パンク侍、斬られて候のレビュー・感想・評価
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一般人の理解を求めてはいけない。
「馬鹿vs猿」の戦を 大物俳優 が演じる 頭のイカれた130分 。綾野剛 さん目的の女の子とか理解出来たのかな?これぞ 暴走カルト作品 やらせたら誰も止められない 石井岳龍 監督作品! 気の狂った最高傑作!右脳 だけで観ろ!左脳はいらん!これぞ真の 暑気払い映画!
金返せ
印象はない。
なんで綾野剛はこの作品に出たのでしょうか? そんな疑問が出る作品です、 ホントにくだらない
こんな印象コメントが書けない作品はないです。
(アーノルド・シュワルツェネッガーの作品 キリング・ガンサーなみ)
前半はコメディ、後半はパンクを被ったカオス
原作未読、期待7不安3の状態で劇場へ。
最初は画面の暗さが気になったり、綾野剛の台詞が聞き取りにくかったりと微妙だったが、次々に起こる支離滅裂な展開に引き込まれた。
とにかく俳優さんの演技が凄い(特に染谷)。皆さん、全開ではっちゃけてらっしゃる。
後半の展開はとにかく口を開けて見るしかない。意味が分からないのに、意味不明なノリが脳を麻痺させてくる。この麻痺を受け入れられるかどうかが、作品を楽しめるかどうかにつながる気がする。
この映画が凄いのは、何だかんだで作品としてそれなりに成立させたことだ。前半でパンク抑えめに最低限のシナリオで下地を作り、後半で一気に爆発させている。そして、ラストで少しまともな世界に連れ戻す。このギリギリのラインは、なかなか狙ってできるものじゃない。
好き嫌いが別れる作品ってのはこういうものをいうんだろう。とりあえずデート向きではないので要注意。
テレビでも見ない
テレビでも深夜枠で(悪い意味で)流れてそうな時代劇ドラマ。
意味がわからない
ストーリーが、予想できる
ただ、有名どころの俳優陣ばかりで
見た目の見どころはある。
綾野剛のおしりとかパン(フン)チラとか。
パンクでした
原作は読んでいません。 彼女が綾野剛の大ファンなので一緒に観に行きました。綾野剛はかっこく、周りの俳優さんたちも脇を固めていてキャストはよかったのですが、ストーリーについていけず。笑えるポイントも最初はありましたが、後半はただただ大声でどなっているだけで、うるさかったです。終わったあとは、疲れがどっと出ました。ラストもいわゆるB級映画的でした。北川さんの腹踊りは、遠慮が表われていたのか、周りのダンサーと比べると本気度が足りなく見えたので、もう少し頑張って欲しかったです。
蚊取線香ならぬサナダ虫の秘密
平成最後に生まれたカルト作品。賛否両論別れるのはどんな作品でもそうだろうけれど、私は原作知らないため、全くどういうストーリーかわからぬままエンディングまで連れて行かれたが、タイトル通りの展開で、妙に納得しました。個人的にはかなり面白く見れました。「腹ふり党」という宗教集団の元幹部と言われる浅野忠信が、元幹部どころではなく、カリスマリーダーになっており、その造形、演技、心の声が全て興味深かったです。私自身のパンクのイメージは、茶山だったりします。あ、オサムの気弱さと超能力、五千郎の髪型もそうかな。とにかく、話がどこへ行くかわからない体験をし、しかし、しっかり落ち着くところへ落ち着いたのは、北川景子の功績も大きいと個人的には思いました。原作者の町田さんが出ていたことはパンフで知りました。まさにパンクです。永瀬正敏の代表作になるのではという特殊メイク。小さい画面ではなく、大きな画面で見るべき作品。豊川、渋川、國村、東出、永瀬、浅野、綾野、村上、染谷と、濃いキャスト。
思ったよりよかった
思ったよりずっとよかったです
思ったよりずっとふざけて茶化しまくっていました
バカをやりすぎて、バカにはわからない映画になってるあたり、この映画自体が今の世界への批評になり得たことを示してるんじゃないですかね
なんか怒りまくって星一つつけてるレビューとかもこの映画が茶化してるクソな世界の続きみたい
面白かった!
監督に脚本に俳優陣、名前を見れば期待しないわけはなくて。
その期待を裏切らない面白い映画でした!
こういう映画は好き嫌いが分かれるにしろ、見た後に面白かった!って思える作品は貴重だと思います。
また見たい映画です。
めっちゃ笑えた。
クドカンファンが絶賛してるだけなので
騙されないで下さいね。
クドカン作品は最初の勢いはありますがクライマックスへの盛り上がりが薄く、オチはテキトーで雑というのがセオリーです。前作も前前作もそうでした。
そして今作もその例に漏れません。
町田康が斬られた時点で物語も斬られて候
原作者が序盤で斬られているのにお気づきだろうか?
詳しくは言えないが、開始一分で斬られるキャラがいる。
それを原作者の町田康が演じている。
クレジットを見たときに一つの仮説が、細長く薄い着想を寄せ集め、トントンカンカンと建築された。
原作者は言わば物語の指揮者である。映画の最高権力者が石井監督だとしても、ストーリーを産み落としたの町田康である。
そんな町田が死んだ。
指揮棒を持つ暇すらなく壇上から去ったのである。
さすれば、他の登壇者は独り歩きし、物語は崩壊する。
特にアナーキーだったのがラストである。ある人物がラストを締め括る役割を果たすのだが、それは古典で何度も使い古された展開だった。前衛文学を思わせる芸術形式破壊に古典文学の結末は相容れない。筋を通しても全容が崩れる。
いや、そもそもこれが現実だ。ショーペンハウアーにはあまり詳しくないが、彼はこの世界を個人の意志がひしめく世界だと考えた。個々の意志が上座を目指して椅子取りゲームをする理不尽な世界だ。メロドラマ、青春、ハードボイルドと個人の脳内は一つのイメージにずっぽり浸り、そのフィルター越しに混沌の海を水中観察と来たもんだ。
本来はジャンルが要り組むポリフォニー(多くの意識と声で奏でる)の世界であるが、自分の人生を語るときはどうにもモノローグ(自分の意識と声で語る)世界でしか語れない。
私は私の声しか知らないからだ。
この映画を気に入らないあなたは悪くない。
転じて言えば、気に入った私は悪者である
それも多くのクリエイターにメディアの既成概念を破壊してほしい大悪党である。
私は私を規定する象徴界を破壊できないけれども、フィクションの世界ではできるのだ!と感動した。
若者語訳すると「言葉とか喋れねえサルになれば完璧なジョーシキ破りワンチャンいけっしょ。それメディアでやっちゃってまじやばリスペクト」だ。
破綻による物語の限界を知りたければ、その反面教師である本作を観るべきであろう。
個人的には1勝1敗1分け
原作未読。
原作に忠実らしいので基本は原作をベースに、前半はクドカンテイスト、後半は石井岳龍テイストを押し出した印象を受けた。
正直、「五条霊戦記//GOJOE」の頃から石井岳龍(聰亙)監督の映像のセンスがまあ肌に合わない。当時ガキなりに自分で借りた映画は必ず最後まで見るというスタンスでいたつもりが、あれだけは映像が合わなさすぎて完遂することができなかった。それ以降石井岳龍作品は数本見ているがあの時ほどのアレルギー反応でないにしろ、映像への違和感は拭えないまま。
で、本作。宮藤官九郎のポップな脚本とこの辺りの演者陣ならば石井岳龍作品への苦手意識を克服できるかもしれないという淡い期待と不安を両方抱いていたため、珍しく多少予習していった。やたらめったら種類のあるスポット予告(最近のメジャー邦画の流行り?)、映画サイトのネタバレなしレビュー、あとは日経新聞の作品評も後押しに。
これが良くなかったのか、予告映像の情報が多かったためかあまり作風に見合う驚きを受け取れなかった。ネタバレを踏んだつもりはなかったが、自己責任といえ残念。
前半は時代劇テイストにじわじわ入り込むクドカン台詞とキャラ造形がなかなか笑える。
中でもゆとり感溢るる染谷将太、食えない狸オヤジだが小物ならぬ中物くらいの味つけが上手い豊川悦司、あとは初めて知る役者だが若葉竜也の白痴ぶりは堂に入っていた。東出昌大の使い方はこれが模範解答かもしれない。
後半は「石井岳龍の映像」がこれでもかと展開される訳ですが……平成も終わる頃合いにこの質感のCGというのは、もうそもそも石井岳龍がこの手のチープな質感のCGが大好きなのか、邦画でもだいぶ進化しているCGチームとの人脈がないのか、どちらだろう。何となく両方のような気がしてならない。
少ないが殺陣というかアクションはギャグだけでなく結構きちんとやっているっぽいが、スピード感はあるがいまいち何をやっているかカメラが捉えきれてないので、アクションの撮り方か演出の問題か。
綾野剛は主人公だが割と中途半端な立ち位置のキャラクターで、かなりギリギリ綱渡りで乗り切って何とか成立させていた印象。
北川景子はTV女優の印象が強かったが、ラストシーンではなかなかの表情を見せてくれる。ただ出来ればあの一瞬の表情のテンションをあのシーン通じて維持してもらいたかった。いずれにせよもっといろんな映画に出ていろんな監督に接するべき女優だと思った。
総評としては、宮藤官九郎脚本と演者、町田康の世界観に触れられたことで1勝1分け、石井岳龍の映像への苦手意識を結局克服できなかった点で自分の中で1敗。
町田康はイかれてるのかもしれんが何本か見るたび石井岳龍自体は「正気の頭」でイかれたものを作ろうとしているように感じるので、そこが昔から鼻白んでしまうのかもしれない。昭和の時代ならいざ知らず、現代日本で継続的に実写映画の監督の仕事ができている人間にほんとにイかれてる奴はいない。創作する上で否応なくイかれてしまうタイプの人間は、同じクリエイティブ系でも実写映画の監督ではなく違う職業をしている。イかれてしまうっていうのは、創作するにあたって自分の人格が危機に瀕するくらいトリップしちゃうって意味だが実写映画の場合、監督がこうなったら作品は完成しないので。
余談。本作にも関わっているスタッフが話すのを聴客として聞く機会に恵まれたが、客が少数なのをいいことに邦画界についてぶっちゃけまくりで笑った。最近の邦画の漫画原作の多さは映画人も映画ファンもそれぞれ意見があるだろうが、それにしても自身が関わる作品を客前であそこまで直截にこき下ろすとは驚いた。一瞬ここは仲間内の飲み屋かと。本作については自身で満足いく仕事が出来なかったような話もしていたが、クリエイティブ業の映画人の持つジレンマや悩みも、案外会社員のそれと本質的には大差ないのかもしれない。
つまり、日本の実写映画は真面目な才能が集まって作っている。ここに狂わざるを得ない天才はいない。だからこそ邦画は「クソ真面目な職人性」すなわち「細部への病的なこだわり」をもっと映像に活かすべきと思うが、何にせよ全体をみながら細部にこだわり作品をまとめ上げ、人と金と客を動員する映画というのは特殊な表現形態だからなあ。完成する段階まで人と金を任せられる監督という職業は今の時代、強権的なカリスマ性よりも人間的魅力が求められる。
そんな訳で、原作者が昼間っから焼酎浴びて時代劇の再放送を見ながら酔いに任せて書いたらしい小説を、実写映画という形で実現する試みが既に地獄の食い合わせだと思うのだが、別の監督、あるいは別の表現形態だったらどうだったかという気はする。原作ファンの感想も「忠実で面白かった」というのと「もっと弾けたものを期待してた」とで二極化してるようなのでそのうち原作を読む。
石井岳龍 × 宮藤官九郎 × 綾野剛 × 町田康
酷評レビューになります。
ガッカリ( ´ . _ . ` )
豪華キャストなだけに余計にガッカリ。
それ以外に言葉が思いつかない。
もう原作読むだけの方がよくね?
映画化する必要なくね?と思ってしまう。
終盤になるにつれガッカリ度は増すばかり。
ドラマじゃねーんだぞ、これ。
一回観るのに金払ってる映画ですよ、映画。
豪華な役者さん達は皆さんとても素晴らしい演技をされていましたが、素人ながらに脚本と演出がクソだなと…
映画を観ながら冷静に演技だけを見るのは映画の世界に入り込めていない証拠ですね。
映画を見てクソだと思ったのは本当に久しぶりでした。
クドカン嫌いじゃないけど今回は脚本が恐ろしく良くない。文字やナレーションが多様し過ぎてる演出もなんだかなぁ…製作陣が自我を出しすぎるとこうなるの?という感じ。
エンドロールで当てつけのように流れたベタベタな sex pistolsのAnarchy in the U.K.も、もはや『は?』
タイトルにパンクの記述はあるが劇中で特別パンク感が満載だった訳ではない。
まぁ解釈のしようでは、サブカルで独自に派生を遂げた小さな派閥とか、そういう意味ではパンクの表記は不適切ではないと思うが。んんー…
ファンの方々のコアな高評価レビューを読んでも全然挽回されなかった。
文章を読んで想像するなら面白い話な気はするけど‥
非常に残念です。
全然関係ないけど、パンクに因んで気合い入れてマーチンとか履いて行かなくて良かった(笑)
エンタメバンザイ!
石井岳龍監督が久しぶりにエンタメに帰ってきた。
町田康の原作を宮藤官九郎が脚本化。
なんとも不思議な味わいの映画になった。
冒頭、主人公の掛十之進(綾野剛)が物乞いのふり(?)をした男をいきなり斬り殺す。これはこういうテイストの映画なのか、と少し身構えたが、そんなに構えることもなかった。終盤の大乱闘もマイルドなものであった。
原作は読んでいないのでなんとも言えないが、終わりのほうはもうほとんどカオスである。前半から中盤は理路整然としたナレーションのおかげで物語が進んでいく。綾野剛や豊川悦司、染川将太、渋川清彦らの芝居を楽しんでいればよかった。
茶川半郎(浅野忠信)が登場してから混沌へ舵を切った。
宮藤官九郎はあそこまでカオスにするだろうか。
となると、石井岳龍のセンスということになるのか。
ここのところの豊川悦司は素晴らしい。「ラプラスの魔女」(三池崇史監督)といい本作といい、振り切り具合が半端ではない。プラス「半分、青い。」(北川悦吏子脚本)で見せる繊細な芝居も健在。これからのトヨエツは目が離せない。
永瀬正敏は、あんなに口跡が良かったのか。
何これ?
パンク侍って、タイトルからして、微妙な時代劇であることは覚悟していたし、現代語満載のセリフも違和感はあったものの、これはこれで許せたけど、あざとさを感じて、心底笑うことができなかった。
そもそも、パンク侍って、何なん?(笑)
最後は、タイトルどおり…。
微妙な内容でした。
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