「“親友”よりも“親子”があてはまる」シュガー・ラッシュ オンライン 財団DXさんの映画レビュー(感想・評価)
“親友”よりも“親子”があてはまる
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本作はなんといってもインターネットの世界の描写だけでしっかりと楽しませてくれる。Googleやアマゾンを始め、世界のトップIT企業が目白押し。ディズニーだからこそここまで協賛できたのはいうまでもない。
そして、ディズニーならではのセルフパロディも大ボリューム。英語版でも日本語版でもしっかりとオリジナルキャストを集め、Pixar制作のメリダが浮いてたり白雪姫が毒リンゴをネタにしまくっていたりと思わずニヤリ。
前回では『世界中の誰に嫌われても理解してくれる人が身近にいればいい。』と言うメッセージを感じたが、今回は『親友なら離れていても繋がっている。だから寂しくても大丈夫という。』テーマになっていたと感じる。それは親友だけじゃなくて親子にも当てはまるだろう。ある程度の保護は必要だが、行きすぎると子供の自主性や夢を壊してしまう。そんな利己性は捨ててラルフがまた新しく利他性に目覚める展開は心に響いた。
ただ、ヴァネロペが1人でシュガーラッシュ を抜けるのが残念。どうせなら現在のソシャゲによくあるように、ゲームごと移植するとかコラボすればよかったのに。
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