「アリータの目に引き込まれ」アリータ バトル・エンジェル bunmei21さんの映画レビュー(感想・評価)
アリータの目に引き込まれ
クリックして本文を読む
原作の『銃夢』は未読。随分前から予告が流れ、ジェームス・キャメロンの新作として、楽しみにしていた1本。
住む世界を二分された、暗い未来の物語。ブレードランナーやトータル・リコールを思い起こす世界観。
サイボーグとして再生されたアリータ。最初は、その目の大きさに違和感を感じましたが、観ている内に、人間以上に人間らしい表情の豊かさで、ヒューゴに思いを寄せる少女の表情から、最強戦士としての怒りの表情まで、喜怒哀楽が見事に表現され、彼女の魅力に引き込まれました。
バトルシーンは、CGをふんだんに盛り込んで、確かに素晴らしいし、凄いと感じましたが、こうしたシーンは見慣れた感は否めなく、あまり驚きはなかったのが正直な感想。
ヒューゴの最後のシーンは、タイタニックでのデカプリオが北の海に沈んでいくシーンと重なって見えたのは、僕だけでしょうか…(笑)
それにしても、さぁ、フィナーレのバトルというところで、エンドロール。多分、続編ができるのだろうけど、キャメロン作品への期待としては、できれば完結してほしかった。
コメントする