アリー スター誕生のレビュー・感想・評価
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LADY GAGAの歌唱力
ブラッドリークーパー大好き♡
ガガもヒルズで見たこともあり、好きだし歌上手いと思っているし、見てみたかった作品。
ガガの歌と、ブラッドリークーパーを大画面で堪能する2時間。ストーリーに関してはそういう話だから特に感想もなし。
アリーが初めてステージに上がるシーンは高揚感もあってすごく良かった。胸が熱くなった。ちょっとダラダラするシーンもあったけど、小難しいことを求めなければ、楽しめます。
不本意で我慢するところもありつつもスターに登って行くアリー。業界を体感しているからこそ良いところが変わって欲しくない、自分は耳が聞こえなくなってしまうかもしれない恐怖を薬とお酒で紛らわして悪循環から抜け出せないジャック。それでお互いの気持ちを尊重して思い合えるところは見ていて気分が良かった。
S N L大好き。アレックボールドウィンも大好き。
ヒーローズのあの人も出てたし、ちょろちょろ知ってる人が出ていたなぁ。
とにかくブラッドリーは素敵だったし、目の演技が良い!
ラストに泣かされた
重厚なラブストーリー
#ガガ泣き やら安いキャッチコピーが付けられていますが、
本作はアカデミー作品賞、主演女優賞、主演男優賞、主題歌賞最有力候補と言われており、実際には私は全て受賞してもおかしくないほどの素晴らしい作品だと思います。正直私はナメていました。観てよかったです。
元々クリント・イーストウッドが監督する予定だったが、彼の後継者とも言われているブラッドリー・クーパー君が主演・監督・製作・脚本を務め、初監督作として華々しくデビューしました。2人の毛穴が映るほど極端に近寄ったカメラワークで、2人以外がピンぼけしています。あんなに広いスーパーマーケットにも2人しか客はいません。ライブシーンでも2人だけを映すショットがメインになります。
徹底して2人だけを本当に愛おしく、艶めかしく、そして切なく撮っています。
2人だけの世界なんです。主題歌「Shallow」のように浅せから深みへ2人で落ちていくんです。
「メッセージ」、「ブレードランナー 2049」のドゥニ・ヴィルヌーブ監督がThe Riverの記事で、現代において優れた説得力のあるラブストーリーを作ることの難しさを語った上で、本作は本物だ。と絶賛しています。
ハリウッドラブストーリーとしては王道中の王道脚本で、ララランドも似たような話だったので展開はお馴染みですが、先程取り上げた攻めた撮影手法や決定的なショット・印象に残るシーンがいくつもある。物語の重要な場面での構図の作り方も的確だ。今年最後に素晴らしい作品に出会えた。
0.5はガガの歌唱力に敬意を表しておまけ
星の数はビミョー。レビューも真っ二つの評価。
ガガの曲はデビュー当時からよく聴いていたし、性格も好きだし、自分はきっと感動する側だと思っていたけど、途中で寝てしまって、大事な場面を逃した自分にとっては、残念ながら酷評側寄りになってしまいました。ボヘラは5時間でも観たいと思ったけど、こっちはあまりに話が進まないので退屈しました。
ガガの容姿がいいと批判していた人もいましたが、実際ガガはオーディションでも顔が悪いと言われ、顔が注目されないように、生肉ファッションとか、真っ黒バルーンなど、あれだけ個性的な衣装でごまかしていたそうです。デビュー当時は下ぶくれのウルトラマン?みたいな個性的な顔立ちでしたから、ストーリーは割とすんなり入ってきました。
ただ、ブラッドリーがあまりにオッさんくさい!もうちょっと最初はさっぱりしてたほうが、落ちぶれた時と対比しやすかったのではないでしょうか。年の差を感じて、そんなにパッと恋に落ちるもんかなとも思ったし、大スター設定の割に持ち歌が地味(笑)。
マルーン5のボーカル、アダム・レビーンとキーラ・ナイトレイ主演の「はじまりのうた」の結末の方がやっぱり好きだなあ…。
ガガ様は素晴らしいのだが何かが足りない
「あのレディー・ガガ初主演」「歌唱力は十分として演技力は?」的な雑念が混じっての鑑賞となってしまい、シンプルに楽曲と物語を味わえなかったなぁ・・・と反省。
批評家の高評価も「名作のリメイクに挑戦したレディー・ガガは合格点をとれるか」みたいな観点から採点して、「OK、素晴らしい」って流れなんじゃないかと、余計なことを考えてしまった。
そもそも何度もリメイクされている作品ですから、ツボを押さえた感動的な作りですし、大はずれせず楽しめます。
ラストで大泣きする人は多いはず。
しかし観終わった後「何かが足りない」気がするのは、今の時代にガガ様が演じるからこそ、1937年の当初公開時のストーリー(=いささか古典的)に現代的な捻りを加えるとか、彼女らしい(=フォークソングではない)パフォーマンスを打ち出すといった新しさが欲しかったのかも。
無理矢理マンガ「ガラスの仮面」の登場人物で例えれば、姫川亜弓さん主演で完成度の高いものを観させていただきましたが、個人的には北島マヤさんが演じたときの予想外の驚きを期待していました、ってことになるのかな?
ラストの歌だけで泣ける
思ったより恋愛映画
前の「スター誕生」は全く観ておらず、イメージとして、もっと「歌手志望の女の子が努力の結果スターダムを上がっていく話」かと思ったら、どちらか言うと、彼女を発見した人気歌手との関係と彼の苦しみに焦点が合っていた。
大物人気アーチストは、割と簡単に彼女を気に入ってしまい、割と簡単に彼女に注目が集まる。彼女がトップスターになっても彼と彼女の師弟愛と愛情関係は変わらなかったが、時代は彼から離れていき、アルコール依存症になり、彼の一切のマネージメントをしてくれていた実兄も離れて行ってしまう。グラミー賞授賞式であんなことがあったら、そりゃ世間は大騒ぎだろうさ。
「ハングオーバー!」3部作のイメージはすっかり払拭できたブラッドリー・クーパー、監督や音楽の才能もあるのね。
レディ・ガガって、こんな顔だったのね。裸を見ると、これに生肉を貼り付けていたんだなーって思ってしまったが、素人の頃の初々しさや、トップに昇り詰めてからの演技も不自然さが全くなく、良かった。
後から来る思い。
どっかの誰かが言っていたが,この作品のリメイクは4回目?なんだぁ~
翻訳も含めて
スターのサクセスストーリーではない。
前情報もなしに鑑賞しました。
なんとなく、題名的にレディーガガ役の人のサクセスストーリーかな、と思って軽い気持ちで見に行ったのですが。
全く違いました。
そんな軽いものではなかったです。
病気のおそろしさというか。
過去のトラウマというか。
あんなに才能で溢れている人でも心の病気になるんですよね。
そうなるなら出会わなければよかったのか、とアリーが思ってしまう遺された気持ちも分かるし。
ジャックのどうしようもなく逃げられないその気持ちもわかる。
けど、2人が出会って2人の人生は本当に豊かになったのだろうと。
そこはアリーとジャック自身が一番感じていることなんだろうな。
もちろん音楽、歌声はこの映画の1つの大きなキーにはなっていますが、一番伝えたいところはそこではないんだな、と思いました。
じゃあなにが残ったって言葉で表現できる語彙力を持ち合わせていませんが…。
気軽に、絶対見た方がいいよ!と言える映画ではないなぁ。
良い意味でも悲しい意味でも?心に刻まれた映画でした。
変わる女性、変われない男性
スタア誕生 4度目のリメイク。
当初はアリー役にビヨンセ、監督にクリント・イーストウッドなどさまざまな企画が立ち
蓋を開けると今回のような配役に。
まず驚くのはレディー・ガガの演技力。
一歌手があそこまで魅せるとはハリウッド俳優の
才能の豊富さに驚き。
今作の為に殆どの曲を彼女が書き下ろししており、
生肉ドレスやまぶたに目を描いたような出で立ちの
レディーガガ像は全くない。
そして初監督で兼主演のブラッドリー・クーパーの
どうしようもない親父っぷりも見所。
アリーが成功するための後押しをしたのが
彼なのに、その後の展開に納得できずにいる心境は
恋に落ちた彼女が変化する様を認められず、
いつまでも恋に落ちたその日の心のまま
止まってる男の悲しいサガのようだった。
愛する人を見つけたら1秒でも長く側にいる事の
大切さを学べる素晴らしい作品でした。
ブラッドリー・クーパーのカントリーロックが素敵
ガガ歌い詰め
圧倒的なガガガガガ
ストーリーは、ありきたりっちゃーありきたりですし、想定内っちゃー想定内ですが、やっぱりガガガガガ様の圧倒的な歌唱力の前ではふれ伏すしか無いのです!
しかし、アルコール治療で鬱になってる人間にダメ押しの言葉を投げるあのマネージャー、許せん!
ガガガガガ
ガガ一色。
俺的に1番盛り上がったのは初めて「シャロウ」を歌ったシーンだった。
そこからは絵に描いたようなアメリカンドリームが展開される。
あ、ラストの曲も良かったかな。
でも、アレはクーパーの生歌にやられた感じだった。最後のサビを彼の生歌で聞かせた編集は凄く凄く好きだ。
監督クーパーの徹底ぶりが際立つ印象だった。レディファーストならぬガガファースト。演出も脚本も、自身の役でさえも献身的にガガに尽くしていたように思える。
スポットライトが当たる彼女の影から出るような事はなかった。
んだけど…光が強い程、影は際立つ。
その逆で影が濃い程、光は強く輝くかといえばそうはならないみたいで、影の輪郭は影自身の力によってドンドン強くなっていった。
主役を食うのとはまた違う。
なんて言えばいいのか分からんのだけど、クーパーはきっとアレを相手が誰であっても出来るような感じで、ガガはクーパーだったからアレが出来たような感じに思う。
脚本としては凡庸な感じはするし、クイーン程、心を打ち抜かれた感じはしない。
ただ、アイドルとアーティストは全く違うカテゴリーなんだなと痛感した。
今日聞いた曲の全ては芸術だと感じられた。
同時にそのアイドル達が席巻してる我国に、ある種の終末を感じる。
…インスタント感が否めない。
けどまあ、古いものは淘汰され新しいものだけで回っていく世界を思えば、ただの戯言にも過ぎんのだろう。
その世界がどんな世界であれ、そこに生きている多数の人達がチョイスしたモノなのだから。
そんな事を思えば、監督クーパーの仕事は、自分の本分を頑なに変えなかったようにも思えた。
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