「ヴェノムが人を食べた」という実感がいまいち湧きませんでした。ここら辺の描写の甘さのせいで、なんとも中途半端な出来になっていたと思います。
さらに、主人公が敵に捕まり絶体絶命という場面で、元カノに乗り移った女型ヴェノムが主人公を助けに来るシーン。敵を倒し主人公にキスをして再び乗り移るまでは良いのですが、その後、寄生されていた元カノが平然と立っているじゃありませんか!。ここまでの経緯からエイリアンに寄生された人間は必ず死ぬものと思っていたので「あれ?死ぬんじゃないの?!」と頭で?がたくさん浮かんでしまいました(笑)。自分の理解力がなかったせいかもしれませんが、寄生された生物がどうなるのかの設定が甘いと感じました。
クレジットの後に出てきた悪役もなんだかイマイチ迫力がなかったし(笑)全体的に作り込みが浅いという印象でした。海外で高い興行成績を挙げているという話でしたが、かなり期待はずれ感が否めなかったです。
ヴェノムの大ファンで純粋に派手なアクションを楽しみたいという人にはおススメです。
ヴェノムはいい子?
CMなどで「最悪」だの「残虐」だの言ってましたが、そんな感じではなく…
トムハーディ演じるエディのためにいろいろアドバイスをくれたり、エディの命令に従ったりするヴェノム
なんだか…かわいい…?
ちょっと残念な人間臭いトムハーディをたくさん観れるので、ファンとしては大満足でした!
でも期待し過ぎていたみたいで、全体的になんか物足りなかった気がします
主演がトムハーディじゃなかったら星3〜3.5くらいかも
ちょっと長い
前半はヴェノム出てくるまでちょっと長い気がしました…
ヴェノムが登場してからのアクションシーンはスライムみたいに伸びるからなんでもありな感じで楽しめました笑
ヴェノムが地球を気に入って守ろうとする気持ちの変化がどこだったのかあまりよく分からなかった。
腑に落ちないところがいくつかありましたが全体的には楽しめた映画でした。
エミネムさんのエンディング曲はカッコ良い!
エンディング後のスパイダーマンのアニメはよく分からなかったです。
あーこれはアメコミ映画なんだ。
正直ネタバレという形式にはしたものの、大してネタバレは書こうという気持ちはないんですよね。
ヴェノムは、
・基本、悪人のみを殺します(一般人は巻き添えにはなるけれど直接的な被害は無い、またSWATにも襲撃されるがヴェノムが殴り倒している程度なので気絶している印象)
・食べたいと思った人間は、残さず美味しくいただきます(これも悪人限定)
・何か判らないことはあれば宿主であるエディ・ブロック(トム・ハーディ)と必ず相談して訊きます。
・エディが正義感のある人間だったから、色々と影響を受けて少なからず善にはなります。
ポスターには『最悪』なんてフレーズが出てましたが、『最悪』というか、映画の終わりには『良い子』という印象が…まぁ『ダークヒーロー』という売り込みで映画デビューなので、そうなってしまうのも仕方ないけど、物足りないと感じる。
もう一つ物足りないという点はこの映画のレーティング、PG13指定では物足りない。
ヴェノムがあれだけ暴れて、出血も無ければ、千切れた腕や脚の断面図描写が無いのはやっぱりどこか物足りない。最初からR15指定にしても良かったとは思うが、そうしたらスパイダーマンとの共演が無くなったしまう危険もあるんだよなぁ…。
物足りなさは自分の中で『これはアメコミ映画なんだ、フィクションなんだ、だから仕方ない』と納得させて、落ち着かせるしかない点と、マーベル映画作品の『エンドクレジットを最後まで見てください』は、今回はヴェノム本編とは無関係だった点でマイナスの星3つ半で。
ミシェルウィリアムのミニスカブーツがいいね。
面白かった!
トム・ハーディとヴェノムのバディムービーだな。
意外とミシェルウィリアムがエロいやんか!
ミシェルヴェノムが、いい尻だったね。
ディープキスも素晴らしい!
さすが肉食だ!
バディものとしてはまぁあり。内容は薄い。
シンビオートが主人公に乗り移り最初は「この世界を壊してやる」って言ってるのに急に「この世界もいいな」と言い出す過程が薄っぺらすぎて置いてけぼりに…
散々番宣で「この力は病み付きになる」のセリフを聞いていたので主人公がヴェノムの力に酔いしれるけど良心との葛藤が…と言うようなスパイダーマン3のようなドラマがあると思ったのですが、主人公はヴェノムのことを気持ち悪い寄生虫と扱い、本編中盤~終盤で体から消えるとあっさりと「清々した」と立ち去る姿にこの時点でまだその程度の感情で本当に病み付きになるか…?と疑問でした。まぁ最終的に違った方向で病み付きにはなってましたが。
今回は僕がこの映画に(重厚なドラマ等の)過度な期待をしていたので薄っぺらいなと感じただけかと思います。
結局ヒーローもの?
映画の予告編がミスリードしました。Venomが悪で人類が手を付けられないほどの殺人を続ける-のかと思いきや、ハリウッドゴジラのように本悪役がいるんかよと。
不満は、途中でヒーロー側につくのですが 唐突なので、主人公自体も驚くといった展開です。敵がなぜ危険なのか、なぜVenomが人類側についたのかは、次回に回答を出してほしいです。単にスピード感があって薄っぺらい寄生獣にしないようにしてほしいです。
そう考えると、とことん悪で突っ走るターミネーターってすばらしい映画でしたね。
爽快アクション!!!
冒頭のスピード感が早すぎて、早い早い早い速いと思ってどうせゆっくり行くんだろと思ってたら早い速いこと!!
その後エディとアニーの甘々な生活に突入して引き込まれました。
スパイディを介さないシンビオートということで、期待と不安がある中で、見事ヴェノムが爆誕した。
序盤のヴェノム共生の一歩目のカーアクションはアメリカ映画ど定番で、まず基準をクリア。
中盤の敵本拠地内ど真ん中でマスクオンする流れも粋だった。ヴェノムが様々な人に寄生してエディまで再度辿り着くシーンも胸熱。
終盤の敵ヴィランのライオットが最強の武器を持っているという男心くすぐる設定も最高。
最後に冒頭のシーン焼き回しで、強盗に向けて怒号を優しく飛ばすヴェノムだったが、彼「ら」の気が変わり、食いちぎるのが最悪で最高!
その後のカーネイジ登場も胸熱だし、
マイルスの2代目スパイディが活躍するスパイダーバースにまで突入したから満足いく映画だった。
寄生獣のオマージュ含有
シンプルで面白い。
しかし短い。もう少し語らせるべき「ここに残る」ヘタレた理由「故郷では負け犬だけど、ここなら最強!」を膨らませ、ストーリーとヴェノムのキャラにに厚みを持たせることができた気がする。
あと、ゲル状の生物が寄生する、死んだと思ったら生きていた、宿主と意気投合、二体が融合など、原作を全く知らない寄生獣ファンとすればオマージュと取れる部分が非常に多い。
おもしろかった
まぁ面白かったです。
観る前に想像していたのは残虐非道な感じでしたが、そんなことはなくライトな感じでした。
ヴェノムとエディのコンビは好きですが、ヴェノムがエディのどこに魅力を感じ、地球を守る側に回ったのかという描写が、全くないわけではないですが薄いように感じました。そこがもっと掘り下げられてるとより面白かったかも。
全然残虐じゃないヴェノムw
まあ日本語の宣伝の誘い文句はどーでもいいのですが。。。
それでももう少し期待してたので残念でした。
肝心のヴェノムの魅力がイマイチ。
簡単に良い相棒みたいになっちゃって、あれ?みたいな感じ。なぜ地球を急に好きになる(笑)
寄生って意味でも見た目違うミギーみたいなもんだな。
あと、エンドロール長すぎ。
最後のアニメはわかる人にはわかるんでしょうが、すいません意味不明でした。
Have a nice LIFE.
結局地球を守ってしまうのか。
思っていたより格段に良いヤツだったヴェノム氏。
いわゆるアメコミヒーロー映画を殆ど観ていないので、シリーズの中での立ち位置やその基本情報は全く把握しないまま鑑賞。
「ヴェノム」というのが個人名だったことに驚いた。地球外生命体でも名前とか付けるんだと。
あと「シンビオート」というのは全宇宙共通の名称なの?人間側が勝手に付けたならまだしもヴェノムがそう自称していたのがとても気になる。
ストーリーはかなり大味だけどハードル下げてたお陰かわりと面白く観られた。
ヴェノムとエディのかけ合いがコミカルで笑える。漫才コンビみたい。
「Mask!」「Copy.」めちゃくちゃかっこいい!!!
あの低音ヴォイスは宿主の頭の中に響いているようなイメージで良いのかな。
高級レストランで暴走して生簀のロブスターに齧り付くシーンが大好き。爆笑した。
シンビオートが人や動物に寄生する様子が気持ち良い。個人的な好みとしては鼻の穴や口から入ってきて苦しむ描写とか欲しかったけど。
ズンッと出てくる黒海苔のような触手(?)や完全体を見せた時の少しチープな造形もワクワクして好き。
ヴェノムとエディ、ライオットとドレイクの2コンビの間で「俺たち」の感覚が真逆なのが面白い。
寄生する側のヴェノムがしきりにWeを強調しエディが困惑と抵抗をしながらも徐々にほだされ絆っぽくなっているのに対して
ライオットは自分が一番でその目的の為に何でも利用するようなスタンス、ドレイクの方がWeを付け足していくような形になっていて。
寄生者と宿主同士の結び付き方が全然違っていたのが強く印象に残った。
ただ、考えてはいけないとは分かりつつも色々と腑に落ちないことも多い。
ヴェノムはなぜそこまでエディと地球を気に入ったのか。
私は地球人だからもちろん侵略されない方が良いに決まってるけど、元々侵略目的の立場だったヴェノムが自分の身を危険に晒してまで守る価値が「主人公だから」という理由以外に全く見えてこなかった。
他の人体実験にて、ホームレス達には適合していなかったのにエディとアンとドレイクには物凄くナチュラルに合体していたのも気になる。
適合率に個体差がある中であの確率はかなり難しいのでは。
都合良くスカース博士は適合せずに思惑通り殺せてしまうし。
ライオットは強いから寄生しやすいのかなと思ったけど、ドレイクに辿り着くまで利用していた宿主はみんな目が虚になりぎこちない動きになっていたというのに。
映画的にそうしないといけないのは分かるが。甘すぎるご都合主義が目に付いてしまった。
最後の戦いのあたりは予想通りというか期待通りというか。楽しいけど。
もはや地球侵略されてぐちゃぐちゃになった所が観たかったなんて思ってしまった。
二体のシンビオートのマスクがベチャァ〜ッとなる所は好き。どんな感覚なんだろうか。
適合するならちょっと寄生されてみたいかもと思ったけど、常に一人になれないのは辛すぎるのでやっぱりやめておこう。
ヴェノム対だと思ったら
初めて見たけど面白かった!
最後の展開は早いと思ったけど、、、
ヴェノムの主人公が戦うかと思ったら、まさかの寄生された!
ヴェノム以外におんなじようなやつがいたとは、知らなかった。。。
2回くらいは観れそう!
ゔぇのむくん
何をやってもダメな僕の体に宇宙から来た食いしん坊のあいつが入ってきちゃった?!
藤子F作品みたいでコメディ映画として楽しめた。
逆に人の頭を喰いちぎっても割と平然としているあたり、直接的なゴア描写があるよりも恐怖を感じるべきかもしれない。という意味では藤子A的かもしれない。
エンドクレジット後のスパイダーバースのチョイ出しはいかにもフィル・ロード&クリス・ミラー的で、とても楽しかったが、ヴェノムの終わりについてる意味が全くない。
そもそも、「エンドクレジット後にも映像があります」という冒頭の文章は野暮。映画泥棒とこの文章が日本国民の映画インテリジェンスを下げているのでやめてもらいたい。
もっと毒味が欲しい。
【ヴェノム】感想
賛否両論ある本作は簡潔に良かった点と悪かった点で分けたいと思う。
・良かった点
とにかくヴェノムのCGが素晴らしい。生々しいよだれや牙、シンビオートのスライム感はさすがハリウッドの一流技術である。また、失墜して荒んでいくエディを演じるトム・ハーディの人間臭く、情けなくそれでいてどこか愛嬌のある人物像は完璧であった。
何と言っても白眉はアクションシーンだろう。一言で言えばケダモノ感!巨体が恐ろしくもエキサイティングに暴れまわる映像は今までにないヒーローアクションだ!!
ミシェル・ウィリアムズやリズ・アーメッドら脇役陣もハマり役。
・悪かった点
1番残念だったのはグロテスク描写が残念なほどに抑えられてた点だ。いくらブロックバスター映画だとしても、ヴェノムなのに血の一滴も出ないのはかなり不自然だ。人間を食べる描写が丸々カットなのも“らしさ”を感じない。
さらにはヴェノムが寝返る動機が薄すぎる。近年の悪役一辺倒な描かれ方とは一線を画して、弱者救済の信念がある原作をリスペクトしたのだろうが、ヴェノムがエディの負犬っぷりに肩入れする理由をほとんど描かなければご都合主義もいいとこだ。
ライオットとの戦闘シーンも短くて物足りなく、決着の仕方もあっさり。最初から隠れてロケットに細工すれば良いではないかと思うのは私だけだろうか?ライオットがドレイクに乗り移る経緯も然り。もう少し彼の孤独や怒りを描きながら乗り移れば良かった。
何にせよトム演じるエディは文句無し。カーネイジとのバトルがある次回作に期待したい。
エディが魅力的
ちょいポチャマッチョのエディが暴走癖はあるけど愛嬌があってやるときゃやるで気持ち良いんだな〜。
そしてヴェノムの気持ちも解る…自分と同じ種族だからって手放しで協力しないよねムカつくやついるし…。私人間だけど人間が嫌いだって気持ちは解る…他の種族でも良い奴がいたら一緒にいたいよな…ヴェノム…
レイティングの壁
惨虐!最悪!と煽りまくったのに、レイティングが邪魔してグロ描写ほぼゼロ。その為、ヴェノムやライオットに惨虐なイメージが全くなく、平凡な悪役に成り下がってしまいました。
ヴェノムは腹ペコ腹ペコ言うわりに聞き分けが良すぎて普通にいい奴になっちゃってるし、ライフ財団の人体実験も大量の死者が出ている、という印象にならず。やはりR15にはすべきでした。
「ローガン」はグロがあるからこそウルヴァリンのギリギリの生き様が表現出来たし、デッドプールもグロがあるから「不死身ならではのブラックジョーク」が成り立つんです。
マーベルの作品は「キャラ」と「作風」がバッチリ噛み合うからこそ面白いのですが、本作には残虐なヴィランが主人公だからこその暗さがなく、ただ画面が物理的に暗いだけ。
続編はなんとかR15にしてほしいです。
よかった
どんなに悪いヒーローなのかと思ったら、生命体としてまっとうなだけで別に悪くもなんともなかったし、むしろお行儀がよかった。主人公の彼女がすごく感じの悪い女で、やめとけとしか思わなかったのだが、ヴェノムに一回取り込まれたらちょっと可愛らしくなっていた。彼女の新しい恋人の医者が、なぜかとてもナイスガイだった。普通嫌なやつで描きそうなものなのに、主人公にとても親身だった。
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