アリータ バトル・エンジェルのレビュー・感想・評価
全450件中、121~140件目を表示
引き込まれる圧倒的迫力。目覚めた少女の孤高な戦い!!
【賛否両論チェック】
賛:目を覚ました少女が次第に覚醒していく様が、ド迫力のアクションの数々で彩られ、観ていてハラハラさせられること請け合い。
否:設定そのものはかなり荒唐無稽で、ツッコみどころも多い。意外とグロいシーンが多いのも難点。
荒廃した世界で助けられたサイボーグの少女が、否応なく戦いの運命に巻き込まれていくうちに、次第にその本当の力に目覚めていくという、言われてみれば確かに日本人好みの判官びいきなストーリーではあります。また、そんな彼女とヒューゴとの切ないロマンスの行方や、謎の男・ノヴァの登場等々、目が離せない要素が満載です。
アクションも非常にカッコイイです。バーでの演説からの戦闘シーンやモーターボールのレースシーンは、CGを駆使しているとはいえ、まさに圧巻のド迫力なので、一見の価値ありです。
思いのほかグロいシーンも多いので、苦手な人には向きませんが、新たな息吹を吹き込まれたSFコミックの壮大な世界観を、是非体感してみて下さい。
CGにおけるシズル感
原作未読なので対比とかではなく、映画を観た印象のみでレビューします
と、その前に…
昨今の映画で映像美的な事を殊更賞賛するのもなぁってくらい"これくらい作れるんだ"というのがもはや当たり前になっている事実を再確認
もしこれが30年前に突然作られたとしたらもはや魔法だよね
映画史のCG技術の発展はゆるやかではなかったけれどある程度の段階は踏んできた
だからジェラシックパークの登場は当時センセーショナルだったし、T2の流体金属描写にはインパクトがあった
そしてCG動作にややある"ぎこちなさ"や不気味の谷現象などを経て、現在ではCGなんだけどいちいちそれを気にする必要がないくらいに映像に溶け込めるクオリティに達した
今回、アリータの"表情"もそうだけど、キャラクターのアクションやレースの動きもアニメ仕様(orゲーム仕様)と言って差し支えないくらいの一種のデフォルメを感じながら、それが背景に溶け込み、アリータ自身も周囲の実写キャラに不思議と溶け込んでいる
アリータの表情はパフォーマンスキャプチャーという技術のようだけど、これはCGじゃないと出来ない
昔だったら美しいロケ地だとか、演出の為の大掛かりなセット、特殊メイク、アクロバティックなスタントマンが各々の業を駆使して映画的効果を構成した
でも今ではそれがCGでできてしまう
勿論、今まで関与してきた人材が不必要となった訳ではないけど、CG技術を前向きに取り込んだ結果、取り込んだのか取り込まれたのかそこらへんはかなり曖昧になってきた
今回、映画としてのストーリーラインのみで言えばそこまで眼を見張るものではなかったし、アリータのキャラも結局のところ手を替え品を替えのパターンで類型的に感じた
なのにつまらないと感じなかったのは映像美と、おそらく原作の絵柄や雰囲気に寄せたアニメ仕様のアングルやテンポが観る者を飽きさせなかった
専門的に言えば"新しい事"も沢山しているのでしょうけどそこら辺は素人なので全然わからない(^_^;)
ただこの映像美の刺激にそろそろ慣れてきた←
となるとやはり脚本の細部に目がいってしまう
今回、興ざめしてしまったのは3点
①テクノロジーが発達した世界で監視力もあるのに、大事なシーンで見え透いた冤罪がまかり通る点
②擬態の死でセキュリティを欺ける点
③アリータのヒューゴに対する想い?
彼に心臓をあげて2人で上の世界に行こうとは持ちかけるのに、冤罪については信じてあげる事ができず、五体砕けて落ちていく彼を追って落ちたりはしない(むしろなんで空飛べないのよ?ってなる)
そしてこのシーンがあるのは①の冤罪が原因でしょ?
なんか誘導が雑
これ、ストーリー上のご都合主義ってやつじゃん
これで台無しになった感があるんで勿体無いなとは思う
目は心の窓
人間が機械と違うものは何なのか。
アイデンティティーを持つのは
なんだろう。
すごい映像を楽しみながら
そんな事を考えてました。
実写かCGか余り区別出来ないです。
人間では不可能な動きをしているから
CGだろうというレベル。
だから、
人間らしさってなんだろうと
ぼーと考えてました。
目: 考えている気持ちを相手に伝える。
もちろん、言葉で表現するんだけど
目の動きがないと気持ちは伝わらない。
心臓: 車のエンジンと同じで、
個体の動作のポテンシャルは
ここで決まる。
脳: 創造の源。これさえあれば、
個人の存在が認められる。
創造の力があれば、それは電脳
コンピューターでもいい。
霊体でもいい。
そこに、
人間性のある倫理観が
備わっていれば、
それは
もうひとつの人種かな。
普段考えないそんな迷宮に
誘われる世界感がありました。
次回作が楽しみです。
字幕版のみですが
原作ファンです。
ネタバレになりますので、ご注意下さい。
結論から申しますと、大満足です!!
見事に、限られた時間内に納められてて、感動しました!
最高だったのは、モーターボールの帝王が動きある映像で観れた事ですね!!金色でしたね、配色が!震えました!!
ハンデ無しだったのは、ちょっとだけ残念でしたが笑笑
あとは、アジーが…
後からでしたが、アニメ版を見ました。
なるほどなーって感じでした。
続編、是非完成して欲しいです。
どんな展開になるのか、楽しみです。
CGの映像が綺麗な娯楽映画❗
SFの傑作
素晴らしいCG です。
敵が怖い
サイボーグであるが故の純粋さ
失わずに成長するアリータ
成長し、女性になりゆくアリータを力強く繊細に描いていた中盤から後半が心に刺さった。
この作品は純粋である事のタフさを何度も観客に見せ付け続ける。それを失わずに成長するアリータは非現実的なアイドルだ、しかしある程度冷徹にならなければ生きていけない大人になったからこそ、私達にはアリータの様な損得抜きの純粋な愛、前向きさ、ひたむきさが目指すべき理想だと思わずにいられない。
アリータは私達よりも私達がなりたかった人間だった。
アリータの女優さんの繊細な演技も、彼氏役の俳優さんによる素朴で等身大な、焦る若者としての演技も、その周囲の大人達に扮する俳優陣による、ヒリヒリするような保護者の不安感を上手く出した演技も、全て素晴らしかった。
ちょっと飛鳥ちゃんだな!
アリータのドヤ感が凄い・・・
現実とCGの区別が付かないぐらい、違和感なし
アクションシーンはさすが。
原作は知りませんので、”原作と比べての良い悪い”は判断できませんが、アクションシーンの迫力とスピード感は、いつのまにか体に力が入ってしまうくらい臨場感があって個人的にはそこが一番楽しめました。
それぞれのキャラクターについて言えば、原作のイメージが関わってくるのでしょうが、ん〜ヒューゴとの色恋シーンがなんか共感できずこの設定いるか?(てか体もティーンエイジャーらしい発展途上の筋肉で物足りず、お顔の幼さが男らしさを全く感じさせず、ヒロインが惚れるに値する感じが全くないよな汗)…て思ったりして。
評価をかなり下げてる方の感想のいくつかにキャラ設定の曖昧さが伺えたのですが、その点に関して私もいかばかりか同意できました。
が、原作を知った上で観たらシーンの捉え方や制作側の思惑、キャラクターの心情など違う感想を持つかもしれません。
ともあれ内容を知れば、好き嫌い分かれる、途中眠くなる等様々に評価がわかれる映画かと思うのでレビューはあくまでレビューとしてみておいた方がいいかと。
原作は知らないが楽しめた
日本人ファン待望の映画化らしいが、原作は知らないので特別な思い入れはなく鑑賞。CGの主人公とリアルなキャストが共演するなりのチープさはなくはないが、そこはアバターに代表されるジェームズキャメンロンパワーでかなりカバーされている。
主人公が何やらとてつもない自分の能力と何者なのかに気づき、途方もなく強い相手が何なのかの輪郭が見えるという点でマトリックスやハンガーゲームの第1作を思い出した。
スペクターなど悪役イメージが強すぎるクリストフ・ヴァルツが良い役をやってるのも面白いし、グリーンブックで2度目の助演男優賞を受賞したマハーシャラ・アリが悪の親分にもたまに操られる悪の中間管理職をやってるのもいい感じ(本当にいい俳優)!
体がある(ように見える)のに優秀な体を欲しているノバの狙いはハッキリ言って全く理解できていないし、ザレムに上がる手立ても全くなさそうなので、マトリックスばりにスーパーサイヤ人化する最後となるのかが楽しみです。
全450件中、121~140件目を表示