ザ・プレデターのレビュー・感想・評価
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プレデターにドリフのコント魂を注入
シェーン・ブラックがアクションホラーに適任だったかどうかはわからない。アクション描写が終始わちゃくちゃしている印象だし、ストーリーにも穴は多い。しかしそれでも、シェーン・ブラックらしい不謹慎で食えない男どもが集まってくると、独特のコメディとしての魅力があふれ出す。これはシェーン・ブラック版『特攻大作戦』か。いや、もはや岡本喜八の『独立愚連隊』シリーズのノリだ。不真面目なはみ出し者たちが、なりゆきから命を張る意地と友情の物語。ギャグのセンスに合う合わないはあるだろうが、風紀委員にイタズラを仕掛けるような悪ガキムードを楽しんだ。
やはり、ハンターで良し。でも、何年もかけて地球へやって来ない。
このシリーズはスタートレックの「クリ○ゴン」をリスペクトしている。
遮蔽装置、装備品、そして、外見そのものが「クリンゴ○」である。
そして、ピカソのアフリカ民芸品をモデルにした芸術品が元ネタだと改めて確認できた。
この映画は勧善懲悪なアメリカ合衆国バンザイ映画である。
主人公の父親は13人も狙撃して国から勲章をさずかったと言っているが「リュドミラ・パヴリチェンコ」は300人以上の狙撃をしている。
結局、女性と子供と軍人が地球(アメリカ合州国)を救ったと言う短絡的に鑑賞すれば、プロパガンダ的で良いのではないか。つまり、カッコいい!!
プレイがプレデターになるんだね。なるほど。でも、このクリンゴン亜流星人の星はどんな野蛮な星にだろうね。
失笑の宝石箱。お子さんには観せないで。
TOHOシネマズ新宿で鑑賞。導入部から嫌な予感がしていたが当たった。なんだか全てがご都合主義で後付け感だらけ、薄っぺらい事この上ない。カット割りが雑なシーンが多く感情移入出来ないどころか展開すら読めなくなる事度々。とにかくシュワちゃん達の戦いを全否定するかのようにしてまで是が非でも次に続けようとする屁理屈展開には耐えられません。最後にR15必至です、スプラッターシーンもそうですが主人公が小さな息子の前で軽いノリで人を殺すシーンは背中がザワっとしました。
ドキドキ感はシリーズで1番なくて主要キャラも魅力なし
全体的にノリが軽くてドキドキ感はシリーズで1番ない。主要キャラも魅力なし。
囚人たちのキャラは良いが、プレデターシリーズではコメディっぽくなるので要らないかな。
主人公は口悪いガキって感じて好感持てず。女科学者は軍人でもないくせに強すぎ。科学者があんなに動けるか?
子供と父親の関係の描写が薄すぎて、家族愛がテーマなんだろうけど伝わってこず。
子供が無感情かつ無表情で可愛くないし、人間味ないしロボットみたいで気味悪い。天才すぎるが故に有能すぎて白けた。
ストーリーとキャラなどを含めシリーズで1番つまらない。変にSF要素ぶっ込んだりテーマ性を混ぜ込むより、無印のシュワvsプレデターくらいのシンプルさの方が面白い。
タイトルなし
1987年の1作目公開以来、世界中に多くのファンを生み出した「プレデター」シリーズの正統続編として製作されたSFアクション。驚異的な格闘センスや戦闘能力、そして侍を彷彿とさせる武士道を持ち合わせる戦闘種族プレデターと人類の戦いを描く。元特殊部隊員の傭兵クイン・マッケナは、メキシコのジャングルに墜落した宇宙船と、その船に乗っていたプレデターを目撃。プレデターの存在を隠匿しようとする政府に拘束されてしまう。クインは、墜落現場から持ち帰っていたプレデターのマスクと装置を自宅に送り届けていたが、クインの息子で天才的な頭脳をもつ少年ローリーが装置を起動させてしまう。装置から発せられるシグナルによってプレデターがローリーのもとに現れ、さらにそのプレデターを追い、遺伝子レベルでアップグレードした究極のプレデターまでもが姿を現す。出演は「LOGAN ローガン」のボイド・ホルブルック、「X-MEN:アポカリプス」のオリビア・マン、「ルーム」のジェイコブ・トレンブレイ。シリーズ1作目「プレデター」に特殊部隊員として出演した経験を持つ、「アイアンマン3」のシェーン・ブラック監督がメガホンをとった。
ザ・プレデター
2018/アメリカ
配給:20世紀フォックス映画
2回目20240831
もっとハラハラ感がほしい所
映画の最後に地球に来ていたプレデターが今後、地球を侵略しにくるプレデターに対抗する為に地球人に武器を渡そうとしていた描写があるけど、地球人に武器を与える為に来たのに対話的な要素が無かった。
武器を渡そうとしていたプレデターの態度が地球人寄りになってないからどっちが味方やったのかよく分からない。
ハンターというよりはモンスター‼️
監督・脚本はシェーン・ブラック‼️この監督による「ナイス・ガイズ」は傑作だったし、何よりも彼は第一作目のホーキンス‼️一番プレデターのことが解ってる人が監督すれば傑作が生まれるかも⁉️私が甘かった‼️このシェーン・ブラック監督こそ、プレデターのことを何も解ってなかった‼️地球を訪れたプレデターと、それを追ってきたアルティメット・プレデター‼️それに巻き込まれる人類‼️まず宇宙船同士のショボいスペース・バトルに始まり、プレデターのマスクを手に入れた少年がマスクを起動させると、はるか宇宙のプレデターとの交信‼️なんかジュブナイル映画みたい‼️実はアルティメット・プレデターの目的は様々な星の生物のDNAを手に入れ、進化する事‼️プレデターは、純粋に狩りを生きがいとする種族ではなかったのか⁉️そして体長3.3メートル、人間の首を噛みちぎったりするアルティメット・プレデターはここまでくるとハンターというよりもモンスター‼️ムダに残酷な殺戮シーンが延々と続くし、なんかガッカリしてしまう‼️ボイド・ホルブルックのマッケンナを中心とする人間キャラたちもまったく魅力ナシ‼️ラストに登場する ''プレデター・キラー" もダサい‼️
懐かしくも、恥ずかしくも
エイリアンみたいなプレデター
ゲイロード
ユーモアを覚えたプレデター!?
プレデター・シリーズ第4作。
Disney+で鑑賞(4K UHD・吹替)。
プレデターの世界にも部族間闘争あるいは派閥争いが存在していることは前作で初めて言及されましたが、本作でもその設定は引き継がれており、地球侵略を企む一派と反対派の抗争に地球人が巻き込まれると云う展開でした。
本作のプレデターは地球人のDNAを取り込んで強化された個体と云う設定。反対派プレデターを追跡して来たアサシン・プレデターはさらに強化された存在で戦闘力も圧倒的でした。
狩りの証として頭部ごと脊髄を抜き取るのがプレデターの特徴でしたが、実は最強生物の髄液を採取する目的であったと云う新設定が追加され、なんだか蛇足な印象…
さらなるグレードアップのために戦士でもなんでもない天才少年(頭脳面では戦士と言えるかもしれませんが)を連れ去ろうとするのですから、本当にこいつプレデターなのか、と…
狩猟者としてのプレデターの魅力が損なわれてしまったと云うか、狩りや戦闘を通じて戦士としての己を磨くのが精神だったはずで、そこを改変するのは如何なものかと思いました。
ハンター呼びの方が相応しいのではないか問題は(私もかつて思ったことがあるので)かなり笑えましたが…
ユーモア満載で笑えるシーンがたくさんありました。
プレデターが切り取った人の腕を運転席の小窓から突き出してグッド・サインを送ると云うシーンが観られるとは…
どうやら異種交配を経てユーモアを覚えたみたい(笑)。
コミカルになった分、本来のホラー感が薄まってしまったようで、少々不満が残りました。
面白いのですが、残念な部分も少なくなく…
ラストに登場したプレデターキラーがさらなる新展開(地球侵略を企むプレデター軍団と人類の全面戦争勃発か?)を予感させてくれたので、一応期待して待ちたいと思います。
プレデターらしいが、あともう少し
プレデターってこんなもんだよな
タフガイと異星人の格闘戦という基本コンセプトは崩さず、
まぁこんなもんだよなぁと思えるくらいの範囲に収めている。
あまり生態などが判明するとモンスター映画の延長線上としては成立しなくなってしまうのではないか、
得体のしれなさがなくなって怖さが・・・とは思ったが、
過去作(『プレデター2』、『AVP』等)で既に単なるモンスターとしてではなく、
知性や戦士としての在り方が描かれているので今更だった
なぜ地球で何度もハンティングをするのか、という問題については設定を整理しないと
流石にリブートが難しいので致し方ないのではないか、と思うが・・・
もう少しなんとかならなかったかな
以下印象深いシーン
墜落シーン
ジャングルでおなじみ吊られた遺体、ゴア表現
ありがちな秘密組織とそれに対する言及
呼称"プレデター"はおかしい、"ハンター"が適切では?、これ公式で言っていいのか
容易に想像できる展開は良し悪し
チームでの戦闘は良い
従来型プレデターと強化型プレデターの戦い
異星人の船のデータ解析はなかなかおもしろい
再び森の中の戦い
火だるま
ええ・・・退場そんなんでいいのか
映画お約束の展開+お約束
オチはネタ方向に振りすぎかな
どうせならチーム戦で展開して最後まで進めてほしかったし、
無用な退場ラッシュはやや興ざめだった
余計なカットを増やすのではなく
ジャングルで決着つけるべきだったのではないかな
コストの割にあまり良いとは思えない展開だった
カーチェイスシーンの代替なのだろうか
それなりのクオリティなので楽しめるがもう少し
カイ作
怪作でも、快作でも、改作でもなんでもいい。
とにかく、値段分は確実に楽しめる映画だと思う。そこは、職人シェーン・ブラックらしいこだわりか。キャラが立っているし、必要最小限のアイテムの威力説明など、単純にして迫力満点。文句を言い出せばキリがない。いわゆる「ツッコミどころ」というワードで検索したら、この映画のレビューはかなりの確率でヒットするんじゃないか?
でも、某「からだはコドモ」の名探偵なんか、いったいどれだけ身の回りで人が殺されているんだ?
テンポと、分かりやすさ、エイリアンに命がけで格闘する男たちの生きざまに、胸を熱くすることもなく、それぞれがいい死に方をする。まるでゲームのように。このくらい軽い生命もまあ『プレデター』ならありか。
たまたま一緒に護送車に乗っただけのはぐれ者軍人たちが、報酬もないままに抜群のチームワークで死闘を繰り広げるという、ちょっと考えられないほど荒唐無稽なストーリーと、斬新なビジュアル。評価は低くてもお気に入りの一本なのである。
2019.8.1
過去鑑賞
これもレビューしてなかったですね。
一作目のプレデターの驚きには及びませんが、それでもこれはこれで楽しめました。
ストーリーとしてはご都合主義的な部分もみられましたが、いろんなアイデアを盛り込みつつ、一作目へのオマージュがあったりして、努力して作った感じが滲み出ていましたよね。
B級作品ぽくなっていましたが、面白かったです。
特に続編も考慮したあの終わり方にはちょっとワクワクしてしまいました。
続編、作られると良いですね。
シェーン・ブラック監督、脚本も含めると割りと好きな作品が多かったりするので、個人的に合っているのかもしれないですね。
この作品の続編でなくても良いので、シェーン・ブラック監督の新作が観たいです。
命が軽いけどおもろい
プレデターはこうでなくては
アメリカの2大クリーチャーの「エイリアン」、「プレデター」は、過去に2度激闘を繰り広げている切っても切れない関係である。「エイリアン」の方が作品数も多く、名監督が手掛けた事もあって優位に思いがちだが、「プレデター」だって捨てたものじゃない。地球が舞台で、筋肉モリモリのシュワルツェネッガーと素手で殴り合う異星人が他にいるだろうか。
本作にはシュワルツェネッガー並みの登場人物が不在なのが残念でならないが、プレデターの殺害シーンがハードボイルド全開で非常に爽快感がある。序盤から腸がドバドバ出てくるR-15+ならではのシーンが満載で驚いた。
対プレデターの為の即席メンバーがあっという間に盟友レベルになる所など、脚本に若干の穴もあるが、バカ騒ぎのSFアクションとして観れば楽しめるだろう。新種のプレデターについてだが、もはや普通のプレデターや人間では太刀打ち出来ないモンスターである。プレデターの目的も明らかになり、より深くプレデターを知る事が出来るというメリットがある一方、掘り下げすぎてあの「得体のしれない不気味さ」が無くなってしまうのは残念。最大の不満は新種のプレデターがマスクをしていない点。マスクをしているから怖かったし、強そうというイメージを焼き付ける事が出来たのに、最初から表情が見て取れる形では不満が残る。だが、プレデター犬が懐いたり、即死決定のモブキャラが登場したりなど、クスッと出来るポイントがあり、R指定でも観客を楽しませてくれる辺りはとても良い。
「エイリアン」は最近リドリー・スコットが再び息を吹きかけ、上質で壮大な物語が展開されているが、本作のラストを考慮すると、プレデターはバカ騒ぎ路線で進んでいくのだろうか。
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