シュガー・ラッシュ オンラインのレビュー・感想・評価
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面白い。
他の方のレビューで、レディプレイヤーみたいというのがあったが、正に、そんな印象。 インターネットの世界を物凄く分かりやすく映像で伝えている。 ディズニーキャラでやり過ぎな演出もあるけど、良かったー! 我が4歳の息子、席から立って食い入るように見ていました(最初の30分くらいだけど) 後半、少し長さが感じられたが、イイね、この映画。 1見ていないけど、十分楽しめました。
ちょっとだけネタバレ
今回のテーマは多少重めだし、IT社会へのかなりブラックな皮肉も込められているので、作品自体の軽快さは1作目と比べると失われているのは残念。 ディズニープリンセス総登場のクダリも、ただ単にディズニーファンに媚びた訳ではなく、ちゃんとテーマに沿ったキャスティングだった。 ただ、シリアスとジョークのバランスがあまりよく無い(無理にジョークをねじ込んでる)様に感じてしまった。 あの(ディズニーお得意)エンディング内の サプライズエピソードも、取ってつけたよう様で面白くない。 あ、ラルフが動画投稿サイトに上げてた、画家の先生のマネしてる動画は(元ネタ動画が好きだっただけに)笑ったなぁ。 私なんかは保守的なので、「ハンドルが戻ったんならシュガーラッシュにまた戻ればいいじゃない?」と思ってしまうが、やはり「新たな居場所を見つけた」彼女の選択を支持するというのが今の世の中では正しいのだろう。 一時期までディズニー作品の中で描かれてきた「女性の幸せ」について、あらためてディズニー作品自身が極めて批評的視点で問い直したという意味でこの作品の意義は非常に大きい。あえてメリダを出演させて、周りに「あのコは別の会社だから」と言わせたクダリはただのジョークではなく「『ディズニー的なもの』に対する客観化」の宣言だったはず。 ただ、前作ファンとしてはそのテーマを「シュガーラッシュでやらなくても…」と思ってしまったのが正直な感想。 バネロペは相変わらず可愛らしいが、今回のテーマの重さにちょっと追いついていない感じもしてしまう。 やっぱり私は1作目が好き。
友情の形
2019年の映画初めはシュガーラッシュ オンライン、4DXで鑑賞いたしました。 (良い歳したおっさんですが、どうしても4DXとやらを体験したく、人生初の4DXを本映画で体験しました。笑) 前提として、ディズニーに疎く、前作も見ていなかった筆写ですが、笑いあり、少しうるっと来る場面もありで、ストーリーもシンプルで分かりやすく、とても楽に鑑賞できました。 前作を見ていなくても楽しめます。 (前作を見ていなかったからこそ楽しめた部分もありそうです。) そして念願の4DX、座席が揺れたり風が吹いたり、おぉこんな感じなのかと楽しみつつ、レースシーンの場面! これがとても楽しかった!けど疲れました!笑(当分はいいかな...笑) 肝心のストーリーですが、友情の形がひとつのテーマかなと感じます。 ラルフのヴェネロペに対する友情、それが行きすぎた形での執着も「こういうのあるある...」と思いつつ、ヴェネロペの「夢を見つけたい!見つかった!ここで生きていく!けど...」という無鉄砲さや葛藤も「分かるなぁ」と共感を覚えつつ、それらを乗り越えて何だかんだで支え合っている両者の姿に笑いながら目頭が熱くなりました。笑 ストーリーとは別の部分ですが、映像や音楽、登場キャラなどへの細部の工夫がとても凝っていて、インターネットの世界ってこんな風になってるのかなーと想像膨らませながら楽しめます。 ポップアップの部分とか最高です!笑 特にディズニー好きの方はニヤニヤポイントがいくつもあって楽しめるかも。 冬休みに気軽に気楽に見れる1本です!
不思議なテーマパークのような
ディズニーがまた新しい世界を作り出した。インターネットの世界をおとぎ話の国に変えてしまうなんて驚きだ。日頃当たり前に使っているインターネットの中で、個性的なキャラクターがそれぞれ意志を持って動いているのかと想像するだけで愉快だ。ディズニープリンセス達を自虐的に笑いにしたり、コミカルなテイストもたっぷりである。インターネットの華やかな面だけではなくて、モラルの欠如した非難中傷やウイルス攻撃など影の面も巧みに物語に取り入れているのも良い。 ヴァネロペとラルフの「友情の試練」というテーマも、考えさせられるものがある。誰にでもヴァネロペ、ラルフ双方の要素があるから二人を暖かく見守りたくなるのではないだろうか。 不思議な世界を一緒に冒険しているようなワクワク感のある映画でした。
意外と言えば意外な結末
前作はとても好きだったから、本作に期待してしまったかもしれない。インターネットの世界を舞台にした物語が個人的にはまらなかった。 アーケードゲーム機のハンドルを手にいれるためにインターネットの世界に入ったが、最後はその目的とは別の物語が待っている。そこがスッキリしない要因かもしれない。 2人が出した結論は、昔のディズニーではあり得なかった結末。それが時代なんだろうけど、それでいいのかな。三部作の完結編が製作されることを期待して自分なりに納得させようと思う。
期待してただけに残念
前作がものすごく面白くて大好きな作品なので、今作はかなり期待してました。
しかし見事に裏切られました。
シュガーラッシュを助けるためにインターネットの世界に冒険に行ったのに、自分のやりたいことを見つけて結局シュガーラッシュを見捨てるヴァネロペ。
え?そんな簡単に生まれ故郷捨てるの?と思いました。
ラルフもただの女々しいストーカーになっていて
気持ち悪いとしか思えなかったです。
もう少し頑張れたんじゃないのかなあ〜
全体的に盛り上がりもなく感動で押し切ろうとした感じがしました。
プリンセスがオリキャスだったのは良かったです。
子供たちが多くて静かに見れるかなあと思っていたら、みんな終始静かに見ていてビックリしました。
ゲストでHIKAKINさんが出ているんですが、出演されたシーンの時だけは大盛り上がりでした。笑
凄いですねYouTuber
大人になっても静かに見れない人は見習ってほしいです。
ディズニー様が、またすげー映画を創っちまった!!
前作は、ゲームの世界を舞台に、人間の個としての存在意義を描いた秀作でしたが、 本作は世界をインターネットに移して、アイデンティティと他者への想いを描いた、前作以上の秀作でした! まず、舞台がインターネットということで、「そんな大風呂敷広げて、回収できるの??」と相当の不安を抱えて鑑賞し始めましたが、 流石のディズニー!いとも簡単に難題を解決していって、全くのノーストレス。 二人がインターネット世界に行く動機をちゃんと描いていますし、びっちり張り巡らせた伏線がバンバン効いてますし、 インターネット世界の可視化をこんなにも容易に理解しやすく描けていることに、 もうウキウキワクワクドキドキの連続!!! 予告編で注目されていたプリンセスの総登場も、 ただの目くらばせではなく、前半でヴェネロペの自立を促す促進力として効果していて、共感! それだけでもいいのに、クライマックスの急展開では旧態のジェンダーに対する価値観を覆すための、とても重要な役回りを担うことになっていて、ぶったまげました。 クライマックスの展開は、キングコングのパロディといくことだけでなく、 ラルフの自己欲求の可視化として、ラルフ自身が自分自身と対峙することになり、 こんなにも楽しく直球に教訓的なメッセージを伝えられるのか、と驚愕!!! 冬休み映画として、老若男女問わず楽しく観れる どっぷりエンターテイメント映画でした!
面白かった
- インターネットの世界をキャラクターのやりとりで表現するのは斬新だった
- 「eBay」、「動画投稿サイト」、「Web広告」等、現代のインターネットのトレンドを取り扱っていて、設定に入りやすかった
- 「楽天」、「検索」のような漢字が世界観に違和感を生み出していた
- レースシーンは4DXで見たかった
- 生き方、価値観が異なっても、それを理解し合うのが親友というディズニーらしい綺麗なメッセージ
ディズニーキャラクターてんこ盛り
インターネットあるある・スマホあるある満載で楽しいです。映画「絵文字の国のジーン」と似たテイストですが、表現が圧倒的に楽しい・可愛い・綺麗なのは、さすがディズニーですね。ディズニーキャラクターがこれでもか!とばかりにたくさん登場するので、オールスター感謝祭的な豪華さを感じるし、そのキャラ達が自虐や皮肉を言ってくれるもんだから、いつもと違った楽しみ方が出来て面白い。自社コンテンツに大量に人気者がいるからこそ成り立つ強みですね。 ・・・という、シュガーラッシュとは直接あまり関係のない部分では楽しめましたが、それ以外は可もなく不可もなくといった印象。1の方が断然楽しかったので残念でした。ヴァネロペが自己中キャラに思えてしまい、かといってラルフも肯定はしきれず、好きになれるキャラが登場しなかったのがイマイチな要因かも。
SNS好きな人は必ず観ましょう
インターネット業界、ゲーム業界、SNSが大好き、ディズニーが大好き!これに1つでも当てはまる人お勧め!よくぞここまでネット企業を巻き込んだ!よくぞ「アイアンマン」とスタン・リーを出した!全然 子供向けじゃない !大人が笑いホロリとする名作です!
クロちゃんのハッピーエンド版
ネットやディズニーのパロディを取り入れた、何の変哲もないストーリー。 驚くような展開も、王道の感動もない。 エンディング後の小ネタは面白かったので、この方針で作られていたらよかったのだけど…。 見どころはディズニープリンセスの部屋着姿くらいかな。 仲良くなりたい相手に拒絶されたとき、何をし、どうふるまうのか、というのが一つのテーマ。 ラルフの行動はモンスターハウスのクロちゃんとも通じるところがあると思うが、こび映画ではうまく着地できているので子どもも安心して観られる。
貴方の人との距離感は適切ですか?
今回の作品は全体のテーマは人との距離感がテーマだと思える。誰かの為に何かをするとしてもこちらが良かれと思っても相手に嫌がられたりする。それそのものをテーマにしてると思える。それをネットに置き換えて、現在のネット社会での垂れ流してる誹謗中傷などを「行き過ぎれば道を逸れる」と伝えてるような内容だった。
どんな結末になるにせよ。行き過ぎれば悪になり、立ち止まれば良になる。そう思わせる。ラルフはある意味無知なまま歩き続け垂れ流す悪の権化のような存在に置き換えられ、ヴァネロペはほんの少しの読解力でネットは適切な使い方をすればとても便利になるものと教えてくれる。そこにネットへの距離感や人との距離感の適切な立ち位置をそっと表現してる。
ただ自分としてはヴァネロペの様に「友達なら友達の未来を応援して」という様な友達はいらない。それが間違った事なら正すのも友達であると思える。それは家族であっても適切な距離から逸脱すれば、憎悪が広がり小競り合いが起きてしまう。それが逆にストレスになる以上距離感の見極めが必要だと思う。そこに「大切な人に間違いを正す」行為も必要だと思う。それは別の意味で勇気だと思える。そしてラルフの執着を全て悪と思いたくない。あそこまで憎悪を深めるきっかけになったのはヴァネロペの判断や考えからだと思う。ヴァネロペの事を悪意があるとは思わないが、少し先を見て予想して会話してる部分を見ると自分が選ぶ未来は本当に正しいのか?と考える部分があってもいい気がするが、本人はラルフには悩んでるが、自分の行動の正しさをきちんと見ている姿が見受けられない。この部分が家族の子離れを表してるとしたら…まぁ無くはないが、もう少し掘り下げる必要があると思う。代案が自分自身ない以上ただの悪口の様で悪いが、自分にはこのヴァネロペの判断も考え方も前作から考えてどうやっても、受け入れられずにいる。全体的な作品としてはかなりの完成度だし面白いが主人公達の判断を理解出来ずにいる。新しい未来に行く為に捨てる悲しさを持つなら、人との距離感をもっと離して置けば誰も悲しまないで済んだと思う。ラルフの嫉妬からバグを他のゲームに放つ重みも理解してない。世界が自分達だけの物ではなく誰に影響を与えるものだと思って貰いたいと感じた。
ここまで言ってるとお前は?
と言われそうだが、自分もまた日々試行錯誤し続けてる以上彼等もそうやって徐々に成長しても良かったとも思う。少しずつ考え悩む姿も彼等にはあっても違和感はなかったと思う。ズートピアぐらいの考える力をラルフやヴァネロペにも欲しかった。そして何故彼等の「また来るといい」と言われてるのにその毎日(ゲームの世界)がいいと言う。海外旅行でも毎日なら飽きるのだから、たまに行く方がいいのだから刺激を継続して使わないのだろう。新しい世界に飛び込むのもいいけど飛び込んだ先の未来で失ったものはもう二度と戻らないと知ってて選んだのかと思うが…理解出来ないからこちらが悩むのだと思う。
人との距離感やネットとの距離感はやはり難しいのだと思った。彼等を理解出来たら自分は新しい距離感が見えるかもしれないが、自分にはまだ無理なのかもしれない。
前作の経験値がリセットされたのか?
ディズニーやっぱり巧い。特にラスボスの造形には膝を打った。あるキャラクターの「肥大化したエゴ」をまさに視覚化し、その気持ち悪さまで表現できている。そして、倒し方までマンネリを避けてみせた。インターネットを舞台にした作品でこれ以上のラスボスはない とはいえ、気になる点も少なくなかった。まず、序盤のラルフの行動とそれに対するヴァネロペの反応が、あまりにも想像力に欠いていること。前作の経験値がリセット(これゲームの2っぽい)されたのか?と言いたくなった。綺麗に纏まっていた前作のラストから話を転がすための苦慮が窺える 中盤のラルフの動画がバズるという展開も、動画がクソつまらなくて腑に落ちない(YouTuberをディスってんのかな?)。という感じで、個人的には起承転結でいう起と承の部分にノイズを感じてしまったため、ラスボスの登場まではノリ切れず。まあ重箱の隅をつつくようやけど、自分の感覚は大事にしたいので 売りにしている大量のカメオというか、ディズニーの自前のキャラ大量登場も『レディ・プレイヤー1』で既にそういうの観てるからなあ…特に驚きはなかった。プリンセス達が明け透けに自己や物語の構造を語るシーンは良かったけど、欺瞞だらけのディズニーがメタで笑いを取るのはあまり感心しない ラルフとヴァネロペの関係は友達のようでもあり、親子のようでもある。これは真の友情は離れていても〜とか、親離れ子離れとかがテーマ。したがって、もう続編はないだろうけど(ないよな?)、それでいい。フェリックスならこう言うよ「いいよもう」
「スローターレース」がよかった
刺激的で、自分の能力を最高活かせる場所にいつづけるか、それとも今まで通り同じことの繰り返しだけれども家族みたいな仲間がいる世界に戻るのか、そこが気になった。そして、元の場所が一番幸せなんて、保守的な層に都合のよいストーリーでなかったことは好感が持てた。
「スローターレース」のレースシーンは、すごくかっこよくてよかった。「スローターレース」の映画をスピンアウトで大人向けに作ってほしい。
パロディ要素がこれまた傑作
今作のラルフは前作でやっと見つけた大切な友人(ヴァネロペ)を失ってしまう不安のあまり盲目になり自分の気持ちを押し付けてしまう。典型的なメンヘラの恋人のような感じで、前作の純粋なキラキラ感がなくなったのは否めない。 確かに、前作よりも人の暗い部分の感情が多く見えて疲れることもあった。 しかし、ラルフとヴァネロペが「相手を思いやる本当の友情」、「自分の本当の居場所」を見つけていくというテーマがこのストーリーの中でグッときた。その中のディズニープリンセスたちが登場するシーンも、声優さんが同じ人でセリフや行動ひとつひとつが魅力的だった。そして、シュガーラッシュの「裏では実はこうなっている」というあのワクワクするコンセプトが、規模が大きくなってもしっかり受け継がれていた。
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