劇場公開日 2019年2月22日

  • 予告編を見る

「引き込まれる圧倒的迫力。目覚めた少女の孤高な戦い!!」アリータ バトル・エンジェル 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5引き込まれる圧倒的迫力。目覚めた少女の孤高な戦い!!

2019年3月17日
PCから投稿

悲しい

怖い

興奮

【賛否両論チェック】
賛:目を覚ました少女が次第に覚醒していく様が、ド迫力のアクションの数々で彩られ、観ていてハラハラさせられること請け合い。
否:設定そのものはかなり荒唐無稽で、ツッコみどころも多い。意外とグロいシーンが多いのも難点。

 荒廃した世界で助けられたサイボーグの少女が、否応なく戦いの運命に巻き込まれていくうちに、次第にその本当の力に目覚めていくという、言われてみれば確かに日本人好みの判官びいきなストーリーではあります。また、そんな彼女とヒューゴとの切ないロマンスの行方や、謎の男・ノヴァの登場等々、目が離せない要素が満載です。
 アクションも非常にカッコイイです。バーでの演説からの戦闘シーンやモーターボールのレースシーンは、CGを駆使しているとはいえ、まさに圧巻のド迫力なので、一見の価値ありです。
 思いのほかグロいシーンも多いので、苦手な人には向きませんが、新たな息吹を吹き込まれたSFコミックの壮大な世界観を、是非体感してみて下さい。

映画コーディネーター・門倉カド