ゼニガタ

■感想
　・「その居酒屋は深夜０時から金貸しになる」とあるのだが、ひなびた漁港の路地裏にある、居酒屋『銭形』を営む富男（大谷亮平：この映画は、この方の初主演であり、この方のために作ったような映画に思えた・・）と、静香（小林且弥）兄弟の関係性の描き方がが薄く・・。

　・買い物中毒で銭形から金を借りた女を演じた、佐津川愛美さんは良いのだが・・。

　・ヤクザの磯ヶ谷を演じた、渋川清彦さんは良いのだが・・。

　・資金繰りに窮した脱サラ農家を演じた（何故か一人で・・）安達祐実さんも良いのだが・・。

＜物語全体の構成が、上手く機能していなくて、これは脚本のせいではないだろうか・・、と思った作品。役者さんは、良かったのだが・・。＞

よくやる闇金モノにしては、地味でアルアル。
普通に面白かった。ヤクザと警察と闇金。
お互いの立場のバランス取りながら。
ま、持ちつ持たれつ。人間の心の闇から産まれる金。
もっと凄い闇があるのかなって思ったけど、結局、騙しと暴力。

綾部真弥監督作。
闇金を営む兄弟とその債務者たちにより展開されるストーリー。
俳優陣の演技もさることながら、とにかく小林且弥がカッコ良かった😇
あんなスタイルと顔が合わさるのか…
闇金系の話にしてはマイルドです🦊

闇金をやっている居酒屋の銭形、お金を勝手に解釈している人たちが寄ってくる。
二番煎じの感は否めない。