「アリータに魅了されてしまった」アリータ バトル・エンジェル ジョニーデブさんの映画レビュー(感想・評価)
アリータに魅了されてしまった
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大画面の劇場で見なかったことを大いに後悔している。
「アバター」を見たとき、初めて見る映像美に感動したものだが、この映画でも同じように、映像美に圧倒されてしまった。
特に、この映画ではなんといってもアリータの可愛らしさに尽きる。アニメに出てくるような目が大きくぱっちりしたアリータの顔は、メイキャップなのかCG加工なのか分からないくらい良くできていて(実際はローサ・サラザールの演技をモーションピクチャーで撮影してCG処理)、最初から最後まで画面に釘付けになってしまった。
この映画のように住む世界が2つに分かれているのは、SFではよくある話で、過去の映画では「エリジウム」や「アップ・サイド・ダウン」があったが、はっきり言ってこの映画のストーリー自体はちょっと陳腐だし、好きになった彼との別れも感動するようなものでもなく、そもそも下の世界の人間が憧れる上の世界がどんな所であるのかがほとんど明らかにされてない点は、大いに不満の残るところ。にもかかわらず、最後まで感動の連続で見られたのは、可愛い顔をしたアリータが、次から次へと悪者たちを倒す意外性の爽快感を堪能できたからだ。
それにしても、アリータ役のローサ・サラザールってこんなに可愛かったっけ?
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