ミッドナイト・ランナーのレビュー・感想・評価
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痛快アクション・コメディ
日本テレビでTVドラマ『未満警察 ミッドナイトランナー』としてリメイクされるのだが、リメイクの邦題はセンス良いなと思う。作中、たしかに夜中によく走っているのだが、「真夜中の走者」ではどんな作品だかイメージが湧きにくいし、かなりダークな作風を想起させてしまう。
本作は、扱われる事件はなかなかエグいが、基本的にはカラッとしたアクションコメディだ。警察学校の学生の青年2人が事件を目撃してしまい、動かない警察を尻目に自ら事件を解決する物語だ。まさに警察未満の2人が事件に挑む異色のバディ警察映画だ。頼りない2人が勇気を振り絞り、学校で習った知識と技術を最大限に活かして難事件解決に挑む。慣れない捜査に戸惑いながらも、2人が頼もしく成長していく姿は爽快。まだ正規の警官ではない2人が進退をかけて戦う姿は感動的だ。主役の2人の軽妙なやり取りも魅力的だ。
楽しい作品だった。 警察学校生が偶然目撃した誘拐事件に絡む。 今目...
楽しい作品だった。
警察学校生が偶然目撃した誘拐事件に絡む。
今目の前で起きてる、助けられる事件があるのに、順番とか言ってるのが怖い。病院だけでなく警察でも確かにそんなことがあるのだろう。
そほ矛盾に燃える若者、そこが本作の良さ。
財源ないから定年伸ばして老人を無理矢理働かせるの、やめろ!もっと若者に任せろ、託せ!
強くそう思うオッサンでした(笑)
アイドル映画だけど面白い!
今をときめくパクソジュンとカンハヌルを主役に置いた警察官の卵のストーリー。
どちらがナンパするかジャンケンしている間に彼女は連れ去られた。
警察官の卵に捜査権はないが2人は目の前で犯罪が起きているのを見過ごせない!!
胸が熱くなりました!!
テンポ良く話が進んであっという間にエンディング!
梨泰院クラスからパクソジュンの映画が見たくなり
youtuberの紹介にこちらの映画がありましたので、さっそく視聴しました。
警察、医療それぞれが持つ韓国の闇が上手く絡みあって
それらを主演の2人が打ち破っていく姿が爽快でした。
学生ならではの、抜け感もあって重くなりすぎず、コメディタッチで
終わったあとの素敵な気持ちの余韻がしばらく続きました。
警察学校の入学の散髪シーンで梨泰院のスンゴン役の
俳優さんも出てきます(^^)
さらっとした警察の映画
どうしても警察ものとなると一つの事件を扱うことになると思うが、そうなるとドラマ見てるんだっけ?ってなってしまうから警察ものの映画というのは難しいんだなと感じた。
この映画は警察学生の様子も描いているから成長や大人になって行く様子、警察としての心構えなどあらゆる変化を感じ取ることはできるが、どうしてもドラマでもよくない?って感じてしまうのは警察ものが故だと思う。
さらっとしたあまりドロドロと汚い感じではない見やすい警察の映画でした。
見事な娯楽作
コミカルな雰囲気ではじまりますが、事件へ入りこんでいくほどに、シビアな景色が見えてきます。
韓国映画の真骨頂だと思いました。
アクションや犯罪者、少女たちの痛ましさはナホンジンのようにシリアス、コメディとノワールで緩急しながら、熱い高揚が込み上げてくる、みごとな娯楽作品でした。
ところで、すぐれた韓国映画を見ると「なんで韓国映画はこんなに面白いのだろうか。それにひきかえわが国の映画はなんであんなにつまんないんだろうか」と、(いつもながら)意味もなく比較して思ってしまいます。
なんていうか、人のみっともなさをばかにしない。
この映画では、警察学校の新米の、熱意あふれる、だけど青くさい人物像を、活写しているわけですが、その未成熟を嘲弄しません。
うまく言いあらわせない、かもしれませんが──、
たとえば日本映画/ドラマであれば、こういったダサい青年像を、まさしくダサく、あるあるの空気感と身につまされるような皮肉を込めて、描くのであって、そのスタンスが、まるで異なる──気がします。
なぜ、日本映画/ドラマが、人のみっともなさを笑いものにするのか──。
個人的な見解ですが、日本映画/ドラマが、所謂あるある的なことや、人物像を通じて「おまえのことだ」風の描写を欠かさないのは、作品そのものへの批判を回避するためだと思います。
つまり、映画/ドラマに、まさにわたし/あなたのような人物がいるのなら、人は見透かされている気分になってしまい、おいそれと、その映画/ドラマを批判できなくなる──わけです。構造わかります──でしょうか。
たとえば、女性を口説こうとしていて、大きいアドバンテージを得ることができる得意点か特典を、披露したとします。
ところが、その女性から「よくいますよ、そういうひと」と、まったく意に介されず牽制されてしまったら、消沈してしまう──はずです。
それは、うまいたとえ──とは言えませんが、日本映画/ドラマも、辛辣な批評を回避するために、よくいるひとを描くのです。よくいるひとが描かれてしまうと、またそのキャラクターにじぶんが合致してしまうと、作品そのものを批判する意欲が削がれてしまう──のです。これは効果的な牽制です。
しかし、知ってのとおり、人のあるある/ありがちな行動/言動をとらえて、それを指摘することは、だれにでもできることです。やらないだけで。
だれにでもできることをやっているのに、それが効果的な牽制となっているので、しょぼい作品でも孤高のポジショニングができる──というわけです。
ところで日本映画が、つねにそんな「あるある」や暴力などの威圧で、批評を牽制をするのは、基本的に「ばかな人が見る」と考えているから──ではないでしょうか。ほかの理由が思いつかないのです。
しばしばひどい映画を見て「ばかにするな」ということばが使われますが、まったく妥当な応答語だということが、わかります。
が、つくっているひとがばかなばあい、これは馬の耳に念仏/蛙の面に水/石に灸です。
きょうび「りこうぶるな」のほうが、妥当な応答語となり得る可能性が高い、かと思います。
未満であるが故の面白さ
警察大学の学生2人が、夜ナンパしようとした見知らぬ女性が目の前で拉致されて事件に首を突っ込む話。
日テレでやっているドラマの原作がこれなのね💦
日テレドラマ観てないけど、日本で「未満警察」と付けた意味が分かりました。😅
女性の失踪事件は7時間以内に結果が決まってしまう(統計)らしく、その教えを元に別事件で忙しい警察官の代わりに2人のみで行動。
調査する姿は何とも警察官の卵(基本に忠実)らしく、未熟らしさ(時には大胆)も加えて、そこをこの映画の面白さにしようとしているのかなと思えましたし。
主人公2人の考えがうまくハマり過ぎて、事件解決まで一本道な所は映画ならでは。
2人が強すぎるのはちょい疑問😅
しっかりとした女性事件ながら、シンプルに若者行動を映す映画。若さを感じる映画でした。
吹き替えで観た方が面白く感じます。
すっきり!
カン・ハヌル&パク・ソジュン
今や韓国を代表する若手イケメン俳優が、おもいっきり
暴れてくれてます。
さすが韓国俳優!の万歳したくなるくらい鍛え上げた肉体美を惜しみなく披露したり、カッコ良いアクションシーンや、母性をくすぐるイケメンの可愛い部分だったりとか。やっぱり韓国映画は面白い。
もちろん、生々しい暴力シーンもございます。
展開がわりとポンポンと進むのですが、最後に敵地へ向かうまでの時間が、ものすごーく、早くしてくれー!と言いたくなるくらい長くて。。。まぁその間、筋肉見せられてるので上手いことやるなぁと思いましたが、とにかくハラハラというより、はよせーっ!が勝ってしまった。
警察組織のルールというか、手順が描かれていましたがこれは何処も同じでしょうね。人の命をなんやと思ってるのでしょうか?と問いただしたくなりますが、まぁ、教官が言わんとしていることも分かるし。
でも、未来を背負う警察大の学生がとても素敵に描かれていて、最後はスカッとさせてくれたので、ok!
ハヌルくんもソジュンくんも、とても良かったです。
イケメンということだけでなく、確かな演技力をもったお二人のバディが見られて楽しめました。
また、違う関係の役で共演してもらいたいです(*^o^*)
面白い!
妻か大好きなパクソジュン。
軽いコメディだろ!と馬鹿にしながら観たら面白かった。
確かに軽いコメディなんだけど、
その軽さが本気になった時の2人の格好よさを引き立たせ
たし、
何より2人の関係性が健やかで楽しかった。
コメディと本気のバランスも良かった。
ただ敵の犯罪がエグ過ぎて、韓国と言う国に震えている。
警察学校の生徒、と言う設定も効いてて、
そこに犯罪があるのに、手順だなんだと動かない警察、
警察だと言っても警察手帳を持ってなくてボコられる。
習ったことが犯人逮捕に生きて来る。など、
唸る所も多々あった。
やはり男は2人組が一番映える。
笑えてスッキリ出来る映画が観たい人にオススメの1本。
教科書の様な映画
ここにおける教科書の表現は、映画の教科書の様な!との意味合いではなく道徳の授業の様なの意味です。
まず映画としては、笑いどころもあって見やすいです。
敵の溜まり場に進入したの時の携帯電話のくだりは、笑ってしまいました。
アクションシーンは派手では無いが、そこがとても良いです。主人公達は、ベテランではなくてあくまで素人に毛が生えた程度。その中で、ただ頑張る。与えられた知識と道具で乗り切る。その結果、痛い目にもあう。このリアリティが、とても共感を得ました。
そして人して。自分は、自分が気づいた事に対して何か役立つことが出来ないか一生懸命考える主人公2人の姿勢に涙がでました。
半人前だから出来ることが出来なかったり、身分証明が無いから話を聞いて貰えなかったり。肩書きに左右される場面ばかりなのですが、自分の仕事に置き換えると多分にその様なことは多分に有る訳です。
それでも、二人はちゃんとやるべきことをやっていて。
やはり、特訓シーンはアガりました。ただ、強くなるためではなくて、理由があって目的がある。次の機会に備えて準備をしている。途中の特訓シーンで主人公二人は黙々と鍛えますが、他の学生はただの日常をこなしている。
この様なシーンを観るだけで(若者ががんばっているだけで)涙が頬をつたわります。
最後にミッドナイトランナーの題名に関する解釈が好きで。
深夜中二人は街を駆け回ります。それが題名なのだと思っていましたが、先生のラストの言葉。
自分の解釈は、ミッドナイトに走る人ではなく、昼夜構わずに走れる人、または走ろうとする人の話なのかなと思いました。
これは、24時間戦えますか?との意味合いではなくて、自分が出来る可能性を信じることなのだと考えます。
自分にとって初心に戻れながらも、これからの人生に必要なひとつの何かを貰えた気がした映画でした。
頭からっぽで観られます
パク・ソジュンとカン・ハヌル見たさに鑑賞。
ミッドナイト・ランナーの名の通り、誘拐された女の子を助けるため全力疾走します。
内容的にはありがちなストーリーだと思いましたが主役二人がとにかくカッコよく、かつ三枚目な部分もうまく演じているので楽しめました。
コメディとアクションのバランスが良くテンポよく進みます。
それにしても…
実際は分かりませんが映画やドラマの中での韓国警察って全然まともに捜査しないですよね、そこのところがいつも気になってしまいます。
カン・ハヌル、最近大好きなのですが作品によって印象が全然違ういい俳優だなぁと改めて思いました。
他の作品も観てみたいなと思わせる役者さんですね。
パク・ソジュンももちろん素敵でしたよ〜
見所満載、警察学校物
ポリスアカデミーとか風味の鉄板な物語、
ポリスストーリーから目玉のジャッキーチェンを除した風とも、
一人ではそこまででもないが二人合わさり大きな力と成り、
仲間はそこまで深入りしてこないとこは韓国らしいかな、
楽しく格好良いアクション映画でした( ^ω^)
韓国版『ポリス・アカデミー』か!
裏山のマラソンで一時間以内に戻ってきたら学校の入学許可がもらえるという場面、ケガしたヒヨルをおぶって遅れてゴールしたギジュン。それがきっかけとなり仲良くなり、どこへ行くのも一緒。ヒヨルの実家が焼き肉店だったことが大きなきっかけとも言えるが・・・
そんな彼らに誘拐事件目撃という試練が待っていた。犯人たちのアジトまではわかったが、逆に拘束され命からがら逃げだすものの、成人女性が殺されるというクリティカル・リミット7時間を超えてしまった。ヤン教授(ソン・ドニル)に連絡するも、広域捜査隊が動かせるのは2週間かかるという。そこで思いついたのが自分たちで犯人グループの車を見つけることだった。
かなりコミカルな2人だったが、事件の方はシリアスなもの。誘拐グループは家出少女を中心に拉致し、卵子採取して産婦人科病院に闇で売りさばくとうおぞましい奴らだ。しかも使い物にならなくなったら臓器売買に移行するとか・・・キャー。
ヤン教授といい、セクシーなメドゥーサ先輩とかのキャラを見ると、どうしても『ポリス・アカデミー』(1984)を思い出す。続編も期待させるようなテロップもあるし、徐々につまらなくならないように頑張ってもらいたい。
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