アリータ バトル・エンジェルのレビュー・感想・評価
全65件中、21~40件目を表示
目は心の窓
人間が機械と違うものは何なのか。
アイデンティティーを持つのは
なんだろう。
すごい映像を楽しみながら
そんな事を考えてました。
実写かCGか余り区別出来ないです。
人間では不可能な動きをしているから
CGだろうというレベル。
だから、
人間らしさってなんだろうと
ぼーと考えてました。
目: 考えている気持ちを相手に伝える。
もちろん、言葉で表現するんだけど
目の動きがないと気持ちは伝わらない。
心臓: 車のエンジンと同じで、
個体の動作のポテンシャルは
ここで決まる。
脳: 創造の源。これさえあれば、
個人の存在が認められる。
創造の力があれば、それは電脳
コンピューターでもいい。
霊体でもいい。
そこに、
人間性のある倫理観が
備わっていれば、
それは
もうひとつの人種かな。
普段考えないそんな迷宮に
誘われる世界感がありました。
次回作が楽しみです。
字幕版のみですが
原作ファンです。
ネタバレになりますので、ご注意下さい。
結論から申しますと、大満足です!!
見事に、限られた時間内に納められてて、感動しました!
最高だったのは、モーターボールの帝王が動きある映像で観れた事ですね!!金色でしたね、配色が!震えました!!
ハンデ無しだったのは、ちょっとだけ残念でしたが笑笑
あとは、アジーが…
後からでしたが、アニメ版を見ました。
なるほどなーって感じでした。
続編、是非完成して欲しいです。
どんな展開になるのか、楽しみです。
失わずに成長するアリータ
成長し、女性になりゆくアリータを力強く繊細に描いていた中盤から後半が心に刺さった。
この作品は純粋である事のタフさを何度も観客に見せ付け続ける。それを失わずに成長するアリータは非現実的なアイドルだ、しかしある程度冷徹にならなければ生きていけない大人になったからこそ、私達にはアリータの様な損得抜きの純粋な愛、前向きさ、ひたむきさが目指すべき理想だと思わずにいられない。
アリータは私達よりも私達がなりたかった人間だった。
アリータの女優さんの繊細な演技も、彼氏役の俳優さんによる素朴で等身大な、焦る若者としての演技も、その周囲の大人達に扮する俳優陣による、ヒリヒリするような保護者の不安感を上手く出した演技も、全て素晴らしかった。
映画館でこういうシーン見る時が1番の至福の時間やぁー。 アクション...
映画館でこういうシーン見る時が1番の至福の時間やぁー。
アクション映画の醍醐味。
初めは観るつもりなかったが、死ぬ程流れる予告を観ているうちにどんどん好きになって…あの目にやられた!もう可愛すぎる!
紐男に尽くす幸薄女のような健気な彼女をもう見てられない…
"アタスの心臓、売ってけろ"のシーンはもうなんか切なすぎるわ。抱きしめたくなること必須!
ジャパニーズロリコン魂、略してロリ魂!をしっかり映画に落とし込むキャメロン流石です。
また敵役の小物感がアリータを引き立たせるのに成功していて逆に好印象。ビジュアルの雑魚感も割と好み。ロドリゲスのしっかりお子ちゃまにも見せてあげられるものに仕上げる切り替え能力も流石。息子がいたら絶対一緒に行きたい!
ただ、続編ありきな終幕は好きじゃないのでそこは残念。
これ読んでるデルトロどんだけオタクやねん。笑
アリータの野望へと物語は続く...
アリータの続編に含みを持たせた大作です。ALITA
BEGINNINGともいうべく今回の顛末に続く次作は、ALITA AMBITION として、アリータの過去と運命、それに立ち向かうエンジェルの姿が描かれる事でしょう。
がんむで銃夢に変換できた
約20年前のSFマンガ銃夢の実写映画化。
概ね原作の序盤のストーリーをなぞって物語は進展する。 2時間の尺にストーリーを収めるため、盛り上げポイントを作るために改変したポイントはいくつかあるが、概ね世界観やストーリーに影響はないと言える。 ただし原作ファンとして気になる改変が一点だけある。ノヴァがすでにザレムにいるのである。 これは仮に続編を作ったとして、物語は原作から変えざるを得ないということだ。(映画のノヴァを原作の局長に置き換えて、ザレムの真実を知るキャラクターを別に作れば良いのだが。) しかし、逆に言うと続編のストーリーが非常に楽しみになったとも言える。
最後に、原作ファンのつぶやき
・ガリィの頬の模様はオイルなんだよなぁ。
・ベクター殺さなくてもいいのに
・イドはぴったりだ
・ジャシュガンがチョイ役すぎる
(マシンクラッツちゃんとやってた。)
・悲哀がちょっと足らないなぁ
・コヨミを無理に出す必要あったかなぁ。
・最後のノヴァのシーンは、プリン食べてて欲しかった。(もちろん「yammy」とか言いながら。)
原作を読んだ人向け映画
迫力の映像とアクションシーンで
原作のファンなら無条件で星が5個確定
最後まで飽きずに見ることができた
減点要素は
ラスト 簡単にメガネ外すな
例の決めセリフはなくていいが
あそこでプリンが出たら完璧だった
せめて引きの絵で小皿を持っていて欲しかった
そこだけが残念だった
アリータがかわいかった!😊😊
イド医師(お父さん)によって、アリータ(娘)が生まれ、いろんな経験によってロボットじゃなく人のように心が成長していく物語😊
アクションも見応えあるし、映像がきれいで見入ってしまう所ばかり🙌🙌
ただ、完結?と思ってしまう終わり方だったのでちょっとモヤモヤ🙍
続編もできるなら是非観たい!☝
おもしろい
原作未読ですが普通に楽しめました。
アリータの目が大きいのも気になりません。
ヒューゴが惚れるのも頷けます。
オレンジを食べるシーン、チョコを頬張るシーンは実在の女優さんにしか見えない!!
1番のお気に入りはニシアナが服を脱ぎ捨てた後のアリータの表情かなw
字幕で2回、吹き替えで1回観ました。
オリジナル音声が良いのは当たり前ですが、吹き替えも雰囲気が素晴らしいです。
今度はブルーレイで擦り減る(擦り減らないけど)ほど観たいですね。
そして続編が作られることを楽しみに待っています!!
「食べ物のシーンは良かった」
今年21本目。
チョコを食べるシーンは良かったです。
食べ物は命と言いますね。
悩んでたら、美味しい物を食べれば治りますし。
朝焼けのシーンも良かったです。
綺麗でした。
休日は朝焼け見る位、早く出掛けなきゃとは思いました。
作品は世界観は好きなんですが、スピーディーな展開の映画を期待した自分には、少し合わず、
だけど、2時間映画見たら、人生のヒントが2個、3個は転がっていると思います。
上記2つの人生のヒントが得られて、良かったです。
これはCGか!?本物の人間か!?
アリータがCGで作られたものなのか、本物の人間なのか時々わからなくなりました(笑)
それくらい動きがよくできていました。
漫画が原作みたいですが、見てなくても十分楽しめました。
ノヴァとの直接対決が無かったので続編はあるだろうが、ヒューゴとの別離は哀しかったです。
涙は斬って捨てて行け
'90年代に連載された日本の漫画『銃夢』を
J・キャメロン制作、R・ロドリゲス監督で映画化
したSFアクション作が登場。毎度ながらの原作
未読で恐縮ですがレビューさせていただきます。
「キャメロンが日本のSF漫画を映画化するらしい」
という話は随分前に聞いた覚えがあったが、実際に
企画がスタートしたのは15年以上も前のことだとか。
残念ながら多忙なキャメロン自身が監督することは
叶わなかったものの、SFアクションにもギークな
方面にも強く、タフな女性も描けるロドリゲス監督は、
本作の監督を務める資質十分だったのかもしれない。
ディストピアな世界観とスピーディな格闘アクション、
そしてヒロインの力強くも繊細な描写が本作の魅力だ。
...
まずもって特筆すべきは、やっぱり主人公アリータ!
CGの進歩で『ロード・オブ・ザ・リング』のゴラムや
『アイ, ロボット』のサニー、『猿の惑星』新三部作の
シーザーなど、生身の役者を超える存在感を放つ
名CGIキャラクターは増えてきている訳だが、
アリータは更にその進化形である
(ちなみに本作のVFXを手掛けたのは他でもない、
ゴラムとシーザーを創出したWETAデジタルだ)。
正直に言うと最初の予告を観た時、フォトリアルな映像
の中で漫画キャラのように大きな眼をした主人公に対し
かなりの違和感を感じたのだが、開幕後ものの5分で
それが少しも気にならなくなるという不思議。途中から
は「CGスゴい」という意識すら浮かばなかった。
彼女はCGIキャラであることが信じられないほど
自然に風景や他の人間たちの中に溶け込んでいるし、
むしろあの大きな眼が、彼女をユニークかつ
感情豊かな存在として際立たせている。
自分が何者なのかが分からず涙を流し、自身や
周囲の人々に理不尽な生き方を強いる体制に怒り
を燃やし、初めての恋に眼を輝かせる彼女は、
もう血肉の通った人間にしか見えないのである。
彼女の見せる格闘アクションの迫力もグッド!
CG多用で描かれるアクションシーンはのっぺりした
出来になってしまうことも多いが、彼女のアクション
は基本的に人間の動作をそのまま高速・鋭敏にした
ようなもので現実味が感じられる。
特に"ローラーボール"でのバトルシーンは圧巻!
凄まじいほどの疾走感と打撃・衝突の重量感!
これは3Dで観ときゃよかったと後悔。
...
次に世界観の完成度。下層の人々が棲む雑然とした
街並みが良い。マスクでもしてなきゃ埃や砂が鼻に
入り込みそうな"ダスト・パンク"な感じがいいです
(そんな単語ないけど)。
イドが用意したアリータのボディの象牙細工のような
美しさ、青く光るダマスカスブレードの装飾、
ハンター達の恐ろしげなデザイン(カマキリ女とか)
など、細部まで魅力的なデザインが施されている点も
見事で、世界観が端々まで練られていると感じた。
脇を固めるキャラクターも魅力的。
アリータに亡き娘の姿を重ね、実の父のように彼女の
身を案じるイド、強盗紛いの稼業に手を染めながら
アリータのために足を洗おうとするヒューゴ、
脳筋怒り任せ野郎に見えて謙虚な忠誠心と冷静さも
持つグリュシカなどが特に印象的。あと最後に顔を
ザパンされたザパンさんね。ヒューゴを捜して夜の街を
のし歩く姿がめっちゃ『ターミネーター』ぽかったっすね。
...
しかしながら、前述通り原作未読の自分には、
物語の背景描写や展開が飛び飛びになっている
ように感じられる部分があったのが不満点。
本作を気に入っている方には申し訳ないが、
ここから不満点の説明が長くなるのでご容赦を。
一番は空中都市ザレムの位置付けや仕組みの部分だ。
端々で語られるザレムとURM(火星連邦共和国)
との大戦だが、なぜザレムとURMが対立したのか、
そもそもURMはいわゆる“善玉”なのか、そこが
映画内の描写だけでは今ひとつ分からなかった。
ノヴァが下層の人々を裏で支配し、半不死の存在
として神のように振る舞っていること、そして
それをアリータが激しく憎悪する理由は分かる。
だが、アリータが思い出す『ノヴァを倒せ』という
URMの目的が正当なものかが分からないのである。
また、「ザレムに行くには“モーターボール”でチャンプ
になること」と説明されるが、実質ノヴァがザレム行き
の人々を選別しているのであれば、アリータがチャンプ
になったとしてザレムに行くことができるのか?
その辺りの仕組みと動機の部分がピンと来ず、
鑑賞後にモヤモヤ感が残ってしまった。
くわえてもろに続編を意識したラストというのも
フラストレーションを感じてしまった所。後で
調べた所だと原作は全9巻もあるそうで、それを
知っていれば続編構想にも納得できたかもだが……。
...
一部描写不足で話の繋がりが悪く感じた点もチラホラ。
特にチレン。彼女は複雑なキャラだ。
今は亡き娘を忘れて新しい人生を歩みたい彼女だが、
亡くした娘への愛情が残っていたからこそ彼女は
中盤でイドを非難し、同時に終盤でアリータへ母性
のような感情を抱いたのだろう。しかし劇中、彼女が
亡き娘への気持ちを示す場面がほぼ無いので、彼女の
怒りや心変りが急過ぎるように感じられるのである。
良いキャラなのに勿体無い。
終盤でヒューゴがザレムへのケーブル伝いに逃亡を図る
流れも、ベクター死亡~ケーブル上での会話まで場面が
いきなり飛ぶので、彼が何故いきなり徒歩でザレムへ
向かおうとしたのかが頭の中で整理しきれず。
また、ハンター戦士本拠地での戦闘シーン。その後の
ベクターとの直接対決という流れを考えれば、あそこが
実質的なクライマックスに当たる訳だが、“モーター
ボール”のシーンと比べてアッサリで物足りなかった
(実はあのシーンはもっと長くやるつもりだったのでは、と推測)。
...
などなど、話の流れを理解しきれず感情的に
盛り上がりきれなかった箇所が幾つもあったのが残念。
しかしながら、やはり主人公アリータの成長譚
としては十二分な仕上がりだったとも思う。
白兵戦における最強の兵器でありながら
ティーンエイジャーのように繊細な彼女が、闘いや
出逢い、そして別れを通して少しずつ本当の自分を
見つけていくまで。きっとそれはURM時代の彼女
すらも知らなかった自分自身だったのだろう。
物語の最後、自分の涙を真っ二つに斬り捨てて闘い
へと向かうアリータの勇姿には、「彼女の物語の
続きを知りたい」と思わせるだけの魅力があった。
以上! 観て損ナシの3.5判定です。
<2019.02.22鑑賞>
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余談:
最後にようやく姿を見せたノヴァ。
目元を隠してたせいで分からなかったのだが、
あれ、エドワード・ノートンだったんですね。
この配役を考えるとやっぱりノヴァは単純明快な
悪党では無いのかもと思えてしまうが、果たして。
最高の映像と、残念なキャラクターたち
映像美については、言うことなし。CGで、あそこまで人間らしい身のこなしや、しなやかさを完璧に表現できていることに感服した。バトルシーンは、スケールの小さいもの含めて全てよかった。トライアウトレースは圧巻!
ただ、キャラクターに感情移入できなかった。なんだろう、誰一人共感できる登場人物がいなかった。アリータは、独善的すぎる。自分と考えが違うものはどうなってもいいってのちょっとついていけなかった。力あるものがわがままに振る舞う姿は、嫌悪感しかなかった。ヒューゴとチレンは、改心したからって受け入れられなかった。悪事に手を染めた理由も上に行きたいっていう自分の欲望だし。まだハンター連中の方が、受け入れられるかも。
あと、見る前から分かってたけど、やっぱりアリータの目が大きすぎる 笑 最後まで慣れなかった。。
あの終わり方は・・・
【ちょいネタバレ】
エンディングについて、『続編がある前提で作ってるからヤダ!』みたにいなことを言っている人がいますが、私は、『ラスボス待ってろよ!』みたいな【往年のジャンプの打ち切り漫画】へのオマージュなんじゃないかと思いました。(笑
あのロバートロドリゲスとジェームスキャメロンが作ったんだよ、日本の漫画のことも絶対わかってるって(笑
最後の1行
数百数千時間の仕事で作られている。
ここまできたんだなぁ映像世界。
見て損はない仕上がり。
表情とか、モーションとか、考えただけで
ぞっとする仕事量、狂気を感じる。
ただ、ストーリーを楽しみたい人は原作必読。
地上の暮らしはそんなに悪くないのに
ザレムに憧れる動機が理解できない人もきっといる
自分含め。
(構造が同じエリジウムがまだわかりやすかった)
サイバーパンク特有の「命が軽すぎる」感
が苦手だと楽しめないかも。
劇中でアリータが「人間じゃなくてもいいの?」
とヒューゴに問うシーンがあるが、
肉体=ヒトの証明が観念的に強固な現代人にはちょっと
厳しめの問いかけ。
肉体を超えた「人間」の概念に触れられる
妙な感覚になれるのはサイバーパンクならではの味わい。
早く次回作でないかな。原作読も。
雲海に消えていくヒューゴの姿に・・・あっ!と思うはず。
恐ろしいくらい生身を感じさせる"CG人形"(サイボーグ)が活躍する本作は、ジェームス・キャメロンによる"アバター(avatar)プロジェクト"のひとつなんだと再確認させられる。アバター(avatar) とは、仮想世界で自分(ユーザー)の分身となるキャラクターのことを指す。
実際、キャメロンは「アバター」(2009)製作より先に、コンセプト3部作を言及していた。今回、監督は譲ったものの、脚本を始め、プロデューサーとして隅々まで関与した、待ちに待った新作である。
日本の漫画「銃夢」を原作としていることは、世界の映画トレンドからみると、もはや珍しいことではない。むしろ日本の特撮ファンであるギレルモ・デル・トロ(「シェイプ・オブ・ウォーター」の監督)が、キャメロンに原作を紹介したというエピソードに妙に納得する。
実写の俳優とCG(Comuputer Graphic)を融合するCGI(Computer Generated Imagery)技術を、さらに進化させたモーションキャプチャーが特徴。撮影時のアリータは女優ローサ・サラザールが演じているのだが、演技の動きにCGを被せることにより、主人公の"アリータ"がスクリーンの中で人間のように存在する。
特に"アリータの表情"は、フェイシャルキャプチャーを使うことにより、実に生々しい。こんなCGキャラクターは初めてだ。
キャメロンらしいのは、より人間らしく見せるために、"喜怒哀楽"と"人間的な欲求"を脚本に用意したことである。
作品冒頭、アリータはベッドで眠りから覚める。あくびをする彼女は、"睡眠欲"を持っている。ベッド脇に用意された服に気付き、階下におりる。ファッションは自身を着飾る"性欲(エロティシズム)"の一種である。そして、そこで"お腹がすいた"と言い、初めてオレンジを皮ごとかじる(食欲)。
野良犬をカワイイと感じ、初めて出逢った青年に不思議なインスピレーションを受ける(親愛)。また理不尽なことに怒り、涙を流したり、他人の夢に共感する。
キャメロンはCGオブジェクトに"ココロ"を埋め込んだ。そして観客はいつのまにか、アリータがCGであることを忘れてしまう。
世界興収の歴代1・2位(「アバター」と「タイタニック」)は、いずれもジェームズ・キャメロン監督作品である。
しかしキャメロンを語るのにいちばん分かりやすい"勲章"は、"アカデミー賞 視覚効果賞"だろう。
作品賞同様、毎年1作品しか選ばれないが、その名の通り、革新的な映像技術を評価するものである。
視覚効果賞の受賞は、「エイリアン2」(第59回/1987年)、「アビス」(第62回/1990年)、「ターミネーター2」(第64回/1992年)、「タイタニック」(第70回/1998年)、そして「アバター」(第82回/2010年)。キャメロンの代表作のほとんどが、その栄冠を獲得している。
いかに映像技術において、先進的で重要な役割を、キャメロンが果たしてきたかを示している。また蛇足だが、すべての作品の頭文字が"A"または、"T"になっている。だから本作は"ALITA"になったと言われる。
映像にこだわるキャメロンは今回、IMAX画角のシーンを用意している。全部ではなくオープニングからのアイアンシティと、モーターボール競技場のシーン、クライマックスなどが1.90:1(IMAX)だが、他は2.39:1(シネスコ)だ。
字幕を追っかけている日本人には画角が途中で変わることに気付かないかもしれない(笑)。ときに"吹替版"で観ることも、キャメロンのような映像を満喫する重要な選択肢である。4DXでも観たが、こちらはノーマル。可もなく不可もなく。
またキャメロンといえば、"3Dの権化"。マーベル作品「アベンジャーズ」などの多くの3D映画が2D-3D変換であるのに対して、3Dカメラを2台使ったデュアルストリップ3Dで製作されている。さすがキャメロン!
そして最後に、キャメロン作品には、必ず"愛"が描かれる。
今回もアリータとイド博士との"親子愛"、アリータとヒューゴの"恋愛"が作品の背骨になる。そしてその"愛"は、"悲劇"を伴うことで、よりドラマティックになる。
空中都市ザレムに繋がるチューブから落ちていくヒューゴが雲海の中に消えていくシーンに・・・あっ!と思うはず。その様は、「ターミネーター2」の溶鉱炉に降りていくT-800(アーノルド・シュワルツェネッガー)、あるいは大西洋に沈んでいくジャック(ディカプリオ)を涙で見送るローズ(ケイト・ウィンスレット)の姿と重なる。
(2019/2/21/TOHOシネマズ日比谷/IMAX・一部シネスコ/字幕:風間綾平)
(2019/2/22/ユナイテッドシネマ豊洲/4DX・シネスコ/吹替翻訳:前田美由紀)
私は開始早々に切り替えて、ネタ映画として楽しみました。 強い女はキ...
私は開始早々に切り替えて、ネタ映画として楽しみました。
強い女はキャメロンの永遠のテーマなのです。アリータの性質はその点で納得です。
サイボーグが機械にお面をつけただけにしか見えないのも笑いどころ。
犬使いの俳優はエリック レッド(キャスリーン ビグロー初期の相棒)監督作品の主演やロバート ロドリゲス作品
にも出演しているジェフ フェイヒー。懐かしい。
臆面のない引用、オマージュやパクりも楽しい娯楽映画です。(タイタニックもあるよ!)
少女の成長物語
ゴミ山に捨てられてた少女が医師によって生まれ変わって、戦って恋して反抗期が来て成長していく話。
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VFXによるアクションはめちゃくちゃかっこいい。特に小柄なアリータが馬鹿でかいおじさんロボットをボコボコに倒してく所は爽快。
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ロボットだからあんまりグロくないけど人間に移し替えたらなかなか残酷な殺し方。目潰しして腕とかそのままハマったままだしな(笑).
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正直あの彼氏についてはあんだけ死にかけて生き返ったのに一瞬で死んでくのか?お前は?と思った(笑).
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アリータもアリータであそこでモタモタしてるから刺されちゃうし、多少のイラつきはあったものの、思えば、この脚本を書いたジェームズ・キャメロン、.
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タイタニックの時も同じようにあんだけやっと助かったのにここで死なせるか!って終わり方だったよね。男が落ちてくのも似てた。
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タイタニックも少女の自立を描いてたし、アリータに関しては完全に女性主導、ずっとぶれてないのねキャメロン氏。
つまらん
時は26世紀。
天空の都市からスクラップとして捨てられたアリータ。
彼女の記憶は無し。
全身サイボーグ少女。
ボロボロのそれをイド医師が治す。
イド医師は実は犯罪者を取り締まるハンター戦士。
警察が弱体化した今ではハンターが犯罪者を殺して賞金を稼いでいる。
アリータやイドは天空都市のシヴァとかいうやつの目の敵にされてる。
最終的に続く感じ。見ない、、
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